ニコニコ大百科

>>87
万が一ウス側が自分たちの立場に疑問を持って反乱でも起こそうものならピンチになるのはズン類だよな。
普通に会話ができる、自分たちと同程度の知能を持つ生き物を家畜化するってズン類にとっても結構リスキー。

逆の立場になって考えたら面白いな

逆に地球に彼らが不時着して
「なんでこの星の人類は知能を持たない生命体を食べているんだ！」
「言葉も話せない動物を一方的に殺すなんて野蛮すぎる！」
「やめろよ卑怯者！」

我々の常識は別の星では非常識である可能性もある
もしそういった宇宙人と遭遇したとき人類は彼らを受け入れられるのだろうかね

しかし、ウス年だからって新年早々ミノタウロスの皿を
無料公開だなんて味な・・・ではなかった破廉恥な真似してくれるなぁ
（みんなこの漫画を読んでかんどうしてくれたようだ
やっぱり名作は語り継がれないとね）

>>90
でもやっぱりそういう文化相対主義的な限度というものがあると思うけどなぁ…
「人間が奴隷扱いされる社会」「子供への虐待が正当化される社会」「一部の人が不当な生まれによる差別を受け続ける社会」とか、その文明の中では正当なんだから干渉すべきではないと言われても、到底納得できないような場合が考えられる
我々にも相手の理解が必要とはいえ、相手にも我々の理解が必要だし、再考させる機会を設けるべきだろう
下手をすれば、「我々は日本社会から離脱する！」と宣言するカルト集団みたいなものにさえおかしいと言えなくなってしまう

>>91
でもさ、うちらの世界でも犬や猫、話せたらいい鳴き声翻訳してほしいと願ってる人結構いてさ・・・
家畜自体も健康状態とか分かれば
いろいろ手間省けるんだろうなあと思うことも

多分漫画のあの星　そういう品種改良もしててさ
攻撃的な種は淘汰されてるし、
リスクになることは排除されててミノアの言動は「血統」によって制御されてるのかもなあ
うちらの世界的には血統書付き犬がオオカミに戻ると困るぐらいなのかもしれない

>>94
女子割礼や誘拐婚なんかはそのへんの狭間にある問題だな。文化ではあるが、忌避すべきものとされてる。
だからまあ、不干渉を貫いてよいかどうかの一つの基準は「当事者間での同意があるかどうか」だと思う。

その点でズン類とウスがどっちも制度変更に積極的でないこの世界は、なかなか難しい。

>>96
同意が重要と言っても、既に指摘してる通りだけど、真っ当な同意のために必要な自由意志をズン類が品種改良で奪っている可能性があるんだが
例えば子供の頃から歪んだ教義を教え込まされ続けた子供が、カルト宗教を信仰することに同意したからと言って、それは本当に同意があったことになるか？

ことばは通じるのに話が通じないという……、これは奇妙な恐ろしさだった。

ってこの漫画だったんだ

歪んでいるかどうかを我々の文化で決めつけてよいのか

>>97
>例えば子供の頃から歪んだ教義を教え込まされ続けた子供が、カルト宗教を信仰することに同意したからと言って、それは本当に同意があったことになるか？
それを純粋な同意と言うのは難しいけど、同時に、その教義が歪んでいることを立証するのは大変難しい。
（国政にも絡んでる某信仰宗教の問題として、これは切実な問題でもある）

作品から言えることとして、この漫画で主人公はそれを試みて(26ページ)、失敗してる。

エサがまずいとモノローグはするものの、相手の前ではおいしかったと世辞が言える辺り、主人公が特別無礼な人間ではないことはわかるね

主人公がズン類（とミノア）を説得するシーンがあるんだけど
やっぱり主人公って価値観の押し付けでしかないよな

ズン類が「地球では人類は牛を食わないのか？」に対して「そんなことこのさい関係ない」「彼ら（ズン類）には相手の立場で物を考える能力がまったく欠けている」って発言したり思ってるのはやっぱり価値観の押し付けだし
主人公が「すべての生物には生きようとする本能があって…」ってのは牛に当てはめて言ってないように見えるし

やっぱ武力で思想統制するのが一番楽だなｗ
俺の言うことが正義　従わないやつは爆撃な　アメリカ様やっぱすげーわ
（ついでに星の資源とかも奪ってくか）
そりゃテロとか報復されるわｗ争いは終わらねえ

