ニコニコ大百科

キラとムウさんに対しては、相当拗らせた感情抱いて一直線だからな終盤クルーゼ

本編開始前のイザークやディアッカは日常的にナチュラルを馬鹿にしてそうだけど、そういう発言を聞くたびに隊長はビキビキしてたのだろうか

あの世界じゃラウの言い分は屁理屈とも言えない所あるし、かと言ってキラに罪があるわけでもない
コズミックイラ世界がヒトラーもドン引きの優生思想極まった地獄になってるのが諸悪の根源なんだわ
∀から見てもコズミックイラ世界が最悪の黒歴史なんじゃないだろうか

屁理屈ってかSFの世界だから遺伝子操作があそこまで発展してるだけで、遺伝子を金や技術に置き換えればクルーゼの言い分は現実でも普通に通用するからね クルーゼが高い金を出して買った夢と言った通り、遺伝子操作も本質的には格差や人の欲望ってことで根本的には現実と変わらない
ヒトラーみたいな旧優生思想じゃなくて、新優生思想をテーマにした作品だしな
現実の身近な例だと出生前診断でのダウン症の胎児の中絶なんてこれの典型例

現実でも性同一性障害の手術などに依る男女スポーツのレギュレーション崩壊といった問題はあるからな
ああいう一方からは権利や生き様に、一方からは不平等や理不尽に見えるような事はSEED世界じゃ日常的に起こってるんだろう

DDでようやくせっさんによってマトモなガチバトルで完全敗北を喫したからな。
アストレイのメアリー・スー相手に負けるよりは本望だと思うよ。

クルーゼがストーリー上で普通に仲間になるゲームってないんかな
世界がそこまでクソでなければこの人有能だし頼りになりそう。まあその場合軍人にもならないでひっそりと余生を過ごしてそうだが

中の人繋がりで一色真エンドみたいに願ったものが手に入れば

老化戻せて年相応に出来る位の医療技術を

キラが「世界はクソだけど・それだけじゃない(=希望はある)から」で世界を守る側に着いたのに対して
クルーゼは「世界はクソだ」以上の何かを見出せなかったから世界は滅んだ方がマシとした訳だから
真面目に考えると
敵にすると自軍全体がキラと同じ呪いを掛けられるハメになって
自軍全体にキラと同じ呪いを掛けられずに済む様な世界なら普通に参戦までありうる程度にはキラに近い部分はあるはず

実際にはそんな全力で原作が崩壊する様なシナリオを扱いきれるのか、という部分で厳しい訳だけども

スパロボWでボン太くん見てちょっと癒されてたから、あの世界で身体治すこともできれば武器を降ろすくらいはしたかもしれない
ただ根本は人類に対する絶望が問題だから、仮に投降してもいつ爆発してもおかしくない人物なのよね

問題は人類が爆発するかどうかだからそこは大した問題じゃないと思うぞ
本編でも生前に終末戦争いかなかったらそのまま寿命で死んでたような人間なんだし
クルーゼはそこまで強く主体的に世界を変えたいって思ってる人間ではないしね
だから生前の足掻きも世界を試すかのような言動止まりのわけだし

放っておいても勝手に自滅する人類だから、
自分ももう疲れたし、その流れに乗っちまうかって感じだから
世界が、希望の未来へレディ・ゴーッ！したら
寿命尽きるまで世界の行く末を見届けて老衰ENDだと思う。

クルーゼはキラに嫉妬や憎悪だけじゃなくて、親愛の情も抱いてたと言う監督コメントがあったと聞いて、嘘やん…て思ったけど、よく考えたらキラとレイは共にクルーゼと言う因果から産まれた双子みたいなもんだから、確かにそう言われて見ればと思う所もいくらかあるなと納得しちゃったわ。

「父親の注文したデザイン通りになれ」との欲望で作られたって意味では同じだからねクルーゼとキラ…

どうでもいい話だけどスマホで開いたら縦長になったクルーゼの顔がいきなりドアップで表示されて笑った

クルーゼと比較されて同じフラガ一族のムウとレイが下げられがちだけど
クルーゼは世界への憎悪を糧に血の滲む努力の果てにあそこまでの技量身に着けたんだし
そこまでの異常な熱意がない二人じゃ敵わなくても仕方ないと思う

ムウとレイは描写のわりに実力過小評価されすぎだと思う
ムウもまだドラグーンに慣れてない上に本気ではないクルーゼとはいえプロヴィのドラグーンを性能で大きく劣るストライクでかわすし、レイもキラと動揺するまで十分互角にやりあってた
クルーゼどころかレイもコーディネイター蹴散らして士官学校トップの成績だしアルダフラガは思い上がるだけの天才だったんだろうな
クルーゼの凄いところはオリジナル殺害した後に単身プラントまで渡ってあそこまでやるバイタリティ

レイはそもそも「生きられるなら生きたいだろう」って「生きられるなら生きたい」人なのに
「キラと俺、クルーゼは消えなければならない」とまで思いつめながら
自分がどう転んでも否定される/自分がどう転んでも否定してしまうDPの為の戦いに出てた訳だから
能力があっても心情が全然ついてこないというか「デュランダルの手伝い」一点で押し通れる程狂信者にもなれない普通の子というかでガッタガタではあったからね

