ニコニコ大百科

>>238
個々の人間が医学を学んで自分自身の脳や心臓を手術したりするほうがまだ現実的じゃね

SAOみたいなVRMMOも、そう遠くない内に出来たりするんじゃないだろうか。
半世紀後とか。
セックスロボットのプロトタイプはもうあるし、介護での利用とかも考えられているらしいね。
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アメリカが動く。DARPA、脳とコンピュータをつなぐ研究に約74億円の投資。計画期間は4年間で、目標は脳とコンピュータの間でデータをやりとりできる、実際に動くプロトタイプを作ることです。
http://www.gizmodo.jp/2017/07/darpa-is-funding-brain-computer-interfaces.html

生物は産んで増えることを目的として始まり、今に至る。
よって、人類も基本的にそれを目的に生きている。

機械は人類に奉仕することを目的として始まり、今も進化し続けている。
となれば、彼らは自己進化するようになってからも、ひたすら人類の快適を追い求めて増殖し続けるのだろうか。

例えばね。
蒸気機関革命で人類が扱うエネルギー量はやたら増えたけど、人類は遊んで暮らすようにはならなかった。衣食住を満たした後、生活環境の向上を求めて蟻のように働き続けた。
ＩＴ革命で人類にできる事務処理量はやたら増えたけど、やっぱり人類は遊んで暮らすようにはならなかった。生活環境が向上しきった後、今度はサービスの向上を求めて馬車馬のように働き続けた。

では、ＡＩ革命で人類の判断能力が増大すると、次はどうなるんだろうね。
そろそろ、遊んで暮らしたいんだけどね。

機械が人間より優秀になれば、流石に人間が遊んで暮らすようになるんじゃないか？
自分の代わりに何でもやってくれる奴隷みたいなもんだ。

人類の歴史を振り返ると庶民に人権などが与えられたのはほんの僅かな期間で特異な状況なんだよね今は
それでなぜ自由や人権が発展したかといえばみんながそれを願ったからとかではなく
産業革命の影響でそういったものを大切にする集団が勝ちやすかったから

第二次大戦以降、技術の発展でみんなが遊んで暮らせるとはならないまでも庶民の富が増えた
それは庶民を豊かにすることが国や集団にとって勝つために必要だったから
しかしそういった期間は終わったようで、庶民は段々と貧乏になっていってる

AIの発達で今後、国家や企業といった集団にとってどういった行動が勝ちやすいか考えるが
どうも庶民を豊かにする必要はなさそうだ
今後も支配階級、企業の経営者などは庶民の豊かさを実現しようとはしないだろう

人を幸せすることが可能なのにしないことはほぼ全ての視点から見て道徳的に悪いことなんだよな。支配層の知能は上がり続ける、当然道徳の知識や感覚も向上する。こんな中で非道徳的なことを続けられるとは思えないんだよな

>>246
それこそ収穫加速の法則に照らし合わせて考えれば、それは僅かな期間かもしれないけど、けっして特異で一時的な状況ではないと思うよ。
１８世紀以前の人々からすれば、１９世紀が技術的特異点だったんじゃないかな。だから、歴史全体のタイムスパンからすればすごい特殊な変化が起きたかのように見えてしまう。

技術的特異点って、何度か繰り返されてるとも考えられるんじゃないだろうか。
特異点が来ると、それまでの経験則によって培った基準が通じなくなり、人々のライフスタイルが大きく変わる。

これを何段階かくりかえして、2045年にまた特異点がくるわけだ。

>>246
大前提：ＡＩは機械である以上、どれほどの知性を獲得してもヒトの道具に過ぎず、その意志を離れて動かない。
小前提：ＡＩは高価であるから、それを用いるのは支配者階級である。
結論：ＡＩは庶民を幸せにしない。

おまいさんの論はこういったところかな？
この三段論法を前提に考えると、小前提を覆せるかどうかが今後の人類文明の分水嶺になりそうだね。
ＡＩはパソコンのように庶民にも普及するのか、それとも蒸気機関のように個人では手が出せない代物であり続けるのか。