>>84
まあ、何がなんでも強硬に実行するつもりなら「たすけてといってくれ」なんて言わないからな……。

GANTZの巨人族なんかはまさにコレのリスペクトだな
巨人族は人を加工して食うけど、あっちからすりゃ
ごくごく普通のことだってのが

>>93
「今風の絵柄」に慣れちゃってるから貧乳に見えるだけで、別に貧乳として描かれてるわけじゃないと思うぞ、ミノア。

軽く言ってくれるねぇ
でも、主人公がミノアの意思を尊重できるようなヤツだったのは良かったのかもしれんね
ズン種の虐待で死刑になるような漫画ならありふれたホラー漫画になる

テーマが重すぎて忘れられてるけど、一応恋愛もの（失恋もの）だ。
異世界に行った主人公が現地の女性に同意を得られずフラれる話。

>>100
これが掲載されたのは1969年だから、カルトの問題については見落とされている点だと思うけどね
価値観の不干渉を盾に醸成されたのがそういうイカれた宗教なわけだから、ある意味でこの漫画の教訓はカルトに利する形となっている

>>92
アウターゾーンだとそれに近い物を書いてたな。
犬そっくりな高度な地球外生命体を書いて
我々にそっくりな存在をペットにして居る何て何事だって。
でも犬は人のペットに成るように改良されてるから
宇宙人は犬に選ばれた奴だけ生き残るようにしてた。

>>109
カルトってどっちだろうな？とぶつけてみたいね
主人公がカルトなのか、ズン類とウスの星がカルトなのか
それこそ>>97みたく環境や教育によって変わるのだろうなと思うけど
食べられることが幸福だと植え付けられたらそれを回避する術はないし、逆に牛は食べるものだと植え付けられたらしれうぃ回避する術はないよ

>>109
正直さっきから極論が過ぎると思うなあ。
カルトに関しては外の無関係の相手に価値観を押し付けて迷惑をかけるって言う一線を明確に超えてるからこそ批判されている部分が大きいわけだし。
悪名高いカルト宗教だってテロとか起こさず細々続けるだけなら今も大して問題にならんかったと思う。

そもそも前提が間違ってる
カルトは異文化じゃない
自分たちの文化の内から現れる新興宗教だ（だいたい既存の宗教を独自解釈したもの）
全く未知の文化の宗教をカルトとは言わんだろ

>>112
もしウスが食べられることを当然と認識するよう品種改良を受けていたら、それはズン類による価値観の押し付けになるよね
ただでさえ家畜という立場による淘汰を受けやすい状態なんだし
というか、そもそも生物である以上は捕食に抵抗する個体がいるのは確実なんだから、あそこまで恭順な種が自然発生的に存在するのはどう考えてもおかしい
>>86>>87あたりでズン類側に後ろ暗さがある描写も読み取れるし、やはりウスの被捕食者としての立場を当然と考え、ズン類の考えが間違っていないと考えることも不当なことではないのか

F先生自体はメチャクチャ博識なので、カルトについても一定の知識は持ってただろう。歴史を辿るといくらでもそういう事例あるからね。
その上で、この作品にどれくらいそういった要素が反映されたかというのは、読み次第だと思います。
>>86の言う通り、いろんな読み方ができる作品。

風呂に入ってるウスが「ミノアが言ったのですか？死にたくないと」と怖い顔するコマほんとすき

>>114
さっきからそれ気になってたんだけど、それはあなたの妄想でしかないですよね？＞品種改良を受けていたとしたら

そもそもズン類が間違ってるか否かで考えてないし間違ってないと断言した覚えもない。二元論に逃げないでくれ
あそこで示されているのは、「自分の価値観を相手の気持ちになれと押し付けようとした人間がいて、それが失敗した」それだけだ。

にげんににげる（激ウマギャグ）

なんで上がってんだと思ったら無料公開してるのね

そういやむかしこれupされてたなぁ、見てないから本編かわからんけど
と思ったら記事中にあるやつかな…？
これ見ても大丈夫なやつ？
アニメ本編は昔見たことあるから耐性的な意味でなく、権利的な意味で

ウスの交尾シーンは描かれていないのが残念ですねぇ
ま、自分の文化の理解を求めるくせに相手の文化を理解しないのは都合が良すぎるって思いましたとさ

やっぱりこの作品にえぐられるような感じがするのはシンプルに食べるために殺すのって罪深いって思っちゃうからなんだろうね
とはいってもごく普通の人間としては美味しいから仕方ないよねってなっちゃうけど

いくら食べられる側が喜びを感じてても、食べる側が感謝して命を頂くとか言っても、殺していいとはならんよなーっていう