ニコニコ大百科

シンカリオンのエヴァコラボ回に登場した碇シンジは
エヴァ本編の碇シンジと違ってかなり頼もしく思えた。
これも「主人公補正を失う事で逆に強くなるパターン」だと思う。

>>510
でも主役だった頃から頻繁に負けてた奴だと案外気にならないのよね。
逆にレオとかは本編終了後の客演の方がよっぽど活躍しまくってる。

>>509
Dr.STONEの師子王司もそれに近いパターンかな？（かませどころか敵の大ボス扱いだけど）
少年ジャンプ御用達のバトル漫画なら主役になれたかも知れない逸材。

特に文明崩壊後系のストーリーじゃ何かと文明･テクノロジー批判的な話になりがち。
科学技術そのものが悪、科学技術を持つ者は「古い時代に固執する者」と扱われ
逆に科学文明の利器に頼らない野生児を「新しい時代への希望」と持て囃す傾向がある。

そんな話なら師子王司は間違いなく主人公になれた。
でも彼の不幸はDr.STONEのストーリーが逆に科学の力で文明復興を目指す話だった事。
その為に文明批判寄りの思想を持つ肉体派の彼は悪役にされてしまった。

「王道の主人公を揶揄した悪役」って言うとザ・ボーイズのホームランダーとかを思い出す、あいつらそもそも作品が違っても主役になれる器じゃなさそうだけど。

グランドジオウは主人公補正のせいで逆にイマイチ活躍出来なかったんだと思ってる。
スペック・能力で言えば歴代平成ライダー最強フォームでもトップのヤバさで、さらに歴代平成ライダーを
呼び出して戦わせるなんて事も自在に出来るのに主人公補正が逆に災いして苦戦のイメージしか無いと言う。
その代わりオーマフォームやオーマジオウ（最終回で現代のソウゴが変身した方）が鬱憤を晴らしてくれるけど。

>>512
>>513
それで思い出したけど確かDOD1って主人公とライバルを逆転させてみよう的なコンセプトもあった気がする
普通は悪役なキャラが主人公補正を受けて、逆に主人公から主人公補正を取っ払ったらみたいな感じなのかね

>>509
ドラゴンクエストビルダーズ（１）もある意味そっち方面の話だったのかな？
本来の勇者が竜王から世界の半分を貰う選択をしてしまった結果、世界が一度滅んで
ロトの血を引いてはいるけど勇者としての才は無く代わりに物作りの才があった主人公が
神様的存在から蘇生させられて、その物作りの才を活かして荒れ果てた世界を復興させ、
最終的に竜王を倒すのも伝説の勇者の聖なる力じゃなく物作りの才によって作られた
数々の兵器群の力だった～って展開。（しかも世界の半分を貰った勇者は変わり果てた
姿になって敵として登場する）

強い主人公には逆補正がかかってピンチになったりしてるな
超人ロックは敵を気遣ってとかコブラは簡単に気絶とかしてさ

ドラゴンボール（孫悟空少年編）で悟空ＶＳレッドリボン軍の戦いの中で舞台がペンギン村に移って
そこでドクタースランプのキャラも交えた話が展開されてた事あったけど、ドラゴンボールＧＴの後番組
として始まった方のリメイク版ドクタースランプだと、逆にペンギン村に孫悟空（とブルー将軍＆
ムラサキ曹長）がやって来るって展開をやってたのをふと思い出した。こう言う視点の逆転みたいな
事例は他に無いかな？

主人公の中には悲惨な境遇に遭う物も多かったり、ピンチ展開にする為に
敵側に運がいい展開が起こったりするのもまあ悪い方に主人公補正が働いたともいえるか
>>514で挙げられたグランドジオウの様なスペック発揮したら敵を瞬殺で終わって
つまらないから上手い事スペック発揮できない出来事が連続したり

どこで見たか忘れたけれどドカベンのどえがきが主人公になれなかった主人公キャラって言われてて妙に納得してしまったな

「主人公っぽいキャラ付けなのに主人公になれなかった為に残念な扱いのキャラ」で思ったんだけど
ゾイドフューザーズのラスターニなんかもその口かも知れんね。

イケメンで、ブレードライガーを愛機にしていて、物語の舞台になっている街における
ゾイドバトル競技のチャンプと、立派に主人公を張れそうなタマなのにかませと言う。

孫悟飯は逆主人公補正がかかってる気がする

諸事情でダメ主人公まとめってとこ見掛けたんだけど、主人公補正アレルギーが酷いなアレ
生まれた村から一歩も出ずに、王国の騎士様が悪の帝国を滅ぼしてくれるようガタガタ震えてる村人主人公がお望みなのかね

