二刀流
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181
ななしのよっしん
2019/02/07(木) 01:23:42 ID: mxPM6tBYPu
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戦時だと刀二本持つよりは槍でも持った方が強いこと、
防御機能を重視するなら両手持ちの方が安定すること
平時だと刀二本同時に使ったら余計に腕が疲れること、
その上道具の傷みとメンテナンスの頻度も増えること
この辺りの事情で流行らなかったのかしら、とは思う
二刀の手数の多さをメリットに上げることもあるけど、
二本同時に使うと負担も一刀の倍かそれ以上になるし、
軽い刀を使ったらリーチや防御性能が下がってしまう
開けた場所での防御重視なら打刀の一刀が安定するし、
屋内で戦うにしても脇差の一刀の方が邪魔にならない
更に腕は余計に疲れるし差料も二本同時に傷んでいく
それらの問題点を乗り越えても、結局槍には敵わない
じゃあ別に一刀でもええわと言う風潮になったのでは -
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182
ななしのよっしん
2019/03/10(日) 03:56:46 ID: 8zIMoV3hSI
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>>180
なるほど、誤解があった。ありがとう
>>181
防御機能を重視するならなおさら二刀の方が堅牢だけどね
十字受けはもちろんのこと、相手が動き此方も動くなら片手持ちの小太刀で諸手の太刀を受けることも難しくは無い
戦時は槍が中心であろうことはその通りだと思うけど
腕の疲れについてはなんとも言えないが、武蔵の剣法であればそもそも腕力で振るような操法ではないから何時間も絶え間なく戦うとかでなければ心配をする必要はないんじゃないかな
刀が傷む云々についてはそもそも生き死にかかってる状況でそんなん気にするのかって感じではあるが、差料の問題というのはけっこういいとこ突いてると思う
「そもそも普段から二本差しの人間ってどれだけいるのよ」って話で、当時でも刀は決して安い買い物ではなかったろうし何より剣術の主たる用途が平時の護身にあった以上、1本の剣を使った剣術が発達するのも無理からぬ話ではあると思う
ただ、世界的な剣術の潮流を見ると一刀諸手というのは実が数が少ない
ヨーロッパでは一時ドイツ系の諸手剣術が流行ったけどそれもすぐにイタリア流の片手剣術に入れ替わり失伝してしまった
どうもこれは強弱というよりも当時の風俗における様式の変化が影響しているらしい
この辺、単なる技術論では収まりきらない部分があるように思えてならないよ -
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183
ななしのよっしん
2019/03/13(水) 12:39:15 ID: ac0FSetUYf
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まあ二刀流が日本の剣術では少数派であるのは確かなので、どうしてもまずはネガティブな方向で論じてしまうのは仕方がない。
技術の勝敗は優勝劣敗で考えられてしまうものだからね。
とはいっても、「弱いから」「使いにくいから」というのは推論ではあっても結論にはなりえない。
そんなすぐ解るような話なら、そもそも二刀技法がメインの流派が存在すること自体の意味が解らない。
世間にあふれる二刀流の議論が、「二刀流は使えない」という結論の「ための議論」になってしまっているから資料や現実から乖離しているというのはある。
ベータがVHSに勝てなかった例もあるし、ブラジリアン柔術も世間に出るまではマイナーな技術だった。
世間的な周知がある、広く伝わっているということと実用性、有効性は必ずしも=ではないということは肝に銘じておいた方がよいと思う。 -
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184
ななしのよっしん
2019/03/13(水) 13:30:49 ID: ac0FSetUYf
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>>181
槍の方が戦場で使われていたという話は、どうにも状況というのを無視しているきらいがある。
屋内戦、森の中での戦い、槍が使いにくい状況はいくらでも考えられる。
というか刀が戦場で使われないのならば、何本も腰にさしてもっていく理由がない。
あと、戦場以外で戦わないように考えるのは前提としてやはり問題があって、疋田豊五郎などは奥義の太刀といえども戦場では利が少ないというようなことを書いているし、柳生石舟斎も兵法(剣術)は戦場で使うものではないと書いてる。
関東の神道流系には戦場での使用の話があるから、伝承されている地方差は関係があると思われるが、基本、剣術というのは日常の延長での護身か、試合、決闘で用いるものだったと思う。
そしてそういうのは日常の風俗衣装…身の回りのものを使って戦う技術が優先されると思われる。江戸時代に槍が強くても槍を持ち歩かないから剣術をやった、くらいに考えればわかりやすい。
そして多分、剣術ができた頃は武士は二本差ししていない。そこらは当時のことを書いた絵画などで確認できるが、どうも戦国時代後期以降に二本差しが常態になったらしい。
つまり剣術ができた頃は刀は一本だけで、一刀の剣術になるのが道理であり、その頃から二刀があったので、有効性はあると認識されつつも非常用のものだったのだろうな。
そして二本差しになる頃までだいたい150年はそういうメソッドで伝承されてたわけだし、改めて二刀流派を作るのは大改革になる。二刀技法そのものは体系に入っているし、大幅な変更をする動機はほぼ生じなかったのだろう。 -
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185
ななしのよっしん
2019/04/02(火) 14:01:35 ID: 96CSogvpKw
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ななしのよっしん
2019/04/07(日) 04:06:14 ID: 8zIMoV3hSI
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ななしのよっしん
2019/04/21(日) 15:33:26 ID: fFvd8otPtO
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ななしのよっしん
2019/04/27(土) 09:32:26 ID: 8zIMoV3hSI
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ななしのよっしん
2019/04/30(火) 11:19:18 ID: ac0FSetUYf
