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劉禅の場合何もしなくてもいいような国情じゃないのがな
四相みたいな有能な臣下の邪魔をしないのは良いけど黄皓みたいな佞臣を誅すどころか幅利かせさせてるのは大きなマイナスポイントかと

>>1193
>本当に話題が無いんだよね

三国時代後期の他の君主、たとえば世説新語や高僧伝に結構逸話が残っている孫皓や、自作の詩文を高貴郷公集という書籍として纏められた曹髦とかと比べても
劉禅って逸話もほとんどないし、詩や手紙なども全然残っていないんだよね

西晋期に書かれた「三都賦」でも、軍を率いて狩猟や宴会を楽しむ意気軒昂な君主として描かれている呉王(孫皓)、伝説の聖王のような描かれ方の魏王(曹操)と比べて、蜀王は登場さえしないし。
同時代の人からも「逸話も特にないし、詩文も書いてない、存在感薄い人だな」みたいに思われていたんではないかな

>>1197
孫権は末期でも別に悪くない定期。
それこそ劉禅の例で言えば全盛期孫権が＋120で末期孫権が
＋5くらいになっただけ。曹操や劉備ですら手玉にされた全盛期孫権からの
落差が酷いから無能呼ばわりされてるだけ

キレッキレだった全盛期と見比べると見る影もないけどそれでも君主として及第点でいいところもまだまだ残ってるからね、ダメなところも大分増えて目立つようになるけど

通知表で1付けられたのを他の劣等生もクソだから～と箇条書きマジックを駆使して意地でも2に持ち込もうとしてる感じがすごく低レベル

仮に他がクソとしても通知表の1は変わらないってのが実に阿斗

無双オロチくらいしか知らんのだけどなんで机で戦ってんの？
２はレイピアだったよね

無能の働き者よりは無能の怠け者の方が遥かにマシという典型
実際自分で働くと大赦連発したり黄皓を懐刀にしたりとろくなことしてないし

君主としての能力がないのは確実だが、そんな人間なのに下剋上「こいつの帝位を簒奪してやろう」とか裏切り「魏が恐いからこいつの首を差し出して魏に寝返ろう」とかそんな家臣が出てこなかったのが奇跡的
それだけでも大したもんだ、昔のゲームでは魅力の値だけは高く設定されてたのも納得だわ

滅びた後も姜維とかが劉禅を担いで蜀を再興しようとしてたらしいけど、当時劉禅にはもう息子も孫もいっぱいいたのにこいつを担ごうとか、そんなに皇帝としてふさわしかったのかと思う

君主ひとりの能力でどうにかなる勢力じゃないなら
黙って御輿に収まっていてくれるのも資質と言えば資質
曹髦や孫晧はなまじ才気があったせいでそれができなかった訳だし
ほっといても傀儡になってくれるならいちいち奪う必要もないし

寝返りがほとんどないのは、益州の田舎豪族ふぜいが
人材大国の魏で現状以上の待遇を期待する方が無茶だからというのもある

>>1209
誰かが板チョコにマヨネーズかけて食ってたら、「あれを奪おう」と思うかって話だろ
劉禅が君主になるずーっと前に蜀は詰んでて、それでも魏に奔らないのは奔れない理由があるから(裏切り者の姜維・夏侯覇・王平が典型例）

>>1211
蜀が滅亡する前だけならその説明で納得できるよね
蜀が滅亡した後もこいつを担ごうとかちょっと理解に苦しむ
劉一族にもっと若くて将来有望な奴はいなかっのか

単純に再興派が劉一族のめぼしいリストアップができてなかった可能性もあるが

姜維の場合は根が野心交じりの保身（蜀がないと自分が困る）なんだから傀儡としての実績がある劉禅を積極的かつ一番に選択するだろ
そのタイミングで我が強い自分で行動するタイプ、例えば劉備がいたら鍾会と謀って始末するよ

こいつに魅力があるというより「劉備の息子」だから魅力があっただけじゃね？
劉理は既に死んでたし、劉永は妾の子供だったし。まあ親の劉備からして
ヤバくなったら妻子まで見捨てて逃げてたからなあ（わかってるだけで劉備の妻子が4回捕まってる）
乱数調整に失敗してしまったね

社会に出たら痛感するけど、出しゃばらないトップってほんま有難い存在なんだよな
劉禅がいる間、蜀の雰囲気は多分良かったんだろう
劉禅自身も自分が無能だから余り動かない方が良いと思ってたか生来の気性かは知らないが、それが奇跡的にうまく行っていた