>>523
ヒーローもので例えると「ヒーローに変身して敵と戦う人」では無く
「ヒーローの活躍を遠くから見守る一般人」を主人公に描くのが昨今の王道になっている感はする。

主人公補正という言葉が主人公のことを全否定してる印象を受ける人も多いんじゃないかな

悟空にしろルフィにしろナルトにしろ、たしかに主人公補正と言われる側面があったことは否定できない
でも彼らは主人公補正どうこう以前に主人公として圧倒的に魅力的で大勢の人々から愛されてきたと思うんだ

どうしても主人公の活躍に人々は注目しがち
だから少しでも不自然な主人公の活躍があると主人公補正と主張したがる人々が出るのは仕方ない

結局は読者の受け止め方の問題なんだよな
ある程度の不自然さに目をつぶるかつぶらないか

ただ最近の人気漫画は主人公補正と言われるのを恐れてなるべくそうならないように描いている気がする
エレンや炭治郎はその代表例
巨人や鬼といった異形の存在を主人公に関わらせることを重視しつつあまり主人公の活躍ばかりを強調しすぎず他のキャラもうまく目立たせる
これはこれでアリだと思う

FE風花雪月の主人公は主人公補正の塊だと思う
歩く勝ちフラグと化してるのは勿論のこと
幼馴染か自分と同じ心の傷がある奴としかペアエンドにならない奴とペアエンドあるのは主人公補正以外で説明がつかない

イギリスとアメリカには絶対主人公補正があると思う

>>527
イギリスの戦艦にウォースパイトってのがあったんだけど
これがまさにリアル主人公補正を持ってた艦だった。
色んな戦いに参戦してその度に被弾して損傷したけど沈まずに勝ち抜いたって言う。

元が強いから主人公補正で逆に弱くなるになる
コブラや超人ロックとかもいるけどな
あっさり気絶したりとかいつもの打たれ強さはどこいった

主役だから死なない再起不能にならない程度に痛めつけられたり心を磨り潰すイベントが発生するのも主人公補正の一つ

主人公補正がないと事件解決を別人に頼む必要が出てきたりする
今まで戦ってきたがラスボスに勝てないからって
金でその道のプロを雇うのは話として面白いのかっていうね

全く主人公補正特に人望のない主役の話まそれはそれで見てみたいし
強烈な主人公補正持ちを倒す話も見てみたい
敵側に与したり第三軍に与して主人公らを倒す創作とか流行らないかしら

柔道部物語の西野は主人公にしても良いバックボーンを持った努力型の最強ラスボスだった。
幼少時に両親が離婚した為に貧しい母子家庭で育ち、身体も小さかったから
周囲からいじめられて、その状況から一心不乱に柔道に打ち込んだ結果
相変わらず身体は小さいままだけど重量級の相手も力技だけでも強引に投げ飛ばせる様な
滅茶苦茶強い選手になった。でもそれで増長して悪くなってた…みたいな。

逆に本来の主人公である三五十五が、高校から柔道始めた身でありながら
一～二年で全国級選手になったから天才と称されてたり。

主人公補正のない主役ってなんだよ
そんな奴いないだろ

主役にも補正は間違いなく掛かってるけど、何でかラスボスが殆どの主人公補正持っててる漫画もあったなぁ

フフフ、今の攻撃、もうほんの数センチズレてたら、私をたおせたのになぁ！

>>534
知ってる限りだと仮面ライダーアマゾンズの千翼と映画ミストの主人公

なろう系に関してはもはや主人公補正の域を超えた主人公接待に見える

主人公が乙女ゲーの悪役令嬢に転生しちゃった系の作品を幾つか読んで思ったんだけど、
主人公は悪役令嬢の汚名を被るまいと品行方正に努めてるのに、元の乙女ゲーの方では
悪役令嬢の嫌がらせにも負けずに王子様と幸せを勝ち取る正ヒロインが
「自分の恋敵を悪役に仕立て上げて蹴落として行く真の下衆」に描かれがちだったりするな。

主人公補正ナシ(他キャラが主人公になってそのままエンドレスで物語が進む主人公交代制)もあるにはあるがね……知る限りでライオン仮面とペイント漫画