ニコニコ大百科

ダゴンの時の指揮官も「相手が我々よりアホだったから勝てた（意訳）」と言ってるからな

相手が勝手に失敗してコケるのと、失敗の可能性を承知の上で無理攻めせざるを得ない状況に追い込むのと、相手が失敗するのを待てるだけの体制を整えるのとでは意味が違うけどな。
門閥貴族は1番目だと決めつけたがってたけど、本当に純粋に運がよかっただけと言えるのは、レグニッツァのミサイル避け位だし……

>>302
確かにアムリッツァやリップシュタットは3番目、ラグナロック作戦のランテマリオ会戦は2番目の敵失だったな。
ただ、ラインハルトが軍閥を旗揚げする足がかりになったアスターテ会戦は「敵が2倍の兵力をわざわさ3つに分散した」という1番目の敵失だったし、レグニッツァ上空戦や第4次ティアマト会戦の敵前横断（ダブルミーニング）を含めた「運の強さ」こそがラインハルトの最大の持ち味じゃないかな。

運の良しあしは誰にでもあるけど、望ましい結果を出すためには
逃してはならない機会を確実に捉えかつ目的に必要手段を実行できる能力がないとお話にならない
ただこの人物の場合、勝てる時に勝つ盤石の態勢を築きながらそれで勝ってはつまらんという、
二律背反的な感性を理性でねじ伏せ、多大な負荷を心身に負う至極めんどくさい性分でもあるわけで

>>284
某魔法学校の先生みたいになりそうだな…姉の面影が時折現れる様ならラインハルトはその娘を愛さずにはいられないだろう。なんせ銀河一のシスコンやぞ。
フリードリヒが亡くなった後、その姫君を支えるラインハルトとその部下のキルヒアイス…誰かSS書いてくれたら読みに行きます。ラインハルトが誰かにかしづく様はなかなか想像しがたいがw

人事に対するミスが指摘されてるけど部下のやらかした人物に対して有能な人材がほとんどだしそこは評価されるべきでは
最初のビッテンに対しての評価とか結構人を見るポイントはかなり適格だし

人妻に対するミスと見間違えた…
リューネブルクの嫁さんに対する対応で揉めた事かと思った…

リューネブルクの嫁さんの件は女性に無頓着なラインハルトにしてはレアイベントだったな
ラインハルトも自分が人妻との仲を咎められるとは夢想だにしてなかったであろう

DNTのラインハルトは石黒版より子供っぽさが強調されていると感じる
念のため言っておくけど悪い意味じゃないよ、こういう解釈も良いなと素直に思った

>>308
表へ出ろ言ってたわけだけど、本当に殴り合いになってたら、流石に負けてただろうなぁ

>>310
正直ここで「プロをナメるな」って苦い薬飲ませた方が後々のためになったかもしれない。

皇帝病って現代における
コロナウイルスだったのか？
みたいなことを、最近よく思う。

膠原病とは自己免疫性疾患のことではなかったかな？
免疫系が自分自身の体を異物と誤認して攻撃する疾患
身近な例だとリウマチとか
少なくとも感染症とは全く関係が無いだろう

治療法が確立されていない以外は全く関係ない

変異性劇症〜は新型というよりは「よくわかりませんが」「とにかくやばいです」の言い換えだろうし。

ヴェスターラントの事を言われた後ヒルダに慰めて貰ってたが、
何で責められた側が幸せになってるんだろうと?だった
しかし今なら分かる、精神的に追い詰められるとエロで現実逃避するもんなんですね陛下

身もふたもないがその通りだなあ…ｗ

テロリストもまさか自分の行為がラインハルトの血を後世に継承する手助けとなるとは思わんかっただろうなぁ

そのヴェスターラント、藤崎版はどう処理するんだろうね。
経緯が本編と違ってるから、SEXする動機がないんだけど。

アムリッツァ後のヤンを落ち込ませたのと同じ、「所詮あなたも人殺しの仲間だ」ロジックじゃね？

ヴェスターラントだけじゃなくて、アムリッツァの時の焦土作戦で民衆をわざと戦争の道具にしたことも言われるんじゃないかな？　ヴェスターラントの遺族に追加されて暗殺者が増えるとか。

「お前はアムリッツァの時に民衆を戦争の道具にしたのも忘れたか。マッチポンプで人気取りまでしやがって」
「お前が食料を取り上げたせいで、俺の妻と子は餓死した」　or　「わざと軍を引き上げさせたから反乱軍に殺された」
「お前ら権力者にとって、民衆は利用するだけ利用して使い捨てる道具でしかないんだ」

みたいな感じで。
こっちもオーベルシュタインが関わっているから、「アムリッツァの焦土作戦を陛下に進言したのも私だ」って言いそうだし。
ただ、こっちだとキルヒアイスが関わってないんだな・・・。ヴェスターラントと違って明確な犠牲者も出てないからこの件に関してはラインハルトもそれほど責任感じてなさそうだし。

