千年女優
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31
sage
2013/11/17(日) 18:45:38 ID: 7iTaXd4UXi
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32
ななしのよっしん
2013/11/27(水) 13:59:28 ID: /reJOHP3FP
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33
ななしのよっしん
2014/01/23(木) 04:06:59 ID: DbUJBRdGq1
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最後のセリフ
あれは千代子が鍵の君との約束を守った証なんだと思うよ。
鍵の君との約束は「会いに行くこと」だと視聴者は思うけど、
でも千代子と鍵の君が一番最初にした約束は「鍵の中にある、一番大切なものは何か?」なんだよね。
千代子は一生をかけて鍵の君を追いかけ続けたけど、
でもその一方で自分の老いた姿を見られたくないとも思っていた。
自分の年老いた姿は「謎の老婆」として、度々千代子の妄想に現れて彼女を悩ませる。
つまり鍵の君を追いかける「少女の千代子」と、その少女に嫉妬する「老いた千代子」がいるわけで、
千代子は心の中では過去の自分に嫉妬したり、年老いた自分を憎んだりしながら、それでも「少女の千代子」という生き方をずっと演じてきたのだと思う。
千代子は鍵の君にもらったカギで、自分の心にカギをかけていたんだよ。
自分の中に老いや嫉妬や現実を閉じ込めていたんだ。
でも死の直前に、再びカギが手元に戻ってきて、自分の心が解放された。
「老いた千代子」から「少女の千代子」に向かって言ったのが、あのラストのセリフなんだと私は思った。
カギの中にある一番大切なものは「千年女優 千代子」そのもので、
カギの中身を当てるっていう鍵の君との約束を、千代子は守ったんだよ。 -
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ななしのよっしん
2014/01/29(水) 18:31:49 ID: 2g3lY8MVJp
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いい考察だ
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35
ななしのよっしん
2014/01/30(木) 01:17:53 ID: oy75/qnUIb
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36
ななしのよっしん
2014/02/22(土) 19:21:38 ID: VJL5CiLH6s
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37
ななしのよっしん
2014/03/30(日) 14:06:44 ID: vD5CG7KjPx
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38
ななしのよっしん
2014/04/10(木) 00:44:17 ID: nI2jWrhPLX
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39
ななしのよっしん
2014/04/15(火) 00:48:22 ID: ihfj3dbIoQ
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>>33
なんとなくこれが一番しっくりきた -
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40
ななしのよっしん
2014/06/30(月) 06:26:42 ID: eLlg/D9BS+
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41
ななしのよっしん
2014/08/23(土) 13:16:05 ID: ctw4ODP44U
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最後のセリフ、意味は解るし、その意味自体も作品のテーマ的にもあってると思うし、だからこそ、最後のセリフを肯定してる人も多いんだと思うが、それでもやっぱり自分は最後のセリフは蛇足だと感じたな。
最後は「だって私は・・・」だけで十分だと思う。
それだけで、彼女が何を思って生きていたかなんて十分すぎるほど伝わる。
だって、その後に続く言葉なんて他にないじゃん?
ここまで聞けば、馬鹿でも「ああ、彼を追い続ける事自体が目的だったんだね」ぐらい察せるじゃん。
それなのに最後のセリフがあるせいで、視聴者が「察する」楽しみを奪われた形になってしまって、一気に低俗になってしまった。
「ここ笑いどころですよ」っていちいち下にテロップ流すお笑い番組みたいな。
あの映画と現実の混ざり合った世界については一切説明しなかったくせに、最後だけ無駄に丁寧に説明するのは正直、作風に「あってない」とすら感じたぐらい。
多分、本当は監督はあのセリフをつけるつもりはなかったんじゃないかなぁ?誰か他の人(プロデューサーとか)がつけさせたような、あそこだけ取ってつけた感が凄いある。
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42
ななしのよっしん
2014/10/21(火) 01:33:27 ID: Y6z7Uzaq3K
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あの鍵は本来、画材の入った鞄を開ける為の鍵
鍵の君は画家で、画家が画家になる為には画材が必要だから
「一番大切なものを開ける鍵」=「絵を描くための鍵」になる
一方、千代子は鍵の君に恋して、追いかける為に女優になる
未経験の10代の素人に何故光る演技ができたのか。才能かもしれないが
それ以上に「千代子が役に感情移入できたから」だと思う
お芝居の役を、自分と鍵の君に重ねて演技したから
リアリティが出てたんじゃないか
恋心が女優をやるエンジンになってたんじゃないか
若いうちはそれでよかっただろうけど、千代子は30代になって
恋する少女でいられなくなる
千代子が女優になる為には、鍵の君を慕わなくてはいけないが
自分はもう年老いて、恋を追いかけるなんてできないと最後の映画で失踪
だが30年後、鍵を持った立花が現れ
千代子はインタビューの形で自分の人生を演じ始める。30年ぶりに女優に戻る
一番大切なもの→女優になって鍵の君を追いかけること
鍵→鍵の君への恋心(女優をやる為のエネルギー) なら
「一番大切なものを開ける鍵」=「女優になる為の鍵」
実際、女優を辞めて結婚したのは鍵を無くしたからだったし
30年間の隠遁生活中も、鍵は手元に無かった
だったら終盤の「鍵もここにある」と言うセリフは
ただの年老いた女ではなく「女優」として死ねると言う意味になる
また鍵の君を追いかけて、女優として死んでいく…と
あの世で会えたら嬉しいが、会えなくてもそれでいいかもしれない
「あの人を追いかけてる自分」=「女優としての自分」が好きなんだもの
わき目も振らず何かに夢中になる楽しさを思い出したんじゃないかな
30年間隠遁してたから、よけいに分かったんだろう
まとめると>>33の意見に同意ってことです -
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ななしのよっしん
