ニコニコ大百科

>>381
公認野球規則7.10　アピールアウト の【注1】で
＞アピール権消滅の基準となるプレイには、投手のプレイはもちろん、野手のプレイも含まれる。
例えば打者がワンバウンドで外野席に入るヒットを放って二塁に達したが、途中一塁を空過していた。プレイ再開後投手が一塁へアピールのために送球したところ、悪送球となってプレイングフィールド内を転々とした。これを拾った一塁手が一塁でアピールをすることはできるが、
二塁走者がその悪送球を利して三塁へ走ったのを見て三塁へ送球してしまえば、一塁でのアピール権は消滅する。

とあるが？

>>790
中堅手が二塁に送球するのはプレー最後のアピールのための送球ではなく、あくまで中継プレーの途中なので、
最後の本塁タッチプレーが完了した後にアピールする権利は残る。

ちなみにルールブックには記載されていないが、
三塁走者のタッチアップが早い場合の守備側のアピールのための三塁送球直後、
アピール権喪失を狙って攻撃側の一塁走者が意図的に二塁進塁を試みた場合、
通常はアピール前の二塁送球でアピール権が喪失するが、例え二塁送球でタッチプレーが行われてもアピール権喪失にならず三塁走者はアウトになる特例がある。
（壮年期のMLBで同様のプレーが多発したことによる特例措置。岡田功氏が監修した「プロ野球「意外なルール」100」にも記載がある。）

>>391の>>390へのレスは完全に意味を勘違いして取ってたすまん
1死三塁でセンターフライ、それをバックホームで本塁タッチプレーが発生したらタッチアップが早い走者へのアピール権は消失するんじゃないかということかな。
当然ながらアピールのための送球を行ったあとにタッチプレーが発生したわけじゃないのでアピール権は消失しない。

また例えば、
1死二三塁でセンターフライ、両者タッチアップだが二塁走者のタッチアップが一瞬早かった、
中堅手は中継の二塁手に送球し二塁手は二塁ベースを偶然踏んだ（この時まだ三塁走者はホームインしていない）あと本塁送球、三塁走者は本塁タッチプレーでセーフ。
このケースでも中堅手から二塁への送球はアピールのための送球ではないので、その後の本塁タッチプレーでアピール権は喪失せず、捕手から二塁へ送球してのアピールは認められる（そのアピールが成功した場合は二塁アウトがホームインより早い扱いとなるため、得点は入らない）。
ちなみにこのケースで、塁審は二塁手が偶然二塁ベースを踏んだ瞬間にアウトコールをしてはならない（二塁走者は帰塁の意思を示していないため二塁はアピールプレーとなるため、あくまでアピールがあって初めてアウトとなる）。

水島先生といえばやっぱりこのエピソード。
この件を含めて日本球界に与えた影響は途方も無い。
氏のご冥福をお祈りします。

水島先生のご冥福をお祈りします。

この記事の件は、昨年の東京五輪の近藤健介選手の件の様に、ルールブックを理解したわけではなく、教えられた事から勝手にそうだと思いこんでいる事ってあるんだなと思わせてくれた話であり、水島先生がいかに野球に情熱を注いでいたかがわかるエピソードだと思います。

テニスのチャレンジシステムといい、なんでプレイヤーにそこを投げるんだってルールはもやもやする

水島君はこんなややこしいプロでも知らないものがいるらしい
ルールを知っているとは本当に心の底から野球を愛していたんだなと。
野球で知らない事は無さそう。
同じくらいややこしいインフィールドフライも知ってたんじゃ無いだろうか？

プロ野球編で、当時ダイエーの岩鬼が、その試合いつもの1番でなく4番に入ったのに、1番と勘違いしたまま（周りも気づかず）打席にたって犬飼弟からホームラン打ったけど、対戦相手のアピールプレイでアウトになったという話もあった

今の世のプロ野球ではありえないプレーだが、場内アナウンスとかなかったプロ野球黎明期では結構あった話で、次の打者までにアピールプレイがないまま、打順間違いのプレーが認められるケースもあった
アピールプレー無しで認められたプレーとして実際にあった例で有名なのが、後楽園球場最後の巨人公式戦で吉村がカウント４ボールを３ボールと勘違いしたまま、ホームランを打って結果としてそれで生涯唯一のシーズン３０本塁打（栄村との激突は翌年）となった。
なお対戦相手の広島のキャッチャーの達川は気づいていたが、最初は儲けものと思って申告しなかったら・・・となってしまい、悪いことはできんのう、と後々までネタにしてた

削除しました

これって、「リタッチ不足」と「第3アウトの置き換え」の両方を欠かさずアピールしないといけないのでしょうか？
秋田中央×明桜の動画を見ましたが、肝心のアピールのシーンが映っておらず、どんな感じだったのかはっきりしない。

>>399
すでに3アウトを取っているのに、さらにアピールプレイで走者をアウトにしようとしている時点で「置き換え」を行おうという意思は明白なので、置き換えることをわざわざアピールする必要はないと思いますが。

