ニコニコ大百科

人類と妖精の優しい魔法についてのお話

今更ながらアニメを見て話の面白さに舌を巻いた
恐ろしくよく出来たSFで、タイトルだけ聞いて嫁の言葉を
流し聞きしていたのを後悔
というわけで、二人で最初から観た。

ところで2期はつくられないのですか?
我慢強さを見せつければいいですか?

久しぶりにここや関係の記事を読んでいたら『妖精さん』のページに、
>>軌道エレベーター「国際バーチカルライン」の建設のために、
という一文を見かけた。

「バーチカルライン」→「バチカ ノン ライン」→「バチカン ノ ライン」？
そう言えば、バチカンって元埋葬地だった。
つまり「埋葬地への道」って意味か。そう言えば、あの後の人類は……。

そこまで考えた時、意味が分かると怖い話になってしまった。

最初のチキン達　加工されても美味そうだけど　そのまま動いてる状態で塩コショウして貪り食っても美味しそうだな　狭い密室で何も出来ず　一羽一羽順番に食われていく所を見ているしか出来ないチキン共　食った後の骨は鳥ガラスープにするから安心して食われてくれ

子孫を残せる可能性があるのはバナナ効果で認知された助手君だけだろうから
頑張って遺伝子を残してくれ

もっと短編集が読みたい

やばい最終巻読んだけどよくわかんなかった
解説見たうえで2周目読まねば

ざっくり三行でまとめると
・「私」含めた『旧人類』はホモサピの末裔じゃないよ
・妖精さんは『旧人類』が成人するときに分離した『力』の塊だよ
・ただし助手さんだけはホモサピの末裔だよ

うーん
ここまで完璧に人類（ホモサピ）を模倣しているならこれもう人類（ホモサピ）じゃないの？って思っちゃって、あんまり衝撃がなかった。

物語開始時点で『人類』の座は『妖精』に引き渡されてるからホモサピじゃないだけで人類ではあるって状況よ

ホモサピが衰退してるって話かと思ったらそれは既にほぼ絶滅状態で、代わりに台頭していた新人類も衰退フェーズだったって話やね

新人類はむしろここからってエンディングだぞ。とある調停官が新人類としての独自の在り方にたどり着き、ホモサピを模倣していただけのこれまでから抜け出す兆しを見せたのと同時に、生存能力の塊であるとあるホモサピの末裔の血を取り入れて種族としてさらに強くなる（予定）。って感じの終わり方
言ってしまえば、妖精さんの衰退ごっこだったのかもね。憧れの存在だったホモサピが死に絶え、どうすればいいか分からなくなっていた赤子のような新人類が、独り立ちし繁栄への一歩を踏み出す物語