ニコニコ大百科

「普通の曲にいきなりラップが入ってくる」ってのは実は本場のアメリカじゃ完全に主流なんだけどね
今のトップチャートに入ってくるのはそんな感じの曲ばっかだよ
アメリカの音楽ファンが「これがアメリカの音楽だ」って自虐ネタにしてるくらいだし
一時期流行ったレベッカ・ブラックの曲も、「現代のアメリカを象徴する曲(悪い意味で)」って言われてた

ラップもエセラップも聞いてて面白いんだけどね～。
でもやっぱり、エセラップに対して「これがラップなのか?」と聞かれたら自信満々に「そうだ！」という自信はないな。

ラップバトルの動画に厨が湧いて本気で貶し合うのは日本人には向かないという事なのかまだまだ影が薄いからという事なのか

何にせよ仲良く喧嘩してほしいものだね

ドラマやアニメの主題歌やエンディング曲で
少しでもラップが入ると本スレでも実況でも糞ラップ呼ばわりされるのが嫌
日本語ラップじゃなくて英語ラップでもちゃんと韻を踏んでても関係なく糞ラップ扱い
ネタで言ってても本気で言ってても腹が立つ…ラップというだけで馬鹿にされてる気がする

恐らく、もう日本にはラップは根付かないと思う。

例えば、ロックの場合、60年代半ばにGSあたりのバンドがロックをやり始めて、70年代にはもうキャロルやサザンなどの商業的に売れるロックバンドが登場して、80年代には商業として大きなマーケットに発展して大衆に根付くけど、ラップは調べた所、日本でする人が出てきてから少なくみても20年は経過しているにも関わらず、一向に大衆に根付いてない。

一時期（10年ちょっと前）は良いところまで行ったかに思えたけど、結局無理だった。ヒップホップ自体も年々年を重ねて「昔からある音楽」に近付いているわけで、今後も根付くとは思えない。（少なくとも、ジャズにおけるビッグバンドやスウィングジャズからモダンジャズが登場する位の「仕切り直し」でも起こらない限り）
ラップを日本でやる人が出てきて20年以上経っても、未だに1970年頃の「日本語ロック論争」よろしく、「日本語では～本場のは～」なんて言われて内ゲバしてる音楽は滅多に無いよ。その状況でどうやってビッグになるのか。どうやって金を掴むつもりなのか。

恐らく10年後も「日本語ラップ」の記事には同じくこう書かれてるだろう。
『日本のラップ黎明期。シーンの最前線に立つ日本人ラッパーにとっては、「いかに日本にHIPHOP文化を根付かせるか」ということは至上命題だった。ある者はアメリカHIPHOP的なマッチョイズムを日本に持ち込もうとし、またある者はあくま
でも日本人の感性に沿う形でのHIPHOPのありかたを追求した。それは今日でも続いており、細分化や大衆化の波に呑まれながら、自らが立つシーンやクラブで、個々人が「己の考える日本語ラップ」を体現しようとしている。』

↑『「いかに日本にHIPHOP文化を根付かせるか」（中略）それは今日でも続いており、』
普通の音楽なら、もうとっくに卒業している段階です。いつまで布教活動するのか。人間に例えればもうラップは若者ではないというのに。そもそもラップが好きな人で10年後の日本にラップが根付いていると本気で思ってる人が居るのか。どんな経緯で根付いたか想像できる？自分自身に聞いてみれば、自ずと答えは出るんじゃないか？
（別にヒップホップを馬鹿にしたいんじゃない。でも可能な事と不可能な事があるよね）

原産国での有り様に忠誠が高いコンテンツは日本では根付くことはない。
日本風に大幅に作り変えたモノだけが、日本で根付くことができる。

ロックなんてもう元の姿が何だったのか誰も覚えちゃいない。残せるところは残すけど、そうでないところは徹底的に日本人好みに作り変えた結末が「ロックの受容」だ。ラップはまだその域に達してないということ。