連投スマソ
>>245
例えば、会社の経営者は企業内弁護士ほど法律を知らないし、会計士ほど会計を知らない。
それでも、自分より詳しい参謀スタッフが分析・作成した資料を基に、方針を決定しているわけだ。

一般的な社畜がＡＩ弁護士やＡＩ会計士やＡＩ建築士の分析を基に、現代の経営者並みの判断にあけくれて真夜中まで働き詰めてしまう可能性はないだろうか。

例えば、今のホワイトカラーの事務仕事なんて、文明の事務処理能力が増大する前は、下級貴族なり、エリート官僚なりの仕事だったわけだ。

まあ、そうならないことを祈って止まないが。

>>248
>>249
冷戦が崩壊したとき、民主主義の世界になるとみんな思ったと思うんだよね
しかし現状、世界を動かす3大国の内2つは実質独裁
この状況でAIが登場して果たして民主主義は維持されるのか、とかいろいろ考えてしまうね

民主主義かー。
ＡＩが法解釈と運用までできるようになったら、どうなるんだろ、って問題もあるよね。
司法用ＡＩが裁判やって、立法用ＡＩが法律作って、ＡＩ内臓行政ロボが市民サービスして。
それ、もう三権ともネットでつながってるから、実質独裁じゃん。
三権分立意味無いじゃん、ってｗ

でも、人間が権力分立して考えた法律や判例よりも、ＡＩ独裁の方が国民の利害を公正に再分配できるのであれば、徐々にそっちに取って代わられるだろうね。
まず、公務員試験が廃止され、次に司法試験が廃止され、最後には選挙も廃止される。

イメージ的には帝政ローマ制みたいな感じでアウグゥストゥスがずっと統治し続けるようなものなんだろうなあ。

>>251
民主主義であれ、それ以外の政体であれ、重要なのは利益が一般市民に還元されるのか、還元できるだけのキャパが文明にあるのか、ってところなんだと思う。

19世紀初頭の英国の政体は民主主義化されていた。
でも、朝に紅茶を飲むのは貴族の風習だった。
それが19世紀半ばには中産階級の風習になり、20世紀初頭には労働者階級の風習になった。
単純に英国で手に入る茶葉の量が増えたからなわけで、それは政体とは何の関わりもなかったわけだ。

ＡＩの進歩による文明のキャパシティの増大は、政体に関わらずパイの取り分を増やしていく。
あとは比率の問題でしかない。
富裕層が不老不死になれて、庶民は二百年しか生きられないことが社会問題になるのか。それとも、みんな平等に五百年生きられるのか。

そう考えるのは我ながら楽観的に過ぎるかなｗ

独裁でも人権や自由が守られるならいいけど今世界で力を増してるのはそういったものを制限する国

AIがなんでもできる時代になって日本でみんな働かなくて良くなっても
世界の盛衰が独裁（人権無視）国家に握られたら日本もそれに隷属するしかなくなる
そのとき独裁国家が日本を「逆らわないならAI使って豊かに暮らしてていいですよ」と放置してくれるのかどうか

>>253
ロボットが何でも出来るようになったら、それこそ生産力は爆発的に上がるだろうから、一般市民にも還元されるんじゃないの？
だって彼らは文句も言わず、24時間365日働き続ける。

せいぜい1日10時間、年100日は休む人間とは比べ物にならない。
数だって、いくらでも増えるし、生まれた瞬間即戦力だ。

なぜ還元されると思うのか、現実としてトリクルダウン論は富裕層のためのまやかしだと提示されただろ
庶民の豊かさや幸せを第一目的とする国など無い、他国との競争の中で結果的にそうなる事があるというだけ
そして人間の生産性を凌駕するマシンが現れれば人間はクビになる、GSのトレーダーの99%がクビになったように