それはそれとして心情が付いてこなくてもとりあえず反撃でバルトフェルドを(認識上)ぶっ殺してから後悔する
キラの完成された殺人者っぷりを思うと能力の安定度とDP施行下社会への適性という意味で「キラやっぱヤバい」案件
(「殺したくなんかないのに」さらっと殺せちゃう事そのものが更にキラを曇らせるけどなお戦える。ヤバイ)

嫌だね。滅びの美学って言うか、自己犠牲精神と言うか…
自分の命を危険に晒しても他者に尽くす。美しい様に思えるけど、犠牲に成った人の長く生きてみたい、生き抜いた先の物を見たいと言う人の心の底に有る願望を聞けるか聞けないか分らない、本当は自己犠牲に成った人は後悔してるかもしれないし更に生きたいかもしれないのに。

現代では難病を治す為のIPS細胞、癌の検知、最先端医療による人工子宮や老化遅延細胞、再生医療と次々と医学や科学の進歩を進める一方で、医療ミスや難病で苦しむ人々も居て、医学や科学を世間体や感情を法律と並べて責め立てる人も居るけど、それを飲み込んで尚、人を救いたいから頑張る医師が居る。

確かに遺伝子を操る事に対して倫理観を問う声も有るが、それを人の命を救うために使われるなら良い事だと思うし、それをクルーゼの様に安楽死や退廃、反出生の美学や極論を並べ立てて生きる事を諦めさせるのが正しいとする言論を止められるなら良いと思うのだ。同じ声でも無惨とは対極に位置する様に成りましたな

遺伝子操作技術を人の命を救う為じゃなく・自分の望むままの子供を作り出す手段として乱用して
少しでも思いとどまれる誰かが居れば止まれたであろう所で全力で人類滅亡に突き進んでいったのがCEの人類だから
クルーゼはその在り様に神の意思を見出したんだよ

より良いものを目指してそれで本当により良い世界を作れたならそれで良かったよ。目指した結果が自分自身の存在、そして人類同士の絶滅戦争なのが動かしようもない現実だからクルーゼは絶望してたんだよ

しかしラクスの歌は好んでいたり、友人も居たのだから（急遽制作決定した運命の描写だから後付けにせよSEED原作でも薬を秘密裏に用意できる伝手はある）、結局の所CEがクソとか言うよりキラとの舌戦と同じで希望の類を見ようとしなかったの方が近い気がする

もちろん悲劇的な生い立ちでそうなるのも理解できるけど

確かアニメ放映してる時期だったと思ったが、模型雑誌の読者投稿コーナーで、クルーゼが仮面を片手に「おれは人間をやめるぞー！」ってやってるネタがあって笑った記憶があるな（笑）。

自分達の事を「遺伝子が同じだからお前たちはアル・ダ・フラガだ」と無自覚に言い放つデュランダルは友人ではあっても前半サイに近い差別意識を見せつけるタイプの友人だろうし
キラとの戦いでの人類滅亡へのスタンスは「苦しんだ果てに死ね」とかじゃなくて「もう苦しまないで済む」ってスタンス(滅亡を否定し・阻止しようとするキラに「まだ苦しみたいか」)だから
むしろ「人類の滅亡こそが人類の希望」という所まで突き抜けちゃった側面もありそうだったり

>>1012
運命でも議長に対して君たちは願ったものがあると信じて、私はやはりないのだと知るためにと言ってるし、議長もラウは抗うかのように生きてたと評してる
本編での滅ぼすだけならもっと確実にやれたのにわざと良心や天運を試すかのようなギャンブルしてることからもクルーゼも希望か何かを探してた
終末戦争に突入したことからある意味クルーゼは世界に裏切られたんだけど、キラが自身を止めたことで安堵して逝けた

それも分かるけれど、この人身近なことや人も軽視しすぎているんだよね

副官のフレドリックも軍人としてはまっとうっぽいし、ないのだと知るためにって台詞からも、希望があるとするよりもないと信じたい方に比重が寄ってた感じがする

というか希望を見つけたい気持ちが強かったのなら、ヘリオポリス破壊を気にしなかったり（結果的に連合との共同作業になったが）、サイクロプス使用を誘導した辺りでどの口が言うの？ってなってしまう

クルーゼ的にはどっかで戦争終わって、まあ人類も捨てたもんじゃねぇなと捨て台詞を残して逝くのでも別に良かったんだろうけどな…
なんなら血のバレンタインが起きなくて寿命までザフトで燻ってても良かったんじゃないかな。あんな形で全面戦争開始とかいくら都合が良くてもクルーゼも困惑してそう

>>1016
その真っ当な軍人を使って最終的にやってることはクルーゼの言う通り大量破壊兵器の撃ち合いだから
ナタルがいい例だと思う ナタルは模範的な軍人であることを心掛けてたし、良心的な軍人だったけど結局は核で本土攻撃の片棒担ぐことになった
世界としては歴史も含めてクルーゼが失望する方向にずっと進んでた
まぁナタルは最期に自分が間違ってたと判断してアズラエルを道連れにしたし、死ぬ寸前のユウキ隊長もパトリックを銃殺したから、クルーゼが見られなかった人の良心ってのはあったけどね

>>1017
そこがクルーゼの狭量なところよね
卑屈さが染み付いてるから大きく張ることができず、いちいち悪意的なイカサマをしちゃう