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鎌倉殿の13人では最後まで根っ子は家族想いの親父だったな(欲深な後妻に唆されてその家族をも傷つけまくったが)
良くも悪くも情に流されるから権力者としてはダメだったけど一武将としては有能だったし役者のおかげで憎めないキャラだった

鎌倉殿だと稲毛重成に全部押し付けて殺した辺りは自分で自分が解らなくなってる感じだったな、鎌倉を去るときは憑き物が落ちた感じだったから処刑されたとしても息子に恨み事は言わなかっただろうね、頼朝が亡くなる前位の自分に戻してくれた息子に感謝していたかも

史実だと時政は地位を失い寂しい晩年を送り、義時は完全勝利で床の上で往生した風になってるのに
鎌倉殿だと時政は憑き物が取れて安らかに逝き、義時は人としての尊厳すら失い生にしがみつく醜い最期を遂げた

質素な暮らしなんか絶対できない牧の方をつなぎとめられる程度には豪華な暮らしが推定される悠々自適の引退生活やぞ

まあクーデター未遂の処分内容からして、隠居して息子に家督を譲るのと追放と称して元々の所領に帰る、てだけの身内忖度激甘温情判決やしなあ
島流しの後鳥羽上皇とかに比べたら、家族親戚が気軽に足を運べる伊豆の実家に引っ込んだだけなのでそんなに困ってなさそう

当時の倫理的に親を処分するわけにはいかんから仕方ない

子孫から黒歴史扱いされて、義時が家祖みたいな扱いされるのはキツイ罰かも知れないな