ニコニコ大百科

そういうことになるな
悪魔の手のひらでスタンドを身につけたのが3年前だけど、それ以前からリンゴォは男の世界を標榜に生きてきたわけだし
人生の大半の期間はスタンド抜きの決闘を繰り返してきたわけだから強いのも当然

自分が認めた強い奴に自分が負ける事すら良しとして相手に敬意を捧げる心情が理解できれば
コイツが自己正当化だけのクズではない事なんてわかるはずなんだかな

バキの花山薫の「強い奴は逃げない構えない努力しない」に似てて
天災や事故のように突きつけられる決闘を拒否する女々しい奴は論外だし
災害相手に理屈を求めて文句言う奴はそのまま死ぬのが道理

無知なる弱者を自分の都合の為に虐げる清々しいまでの吐き気を催す邪悪だけど、それでもなんだか格好いいんだから面白い

これを自己正当化としかみないのは浅いと思うけどな
リンゴォは正義ではないし行為を肯定する必要もない
トラウマに起因して「公正な果たし合い」（相手にとっては迷惑千万、降り掛かった災難）によって病弱で不幸に苛まれてる弱い自己が救われると信じた狂人
狂人なんだけどその言葉の中に生きていく強さとか覚悟を感じられる
リンゴォは自分が正しいなんて思ってない、こうすることでしか生きられなかっただけ
狂気によって救われるってのは現実でもあると思うし
個人が救われることと社会的倫理が必ずしも一致しないことを荒木先生はよくわかってる

男の世界へ発言やペドに処女ケツ奪われそうになった過去、リンゴじゃなくリンゴォ（ホモォ…）という名前
ネタにも困りませんねぇ……本当に面白い
>>116
生きてるならフェミと仲良くネット弁慶で喧嘩してるんだろ。それとクソつまんない駄作SSとポルノ書いてる

海外でも人気の高いご様子
"Welcome to the true man's world"でググると・・・

改めて読み返すと
・コンパス持ってんだから20分もある程度一定方向に馬で走れば小屋から離れるだろ
・その間外の状況も知らず何百回腕時計クルクルしてるの？効果の射程範囲は？
・木片の滞空時間異様に長いな

なんて疑問になるけどどうでもよくなるくらい好き

公正なる決闘を重んじてる癖に自分だけ「はい今打たれたのナシ〜」→6秒立って逃げ切るスタンドとかそれはそれでどうなんだ
その小学生の無敵バリアみたいなスタンドがなければ最初のホットパンツの奇襲で詰んでた癖に
大統領と一緒で最後のセリフだけで「このキャラはいい人」って決め付けられてる面もあると思う

大統領は全編通して良い人だろ
国益のために人を虫けらのように扱い騙し殺す人間のことを良い人というんだから

>>128
だからこそ自分の能力をあらかじめ相手に教えてるんじゃないの？
自分は能力を使わないってことは本気で戦ってないことになるし、それが公正な果し合いには思えん
あとリンゴォを魅力的なキャラと思う人は多いけど、いい人だと思う人は少ないと思うよ

今更だがジョニィ達にグルグル道回らせてたからロードアゲインって名前なのか。

>>128
大統領がいい人扱いされてるの初めて聞いたわ。てか最後のセリフのどこにいい人要素が?

>>129
これは痛い。

SBRもリンゴォも好きだが、世の中の変化に追従せず時を戻し続けるスタンドを覚醒させたリンゴォ本人が一番の甘ったれだとも思う

>>132
スタンドと精神性は切り離せない以上、あえて己に厳しい条件を課すから発現したスタンドなんだろ
能力だけを見る意味もない
承太郎とDioも能力だけならほぼ同じなんだから

>>128
"国"を愛してると"人"を愛してるをごっちゃにしてないか。
大統領としては素晴らしい人と言われてるが
人として素晴らしい（良い人）ってコメントは見たことない

>>127
果樹園は磁気が狂っててコンパス効かないってHPが言ってる

まあ、「世間の価値観と男の価値観がズレている」この現代社会でリンゴォに共感できるやつはあまりいないだろう
銃撃でないにしろ、殴り合い以上での、一対一の物理的な喧嘩や争いをしたことがなかったら一生理解できんのかもしれへんわ
あえて上から目線で喋らせていただく

リンゴォのやべー部分（サイコな面）は
『相手の同意を得ずに自分との決闘を強いる』ところでしょ
能力を使って果樹園みたいな場所に迷い込ませて、
『俺を殺さなければここからは出られない』と告げる

公正な決闘の為に能力を告げているところは確かに武士道・騎士道的フェアプレー精神だけど、そもそも根本的に
『自分と戦わなければ出られない』という拉致監禁的な状況を作って、自分との殺し合いを強制させる、という部分がサイコ
いわば強制バトルロワイヤル的な男だし、それこそバトロワの北野武状態、仮面ライダー龍騎の神崎士郎状態でもある