国が裕福であっても少産少死の貴族と多産多死の奴隷に分かれていく、最早普通の人間には経済的価値が無いため危険を伴う肉体労働か犯罪行為で生きていくことが一般的になる
貴族は神に近づき奴隷はブロイラーに、ロボットは人権に配慮するが如く丁重に扱われるだろう

有限資源を奪い合う国や企業の争いは無くならず力は集約されていき極限まで効率化競争が続く
予測するならこの確定的事実からビッグプレイヤーがどう行動し一般人がどんな影響を受けるかを考えるべき

最低限のハードルが上がるだけ
みんなが豊かになればそれが空気や水のように当たり前になり
次の足りない探しが始まるだけ

足るを知らぬ豚の声やむことなし

>>236
人間より優れたロボットが、奴隷階級に甘んじるからかな。
普通の人に価値はなくなるというが、逆に価値があるのって、将棋で例えるとAIに勝てる棋士だぞ？
危険を伴う肉体労働をすると言っているが、それこそ何かあったら責任取らないといけない人間にさせる価値がない。
壊れたら新しく補充すればいいだけのロボットがするに決まってる。

大多数の人間が、金を稼ぐということが出来なくなり、いくら安く物を生産しても、誰も買えなくなる。
資本主義のピラミッドを維持できなくなり、必然的に、カネと言うシステムを見直す必要に迫られる。

>>256
富裕層ってやっぱり頭いいよね
「みんなのためになるよ！みんな豊かになるよ！」って上手に世論誘導するから
民主主義でも富裕層にお金が集まる仕組みに誘導される
それでも一時期は民衆が豊かになれる時代があったがそれは民衆が豊かになれば富裕層も豊かになる連動した時代だったから
民衆が豊かになることを富裕層が妨害しなかった
今はグローバル化や機械化、AI化によってそれが連動しなくなったから民衆は富裕層の誘導により民主主義下で貧しくなる

普通の人間は奴隷ですらなくなるかもしれない、スカベンジャーのようなもっと下層の存在
全部請負なら使用者の責任は無くなるし仕事が無い人間を時給で使うのとロボットなら人間のほうが安くつく

世界のプランテーションでは富裕な地主と餓死する労働者がいて庶民の経済は拡大しない
しかしわずかな労働力でも買い手がつく限り資本主義=富の収奪は成立する、秩序は武力によって維持される
現在の貧困問題はすべての人間が願い力を合わせれば解決できる、つまり解決不可能という事
今でさえ無くならない貧困問題がさらに深刻化し我々を覆ったときに誰がどうやってなぜそれを解決しようとする？

技術的特異点にどれだけ近づいても熱力学の法則は破れない、生産力やエネルギーには限界がある、庶民は100万で生活して金持ちが100億使うような経済かもしれない、市民には無価値な仕事が与えられ最低限度の生活は保障されるかもしれない、人間の価値としては人間同士の関係性が最も重要になるのは間違いない

領民を虐げてるような領主でも戦争などで領民が虐殺されそうになったら守ろうとしていたのは
倫理観からなどではなく、領民がいなくなったら生産者がいなくなり領主の利益もなくなるからだけど
もし、AIがすべてできるようになって人間の生産力を上回ったら
領民を守る必要がなくなる
そのときの人間の価値ってどうなってしまうのかなと

人間がいなくなったらそもそも生産する意味が失われるんだが…

結局、どんな支配体制が生き残るかなんだよな
AIがなんでもできる時代に国民にベーシックインカムのようなものを配って
それで買い物させて、それに合わせて生産するようにして経済を回す国が強くなるのか
それとも、国民のことは無視して資源、生産力、研究力を国防に注力した国が強くなってるのか
その時代の支配者とは何か、富裕層とは何か、想像が難しいことばかりだが
これからの社会の動向を見ていけば予想できてくるのかな
もし国民にとってあまり良くない未来なら真実が隠されながら水面下でいろいろ進んで気づいたときには手遅れになってそうだが

