ニコニコ大百科

他の元帥達からのロンメルの人物評が気になる

WW1の頃からシェルナーとは何かと因縁があるみたいだけど

ロンメルは英語圏での評価が下がってるからしゃーない、持ち上げが酷かった反動だから残当だけど

>>151
「彼は師団長としてなら確かに有能だが、元帥になるほどの才はなかった」
ってマンシュタインかマンシュタインの副官が言ってた気がするが
記憶が朧気だからあまり信用しないで欲しい

違うんだよなぁ

ロンメルが近年の最新の研究に基づいて評価が下がっているのは、兵站軽視という分かりやすく単純な理由のみならず、そもそも攻撃的に攻める必要があったのかというところまで含めての評価なんだよね

彼が兵站軽視と言われる最大の要因として西方電撃戦中の彼の率いた部隊の進軍速度からも分かる

確かに電撃戦は敵中突破した装甲部隊を前に前に進める戦術だがロンメルは余りにも性急すぎた
事実としてフランス国境内で補給切れを起こして破綻しているし

偶然にもパリがドイツ国境と近いから経済的重要地域を占領できたことでフランスは降伏してくれたけど、これはあくまで相手がフランスだからであって同じことはソ連や北アフリカでは通用しなかった

ロンメルは西方電撃戦で気を良くしたのか北アフリカの砂漠でも同じ要領で電撃戦的に進軍しまくった

北アフリカなんて砂漠だらけで経済的要地などエジプトくらいにしかないのだが英軍からしたら電撃戦にさほど脅威を感じない
包囲されても海上輸送で維持可能だし

北アフリカは戦線が短いために全体が隘路となっているからむしろ防衛戦に徹するべきだったと考えられている

深い塹壕を構築して防備に徹していればあそこまでの被害は出なかった
砂漠は山岳地帯や丘陵ほど守りに向いてないけど移動可能な領域が狭いという意味で防衛側に有利なんよ
見晴らしがいいから射程も長く取れるし

電撃戦が縦深深いソ連では通用しなかったことは有名だけど北アフリカはもっと通用しないのよ
英軍からして奪われて困る拠点そのものが少ないし
なのに敵戦力の撃破よりも突破を優先したから何がしたかったのって話なんよ

優秀な指揮官とか言ってる奴らは具体的に何の戦いでの行動をもとにそう評価しているのか

北アフリカ戦線ではイタリア軍の不甲斐なさが強調されているが負けっぷりに関してはロンメルのドイツ軍も同等だぞ

削除しました

攻撃して欲しくない場所を攻撃して欲しくないタイミングで的確に攻撃してくるからだよ
それを軍団規模の戦いで、偶然ではなく狙ってやってくる奴がどれほど恐ろしいかなんて考えるまでもないことだと思うがな

自身の著書を出版社と結託して脱税してるとことか、愛人との間に子供作ってるとことかに悪い意味で人間味を感じてるｗｗ

ビル･ハケイムの戦いを見るにケーニグ＞＞＞ロンメル
WW2フランスの過小評価は異常だ

以外と小柄なんだなこの人

「清廉潔白なドイツ国防軍やその軍人」という虚像が剥がれつつある現在、ロンメルの高潔と言われる部分も誇張や嘘が紛れ込んでるのではないかと疑ってはまあ

×疑ってはまあ
○疑ってしまう

息子は政治家や市長として活躍して、父親とは違った形で有能だったんだな

>>145から三年弱でロンメル死の大百科記事が作成されちゃった…

削除しました

ほぼ大木毅氏の受け売りだけど、やはり前線指揮官としては優秀な一方、多くの部隊を指揮する司令官としての足りない部分があって、その欠点が師団長、軍団長と立場が上がるにつれて露呈していった人だと感じる
幸か不幸か、この人はその足りない部分をなんとかできるほど戦術的センスが卓越していたから英雄となれた