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蘆名がバックアップしてた対上杉の反乱は新発田だけでなく本間もだな
最終的に両者とも潰されたから上杉家中は消耗した一方で長尾為景時代から離反と臣従を繰り返してきた国人どもの家臣化に成功している
そういう意味じゃ本庄繁長は結果論だがうまく立ち回ったな
恐らく最上の南下に手を焼いて独立どころじゃなくなったって理由が大きいんだろうけど

仏、それこそ毘沙門天の加護でも受けているんじゃないかってくらい滅亡の危機が訪れても何かしらの理由でその危機から逃れているんだなあ

関ヶ原当時の史記みてると、直江は確かに雑魚将軍なんだが、この人のあまりのタマムシ色っぷりも悪いと思ってしまう

景勝自身がやりたくないと思っていても、実際直江に名前を貸しているいる時点で言い訳は効かないし、英傑って感じがないのよね
すべての東日本の秩序を破壊しながら守ってきた義父が見たら泣きそうなぐらい日和見だよ

景勝が窮地に陥ったのは本人の責任とはいいがたい部分が大きいけどな
少なくとも御舘の乱と新発田の乱については謙信の死によって謙信時代の制度がだめになった部分が大きいし、関ヶ原についても上杉征伐でかけられた謀反の嫌疑は白だろうし

しかし御舘の乱およびそのあとの
新発田の乱で武田や毛利とは
比べ物にならないほどしっちゃか
めっちゃかだったのによくこの程度の
被害で済んだもんだ

織田北陸方面軍の柴田勝家のヘイトが
加賀や能登の一向一揆に向いてたというのも
あるのか？

自分でもあまりにアホな質問だと思うし申し訳ないんだが…
関ヶ原の上杉って
上杉征伐→三成挙兵→取って返して関ヶ原→三成処断→上杉減封
らしいけど、改めて上杉征伐にならなかったのはなぜ？
豊臣に謝罪した？それとも最初から滅ぼすつもりはなかった？

東軍にわざわざ上杉を征伐するほどの元気がなかったし、中央の情勢の変化で上杉との講和の道も見えてたから
家康がその気になれば上杉を滅ぼすくらいは余裕だっただろうが、上杉征伐から関ヶ原まで移動づくめで疲れている諸侯を無理に動員して恨みを買う必要はない

>>125
加賀一揆がしぶとく抗戦したおかげかな
加賀一揆が完全に屈服したのは1582年に入ってからだから
なお加賀一揆は上杉家の傘下に入っておらず全く彼らの都合で戦った模様
景勝が本当に一揆を支援していたかは不明。織田側の史料だと上杉の支援があったことになってるが・・・

>>126
・上杉にはもう徳川と交戦する意欲はなかったから。のが大きいのではなかろうか。
まあ島津も毛利もそうだけど。
関が原後には上杉は伏見で積極的に講和交渉に動いている。

個人的に上杉景勝って「義の武将」とは全く思えなくて、どちらかというと
こういう外交交渉がすごくうまいってイメージがある

家督継承以来崖っぷちで戦い続けてきたような人だからな

上田衆ばっかと言われる家臣団も結構バラエティに富んでるよね、揚北衆はもちろん武田滅亡後は信玄の息子信清をはじめとした武田旧臣も結構居るし
鬼武蔵にトラウマ植え付けられたけど地味に上杉家中でいいポジションに収まった芋川正親さんが好きです

狩野秀治みたいなのもいるしな

景勝ほど強運の人も珍しいと思う
景虎との争いや西軍についたがお家存続もすごいが
やはりそれ以上に1982年に生き残ったのは奇跡的としか言いようがない

本能寺の変が後数か月遅かったら義兄の勝頼同様に織田軍の攻撃で悲惨な最後を遂げていた可能性が高い
もしそうなったら後世の人からは偉大な信玄の後を継いで家を滅ぼした勝頼、偉大な謙信の後を継いで家を滅ぼした景勝という感じで悪い意味で並び称されていただろうね

個人的には局地的に信長に勝った三方ヶ原や手取川の勝利で信玄、謙信は称賛されまくり後を継いだ2人は偉大な先代と比較されて何かと気の毒だと同情してるが

400年以上生き延びたらそりゃ奇跡だわｗ

ひょっとしてこの人まだ生きてるの？

DKSG謙信と名を改めてネットの世界で生きているらしい

すみません
訂正
1982年じゃなくて1582年でした

信長と家康のふたりに喧嘩売って生き残れたのは流石という他ない
武田、北条、今川の末路をみてると尚更そう思う

何度時を繰り返しても本能寺が燃えるんじゃがって漫画で、統率50武勇60知略70内政80外政90で評価されてたのが面白かったな

ようやく入門書とも言える新書本が出て嬉しい
児玉氏のは流石に古いし入手もし辛くなってたし

ネット掲示板だと景勝はイマイチ評価されない傾向にあるが、御館の乱から新発田の乱を通して揚北衆を家臣化するか上杉から離反するかの振るい分けをしつつ織田と蘆名、北条と徳川を相手するのって相当ハードル高いよな

事績の華々しさや他人に与えた被害の大きさからくる「人気」と最終的に確定した戦果の分量からくる「結果から追った評価」、どっちか片方なくてもいいけど両方ないと流石に厳しい

武田勝頼は運が悪くて滅ぼされた
上杉景勝は運が良くて家が残った
北条氏政は最後の最後にしくじって家を潰した

そんな印象、景勝は運だけはめっちゃいい人

「家康を抑えるために越後から会津に移封された」ってのが良く分かんない、関東の大名を牽制することが目的なら会津よりも越後に居るほうが良いと思うのだけれど
実際養父様は越後から関東に度々出陣していたしね
蒲生氏郷の会津91万石は伊達政宗を警戒するため、だけど上杉の会津120万石は徳川家康を警戒するため？素直に「蒲生氏郷の後任として奥州の抑えを期待された」という事では無いのかしら
対家康を考えていたなら信濃を加増して東山道の抑えにするのでは？

そもそも豊臣秀吉は徳川家康を政権第一与党として考えていたから家康の抑えなんて発想はない

>>145
「豊臣秀吉は徳川家康を政権第一与党として考えていた」までは分かるよ、でも「だから秀吉には家康の抑えなんて発想は無かった」は飛び杉謙信
五奉行五大老制なんかは明らかに、特定の家臣への権限集中を防ごうというバランス感覚の表れだと思うけれど
家康さんが豊臣政権の与党第一党になってフリーハンドで政権運営してくださいって、それはもう禅譲じゃないの

越後は普通に、上杉みたいなアブネー外様を置いておける場所じゃない
遠くに動かす+拒否したら滅亡っていうよくあるあれだろ

春日山の現地に行くと、広い平野側が一望できて海岸ルートと関越ルートを押さえておけば、大人数が移動してたらまず素通りはできない立地なのよね
上杉の後任は堀秀治なんてうす味大名やけど、東海道の堀尾中村田中のうす味トリオと同じく、
ある意味で、敵に回しても豊臣家の権勢で懐柔できる程度の人材を置いた気がしないでもない

新発田の乱ここでも無視されてて草

※146
そもそもまともに中央にいて政務を裁けるのが家康しかいないから権限集中を防ぐもへったくれもないんだよなあ
利家は秀吉生前の時点で死にかけだし