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于禁こそ隠れた名将

洪水という天災で降伏してるのに扱いがひどいよな。

あのまま丁重に扱ってくれた呉に居座れば良かったのになあ

「張楽于張徐伝」
親族外の功臣武将伝の三番目に来ている時点で全く隠れていない

捕虜として丁重に遇されて特になんもせず呉でのんびりしていた（虞翻になじられている）于禁は魏に帰っても扱いがひどいバッドルートへ
対して、同じタイミングで呉に転属して呉の人として呉のために働きスキを見て蜀に帰った廖化は蜀の滅亡まで重鎮として戦うノーマルルートへ（グッドと言うには仕事がきつすぎる）
この差はもちろん蜀の人材不足もあるが、呉で何をしてたか筒抜けなせいで「働かない野郎・于禁」と「ちゃんと仕事していた人・廖化」の差かもしれない
何しろ于禁が帰ったのは孫権が「曹操様に使える魏の臣・孫権」になった時なので情報は基本筒抜け

ホウ徳と于禁じゃ置かれてる立場が違い過ぎるから降伏したという一点で差を付けるのは間違ってると思うわ

>>244
そういう問題じゃない。
降伏が罪とされるのは「主命＞自身の命」をやったから、つまり「忠誠心に悖る行いをした」とみなされるから。

忠を欠いたという点では廖化も于禁も同じで、その時点で両者の（本国から見た）罪状にたいして差はない。

しかし廖化の場合は後に自分から蜀に舞い戻ることで忠をしめした。いわば降伏によって得た「マイナス」を「プラス」で相殺したために問題視されなかった。
これは関羽とかもそう。

一方で于禁の場合は自害もせず脱走もせず、ただ紆余曲折経て名目上の臣下である呉に保護されたために送り返されたというだけ。
これでは廖化や関羽のようなプラス扱いにはにならず、降伏のマイナスだけが残ってしまう。

日テレ版アニメの設定を初めて見たとき「曹操に恋する女性キャラ」化する武将なんて
もっといい人選あるやろｗと思えてならなかった
夏侯惇典韋許チョあたりじゃありきたりかとおもわれたのかな

三國無双8の于禁EDみたいに「あの降伏実は……」みたいな解釈あっても良いのに

良くないでしょ
情けないキャラなのが于禁の唯一の取り柄なのに

真面目な人間が一発しくじったら大幅減点みたいな基準で可哀想

群を抜いて真面目なのを評価されてたのに自分で投げ捨てたんだぞ

最後まで真面目だったろ。そうじゃなきゃわざわざ魏に恥を忍んで戻ったりはしないわ

>>251
現代から後知恵で見るぶんには「真面目なのを評価する」声もあるけど、正史を見る限り当時はパワハラ上司としか見られてなくて基本嫌われてるよ
もちろん曹操は高く評価してただろうけど、もともと曹操が死んだら終わるキャラ

まあいつの時代も軍隊にヤバくなったら降伏して良いよなんてなったら戦争には勝てんからな
いくら真っ当な理由があろうと于禁は時代を超えた「見せしめ」にされる運命だったわけだ

無双の于禁、こういうのでいいんだよってデザインで好きだわ