だからこそ何となく劉禅に親近感が湧いて、ついつい擁護に回ってしまうわ
嫁取りの時だけわがまま言ったのもなんか面白い

お話で劉禅を美化するにあたってその方向性を採用したのが無双だったりする
無能である(無双武将としての基本スペックは宮廷女性陣並みで、妻より弱いというお約束があり、力がすべての無双世界では致命的)が、それを自覚していて無能なりになんとかしようとしている
で人格面と頭の出来は徹底的に美化されていて黄皓のような失敗もスルーされているが、力がすべての無双世界ではやっぱり大した意味は無い

・歴史なんだから全てが永遠にうまくいくことなんて絶対にない、諸行無常
・でも英傑は英傑のまま美化され続けるので誰かが責任を被る必要がある
・そしてなんかちょうどいいポジションに有能とは言い切れない程度の凡人がいる

それが関羽にとっての麋芳であり蜀にとっての劉禅なんだと今は思ってる
実際にはいろんな要因が絡み合いぶつかり合っての破綻なんだけど
演義の物語的な都合もあっての汚名

在位期間だけで言えば名君のそれだな
在位期間だけで言えば

たとえ愚でも勝てば龍だって劉邦が言ってたわ
劉禅も劉邦同様に人に好かれる才があったのは間違いない

在位期間で言えばニートの万暦帝以下だからなんの自慢にもならないがな
あと史実で問題行動起こしまくってる劉禅ってその上で人に好かれてたんだろうか
バカな子ほどかわいいかもしれないけど、他人の妻を寝取った上で処刑した疑惑で部下が女を挨拶によこさなくなったのは現代の価値観だと単なるクズに思える

>>1211
劉禅の子供で最もマシだったのは劉諶だが、蜀滅亡時に自害してしまったからな・・・。

劉禅の評価については
「斉の桓公に次ぐ」
って評価が一番ピッタリくる

それはあまりにも桓公に失礼過ぎる。
「有望な部下と共に成功し、ダメな部下と共に衰退した」という点に限れば確かに李密の言にも一理あるが、桓公は
・後継者争いに巻き込まれないように素早く亡命して身の安全を守る
・兄との後継者争いを巧みな演技力と果断な処置で制する
・かつて自分の命を狙った管仲を許し、その才を認めて大権を預ける
・短刀を突き付けられて約定を迫られるという屈辱を味わうが、臣下の言を容れてこれを飲み込む
など、本人にきちんとした素質とそれを裏付ける実績がある。

その結果が「春秋最初の覇者」の座であって、賢臣を得ながらなんの成果もあげられず、ただ国を滅ぼしただけの劉禅とは格がまるで違う。

まあ例えるなら胡亥だろうな
幸い黄皓は趙高に比べて比較にもならない雑魚だったけど

なんか妙な擁護がされてるが、董允死後から蜀滅亡までの劉禅の行動は完全に暗君のそれでだぞ
特に蜀滅亡戦は劉禅がもうちょっとまともな判断で来てれば凌げてその後確実に起こる魏の混乱に付け込んで逆転できた可能性普通にあったぐらい

結局諸葛亮閥ともいうべき人事が劉禅の権勢を上回っていた時期にうまく行ってただけにすぎない
彼が望んでお飾りになってたかどうかはわからんが、董允死後の行動を見る限り望んでなかったとしても主君として権勢を取り戻すための能力はなかっただろうとしか

そもそも劉禅が能力に関わらず担がれ続けたのは、それだけ漢の権威がいまだ根強く、正統論として蜀漢王朝を漢の後継としての地位へと確立した劉備と孔明の政治手腕がすごかったというだけの話

もし仮に劉禅にものすごい人間的魅力があったとしても、それだけで能力がないのに人がついてくるほど放牧的な世界ではない
劉邦にしろ劉備にしろ、能力は低いけど魅力で人を引き付けたというのは後の儒教思想にのっとってアレンジされた物語的な創作でしかなく、歴史をよく見れば史実の彼らがとびぬけた才覚によって結果を出し続けてのし上がって行ってるのがよくわかる

降伏という判断自体を先見の明があると称するなら(そもそも助言有りだが)早期降伏どころかむしろようやくってぐらい遅い降伏っていう

貶めるほどの悪業もしてなきゃ高評価するほどの功績もない
劉備の跡継ぎとか諸葛亮の君主って肩書が無けりゃ凡百のシナ皇帝の一人だろ

武田勝頼は凡百のジャップ武将の一人だった？

武田勝頼というよりは徳川家重だろ
何をしたのかすらわかっていないレベル