言ってること（公正なる決闘＝フェアな競争は人を成長させる）というのは間違ってもないんだけど、根本的に戦うことや殺すことを望んでない人間に自身の美学を強いる、ってところがリンゴォの怖い部分

所謂ホモソーシャル的な物が、時代に付いていけなくなっていく(作中的にも、メタ的にも)事を自覚しつつも、自分はその価値観から逃れられないという哀しさを背負ったキャラだよね

同意を得ない決闘なんぞに男の美学などないわ

ショタコンに襲われた時も同意を得たものではなかったからそもそもリンゴォの考える決闘は理不尽な天災のようなもので互いに納得できる理由や合意なんて求めてないんだろうな
荒木先生の漫画術に悪役は悲しい生い立ちや悪なりの理由があっても主人公側読者側に絶対許せない部分があるから悪役と書かれてたからそこが納得を優先するジャイロへの対比として理不尽な悪役なんだろうね

そもそも不利な時は時間巻き戻して常に自分が勝つようにってしてるからな
美学言うけど悪役らしい一方的な自己満よこれ

最近読み始めたけど魅力的ではあると思うけどあんまり好きにはなれなかったなぁ。なんか他の面子が「勝つ」ために能力を駆使して戦うのに対してリンゴォは「負けない」ために能力を使ってるのが言ってることと反して女々しい気がする。
余談だけど時計は精神的スイッチってことはその気になればノーモーションで巻き戻せるの強すぎて笑う

先に相手に撃たせてから撃つのがリンゴォだから、絶対負けないなんてことはないぞ
相手に脳天撃ち抜かれたらそれで終わりだからな
それに能力隠しての不意討ちが基本のジョジョ界において自分の能力を教えた挙げ句相手の能力は聞かないんだから、相手よりはリンゴォの方が余裕で死に近い

>>137
同意

根本的な意味で公正じゃないんだよな

リンゴォが決闘を最後まで強いるのは、自分を殺そうとする「漆黒の意志」のある人間だけだぞ。実際、対応者にすぎないジャイロは見逃そうとしてた。覚悟を決めた相手とだけ闘うなら、確かに奇妙ではあれど「合意の上での決闘」と言えなくもないんじゃないか。
「公正さ」についても意見は分かれると思うけど、「スタンドを含めた全ての持てる力を公表し、それらを遺憾なく駆使して戦う」ことが礼儀であり公正、て考えなんじゃないかと。

嫌がる相手に強いるのは結局自分を襲ったホモ野郎といっしょなんだよね
結局はその恐怖が消えずに男らしさばっか求めてるんじゃないの
本当に男らしいと自分に満足できたら決闘で鍛える必要なんてないし

男が「主体」で女は「客体」(受身の対応者)ってのは、タテマエとかはともかくこの時代のアメリカ人男性の心理を強く規定してる常識だったろうからな

両親を殺され、自身も犯されそうになった時、リンゴォは心理的にムリヤリ「女」にされる事で人間としての尊厳を奪われた
が、「公正な決闘」という当時の価値観ではメチャクチャ男らしい(現代よりはるかに切実な価値のある)手続きで、それを取り戻し生き延びた事によって、リンゴォにとってそれは「生きる」事そのものになった

俺がこのキャラがホントに素晴らしいと思うのは、そういうところに変なリアリティが宿ってたり、人間の崇高さの多面性を描けてるように感じるとこだな

彼は冷静に見れば幼少期のトラウマから反復強迫に囚われた狂人でしかない
その哲学は本人も自覚しているように、女的存在を象徴的にせよ否定する事で自らを保つ、前時代的な限界に強く縛られていて、自分の前にあるレスの言うように、むしろそこが女々しいとさえ言える

でもその生きざまがカッコよく見えたり、相容れない部分が有るはずのひとりの「男」ジャイロに強い感銘を与えるのも
彼がこの世界をそうやって生き延びてきた事の切実さには、けして否定出来ない真実が含まれているからだ、つーようなメンドくさい話を、少年漫画のフォーマットで描写するという超スゴイ事に成功してるキャラだと思うんすよ

え？長すぎるし連投やめろ？スイマせんもうしません

強制的に決闘を強いることのどこが公正なんだってのはごもっともなんだが
強いられてやむを得ず「正当なる防衛」をする受け身の「対応者」は相手にしておらず
問題解決のために先手で殺す選択肢をとれる「漆黒の意志」を持つ者だけを相手に選んでおり
結果的にお互い望んだ上での決闘になっているので、公正さは十分あるんじゃぁないかと個人的には思ってる

リンゴォの洞察力と精神力ならディアボロにはワンチャン勝てるかも、と妄想してる。
時を吹っ飛ばされるタイミングを予測して、その直前にマンダム発動の動作に入っていれば、キンクリ適用中にもその動作が継続して腕時計のツマミを回すに至り、時を戻せる可能性はある。その直後にディアボロの隙をつけば撃ち殺せる。
エピタフの予知能力も「時が逆行する現象」は観測できないだろうし、マンダムの詳細を知られてなければワンチャンある。