ニコニコ大百科

どいつもこいつも御家騒動だからねぇ…→宇喜多秀家（権力基盤が秀吉の庇護だったから秀吉の死で瓦解）も毛利輝元（秀就を後継指名したり、筑前を石田と取引したり、秀元への詫びに別家創設時に吉川広家等に立ち退き要求したり）も

と言うより豊臣政権内での家康の立場が関東250万石の大領に加えかつ公家も加えた上で当時の最高官位(正二位内大臣)
さらに跡継ぎの秀忠も秀吉生前から従三位中納言で既に家康利家以外の大老と同格その上で秀頼の義父になることが確定してるわけで
逆に他の大老では前田の跡取りの利長は秀忠より官位昇任がかなり遅くて明らかに格差つけられてるし毛利や宇喜多は>>151の通り
その上で上杉を会津に移封した訳だからな
これで徳川に権力集中させないようにしたってのは無理がある

そもそも豊臣政権の東北の仕置きに問題があるんだよね
まぁ政宗が一揆扇動したせいはあるが（島津や長曾我部はもともとの土地アンドだけど、伊達は米沢桑折を取り上げられて北に追いやられた）

最上と上杉の飛び地とか、そもそも越後の上杉勢は東北をまったく知らないのにやっていい事ではない
両者で対立になるのも当たり前

東北の火種作ったのは秀吉が悪いし、五奉行が悪い
そして巡り巡って西軍で三成敗北の原因になるという。。。

三成があまりに弱すぎたせいで東北勢が迷惑被ってこそいるが逆はない。三成の敗北を東北情勢のせいにするのは責任転嫁も甚だしい。

最近は東軍に西軍が瞬殺された説が有力だから、三成は戦下手だったという事になるな

下手というかなんか知らんけどいつの間に総大将になってしまってるだからなぁ→三成　岐阜城落ちた時点で実質消化試合だしね
>>153 蒲生騒動とかも蒲生の処遇に秀吉と秀次が揉めたっぽい感じだし東北は完全に秀次と家康に丸投げだったからなぁ

上杉憲政殺してる時点で大罪人なんてもんじゃない
ほんまもんの屑

戦争も外交も何一つ上手くできないし、憲政弑したり、家康に喧嘩売って山形略奪やったりとか、やる事のスケールがコスい

ぶっちゃけ毛利輝元の同類なんだけど、よくもまぁ現代まで名将みたいに評価されてきたよなこの人

近年有力になってる神余の人質騒動に端を発する三条手切が御館の乱の原因説が事実だとすると
自分の所領目当てにその神余と組んだうえ景虎も抱き込んだ憲政が乱の首謀者みたいなもんなので
手段はともかくとして景勝がこいつぶっ殺してえと思っても仕方ないと思った(小並感

そもそも御館落城近辺の動向は結構妙な点が多いよな
足手まといとはいえ自身の正当性を強化できる存在である嫡子の道満丸を置いて逃げる景虎
景虎が逃げた後に落城必至の御館から敵の首魁の嫡子を伴って和議に来る憲政(景虎が逃げたのも把握されてるしタイミングとして遅すぎる)
実際のところ和議に赴いた時にだまし討ちとかではなく、普通に御館内に攻め寄せられた時か、脱出しようとした時に捕まって殺害されたんじゃないか

北条不倶戴天の憲政が何故北条氏の介入を強める和睦でええやろ路線でいったのかは謎（有力なのはシンプルに老齢で何の実力もないけど名前と身柄だけ景虎側に利用された）だけど
それを安易に弑する景勝の安易さというか考えの浅さというか直江兼続はじめとした旗本シンパのどす黒さというか…（新発田への処遇含めて）

基本的にこの人は単細胞すぎる。
対織田戦線も対新発田も関ヶ原も同じ。考えなんかほとんどない。ムカついたらやるってだけで、ここまで単細胞な大名もほとんどおらん。生き残ったのは幾度となく運のみ

御館の乱やら新発田重家の乱やらやらかしもきついけど、そんだけボロボロでも天正壬午の乱に介入できる余裕あったのはようやっとるというべきか
結果的に破却を含めた越後国境の諸城整理や揚北衆の所領削減、転封を通して上田衆を中心とした中央集権化と軍制改革、法治を実現できた側面もあるからなぁ（逆に北条は超安定してるけど機会主義・戦略的展望の欠如が解消されずでもっと戦面とかでやれただろってのもちらほらある）

家康にあっさり敗北して土下座して大減封
この点で考えたら無能扱いされている毛利輝元と大差ない件

流石に吉川元春と小早川隆景がいた毛利輝元より下は無い、と思うんだが…

どうするでテンプレ小物キャラになってたな
今後あんなにぺちゃくちゃ喋ってる景勝は見られないかもしれないしある意味貴重かもしらん

「先代を超えたい」とか劣等感ありげな台詞言わせたり、義を重んじる、無口で直江がべらべら喋る系ってのが景勝の造形テンプレだからそういう意味でも珍しいよね
経歴とか見てると義…？と普通の戦国大名チックな行動もやることやってる（謙信が奉戴してた上杉憲政を義弟ごと斬る、新発田重家粛清、惣無事令発令中に秀吉の許可有とはいえ最上領切り取り）から野心家キャラでもあまり違和感は無いけども
身内内では謙信みたいな気性の激しい発言も多くて手紙内での罵倒のレパートリー多かったり…→「べんべんと日時だけ徒に浪費して」「大稚児の如く図体のデカいだけの馬鹿というのはこちらでも噂になってる」etc
対外的には他所の大名とあまり関係作ろうとかには無関心で部下にも徹底させてたから恐らくそこからだろうけど→とにかく無言キャラ

ていうか上杉景勝って本当に無口だったのか
生涯一度だけ笑ったって話は講談ベースっぽいし、手紙だとむしろ饒舌なんでしょ

あれだよ、Xでは饒舌だけど実際は陰キャみたいな人だったんだよ