現存する「頭が良い」人間は全てにおいて頭が良いわけではない、得意不得意がある
富裕層は金や権力を集めたり維持する能力が優れているだけだ、苦手なことなどいくらでもある
そして俺らが敵視する奴らは庶民を気遣う能力が欠けている。現代社会はその結果だ
対して未来人は完全無欠な完璧超人だ。得意不得意はあっても自由自在に操作できる
必要な能力はボタン一つで得られる。庶民を気遣う能力は標準的に現代人類より優れているし、そこが重要な人間はさらに増幅するだろう
こんな状態で格差社会を維持するには意図的に庶民を気遣う能力を下げた人々が絶対的な権力を得る必要がある。そんな状態は今よりもずっと不安定ですぐに崩れるだろう

産業革命で自由、人権、民主主義という統治システムが発展したのだから
AI革命で新たな統治システムが生まれるのは当たり前のことであり人類の歴史の必然なのかもしれない

習近平の長期独裁を可能にする「デジタル共産主義」その驚きのしくみ
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54753
この背景にあるのは、デジタル技術の活用で形成されつつある史上最強の権力基盤だ。
これを「デジタル・レーニン主義（Digitaluse Leninism）」と呼び、習政権がAIを活用して、新しい統治システムを構築するだろうとの見方がある。

アメリカの支配層が座して死を待つとは思えないのでアメリカと中国の間で世界を巻き込んだ争いが起きると思う

中国がまもなく「世界最強のIT国家」になる歴史的必然性
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54575
アメリカでは、「ITの先端分野でいずれ中国に抜かれる」という中国IT脅威論が、急速に高まっている。
グーグル元CEOのエリック・シュミット氏は2018年1月にイギリスBBCの放送で、「今後5年間は、まだアメリカがAI分野でリードしていくことができるが、すぐに中国が追いついてくる」と述べた。
また、アメリカの情報機関の高官は、「中国はAI分野でアメリカを超える可能性がある」と発言した。
これは、純粋に技術的な意味で抜かれるというよりは、以上で述べた中国の特殊性に、アメリカは対抗できないということであろう。
今や歴史の大逆転が起ころうとしている。

結構間が空いたが何だかんだで技術力の発展に目を向けてる人にとっては発展速度が速まっているように見える

収穫加速の法則で重大な転機を迎える要素の汎用人工知能の完成も結構な数の研究者が10年以内に完成するかもと言って40年以上先か完成しないと答えた人に限っては極少数というアンケート結果を見たな
担当のバイアスが掛かっている可能性もあるから何とも言えんが

ただ、最近のニュースとか見てるとかなぁ～り荒れているイメージがあるからちゃんとした形で汎用人工知能が発表されるかも疑問かな？何というか燻っている火種に莫大な燃料ぶちまけるようなことになりそうなそんなイメージよ
今は汎用人工知能の形が見えてないから冷静でいられてもそれが表だって完成すればもう引き返せないだろうな。何から引き返せないか自分でもよく分からないけど

人工知能の発展が遅いという意見があるが、汎用人工知能や
いわゆる「強いAI」の期待が高すぎるんじゃないかと思う
どうも、一昔前のSFにあるマザーコンピュータような、神のような知能という意識に引きずられている

現状を見ると、一昔前は人口無能と言われていたチャットボットは
API化され使いやすくなり、電話サポートなどに応用されているし
普及はいまいちなものの、家電の音声操作は一般化し誰でも使える
あとはこのまま着実に技術の発展と普及を進めるだけでも、社会的なインパクトは十分にあるだろう

>>268
人工無能の無能ってのは使えないという意味ではなく
人工知能に比べて知能がない程度の意味だよ
ニコ百の人工無脳に詳しく書いてる

Bristleconeという量子プロセッサが量子超越性を余裕で達成できるらしい
２０５０年代までかかるといわれていたことが３０年以上早まるかもしれない