>>400
私もそう思うんですが、今の記事の内容だと、「置き換えもアピール必須」としか読めませんよね。

Wikipedia「アピールプレイ」に、こういう記述がありました。
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守備側は1イニング中において第3アウトを成立させた後であってもアピールプレイを行うことが認められている。
このアピールが認められた場合、審判員は当該イニング内における4つ目のアウトを宣告するが、このアウトは第4アウトとして記録されず、既に成立していた第3アウトまでの記録を取り消して、アピールによって得られた第4アウトを記録上の第3アウトとして記録する。これを「第3アウトの置き換え」という。
イニング終了時（第3アウト成立後）におけるアピールは、投手および内野手全員がフェア地域を離れた時点でその権利が消滅する。
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つまり、「第3アウトの置き換え」は、アピールによって「第4アウト」が成立した際に記録上どう扱うかの規定であって、それ自体をアピールする必要はない、ということになります。

この話題が出るたびに思うが、みんな難しく考えすぎなんだよ。ルールブックの文言なんかぶっちゃけどうでもいい。

単純にこう考えたらいい。

三塁走者が「俺は犠牲フライのつもりでタッチアップしてたんや。離塁がちょっと早すぎたかもしれんけど、相手は誰もそれを指摘せずにベンチに帰っていったよな？それに俺は３アウト目が成立する前に犠牲フライでホームインしてる。だから得点が認められるの当たり前」と主張したら？

そう、「走者の飛び出し」なのか「犠牲フライのタッチアップが早かった」のかは誰も区別できないんすよ。
明らかに飛び出しでも、走者が「いや、犠牲フライのつもりでしたよ。その証拠にホームまで駆け抜けてるじゃん」って言ったらそれでオシマイ。
だから３アウトが成立した後でもいいから、三塁に送球して「三塁走者が仮に犠牲フライのつもりだったとしても、離塁が早すぎたからアウトでしょ」とアピールしなきゃダメという、ただそんだけの話を何を難しくルールでは～この場合は～とか言ってるのか。

>>403
「内野ゴロで打者が一塁で3アウトになった場合には3塁走者が先にホームインしてても点にならない」という一見似ている現象が、多くのプレイヤーや観戦者に受け入れられているので、「なぜこの場合は得点になるのか?」（≒フォースアウトとアピールアウトの違い）を説明しないと、野球を多少知っている人ほど理解できないからだろ。

逆に野球全く知らない人からしたら、内野ゴロの時に得点にならない理由を説明してもらわないと理解できない気がするが。

>>404
その通り。
この「盲点の1点」は、岩鬼のホームイン（アピールがなければそのまま有効）よりも、
「山田（一塁走者）のアウトは、フォースアウトではない」
ことの方が重要な肝。
失点の事実を知った不知火のリアクションが、それを表している。

>>402
自分が>>352で若干ズレとるけど言いたかったことや…
「早かったね？」は要るけど
「置換してね？」は要らんっちゅーこっちゃな

しかし、さすがの水島御大も、これが「リアルの試合」で起こることまでは想像できなかったのではなかろうか。
（今となっては、もう確認のしようもないけど）
あくまで「岩鬼の暴走癖が生んだ、結果オーライ」であり、リアル野球にそんな選手はいないと。

しかし、連載当時はまさしく「盲点」だったこのルールも、そのインパクトゆえにすっかり有名になり、
更には、ここの >>97 ～ >>100 で触れられたように、実はこのシチュエーションでは、三塁走者は「わざと帰塁せずに本塁へ突っ込む」方がむしろ最善手であることに誰かが気付き、あの済々黌や秋田中央のように「意識的に練習に取り入れる」チームも出てきた。

結果、今では、「『盲点の1点』を『第4アウト』で阻止する」パターンも含めて、極めて稀ではあるが「現実にはあり得ないプレー」ではなくなってしまった。

>>404
君はいったい>>403の何を読んだんだよ。
一塁走者がフォースアウトではなくアピールアウトである理由も、同様に「飛び出しなのか犠牲フライのタッチアップが早かったのか区別不能だからフォースアウトにならない」と説明可能でしょうが。だからこそ一塁に送球して「仮に犠牲フライのつもりだったとしてもタッチアップ早すぎだからアウトですよね」というふうにアピールしてアウトにしていると全く同じ要領で説明できるじゃんか。
応用が利くんすよ>>403に書いた考え方は。

３塁走者が飛び出しなのか犠牲フライのタッチアップが早かったケースなのか区別不能だから三塁に送球してアピールしなきゃアウトにならねぇしホームインしててそれが３アウト目より前なら得点認められるって話をしてるのに、１塁走者がフォースアウトじゃないことを説明する必要があるからこの件は難しいんだよってお前。
その１塁走者も飛び出しか犠牲フライのタッチアップが早かったケースなのか区別不能だから１塁に送球して「仮に犠牲フライのタッチアップのつもりだったとしてもスタート早すぎだからアウトですよね」とアピールすることでアウトなんです故にフォースアウトじゃないからそのアウトより前のホームインは得点が認められますで終わりじゃねぇか。
同じ事やんけ。