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尾張の円明流は一時期かなり栄えてたらしいからね。
柳生流は連也斎が有名ではあるが、この頃、かなりの弟子が円明流に転向してるという話もある。
これは強い弱いとは関係なく、連也斎が殊更に厳しかったからって説もあるけど…。
二刀流のメリットとかデメリットとか、日本で二刀流が少ないのをどうしてもそういう方向で論じたがる人がでてくるけども、世界規模で考えれば両手持ち剣術の方が少数派だからなあ。
日本というミクロでは多数、世界というマクロでは少数という現実を前にすれば、少なくとも世界の大多数の人間にわかりやすいような普遍的なメリットがあって両手持ち剣術が日本で選択されたのではないというのが解る。
日本刀という武器が特殊であるという考え方もあろうが、シャシュカのような日本刀とかなり似た形状と重心、長さの片手持ちサーベルもある。
日本でも片手打ちと言われる刀があるし、刀自体が多用で多彩なんだよなあ。
思うに、たまたま、両手持ち刀の頃の剣術が流行った頃に近世が終わっただけで、もしも剣術が流行った時期が何百年か前後にズレていた今のような状況になってなかったんじゃなかろうか。 -
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ななしのよっしん
2019/08/24(土) 00:24:43 ID: JLbYQXqpZE
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ななしのよっしん
2019/09/06(金) 03:45:34 ID: ac0FSetUYf
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ななしのよっしん
2019/11/27(水) 03:30:20 ID: f1QieCuN0Q
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ななしのよっしん
2019/11/27(水) 03:56:13 ID: pNNsiBzI5c
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ななしのよっしん
2019/11/27(水) 04:09:34 ID: pNNsiBzI5c
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ななしのよっしん
2019/12/10(火) 14:58:49 ID: 8zIMoV3hSI
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ななしのよっしん
2019/12/10(火) 15:06:36 ID: 1Gy/8HsV8Z
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ななしのよっしん
2020/01/05(日) 03:10:33 ID: ac0FSetUYf
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ななしのよっしん
2020/01/19(日) 16:49:01 ID: blJ1G8wPqP
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ななしのよっしん
2020/01/20(月) 19:40:07 ID: Irc+mIKmF7
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ななしのよっしん
2020/01/26(日) 06:42:34 ID: 8zIMoV3hSI
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ななしのよっしん
2020/01/26(日) 19:53:37 ID: ac0FSetUYf
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経済的な問題はあんまり関係ないだろうね。
資源が限られ、大陸よりはるかに鉄が高価だった日本でさえ、宣教師が書くには成人すると身分に関係なく腰に大小の刀を帯びたとある。
近世までの社会では、多くの地域で帯剣は成人のために必要な象徴的な意味合いが強かった。
だから金があるのないの関係なく、刀剣は必要な数だけ所持するのが常識だった。
しかしその日本でも、戦国時代の後期くらいになって二本差しが一般的になるが、それは戦争が日常化したため、予備の腰刀が長大化したためだと言われている。
要するに、必要があって二本差しになったんだね。
帯剣のような習慣には、象徴性と必要性、この2つが複雑に入り組んでいるから話がややこしくなる。
アジアの双剣や二刀が舞踏と関係があるかと言われたら、基本、無関係ですよ。
体術の延長にあるから左右の手を別個に使うのが当然ですから。
通常、剣術は決闘や護身のためだから、まあ立派に普及したといえますね。 -
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ななしのよっしん
2020/01/27(月) 00:30:02 ID: ac0FSetUYf
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ななしのよっしん
2020/01/27(月) 18:06:27 ID: ac0FSetUYf
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ななしのよっしん
2020/04/28(火) 08:15:58 ID: ac0FSetUYf
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ななしのよっしん
2020/05/02(土) 21:17:41 ID: JLbYQXqpZE
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2020/05/13(水) 23:46:11 ID: ac0FSetUYf
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ななしのよっしん
2020/10/13(火) 07:32:08 ID: IeAKtRLQUK
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ななしのよっしん
2020/10/29(木) 15:46:22 ID: mxPM6tBYPu
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ななしのよっしん
2020/11/05(木) 21:03:32 ID: ac0FSetUYf
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ななしのよっしん
2020/11/08(日) 20:06:31 ID: N+HwM6LEoY
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