遠藤周作の「沈黙」で似たようなこと言ってたっけなあ。この国は一種の泥沼だと。

残せるところは残すけど、そうでないところは徹底的に日本人好みに作り変えた結末が「ロックの受容」だ。ラップはまだその域に達してないということ。
↑むしろ商業的な成功を収めていたラウドネスとかはアメリカのハードロックを忠実にコピーしてる様に感じるんだけど。http://www.youtube.com/watch?v=ADVkzknTBbw

そもそも同じ米英にだって一部の有名なバンドのフォロワーは山ほど居るし、コピーバンドみたいなのも居る。（それにここで話したロックはあくまでも大衆に受けたロックの話。ウルトラビデやらハナタラシやら非常階段やらの受けの悪いロックは除いてる）

日本風に大幅に作り変えたモノだけが、日本で根付くことができる。
↑どんな音楽にも大衆に受ける曲はあるし、人に受けるように作り変えてる。日本だけじゃない。ただ、例え作り変えていようが同じジャンルの曲である以上、こんな音楽があると周知させたり出発点としての役目は重要。
ロックを聴いてみようかなとか言って初めからこんなの↓を聴く人は居ない。
http://www.youtube.com/watch?v=8vbGC0tMcu4

http://matome.naver.jp/odai/2138693431289081301

>>66
原産国の味を維持してたらカレーもキムチもラーメンも物好きの食べ物でしかなかっただろうな

関連項目にサランラップをですね・・・

>>65
そもそも日本人はメロディのない曲を好まない傾向が強い
だから売れ線のポップミュージックしかこの国では流行らないし、売れない
ファンモンみたいな殆どポップスを占めてるアーティストでもラップ、HIPHOPに分類されるくらいだしね

それに向こうのラップって汚い言葉が多すぎて、まずこっちじゃ放送すらして貰えないよ
例を出すと、EMINEMとかは曲に「ク○トリス」とか「チ○ポコ」と言った単語が多数出てくるけど、こんなの日本じゃ自主回収どころか契約すらしてもらえない
昔HIPHOPが台頭し始めた頃にマイケル・ジャクソンが「ラップはメロディがないし、歌詞が分からないと面白さが分からないから言葉の違う他国では売れにくいだろう」と語ってる
やっぱその土地のバックグラウンドが分かってないと受け入れにくいだろうよ

俺にとってラップと言えばラテン農民のラップとHoney_heartbeatだなあ

アメリカのラップは貧困や人種差別と言ったマイナスから生まれたから曲自体になんとも言えないパワーがあるのに対して
日本のラップは金持ちのお坊ちゃんのお遊びだもんなあ

日本のラップって感謝しすぎなイメージがある

moveやBACK-ONのようにサイバー系にラップを入れる事も（BACK-ONはロック　ラップも存在）
他はLiSAの「魔法科高校の劣等生」主題歌やZAQの「Rail　Wars」主題歌など。

複合ミュージック、いいね

>>73
>>74
まさに単なるイメージ＆偏見
向こうでも大学出のボンボンも多いし日本でも貧困の環境にいるやつはいる
（日本では貧困が「可視化」されづらいってがまさに問題なんだけどちゃんと貧困はあるぞ）。
もちろん感謝ソングなんて向こうでも五万とあるってーか、
向こうで「リスペクト」なんていう感謝のフレーズが多いから日本でもそれがひとつの定番になってる。

別にイメージや偏見を持つのをやめろとは言わないんだけど、
今日本でヒップホップやってる多くの連中を馬鹿にする行為だと考えれば、
個人的には軽々にできることじゃないと思うんだけどなあ。

あと「ヒップホップとはアメリカの貧しい黒人がその境遇を歌うもの」て
狭すぎる枠に押し込めるのが一番害悪だわ。
アメリカのヒップホップファンだってそんなこと言われたら目が点になると思うよ。

>>77
まぁアメリカでもそういった「ラップすんのはギャングスタじゃなけりゃ～」
と、凝り固まった老害が多いのは事実だよ
例えばEminemなんかも今ではリスペクトされてるけど、デビュー当時は一発屋だの
フェイク野郎だの、終いにゃ白人はHIPHOPの世界に入ってくるなと同業者からも言われる始末だったからな
今だとKanyeやDrakeなんかが叩かれてるよ、あんなのラップじゃないとか、
歌入れんなとか

