吉川三国志
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ななしのよっしん
2012/05/22(火) 10:48:14 ID: eADaVCLheM
- 作成乙です、この作品が無かったら後発の作品もあったかどうか。
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ななしのよっしん
2012/06/05(火) 21:13:44 ID: 6Ac6jL6ICR
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今読んでも非常に魅力的。
吉川英治の他の作品にも通じて言えることだが、英雄たちの会話がなんだか俗っぽくて親しみを感じるw
曹操の死に際してその一生を顧みるあたり、本当に劉備や関羽ら演義の主人公たちを差し置いても曹操が好きなんだなぁと思える。 -
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ななしのよっしん
2012/10/29(月) 11:01:00 ID: 6Ac6jL6ICR
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確かに、曹操が亡くなるとことその後の曹操の人生の振り返りのところは、読んでて胸が熱くなるね。
曹操以外の人物も凄く人間臭くて親しみが持てるんだよね。例えば袁尚が袁譚のことを「兄さん、待ってくれ!」と呼ぶ三国志ものは、中々無いw -
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ななしのよっしん
2012/11/07(水) 19:40:50 ID: Cug7/pdzXV
- あれ、自分のレスにレスしてる
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ななしのよっしん
2013/02/17(日) 08:25:37 ID: DZOCnZIZpY
- この小説がタイトルを「三国志演義」ではなく「三国志」にしたせいで、以後小説を歴史と混同する者が続出し、桃園の誓いが史実だとか、劉備が黄巾征伐や反董卓連合で活躍したとか、諸葛亮が赤壁の戦いで活躍したとか、そう思い込む人が大半になってしまった
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ななしのよっしん
2013/02/19(火) 12:46:36 ID: NhfipXJOf4
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そうだね。この本が原因だね。悪い本だね
…とでも言って欲しいのだろうか -
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ななしのよっしん
2013/06/20(木) 20:24:34 ID: +f5D2nFlBD
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>>5
中国ですら演技や正史、俗説を混合するくらいだ。流石に吉川先生に失礼だ -
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ななしのよっしん
2013/06/21(金) 19:24:42 ID: TypYhgIlBc
- 曹操は詩人、孔明は文豪
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ななしのよっしん
2013/08/17(土) 18:08:50 ID: 4ia/ylws3K
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曹操は作詞家、孔明は策士、もとい、詩人
吉川英治作品って著作権切れになったのか -
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ななしのよっしん
2013/08/18(日) 15:28:31 ID: eeSI+xsjEI
- 張コウが何回も死んだのも印象的だったな
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ななしのよっしん
2013/08/22(木) 08:42:36 ID: Ff/xNrVzQn
- あれ、新潮文庫版評判悪いのか…表紙絵と文字の読みやすさにつられて購読してるんだが…
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ななしのよっしん
2013/09/26(木) 16:42:01 ID: S94s8l5U/R
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http://w
ww.aozor a.gr.jp/ index_pa ges/pers on1562.h tml
本当だ、青空文庫に三国志が。>>9氏ありがとう
手軽に読めるな。縦書きの方が個人的には読みやすいが。 -
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ななしのよっしん
2014/06/20(金) 22:42:13 ID: k1Duz3gaku
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「成都。ああ、成都」
大好きな一文 -
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ななしのよっしん
2014/06/28(土) 00:12:48 ID: k1Duz3gaku
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あと吉川三国志で印象に残ってたのは、劉備が三顧の礼の途中で崔州平と話するシーンだな
「人が死に苦しむのも、乱世が続くのも自然の摂理。平和と乱世が繰り返すのも歴史の常」という崔州平の話を
「それは隠者の論理であって、今実際に苦しんでる万民には何の役にも立たない。わたしが諸葛亮に会いたいのは、万民を救うための話を聞きたいからだ」みたいなことを劉備がいうシーン
このシーンどうやら演義にはないシーンみたいで、吉川英治の創作なのかとびっくり -
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ななしのよっしん
2014/09/01(月) 02:06:46 ID: +gdypuSKad
- 「通俗三国志」「三国志演義」等の原典の直訳に依らずに長所を択って自分流に書いたと1巻まえがきにあるね
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ななしのよっしん
2015/06/15(月) 12:08:24 ID: D2zIFGT4xb
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曹丕が禅譲を受ける場面の「龍だの鳳だのは大臣たちの額から生まれたものと見える」的なシニカルな描写が好きだ。
