ニコニコ大百科

そもそもがいくらスポーツやビジネスのためとはいえ、ガラスなんぞと表現されるほどに先鋭化した品種改良する必要があんのか？
安楽死が良い悪いってより、元からそんな繊細な生き物作るなよ
競馬協会や大手牧場が先導して繊細すぎる品種から脱却する風潮とレギュレーション作れんの？
日本内で規制したら海外に勝てないって言うかもしれんが海外に勝つことより安全で元気に走れることの方が大事だろ

リーゼントロックは凄いと思うわ
長年投げ続けても壊れなかった馬主のばんてふに似たのかねえ…

>>61
サラブレッド系競走馬に限らず、他のウマ類や一生のんびり草食って生きるだけの野生馬でも自立できない骨折したら普通に血行障害起こして死ぬよ？
人間ですら寝たきりの患者は定期的に寝返り打たせないと床ずれして壊死してしまうだろ？

馬なんて草食動物の宿命で長い長い腸持ってるから、骨折なんてしなくなって腸捻転になったらほんとあっさり死ぬ
競争なんてしなくて牧場でのんびり寝転がってても起き上がる時に失敗したら骨折して死ぬし

蹄葉炎もサラブレッド種に限ったことじゃない
蹄に血管が通っててポンプの役割をし、歩けなくなると血行が阻害され腐ってゆくのは奇蹄目（偶蹄目のウシ等でもあるらしい）というヒヅメを持つ動物の宿命
あの脚もなにもかも太くて丈夫なばん馬でも蹄葉炎になるんだからね

たまたまサラブレッドが衆目のある目立つ場所で骨折するだけで、モンゴルの草原に居る野生馬だろうがアフリカのシマウマだろうが、同じように日々死んでるよ
確かにサラブレッドはある目的に特化した品種で繊細だが、逆に専門家の人間や獣医療の手厚いケアを受けてるともいえるから単純に品種の問題だけではない

おおかた63が言い尽くしてくれているけど、「家畜は死ねば肉になるからお墓はない」ってことなんだよね

たとえばブロイラーは「太ももを肥大化させる」ことに特化した結果、最新の品種では上半身はまだヒヨコ分残ってるのに腿だけニワトリ化したり、その筋肉の付きすぎによって重さに耐えきれなくなった膝関節が壊れて立てなくなったりする

ホルスタインは常に安定して牛乳を出し続けるようになった結果、逆に毎日搾乳しないと乳房炎で死ぬし、ちょっとでも乳量が落ちれば即食肉

家畜はみんなこんなもん、経済効率以外に生きる意味がない
無事に種牡馬になって、結果が出ないどころか大きな成績を挙げたところで、アリシドンみたいな歴史的名馬でも生殖能力喪失した瞬間銃殺された例もある（日本に縁のある馬ならシンコウフォレストもそれ）

当事者にとっては感傷なんか入る余地はないのよ
だからこそ、部外者は大いに感傷を抱いていいんだけどね

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>>63
>>64
勉強になった　ありがと

所詮は家畜、家畜だからこそ一生懸命走る事、結果を出して後世に血を残すことに壮絶な意味があるって話

それを残酷だと言われたらまぁ「はいはい」としか言えんわね

最近動物用の義肢研究がようやく進んでいるが、競走馬向けの開発も進まないだろうか

根元からの場合はさすがに仕様がないだろうけど

いや別に競馬自体もはや人間社会に無くていいっていうか、むしろ博打目的なんか存在しない方がいいんだから先鋭化を抑止する気すらないならわざわざそんなもん作らんでええやろって話だから野生云々は関係ない

先鋭化しまくったレスだな…

>>64
名前はあるのに墓はないというのはおかしい

予後不良に限らず動物愛護の観点からの競馬に対する批判は昔からあるし、別に突飛な意見ではないと思う。
かといってここで一方的に競馬を悪者にしても誰も得しないだろうし、その優しさはもっと上手い形で表せるといいですね。真面目に取り組もうとしたら大変な勉強と行動力が必要だけれど。

種を残すどころか肉にもなれないのは可愛そうだと思うわ

>>70
これも冷酷な現実だけど、馬は用途変更されるたびに名前が変わるのよ
（繁殖の場合は変えないほうがマーケティング効果あるから変えないけど）
で、食肉に用途変更された場合、名前は消える（ただの番号になる）