自分でもなんでラップが好きじゃないのか説明できなかったが、最近気づいた
クラシック（ものによるが）とか、メタルとか、一昔前のゲーム音楽とか、そういうメロディの演出過剰というか、クサい感じに分類されそうな音楽が好きだったからだ……

オタクがラップ嫌いと言われるのもそんな感じなんじゃないかね？
電波ソングはともかく、アニソンはインストアレンジなり鼻歌なりにすればメロディ重視になるものが少なくないし

君に限らず大多数の日本人(オタクは特に)はメロディ偏重で、リズムやグルーヴを重視する音楽をあまり好まないというか理解できないからな
ラップっていうのは要するにビートであり、リズムであり、グルーヴなんだよ
黒人特有のビートを刻む打楽器的要素に、旋律が付属してる
ジェームズブラウンがやろうとしてたことの延長線であり、黒人音楽の１つの到達点

この人今アメリカで一番すごいラッパーなんだけど聴いてなんだこりゃって感じでしょ
>>sm25935506

>>71
最近はMCバトルブームで、いろいろな国内外のヒップホップがバトルビートに使われてるけど
国内ビートはメロディアスな曲、USビートは主旋律なしでパーカッションだけ（申し訳程度にベース）が多い気がする
やっぱそういうのあるのかね

>>80
まあ俺の場合は偏重どころか派手派手のアピール過剰でうるさいのばっかり好きだからそれはそれで逸脱した好みなんだろうけどｗ
どうしてもリズム重視だと「大人しい」曲風になっちゃうんだなぁ

と、ここまで書いてテクノは聴いてる自分に気付く
メロディーとかリズムとか言っといて音色のうるさい（音量に限らず)曲が好きなだけなのかもしれん
個人的には批判じゃなくて私論を適当に言っただけだが、
ログの論争も合わせて音楽観の広がるスレだなあ……

つまり総じてラップはダサいって事だな！！

航海科、後悔ラップをやります!
>>sm29032306

ラップは好きなんだけど、カラオケで歌おうとすると自分のリズム感の無さや滑舌のせいでグダグダになるのが悲しい

最近テレビでラッパーだとかラップバトルだとかが流行ってるなんて映像付きで流れるけど
まさかあんな韻も踏んでいないリズムにすら合ってない悪口を言い合うだけの
クソの擦り付け合いが本当に流行ってるんじゃないよな？
ただ下手糞共の映像が使われてるだけだよな？

テレビなんていつもいい加減だろ、今回に限らず

>>86
MC毎に個性や程度の差はあるが、
だいたい皆普通に韻踏んでるしビートアプローチもフロウもどんどん複雑高度になってる
むしろその辺の技術ばかり進化して肝心な中身がないって言われがちなのが最近のバトル界隈だし。
わからないならそれは自分の耳の問題だ。

テレビでやってるフリースタイルダンジョンのバトルが微妙なのが多いのは俺も思う。
同じMCでも戦極やUMBだともっと面白いバトルしてる。

日本のラッパーは家族愛し過ぎという批判は聞き飽きた。
本番アメリカみたくマフィアや麻薬組織が経営してる会社から
デビューして移籍すれば撃ち殺され、移籍しなければ敵対マフィア
に嫉妬され撃ち殺され、独立しようとしても撃ち殺されるという
どっちにしても長生き出来ない殺伐としたラッパーの世界のが
いいってのかい？

日本語の単語は母音子音が少ないからリリックがスカスカなドラム打ってるみたいになるんだと思う
韻を踏むことで更に音の量が減って気持ち良くならない、その分をメロディで補ってる感じ
もっとメロディアスでいいし歌詞の意味とか韻踏むとか放棄してもいいし歌詞は音の最小単位から構築してほしい

あとラップバトルは日本人でも外人でも死ぬほどダサいし、外人ラッパーの浮浪者寸前のゴミみたいな世界観は真似しなくていいよね、正直底辺がイキってるだけにしか見えないし頭悪いのかなって思っちゃう