鬼謀・神算の大活躍を三国演義から受け継ぎつつ、最後に「愚直で正直な平凡人」だったと総括する諸葛亮評も良い。 -
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ななしのよっしん
2015/07/11(土) 23:43:45 ID: c/03i9MXpQ
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曹操が滅茶苦茶カッコいい作品。
「俺が立つ地には、飢えなんか存在させない」とか、
「年寄りが好きだ」とか、
俺が農民なら命かけてついて行くわ。 -
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ななしのよっしん
2015/09/29(火) 02:12:10 ID: +gdypuSKad
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直訳した本だと読み物としては( ゚д゚)な部分もあるし、元の演義からあまり大きな齟齬が生じないようにしつつ
現代常識から見ても魅力的な物語に再構築しているのが凄いよね
三国志演義に限ったことじゃないが、吉川英治文庫は本当に歴史浪漫の塊 -
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ななしのよっしん
2015/10/07(水) 21:04:50 ID: Xa0lZ/+3Sr
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kindle版もいつの間にか無料同然になってたから改めて買い直した
自分は本は横山三国志から入ったから、場面毎に横山三国志の絵が浮かぶわ
曹操が歳を取る毎に段々と衰えていくのがいまさらながらリアルに感じた -
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ななしのよっしん
2016/01/13(水) 10:12:52 ID: 4ia/ylws3K
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>>15
張コウが死ぬシーンが好きだから3回書いた
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ななしのよっしん
2016/08/08(月) 07:52:48 ID: Ff/xNrVzQn
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>>17
お陰で俺の中では官途の戦いが三国志の白眉になっている
まあ史実でもそうといえばそうなんだが、あのあたりは戦争描写も含めて魅力的すぎる -
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ななしのよっしん
2017/01/12(木) 21:53:35 ID: ECEZFa7S75
- 吉川英治そのものの記事はないんだな
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ななしのよっしん
2017/04/17(月) 16:24:33 ID: D2zIFGT4xb
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「三国志読みたい、けど小説は長いからヤダ」というモノグサな人でも吉川三国志の「諸葛菜」だけでも読んでみて欲しい
吉川先生の曹操・諸葛亮への敬慕と執筆当時の日本に対する意識や危機感みたいなのが素晴らしい名調子で描かれてる
姜維を国士としながら「孔明にならんとして及ばずかえって国を滅ぼした」と(実際その通りだが)辛評しているのは太平洋戦争中の書にしては結構デリケートなことなんじゃないかと思う
蜀滅亡に触れて「芸術も文化も文章も、戦火の前には何の役にも立たなかったのだ」と斬り捨てる残酷さは凄いなと思った -
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ななしのよっしん
2017/07/20(木) 02:16:10 ID: +gdypuSKad
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あとがき的な部分では最適解か否か的な基準だけで批評する視点を割と強烈に皮肉ってるな
彼らも生きた人間だったんだよ?っていう論にはそりゃそうだわなあと妙に納得した記憶がある -
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ななしのよっしん
2017/07/27(木) 16:17:55 ID: SaHch7QQqj
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時々演義・吉川・横山は全て蜀贔屓みたいに言う人がいるけど
この三つの中では吉川三国志がかなり冷静な見方をしてると思う
演義の時点で出番や死に様が改変されていた魏・呉の不遇武将はともかく
劉備の狡さ、諸葛亮の冷酷さ、関羽の傲慢さなんかもしっかり印象に残る -
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ななしのよっしん
2017/07/30(日) 01:05:22 ID: +gdypuSKad
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関羽の傲慢さはむしろ大分マイルドになって親しみやすくなってるぞ
演義の関羽は特に荊州統治あたりからは常時全方位に喧嘩売ってるレベルでそりゃ死ぬわとしか思えないw -
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ななしのよっしん
2018/12/31(月) 11:03:43 ID: UHMVk12YRS
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>>24
現代の価値観に近い行動を取った昔の人を過剰に持ち上げることの愚かさに通じるな
古代の人は当時の美徳に従って生きていたにすぎないのにね -
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ななしのよっしん
2021/01/27(水) 11:25:00 ID: 0nOuq+P4B/
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敵将が大音声の名乗りを上げ、矛を振るい猛然と突っ込んでくるのを「あら笑止」とばかりにこれを受け…みたいな流れで、「あら笑止」が「あら^~♡笑止♡(お嬢様)」に見えて微妙にリズムが狂ったことがあるゾ。
これも現在の価値観というものなんですかね… -
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ななしのよっしん
2021/04/05(月) 00:18:40 ID: 4ia/ylws3K
- あらよッと
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