ニコニコ大百科

ミステリ作家も生き残りをかけて必死なんだよ、ラノベ的な仮面をかぶっても
本質の謎が面白ければいいんだ
開かずの扉研究会は良く読んだし「名探偵はもういない」には驚かされたし
新本格もどきには笑ったけど、
霧舎学園はなんだかなじまなかったなあ。

今東野さんが名探偵の掟やったら、ラノベ調の学園ミステリをパロったりするんだろうか。

>>58
ホームズからしてそうだしな

ミステリーって、結構、変人超人探偵と愉快な仲間達の様式美物ってイメージがある
というか、そう言う感じが好き

ミステリーとサスペンス、両方の記事読んだけど結局厳密な定義がよくわからない

例えばハリーポッター、浦沢直樹作品はそれぞれどういう分類になるんだろう

>>64
「分類」なんて無粋なことしないで
ミステリ要素とかサスペンス要素とか呼んで
「ハリポタにはどっちの要素もあるんじゃね」でFAにしたらいいんじゃね

>>65
わかりやすい考えで納得
ありがとう

>>lv244247502

>>ch2615335

>>64
どこのツタヤもそうかは知らんがハリポタはSFの棚にあったよ

黒々とした雰囲気の館で、血みどり色の殺人が行われる
奇抜なトリック、奇怪な住人
そして、精神異常者のような探偵が推理を披露する。

時代錯誤なのは分かっているが、やはりそういうものがミステリだ。

ミステリー関連の動画投稿者の欄に『ＮＯＨ』さんの追加をお願いします。
『超幻想郷級のダンガンロンパ』という、「ダンガンロンパ」を題材に作られた東方二次創作の創作論破動画作品を上げてる人です。
ニコスクリプトを利用した、ゲーム性の高さが特徴で、読者への挑戦も行ってます。現在第一章の謎解き終了（完全正答率２％弱？）、第二章進行中につき今からでも挑戦可能。

「創作論破」の創作者は、他にも『黒野鉛筆』さんも第一章終了まで作ってますけど（なんとボイス入りで！）、百科事典が作られてるのは作品名の『ダンガンロンパTheAfter（通称ＤＲＴＡ）』だけですから、名前は載せられないのかな？

フリゲーのほうが多い印象があるな

しかし「推理」だけを売りにするミステリ小説ってのは、もう難しいんじゃないかな、トリックに関してもシンプルかつ斬新なトリックなんて今では難しいし、そこに飽きちゃうとどんな作品でもただ殺されるために存在するキャラクター、ただ殺すために存在するキャラクターっていう記号しか残らなくなる

だからこそキャラクター性や推理以外のシナリオにも重きを置いた、ライトノベルやゲームなんかのジャンルとの融合が相性良いんだろうね

でもライトノベルやゲームって、壁本率が高くて結構リスキー
ミステリの定義が自分と作者や出版社で違った時のガッカリ感たるや

美女（美少女）主人公、一般的でない職業、日常の謎、といううたい文句で、勝手に覆面作家シリーズのクオリティを要求したこちらが悪いのかも知れないが

ラノベのミステリーには、せっかくだからファンタジーミステリやＳＦミステリを頑張って欲しい
ライトノベルの人ってあの編が得意分野なんだし

○○と××は実は兄弟だったんだ！！
な、なんだってー！！


ラノベの味付け程度ならこれで十分

横スカ事変て本当にあったのかなぁ？あったとして本人に訴える気無かったていう事なんじゃないですか？

>>72
割と、それが原点というか、ミステリーが万人受けした理由でもあるんだよな
シャーロック・ホームズとか、正に、キャラ物であり、冒険譚だもの
探偵物って「〇〇（主人公名）シリーズ」って多いし

トリックが凄過ぎると、探偵役までもが事件を解決するヒーローじゃなく
ストーリー上のギミックとして組み込まれて、真相が判明すると
衝撃を味わうのを代償に、一発ネタ（良く言えば、完成しちゃった一つの作品）として終わるからんぁ

面白いミステリの大多数はそもそもミステリの定義を変えてしまう
面白いと思うかインチキと思うかは、個人差が大きい

個人的には推理こそがミステリの核だという考え方自体が幻想のような気がする。
もちろん推理なしにミステリと呼ぶのは無理があるとは思うけど、あくまで小説・物語に構造を持たせるための方法論だよね。つまりある種の調味料を使うものをミステリと呼ぶけど、調味料だけ食べて嬉しいわけじゃないという。ちょっとぐらいそういうのがあってもいいけど、それはあくまでキワモノだと思う。

魅力ある謎とその解明が核だよ　　　　モグモグ

心理トリックは納得いくのが多いけど、物理トリックは現実には無理じゃね？と思ってしまう場合が多い。特に探偵ものは警察が本気で最新の科学捜査すれば、証拠品は名探偵を待つまでもなくすぐ見つかりそうな気がする。

それな
警察は無能。自体がミステリーの舞台装置なんだ。そうせざるを得ないんだよね
だからこそ、絶界の孤島だの、辺鄙な山奥の村だのが好まれたりもする

科学の発展はミステリの発展に寄与しなかった

とまで言っていいのかどうか、ともあれ、現代を舞台にすると
幾つもの事件が瞬殺されちゃうんだよね。
だからって、警察は無能って舞台装置を多用されると現実感がなくなるからいかんともしがたい。

それを回避するために、嵐の山荘以外にも色々作者が頭捻ってるよね。

・科学捜査の結果が出る前にスピード解決
・警察が意図的に真面目に捜査してない、証拠を隠ぺい
・警察は捜査してるがその内情が明かされない（探偵が未成年、犯罪者等）
・作品の舞台が過去、ないし未開の海外、または異世界
・すでに終わった過去の事件を再捜査
・そもそも警察が捜査しない日常の謎系

あとなんかあるかしら

なくなるも何も基本的に本格に現実感は最初からない
リアリティを重視したミステリーは社会派の様にトリックにはさほどこだわらない

最近の作家だと森川智喜は悪くないかな
やっぱりSFやミステリは東大よりも早稲田や京大が強い感じ
笠井潔が萌え豚になってしまい悲しい今日このごろです

笠井センセイが以前本格推理のスピリッツを理解するには最低１００冊読めと言っていたんだけどそれを聞いてふざけるな読めるわけがないだろうと切れた自称読書好きがいたんですね
１００冊程度で切れるなんて読書好きアピールしたいだけの人なんだろうねSFなんて１０００冊読めと言われるのに
理解できているのかイタロ・カルヴィーノなどの背表紙を周りにやたら見せつけていたのを思い出します
読書好きの人はカバーやKindleなどで見えなくしている人が多いですね
話を聞くと対して読書好きでもない自分の１００分の１も読んでいなかったのでどこが読書好きだよと思ったものです

社会派ミステリーにも飽きて事件ノンフィクションを読むようになった
それで思ったのは「ミステリの警察は無能だけど現実の警察は有能」っていうのも所詮フィクションでしかないんだなってこと

しかしなんでミステリーって人が殺される→犯人を推理って流れが主流になったんだろうな
やっぱ他の謎だとどうしても解かなきゃいけないって緊張感がないからかな

・警察がいると有能すぎるから無能力化しなきゃ
を略すと
・警察は無能
になります

>>88
まあ、人を殺さない日常生活の謎を解くミステリも氷菓あたりから始まって
食傷する程やられているけどな