ニコニコ大百科

ようやくまともな三好長慶がドラマで観られるのだろうか
織田以前の天下人繋がりで大河に出たことのある人物として毛利元就における大内義興みたいに大物感たっぷりに描いてくれると嬉しいものだ

この人と兄弟だけじゃなく父親の元長、祖父の長秀、曾祖父の之長も皆、名将扱いだよな
しかし曾祖父は斬首、祖父は自害、父親も自害、息子は早死、
兄弟は戦死戦死自害戦死

不幸の神にでも憑りつかれてるのかっていうぐらいろくな最期を遂げてない
挙句、現代では地元でもすっかり存在を忘れられているという・・・

之長、元長は知名度低いけでかなりの大物だからなぁ

織田が上洛するころにはもう長慶はこの世の人では無いからね
戦国史上影が薄いのは仕方の無いところ

ひいじいちゃんの之長、親父の元長が直情型の乱暴者で悲惨な最期を遂げただけに長慶は自身の行動を自重して兎角慎重に動いていたようにも見える

このお方が存命のうちは松永弾正も忠臣だったのだろうか
将軍義輝はともかく仇敵の細川晴元にも丁寧に接してるのは凄いよなぁ
主君とはいえ親父殺しの首謀者なのに

親の仇の晴元には丁寧なのに、なぜか本来の主筋のはずの阿波細川の持隆は殺してしまったのが謎よね
そもそも讃州家が曾祖父の之長を引き立てて、父親の元長も長慶自身もその庇護下で働いたり育ったはずなのに
実休もかなり後悔してたみたいだけど・・・長慶の頃には京兆家の家臣としての立場が重くなってたんかねえ

堺公方がポシャったのがなぁ
後六角定頼が偉大過ぎる。定頼がもっと早く亡くなってれば大きく変わってたように思う。

麒麟がくるの出番あまりなかったな

でもかなり知名度あがったから良しとしようじゃあないか

>>130
そうだね
いつか三好氏の大河が見たいな
できれば之長の代から長慶の代まで

麒麟はあくまで明智光秀が主人公だから、長慶の出番はまあこのくらいが妥当なのかも。ただそれでも、今まで三好長慶の事を知らなかった人達も長慶を知る取っ掛かりになったり、興味を持った人がいればいいね。

当時は身分の差が薄れていたとはいえ長慶が妹を一介の鉄砲商人であった千利休に嫁がせたのは、鉄砲の重要性を理解していたのは勿論
茶人や連歌師というのは単なる文化人ではなく
商人、寺院、公家といった畿内の複雑な利権関係を結ぶ仲介者だということを見抜いていたからだろう
長慶は茶人や連歌師を取り込んで流通や政治を支配しようとするやり方は後の信長や秀吉も踏襲することになる

>>131
それコーエーのゲームでもやりたいな
2002発売の蒼天録じゃ長慶はもちろん之長・長秀・元長もいたし
自分が下剋上して晴元から自立することも、持隆に下剋上提案して独立させることもできたんよね
SLG形式だとどの陣営にどの武将がいつ所属してたとかざっくばらんだけどわかりやすいし

その地のフィクサーと懇意にして市議会議員やら県議会議員やら地方の政治家からスタートして国政へ打って出ると置き換えると当時も現代もそう変わらんように感じるな

>>133
利休の最初の妻は現在の所出自は不明で長慶の妹とは言えないよ
利休関連の本にはそういった記述はないし、あっても三好氏の女とも言われる、と書かれてる程度
多分小説「千利休とその妻たち」が初出で、利休と長慶との直接的な関係は今の所ない
三好の御用商人とか書かれることもあるけど長慶がいる頃の三好の御用商人は天王寺屋とか紅屋
実休や久秀とは茶の湯を通して知り合いだし、実休とは結構深い中なのかもしれないけど

寿命もまた天下人の能力の内ってね

まあ本人だけもう少し寿命があっても厳しそうだけどね・・・実休と一存も生きてれば違っただろうけど
あの二人が死んだのは毛利両川が死んでたらぐらいの痛手の気がする

寿命というか運だな
三好一族は不幸が多すぎる
呪われてる

十河一存「和泉国の支配を任されました」
十河一存「早死しました」

三好義賢「和泉国の支配を任されました」（実休、之虎）
三好義賢「戦死しました」

安宅冬康「和泉国の支配を任されました」
安宅冬康「切腹しました」

>>140
泉州は魔境やさかいな。
さらに南へ行くと悪魔の共和国という大魔境がある模様。

この人物に信長なみの革新性と苛烈さがあれば天下は治まってたなんて言われるが…。
近年その信長が保守的で戦いよりは対話を重視していた説が有力に。
足利義教や細川政元が過激さ故にうまくいかなかったことを思うと、穏健なのは決して間違っていなかったのがわかる。

嫡男死んで一応後継者に義継を立ててはいるけどにわか仕立ての実績も何もない10代の若者
正統後継者が死んで遺されたのは年少の後継者、一族の有力者と抜擢された家臣の争いで政権崩壊ってのは案外信長とそんな変わらないよね

久秀は秀吉にはなれなかったし、三人衆以外の三好一族の屋台骨連中は死に過ぎだけど

何故ここまで短命ばかりなのか人間５０年と言われる時代だが
探せば６０、７０まで生きる大名も結構いるのに

家格も結構低いからどうしても頭打ちになってしまったところもあるからなぁ
従四位修理大夫相伴衆止まりで主家の細川家の管領より上にならんよう配慮したところもあるんだろうが（しれっと桐紋貰う待遇は得てるが諸大名から憤慨されたとも）、身内で殺し合いがデフォの畿内史で穏当に権力移譲を成しえた上に家格を向上したのも何気に凄い話ではある

>>143
織田信雄「やはりワシらのような図太さがないとな」
織田長益「うむうむ」


豊臣秀頼「（三好義継のなかまに　なりたそうに　こちらをみている！）」

ノブヤボだと山城一国を足利将軍家にあげてる優しい長慶様
逆に長慶に河内を没収され雑賀衆鈴木に食べられるクソザコナメクジと化した河内畠山

先日刊行された中公新書の
『代々阿波細川氏と足利義維を担いできた三好氏にとって、義輝と和睦し細川晴元を放逐した長慶は異端であり、時に長慶の部下が冬康の部下と小競り合いを起こすなど対立があったので三好一門を四国・淡路に残す一方で畿内で登用した人材を重用した。』
という説明は得心のいくものだった。
政権安定のため一族の節を曲げて義維を推す細川持隆を殺害したことへの実休の後悔の句と、晩年に冬康を処断した理由がなんとなくわかった

阿波細川家の家臣として摂津に上陸して以降、大きな戦争をたったの数回しただけで畿内の覇者、天皇に輔弼する副王にまで上り詰めた立ち回りは天才的
文武に優れた長慶だからこそ

英雄たちの選択スペシャルの最強武将ランキングの関西ブロックで長慶が四位留まりなのが解せぬ
三位石田三成、二位松永久秀、一位黒田官兵衛という結果でだぞ
久秀好きな人には悪いが久秀は所詮三好や織田の一有力家臣留まりの武将だろうに