ニコニコ大百科

そうそう何も間違った行動はしてない、だからこそあのエンドはキツイ
まったくもって現実は非情である
主人公の行動も序盤で外に出ていったおばさんの行動も両方間違ってはなかった
けど今回はおばさんのやったことがたまたま功を奏した、そういうことなんだろうな
人生何が正解かなんてわからないし

>>57
そこら辺あやふやだったけど結局そういうことなんだろうかね
霧と怪物が出てくるゲートはキングの他の小説にも出てきたとかいうコメを見た気がするが
それを読めば何かわかるんだろうか…

モンスターとか出てくるものとは思ってなかったから
出てきた瞬間すごく嬉しくなちゃった

なんかいろいろと酷評らしいね
個人的には面白かったしいい映画なんだけどな
ﾗｽﾄで人を選ぶんだろうな

>>57
話を聞いている限りだと米軍の秘密計画の失敗による人災なんだけど、
実際はどれも噂止まりだし序盤の弁護士との会話を聞く限りエリア51並の与太って感じ

むしろあの噂は軍の介入を困難と思わせるためのイベント、引っ掛けってイメージが強い
宗教蔓延るスーパーから軍人が追い出されたのもそういう意図がありそう

>>63
ニコ百TOPの最新の書き込み一覧から記事があること自体知らないで過去ログも見ずに書き込んでるけど
俺は酷評なんて一度も見聞きしたことないわ

キング原作の映像化作品の中でもかなり上位の面白い映画だと思うけどな
キング本人が「あのオチを思い付いていたらそうした」って悔しがるくらいだし

絶賛と酷評と真っ二つに分かれる感じ。「酷評は聞いたことない」てのは、あんまり他の人の感想見てないだけじゃねえの。
まー、酷評してる人の意見て「バッドエンドにするのは監督の技量が低いから」とかの相手にする必要もないダメ感想多いけどね。

賛否はともかく強烈な印象残す映画だったのは間違いないと思うわ

一番印象深かったのは、集団心理の恐ろしさだな



狂気は個人にあっては稀有なことである。

しかし、集団・党派・民族・時代にあっては通例である。　


By ニーチェ

むしろこの映画はこのバッドエンドがなけりゃ凡作で終わってたろ
映画はハッピーエンドにせにゃやならんわけでもあるまいし...
宗教おばさんいい演技してたわー

ついさっき見終わりました。噂に劣らぬエグい結末でしたね泣
人間の強さと弱さ、そしてそれらを容易に飛び越えて行く現実の非情さを感じずにはいられなかったです。震災の事も思い出させました、あの状況で生死を分けたのは、行動ではなく単なる偶然でしかないのかもしれません。劇中で神にすがりたくなる人の気持ち、よく分かりました。

傑作でありクソストーリーである映画だわ。
前評判としてサイレントヒルの元になったって聞いててワクワクして見て、
おばさんの狂気や洗脳された人間に怖えって思ったり、主人公を応援したり。
とても楽しく見たよ。うん。最後のあの瞬間を見るまでは。
普通に全滅エンドなら「こういう結末かー」とまあよくあるホラー映画に対する感想だけで済んだんだよ。
あの瞬間を見てからの「おぉ…うおお…うわあああああああ」って気持ちったらねえわ。
ただの映画で、創作物のはずなのに本気で凹んだ。まさに絶望。
こんな思いをさせてやがる映画は後にも先にもこれだけだと思うよ。

これは本当に名作。
理由は上のコメでもみんなが言う通り。
ただ霧とモンスターが出てきた理由のちゃんとした解説がほしかったが、映画の尺もあるから叶わなかったな。

カメラマンが追う人物を間違えた映画という評価には感心してしまった…

単純に質で言えば傑作レベルなんだろこれ?作品の方向性が唯一無二なほど糞なだけで。
そこら辺切り分けないで評価すると伝わりづらくなるよ。

悪趣味なのは確かだと思う

最後の主人公の決断はやっぱ息子の言葉が強く響いたからだったんだろうな
あの言葉がなければまだ餓死するギリギリまで踏ん張ってみよう的な選択肢を選んだかも知れん

評判は聞いてたけど今日やっと見られて満足したわ

>>73
その評価を見てないから見当違いかもしれないけど
彼はまさに逆主人公補正と呼べるような不幸の神に憑かれてるみたいで
自分は彼以外に主人公はいないと思ったよ

主人公は確かに彼（デヴィット）だったんだろう
ただ「主人公の決断だからといって、それが常に正しいとは限らない」わけで……
逆主人公補正という表現は言いえて妙だと思う

話題になるのはラストばかりなんでそういう映画かと思ったら
全編通してグログロ絶望だらけの悪夢的映画
Sキングって良くも悪くもお上品つーか正直舐めてたから酷い目に遭った

クトゥルフ若干入ってるよね

モンスターはダークタワー系列だね

視聴者の評価があっちゃこっちゃに行ってるあたりまさしく霧な映画だ

「何だ、この凄まじいエンディングは…こんなの普通じゃ考えられない！」（ミストさん）

物語の畳み方に本気でキレている人もいれば、
ここまでやられるともはや清々しい、と感じる人もいるだろうからね

荒木飛呂彦「その正体を想像することしかできない霧に包まれて恐怖は増幅し、それが人間の心の闇をさらに広げていく。あるいは霧と人間の心理とが不可視の闇として描かれていると解釈することもできます。『ミスト』というのはそれほど置こうが深い名作さと言っておきましょう。」

荒木飛呂彦先生大絶賛してたから見たけど鬱すぎやわ
セブンと並ぶ世紀のバッドエンド映画やな…名作なんやけど

これ、友人と二人で見たんだけど反応は互いに全く違うものだったなぁ。

クライマックスの主人公が他の４人を銃殺する場面で友人の
「え？何で殺した？」
という反応に対して自分は
「もうこれ詰みだろ…こうなるのも仕方ない」
と返した。友人は
「でもなぁ…」
と腑に落ちない様子だった。
そして例のシーンが来ると友人は
「ははは、それ見たことか」
とけらけら笑うのに対して自分は無言で涙ぐんでいた。

この映画に対する友人の評価は微妙な作品で自分の評価は忘れられない名作という感じ。

修造がいればこんなことには･･･

>>85
誰かと観ていると入り込めない人はいる
ましてや家でDVDとかだと意識が散るのもわかるなぁ

ラストの何が悲惨かって、軍隊が主人公たちが逃げてきた方向から来たこと。全力で救援から遠ざかってた。スーパーにとどまってたら普通に助かってたのに。登場人物全員が全力で不正解を積み重ねていった結果・・・

これのそりゃねーだろ感はジャイアントロボを彷彿とさせる

あまりにもバッドエンド過ぎて憂鬱さよりも、逆に清々しさを感じてしまう不思議