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要は劉禅に近いのかな？

「頭ルイ16世かよ」じゃ何のダメージも与えられないぞ。煽りたいなら「頭ヴィルヘルム2世かよ」にしろ

って聞いたときはさすがにヴィルヘルム2世かよは言いすぎなんじゃと思った

劉禅よりは能動的に行動してるからなぁ→ルイ１６世
貴族層への税金かけようと試みたり海軍増強してアメリカ独立支援（革命後弱体化）したり、プロテスタントに寛容的だったり、ジャガイモ食普及に苦心したりかなり突っ込んでる
劉禅もまぁ陳祇がいた頃は陳祇介して北伐意思は割とあったりしたみたいだが・・・
ヴィルヘルム二世はビスマルク罷免にロシア外交放棄して二正面の土台作ったり敗戦した時に国と国民見捨ててトンズラしたりだからなぁ・・・

やるお系でフランス革命のやつ読んでみたら
意外とルイ16世が有能でびっくりした（何を資料にしてるかは知らぬ）

国民にも割と敬愛されてたみたいね
だけど国外に脱出しようとして、見捨てられたと思った国民から激しく憎悪されたとか

フランス革命は途中まで立憲君主制で進みかけてたらしい
そういうの知らんかったから、想像してたより複雑だったんだろうと思った

革命と同時に退位したイメージが強いけど、実際は約3年革命フランスの王だったわけでな。
結局投げ出して革命フランスを潰すために逃亡を図ったわけで、あの末路は当然だと言える。

逃亡しなければ立憲君主制が続いたのかな

革命の王っつっても、反革命貴族に対する人質だったり外国への形式的ポーズでしかなかったから
自分を奉じて殺害されていってる王党派のためにリーダーたらんと脱出するのが自然でしょ
まぁ仮に我慢して留まっていたなら、国王処刑と外国からの宣戦布告を機にまとまりがない革命政府が団結するということができず、求心力を失って瓦解してた可能性もあるが

『ttps://digital.asahi.com/articles/ASN5Q6HQ6N5QUTFK01L.html?iref=com_alist_8_01 首相「私はルイ16世と同じではない」　：朝日新聞デジタル（'20/05/22）』
『～（註：安倍晋三）首相　あの、ルイ16世（正しくは14世）（註：直前の質問で日本共産党の宮本徹議員が引用した、『堀田力元検事総長らが出した意見書』では、ルイ14世を同じ穴の狢的に例示する中で経歴が詳説され『朕は国家なり』も引用）と同じとまで言われると、多くの方々はそれは違うのではないかと思うのではないか～』
心からルイ16世陛下がお気の毒だと思って居たたまれなかった（昭恵夫人をマリー・アントワネット王妃扱いするのと同様に）。

ルイ16世は割と有能だし日本には選挙があるしフランス革命はその後血で血を洗ってるし、もうめちゃくちゃや

https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202004120000447.html
まぁ、一月前にルイ16世か、みたいな事書かれてたりもする。
最近は皆さん世界史がお好きなのかしら？

暗殺を狙われたから逃亡があったんじゃないかなという気もする。そのくらい処刑後の革命にとか滅茶苦茶でしょ

つっても当時の革命政権はルイ16世の逃亡を隠蔽しようとしたぐらいには擁護的だったからな
しかしロベスピエールが国王は逃亡した、革命政権はそれを隠蔽しようとしてるって暴露したせいでどうにもならなくなった
ちなみに事件が起こる前まではロベスピエールも国王統治の立憲君主体制の革命案を出してた

ルイ16世への支持の厚さの分逃亡事件による失墜は落差が大きい
ちなみにルイ16世時代も逃亡には当初は否定的だったがマリーアントワネットに唆されてる間に乗り気になった

まあ普通は自国の国王なんて避難できんよ

革命の全責任を負わされるほどの無能じゃないが、カペー朝以来の一族の怨嗟の終焉を血で購うのは王としては仕方ないね
まあ一番悪いのはルイ14世だし、息子の17世は何の罪もないから哀れだと思うけど

逃げなきゃ殺されずに済んだから半分は自業自得ではあるがね

結局優柔不断で革命が起きても何もできなかった無能な王なのか、精いっぱい頑張ったが力足らず処刑されてしまった不幸な王なのかどっちなの？

平和な時代の王様に生まれていれば(フランスに平和な時代なんてあるのか？というのは置いておいて)うまく行ったかもというのはどうなんだろうなあ
アメリカ独立戦争介入を見る感じ当時の財力ではあれが限界だったけどフランスに余裕がある時ならもっと色々と手を出して国威を高めようとしたんじゃないかと思うんだけど
その上手くいくという根拠になる史実上の啓蒙君主としての素質がフランス王家として当時最高級の教育を受けられたことによるものなのか本人の才覚によるものなのかでずいぶん変わる