2014/11/22(土) 12:42:51 ID: pm0mFIW//s
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ななしのよっしん
2015/04/01(水) 15:30:03 ID: tHWGre7BWs
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ななしのよっしん
2015/08/16(日) 12:19:15 ID: RxpgdEbpBH
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ななしのよっしん
2015/08/16(日) 12:19:15 ID: RxpgdEbpBH
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ななしのよっしん
2015/11/26(木) 03:44:18 ID: kcThyYUEfY
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名無し
2015/12/08(火) 20:23:06 ID: WWYSk3Uu4o
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ななしのよっしん
2016/02/01(月) 07:21:05 ID: 1fh2NmWkmj
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ななしのよっしん
2016/05/21(土) 10:10:36 ID: RZz6LE1w7g
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ななしのよっしん
2016/07/15(金) 22:11:34 ID: S75LgVTbtG
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ななしのよっしん
2016/11/15(火) 05:37:18 ID: 9LJkw+Mn2j
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53
ななしのよっしん
2017/02/27(月) 05:14:54 ID: 0aPpJsSL3C
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ななしのよっしん
2017/03/25(土) 02:06:47 ID: Cg6S5F7mKh
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ななしのよっしん
2017/03/28(火) 03:36:46 ID: u30ZHlfyoU
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うまく言葉にできないけど
「会えても会えなくてもどっちでもいいのかもしれない」ってことの理由が「あの人を追いかけてる自分が好きなんだもの」なんだから
会えたらそりゃいいだろうけど「女優(=あの人を追いかける自分)」としての自分も好きだから「会えなくてもいい(=女優のままでもいい)」って言ってるんじゃないかな
会えてうれしい理由は言わなくても分かるだろうから会えなくてもいい理由だけを言ってるだけであって
鍵の君のことを慕ってもいるし女優としての自分も好きだから「どっちでもいい」というかなんというか
そして女優としての自分は鍵の君から貰ったようなもの
会えても会えなくてもどっちにしろ鍵の君によって変わっていった自分の人生はよかったって言ってるんだと自分は考えた -
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名無し
2017/04/10(月) 22:15:35 ID: 30DGociSDq
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ななし
2017/04/11(火) 08:20:25 ID: sHm1EgJOmd
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ななしのよっしん
2017/05/17(水) 03:16:27 ID: sFVLbp0euV
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>>33の解釈を見て思ったんだけど、この映画の間ではまだ千代子は鍵の君に恋すらしてなかったんじゃないかなぁ
鍵の君を追いかけてたのはそれを認めたくなかったからとも思った
ちゃんと会って自分の感情を確かめたかった、或いはちゃんとした恋にしたかったのかもしれない
途中「あんなに好きだったのに顔も思い出せない!」って言って崩れ落ちたのは単に顔も思い出せないほど老いたことに対する恐怖もあるけど、その不安が的中しそうになったからかもしれない
何度も出てくるあの老婆は少女の千代子から見た老いた自分でもあり、少女時代の思い出に水を差そうとする「大人の千代子」じゃないかなと思ったり
顔も名前も知らない人に恋するなんて、みたいな冷静な声、つまり夢から覚まそうとする自分自身だったのかもしれない
だからこそあのラストのセリフで初めて千代子は鍵の君に恋をしたんだんと思う
なんというか、変な言い方だけど大人になったからこそ恋になった恋というか、「あぁ、私あの人が好きだったんだ。」というような恋
>>33の言う通り、あのセリフは千代子が女優として生きた自分を認めるセリフで、あのセリフによって千代子が自分を肯定して初めて恋になった
千年女優という映画は千代子の恋が始まるまでの壮大な前振り、みたいな
ラストのシーンで少女の千代子が鍵の君に寄り添ってたシーン、あれは単に死んで少女時代の千代子に回帰しただけじゃなく、自分を生き抜いた千代子でありあの千代子こそが正真正銘鍵の君に恋をしている千代子なんじゃないかな、と思う
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ななしのよっしん
2017/11/12(日) 19:33:54 ID: PQ9ivetbrJ
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ななしのよっしん
2017/12/12(火) 00:19:35 ID: feFiS45Zf8
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今になって初めて見たけどめちゃめちゃいい映画だった。泣いた。
もっと早く見たかったっていう部分もあるけど、昔だったら最後のセリフを否定的に受け取ったと思うから今で良かったかもしれない。
どっかでも言われてたけど、千年女優のストーリーはどことなく星新一のショートショートの「鍵」と似ていて、
千年女優の最後のセリフも「鍵」の最後のセリフの
「何もいらない、私に必要なものは思い出だけだ。それはもう持っている。」
っていうに近い気がする。
結局、千代子は一生をかけて鍵の君を探し続けたんだけど、実際はすでに死んでいて、傍から見た結果では逢えることがないのに追い続けてかわいそうってなるんだけど、
本当に大事なのは結果ではなくてその過程であって、鍵の君を探すために女優になって、満州へ行って、北海道へ行ってっていう風に様々な経験をして、その思い出こそが何よりも大切なかけがえのないものであり、
これからも追い続けていこうって千代子は立花から鍵をもらった時に気付いたんだなと思う。
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