んで内野ゴロの時に得点にならない理由は「フォースアウトだから」以外に説明はねぇよ。
そこは確かにもう「そういうルールうだから」しかねぇわな。

フォースプレーのほうがルールとしては特例なのに、発生頻度のせいでそっちが基本だと思われてるとこあるよな

>>403はすごくわかりやすい説明だったけど、>>408-410は全く理解できないよ、何をそんなに怒り狂ってるの？

「話すのは好きだけど聞くのはあんまり好きじゃない人だから」かな……
あとは
「否定形の言葉を向けられる」＝「喧嘩を売られた」or「主張内容を否定された」と
即脳内変換しちゃうタイプの考えなしさんかな

まあわかりやすい説明で理解できたんならスルーしとけばおｋ

>>408-410
あなたが>>403で説明したのは「走塁の違反行為が自動的にアウトにならない理由」であって、>>404で私が指摘したのは「走者の本塁到達と3アウトの発生の順番が問題になるケースとならないケースの違い」に関することです。
この2つのルールを両方理解できないと、このケースを理解するのは難しいので、>>403では説明が不足していると言いたかったのですが…

あと「内野ゴロで3アウトになった際に得点が認められない」のは「そういうルールだから」で済ませられるものではなく、>>30の方が書いているように、競技としてのバランス調整という割と明確な理由があります。

>>414
その部分って結局は第３アウトがフォースアウトか否かでホームインが認められるか否かが決まるっていう説明で終わりなんちゃうんか？

ちなみに例えば「なんで３ストライクでバッターアウトなの？」って聞かれたら私は「そういうルールだから」とか、「そう定められているから」って答えるけど、414さんは「競技としてのバランス調整のため３ストライクでバッターアウトと定められている」と答える感じなのか

>>412
>>403の説明のほうはわかりやすかったのか。自分としては>>408-410も>>403と同じことを説明してるだけのつもりなんですよね。
それが「三・本塁間で起こったか、一・二塁間で起こったか」の違いであって。
一塁に送球したから一塁走者がアウトになっただけであって、三塁に送球してれば三塁走者がアウトになっていたわけでしょう。
その「アウトになる理由」はどちらも、>>403で書いたように「飛び出しか犠牲フライのタッチアップが早すぎたケースか区別がつかないから、送球することで『仮に犠牲フライのつもりだったとしても離塁早すぎだからどっちのケースでもアウトすよね』とアピールしてアウト成立＝アピールアウト」と説明可能じゃないすか。
>>403が分かるならそれを一塁走者の山田に置き換えるだけなんで、じゃあ「一塁走者もアピールアウトであってフォースアウトじゃないよね」ということも全く同じように説明可能じゃないすかという。
一塁走者の山田だって「飛び出しではなく犠牲フライのタッチアップのつもりだった、ちょっと離塁が早すぎたかもしれないけど」と言い出す可能性が三塁走者と同様にあるのだから。

重要な前提として、「内野ゴロで打者が一塁で3アウトになった場合には3塁走者が先にホームインしてても点にならない」のは、「第３アウト（打者走者）がフォースアウトだから」ですよね。
だから逆に言えば>>405で言われているように第３アウト（一塁走者の山田）がフォースアウトでないことを説明できればいいわけで、そしてその説明の方法は>>416に書いたように>>403を一塁走者の山田に当てはめて考えたら同じようにフォースアウトでないことを説明できるやんと思ったんですけども…。

判りやすく「帰塁義務違反を提示しないままインプレイとしてしまったためにプレイが有効になって
１点となった」というのがわかりやすい気がする。ドカベンの例をあてると岩鬼の本塁到達が
タッチアップか否かが問われる場面を相手チームは一切不問にして山田へのアウトだけを有効にして
守備権利を放棄してしまったわけだから結果としては「岩鬼の本塁到達」だけが記録されて１点になったといった感じだな。

>>415
このプレイは、起きてる現象や適用されている個々のルールは決して難しいものではないのに、それが組合わさった結果、一見するとプロの選手からしても不可思議に思えることが起きているのが「盲点」と言われる理由です。だから、組合わさっている複数のルールのそれぞれを説明しないと正しい理解につながらないと思いますよ。

あと「3ストライクでアウト」(厳密には違うけど)の理由は「元々は打ちたい球が来るまで何球でも見逃しても良いルールだったけど、それだと打者が有利すぎるのと試合時間が長くなるため、打てる球を3回も見逃した奴は強制的に打席を終わらせる」という趣旨です。

まぁ説明にルールブックの表記に縛られるのは悪手な気はするねぇ　あれはあらゆる状況を説明するためか小難しく書かれてるから
あと基本的に早いもの勝ちっていう大前提が見えにくいんだよな　ルールブックの記述にしても解説にしても大前提すぎて触れられていないことが多い　大事なとこだと思うんだけども