現代でも何十年と変わらず、プラカードと怒声で毎年燃え続けるパリを見た限り、
穏やかで真面目な男がフランス王になるとか無理だと思う
マクロンみたいに恥知らずで心臓に毛が生えてないと無理

ルイ16世は議会で唯一の味方だった王党派すら革命家扱いして連携を拒む狭量ぶりだったからなあ
自身の派閥すらまとめられない男に一国を統治できるわけがないという
しかも戦争が始まるとオーストリア軍に自軍の情報流したり拒否権乱発して国防法の可決を妨害したりと露骨な利敵行為働いて国王に同情的だったカトリック教徒も敵にまわしてるし…
政治的な地雷をことごとく踏み抜いて刑死したあたり一国の指導者としてはあまりに無能だったとしか…

スペイン、フランス、ドイツは肝心な時の王が本当に馬鹿通り越してる
イギリスは肝心な時に賢明な女王が出る

単なる主人公補正、というやつか…

>>19
割と>>19の意見に賛同
結局の所個人的にはマルチリンガルで工学などの資質にも優れてた優秀な個人ではあるけど政治家としては優柔不断で穏健すぎだから及第点は与えられないんじゃないかな？

ぶっちゃけ革命もその後の死刑も一つボタンを掛け違いさせれば回避できたんじゃねとは思う
日本で言うなら北条高時なんかと同じ匂いがする
前代の負債が巨大すぎてつけを払わされたけど上手い事回せば何とか回避できたんじゃね？って感じで

>>20
イギリスも処刑されたチャールズ1世とか追放されたジェームズ2世はまあ・・・
王政が終わらずに済んだのは、王政復古を要請してくれる貴族や国教会が完全に力を失ってなかったからだけかも

ルイ16世は上手くやれば生き残れたんだろうが・・・なかなか難しいだろうな、実際その立場だったら

高等法院なんか復活させなけりゃ…

この人の弱さ、全方位敵という感じで不思議なことがある。

普通王族には、後ろ盾、スポンサーがある。
派閥がある。
なんとなくだが、ルイ16世には力のある後ろ盾がない、という感じがあるんだが…
逆に敵側には豊富に後ろ盾がある。
…ぶっちゃけあらゆる面でオルレアン公の方が王より数段強い、よくルイ15世が無事だったな、と思ってしまう。

>>24
貴族やら聖職者やら民衆にとって一番関心のある税制改革をせざるを得なかったからね
財政が大炎上してるのが公表されても、問題の解消より犯人捜しを優先し始める奴らだぞ
まともに国のこと考えてない馬鹿しかいないのに味方がいる訳がない

肖像画とマンガの絵が概ね似た感じ

この人の政策が原因で革命が起きたというより、「いつ起きても不思議でなかった革命が、たまたまこの人の代で起きてしまった」という感じ
ルイ14世死去の時点でほとんど国庫破綻していて、歳入の25倍の歳出があったと言うし（オルレアン公妃の記錄）、むしろ何でこの人の代まで持ったのか不思議なぐらい
もう主要領土も植民地も全部売り飛ばして、パリ周辺のみの小国家になるしか助かる道はなかったんじゃないかとすら思う。

戦争で国庫浪費しまくったツケが全部来ただけだしな　先代先々代は「戦争という看板があったから給ってた」わけで、それが抜けたらそりゃこうなるよねっていう歴史のいつもの流れ

>>28
自分も戦争やってなきゃまあツケが全部来たと言えるんだけど自分もアメリカにちょっかいかけてラストストロー乗せちゃったあたりがね

ルイ１６世の評価点は返しきれない負債があったと開明的（に見える）な政策を行ったって話に集約されるんだけど、負債の方はさておいて開明的な政策ってやつも結局の所一部開明的な政策を行っただけで違う部分はおざなりにしてたから負担と不満を貯めただけになったってのがね

内政シミュレーションで財政政策や貴族の力を削ぐことなく見た目がいい近代的社会保障をばんばか制定しまくって財政も国家もぼろぼろにする初心者プレイヤーによくありがちなプレイしてるようにしか見えないんだよな。ルイ１６世