ニコニコ大百科

にしてもコロンボの犯人達は、全員が社会的地位のある富裕層ばっかなのは
ルサンチマンを満たすのに「エリート・高学歴・金持ち」を、悪者にするのは定番だからかな。

>>61
そういった理由もあるだろうけど、コロンボを軽んじさせるのに都合がいいからだろう
当時は警察に対する権威がまだまだあった時代だから
コロンボが冴えなくても警察ってだけで庶民ならそれなりに敬意をもって扱う

ファンの間でも影が薄い感があるが、一応脚本の人が短編小説集の形で続編出してる。
それによるとコロンボは携帯電話も普及して9.11とイラク戦争を経たりした後のニューヨークで愛犬ドッグの死を看取ったりしながらも、相変わらずヨレヨレのコートを着て事件捜査に駆け回りながら「ウチのカミさん」の話をしているらしい。
「ウチのカミさんがねぇ」という例の言い回しや「警部」という「階級名」も含め、日本語訳も読んでてドラマの特徴的な吹き替えが思わず脳内再生されるくらいにしっかり再現されている。

…と、ここまでは持ち上げたが、ではそれほどの作品なのになぜ影が薄いかというと、翻訳者が自らあとがきでツッコミ入れまくるほどに純粋にミステリやサスペンス物の小説として読むには粗が多すぎるからなわけだが。
特に個人的に気になった話として「室内で靴を脱ぐ」という「日本の慣習」を利用したトリックが出てくる話があるんだが、いかにも「異文化の変わった慣習」を聞きかじりレベルで話に取り入れた三文ミステリって感じで日本人の視点で読むとまあ…うん。

毎週水曜にＢＳでやってるが至福の一時だわ

偶に「犯人の諦めが良すぎる」とか「裁判で負けるだろ」ってコメントを見るけど、将棋で言う「投了」なんだよなアレ
たぶん言い逃れしようとすると二・三手後に詰められるって犯人がわかってるから諦める

…新シリーズはそうでもないみたいだけど(

これにかぎらず刑事ドラマって脅迫になること言っても正義側だからお咎めないしだもんな。作り話っぽい

そもそも刑事ドラマなんて、ダブスタ野郎が多いぞ。
俺は何をやってもいいけど、お前らはダメだ！みたいな、まともな考えじゃない奴が目立つ。

まあドラマだから、娯楽としてはそれが面白いって話なんだけど。

1時間で綺麗に起承転結つけなきゃいかんからな
あと富裕層は色んなもん持ってるから犯人にしたら面白いってのもありそう

最近見始めたけど面白いね

この間BSで放送してた「忘れられたスター」、これは良いエピソードだった。
往年の大スター女優だった犯人を中心にしたセンチメントだけでなく、「歳の離れた夫婦」（犯人と被害者、執事とメイド）、「替え玉」（コロンボの射撃テスト、犯人の友人の偽証）、「犯人を愛する人」（被害者と友人）、「眠り」（睡眠薬を盛られた被害者、寝起きを叩き起こされたコロンボ）という具合に、色々な要素が対になってるシナリオの緻密さが凄い。
このエピソードももっと注目されてほしくなった。

Dean Martin Celebrity Roasts の日本語訳付けたものがアップされてるな
これは笑うしかないわ
https://www.youtube.com/watch?v=pU7JkTfo1_4

>>71
thx, あの『コロンボ警部補』が突然テレビに呼ばれて舞い上がってる感じが堪らなくおかしくてさんざ笑わせて貰った
司会のディノはともかく、あのフランク・シナトラまでげらげら笑ってるの見て更に可笑しくなった
いやあ幸せな空間だなあ
原語は吹き替えと印象が違うって話をよく聞くから不安だったが、俺としては声が違うだけでちゃんとコロンボだったよ

刑事ものなのに、コロンボは銃は使わないよな。アクション作品じゃないからだけど

ダイ・ハードのジョン・マクレーンは、オフの時でも銃を持っていて、ビルの中や空港でテロリストと銃撃戦をしていた
ダーティハリーのハリー・キャラハン刑事は、44マグナムの銃を持ち歩いて、市街地で派手に撃っていた。

コロンボは勤務中でも銃を持っていない、下手なので何に当たるか判らないから、銃は持たないとか言っていた。

流石にその2人と比べるのはダメじゃないかw?

古畑がコロンボを下敷きにしているのは知ってたけど相棒もだったのか…
右京の演技はグラナダ版のホームズを参考にしてるのかなとは思っていたが。

上の方でもちらっと言われてるけど
第1話「殺人処方箋」のコロンボは不気味さが強い

単発が終わって第1シーズンが始まってからはその気配が無くなるから
制作側が今に続くコロンボ感をまだ確立できてなかった部分もあるのだろう

殺人処方箋は『刑事コロンボ』というよりは犯人二人が主役って感じだよね
コロンボは犯人を追い詰めるサスペンスの一つって感じ