完全無欠の名君というわけでもないところが同時に魅力でもある
有能な部下には寛大だったり厚く報いるが
トゥルナイゼンやゾンバルトみたいな無能な部下の失敗には慈悲の欠片もなく処断する
えこひいきをするというのも有能な専制君主には実は必要な要素なのだ

>>321
ラインハルトは能力もだけど「美」という物差しが他人への価値基準として重いかな
元々才能については自分やキルヒ基準のせいで万全の満足は期待できないって達観してるし
ゾンバルトも自薦かつ広言が先立たなければ大失態とはいえ処刑まではいかなかったと思う

作中でミッターマイヤーが勝ち慣れて逆境に弱くなったとコメントしていることから、ラインハルト＝ローエングラム王朝軍の最大の弱点は「最初から勝利確定な戦略によって勝ち過ぎる」ことそのものにあると思う。

それ自体は決して間違ってないんだけど、逆に言えばそのせいでアムリッツァもリップシュタットもラグナロックもほとんど消化試合のように進んでいって、ヤン艦隊以外はまともな強敵とそれなりに苦労して戦うことが無くなってしまってるから、幹部より下の将兵たちが経験を積んで成長する機会を失わせてしまってる。

特にアムリッツァで同盟軍倒しすぎたから余計にそれが顕著になって、人材自体は豊富でも門閥貴族達とは別ベクトルで自尊心ばっかが大きくなった無能がどんどん蔓延する結果を招いてしまった。

軍全体で楽勝ムードになって「俺達に敵はいないんだ！　敵はみんな弱いから楽勝！」みたいな錯覚に陥ってしまって、最初は予定調和通りにいってもちょっとでも意表を突かれたりイレギュラーが発生してピンチになったりすると、途端に無能に成り下がってしまう。

続き>>324

>>323続き
アムリッツァのビッテンフェルトの失態、ランテマリオ会戦終盤の混乱や補給部隊の全滅、11次イゼルローン攻防戦で味方に気配りもできない醜態さらす破目になったし、特に完勝同然だったはずのリップシュタット戦役は調子に乗ってメルカッツに逆襲されたり、最後の最後で気を抜いて警備がザルになり暗殺未遂を起こした上に二名を除いた提督全員が木偶の坊になる失態までも犯してしまった。

ヤンに関係なく大局的に勝つことはできていても、所々で精彩を欠いて大きなミスを犯してしまって、結局ラインハルトが望むような完勝がちっともできてない。

皮肉だけどオリベイラ学長の言葉を引用するなら、「緊張感が無い戦いばかりしてる人間は堕落してしまう…（以下略）」のくだりが、帝国軍に限ってはまさにその通りだと感じる。

帝国軍は大概の失敗もリカバリー効くからな
ロイエンタールを説得するために一時オーベルシュタインとミッターマイヤーが退陣するなんて話題が出た時も
後任はメックリンガーやミュラーでいけるっしょとか返事したり
まあ優秀な奴らでさっさと序列作っちゃってるから出世の機会なんてまずないんだよな

まあ元帥府開設の際に、優秀な奴は一挙に提督に取り立ててるからな。残りは搾りカスとまでは言わんが、年功序列の順番待ちで次世代次々世代にも優秀な奴が待機してるって状況にはならんだろう。
とはいえそのミュラーも、大将末席から上級大将主席まで成り上がってるから、機会が皆無ってこともない。回廊の戦い以前でもケンプ、レンネンカンプの2枠が空席になってるわけで、そこに食い込めれば……って感じだろう。

一見すると多士済々、人材の宝庫に見えるラインハルト軍団も、よくよく見ると組織の屋台骨たるべき、地味でも堅実な仕事をする中堅どころの“プロ”の陣容が薄いように見える。いや、人はいなくはないんだろうけど、その仕事をしたがらない空気が蔓延してるっていうか。

このあたりの構図は、新ロードス島戦記時代（邪神戦争終結後）のフレイム王国とも似てるかな。

作中でもミッターだかロイエンタールだかが、大将以下の人材が薄いって嘆いていたな
なまじっか上級大将以上が優秀なうえ、全員30代と若いから少なくとも20年は軍幹部の異動が起きそうにないし、下の世代は出世のチャンス＆活躍する機会が奪われそう

いったのはミッターマイヤーな。んで、それに対する他上級大将の反応が「だから当面は、俺たちが頑張らないとな」なんで、格差は縮まりそうにない……

まあ、ブラウヒッチとかもいるんで、見るも無惨ってわけじゃない。バイエルラインとかも（上官ラブってのが大きいが）まだまだ勉強中って弁えてるし。
実力に見合わないビッグマウスな奴らの失敗が目立つだけで、いわばふるいにかけられてる最中なのかも。

ロイエンタールもバルトハウザー少将を起用とかあるし
元帥や上級大将グループに評価される方が重要なんだろうな
皇帝陛下に直接自己PRする輩は弁えて無いのが多いんだろうな