>>66
アルヒミストというドイツの歴史的名種牡馬が、独ソ戦の末期に赤軍に捕らえられて、兵士にごちそうとしてふるまわれた例もあってな（詳しくはビルクハーンの記事を読むと面白い、この馬の血が後に日本でもエイシンフラッシュとして結実する）
日本ならカイソウもそうだけど、戦争という極限状態になれば馬はただの機械と同じになる（太平洋戦争に「出征」した日本の軍馬50万頭、生きて再び祖国の地を踏んだ馬は当然一頭もいない）

別に1か0かで考えなくてもよかろうて
所詮動物使い潰せ！も極端だし、可哀そうだから廃止！もまた極端

現状を理解した上で出来る範囲で活動すりゃいいさ

>>74
戦時下の話は人間も資源になるからやめよ…？

そもそも競馬無くしたらそれに特化された競走馬も行き場無くして一斉殺処分てなるだけでは？

明らかに消費財に対するリターンが満足感でしかなく
産業として機能する要素がまるでない老馬保護活動の金クレ見たけど続かないだろう
世話するやつ中高年ばっかだし

実際学術的に走らせて殺すのと食わせるために殺すのってどっちが不必要な苦痛に近いんだろう

そんなもんどっちでも馬には関係ないやん、無駄な疑問だわ

結局人間のマッチポンプって話だろ
都合よく走らせ、悲劇だと都合よく被害者面する
ま、それも人間が生物界で頂点に立ったからにすぎないんだが

競馬は予後不良で終わる馬よりも、出走できないまま終わる馬の方が圧倒的に多いんですよね
競馬年間生産量は約8000頭、そのうちレースに出られる馬は約4000頭、半分は出走も出来ずに肉になる
門戸が狭すぎるから、出走できる時点で恵まれていると言えます

もっと超長距離の障害レース文化とかあれば、救われる馬が沢山出てくるのに…と思う事もしばしば
でもそうなると予後不良も増えてきて文句言う人も増えそうですね
なにせ予後不良は、走れないまま終わる馬より目立つから…

>>79
研究動物にせよ食肉用家畜にせよ「アニマルウェルフェア」という点では倫理が確立してるけどな（日本の畜産はその点でまだ遅れてるけど）

>>82
英愛の障害競馬はそれだけで平地と独立してるくらい盛んで、レースの施行数は平地より上、馬券の売り上げは比べ物にならないくらい平地より上、つまり庶民の人気も障害が圧倒的に平地より上、って状況だけど、牝馬はほぼ参加せず牡馬はいない、つまりほとんどすべてせん馬
早いうちにせん馬にすると筋肉の老化が遅くなるのと、斤量を70kg以上背負わせるので、走行中の速度がとても遅くなる（のでそちらの負担はかえって少ない）
なので走力が落ちてもジャンプが上手ければ10歳を超えても現役バリバリで走れるし、障害馬専門種牡馬として平地では用のないステイヤーが年間200頭以上の種付けを行う（父系は残らないけどね）、とかなりのウィンウィンなのよ

>>77
畜産業者の生活はおいておいて純愛護的に考えるなら、家畜に特化した生物は途絶えた方が
長い目で見れば良いと言う考えも出来るかもね。じゃあ、品種改良された野菜は食うんじゃねえ
と言う肉食VS菜食のいつものパターンになる訳だけど。

>>68
論駁されても論点をすり替えて続けていくタイプの議論は不毛だからやめようね
先鋭化をするな→野生含め奇蹄目の性質であるからそもそも先鋭化を原因として予後不良が起こってるわけではないって話だから野生云々は関係あるし、むしろいきなり出てきた博打云々のほうがそれまでの話には関係ない
動物が人間のエゴで産み出されて消費されるという構図に文句を言いたいなら、先鋭化に関する見方は誤りだったと認めつつ素直にそう言えばいいのになんで張り合ってしまうのか

この項目の説明の冒頭、
人間の場合の「予後不良」って「後遺症が残る」じゃなくて
「近いうちに死ぬ可能性が大きい」って意味だと思うんだけど
「(腎機能が)予後不良」だと「腎機能が近いうちに(多分)廃絶する」だと思うし

闘鶏が日本で流行ったら果たして同じように感情移入されるだろうか？

予後不良リョナは不謹慎度胸糞度も極大だから
個人的なコミッションとかでひっそりとやれ

>>82
そもそも生産しすぎ
生産って言い方もあれだが