ニコニコ大百科

>>5490
「家と家との繋がり」なんてもはやに現代にそぐわない結婚観になってると思うんですが
それに他国を基準にすると迫害の歴史が浅いからと言って、現代における運動がやりすぎなものだとは言えないでしょう

そんなことを言ってしまったら、諸外国に比べて日本の社会福祉政策は手厚いものなのだから、国民はこれ以上の社会援助を求めてはいけないなんて説まで成立しそうです
しかし生活保護や年金の不足による貧困者支援の不徹底や、年々取りざたされる制度の縮小化など、この分野への要求を止めるにふさわしくない状況というのは確実に存在します
一度追い求めることをやめてしまえば社会福祉を停止された時に抗議することもできませんしね

あと、台湾において同性婚への批判が高まっている背景にはこれを推し進めた政権与党への批判に巻き込まれたという事情があります
すなわち無能な与党が行なった政策はすべて悪いものだという極端な見方によって否定されたもので、実害が発生したために否定されたものではないということです
これが正しいものだとすると、同性婚が面倒を引き起こしたというあなたの説明は成立しないのですが

家のつながりが現代にそぐわない結婚観というなら同性婚も現代にそぐわない結婚観なのでは

>>5492
そもそも家のつながりという結婚観は家父長制や世間への体面を重んじる前時代的なものであり、そこで種々の不自由が発生したからこそ陋習として克服され、現代の自由な男女間の結婚とう形に繋がったと思うのですが
これは自由を求めるための変遷という意味で、同性婚の認許を得る運動と通底した理念から果たされたものだと思います

ひょっとするとあなたは現在の自由恋愛での結婚による弊害に眉をひそめ旧来の結婚観への回帰を願っているのだとも考えられますが
しかし、現在同性婚に反対している人も「家に入って両親の言う通りの相手を選べ」と強制を受けたら嫌がりそうなものですがね

同性婚を認めてほしいと思われている方に質問です。
その認めて欲しい根拠を教えて欲しいです。
なぜ認めて欲しいのですか？

「なぜ認めてくれないのか」という、質問に質問で返す以外でお願いします。

同性愛者の方には申し訳ないが「同性婚が認められる事は”ほぼない”」と思うんだよな

日本の場合は同性婚認める為には民法だけ改正して「はい終了」というわけには行かない
憲法改正、戸籍システムの廃止or改正、そして何より同性婚があるなら選択的夫婦別姓も同時期に認めないといけない

それを変えるに対する手間や人件費が果たして同性婚を認める事で潤うブライダル業界や不動産屋からの税金で賄えるかどうかと言われたらな

>>5493
そりゃまあ家制度は無くなったし今は99%恋愛結婚だけど
夫が妻の話する時「うちの家内が〜、嫁が〜」と紹介するし妻が夫の話する時「うちの旦那が〜、亭主が〜」という言葉普通に使うしなあ

大衆の理解を得ることが先か
法の整備が先か
どっちなんやろ

法の整備でしょ
統治国は法＝国家＝力に従ってる人間が大半なんだから仕方ないね
法に従わない無法者が大半の国なら理解を得るほうが先になる

>>5496
それ「夫」と「妻」の言い換え以上の意味で使ってる人がどれだけいるんだろうか
言葉の起源はともかく、実際の運用がどうなっているかは気になるところである

日本は欧米諸国と違って戸籍制度があるからな
同性婚認めて全ての戸籍を作り変えるなんて事になったらとんでもない人件費がかかるぞ

これが同性婚、選択的夫婦別姓容認に踏み切れない理由の一つ

というか同性婚は別としても戸籍制度をもうちょっと管理しやすいシステムにしようぜ･･･
何をするにしてもめんどくさすぎる

削除しました

配偶者控除は要らんと思うけど在留資格は認めないと夫婦生活に支障が出るしな

ネトウヨで思ったんだが同性愛差別って外の国から入ってきた文化なのになんで肩入れするんだろうな
異性愛者と同性愛者の区別を持ち込むなって事に怒ってるならまだしも

>>5494
現在の結婚制度は事実上自由恋愛を形成したパートナー間で成立するものであるのに、そこに異性・同性の区別があってはおかしいという論理が1つあります

また、結婚により税制優遇措置やパートナー間の身元保障、保険での税控除、遺産相続先の認可などがある点で、事実婚と結婚との間には埋めがたい差があるというのも同性婚を求める理由です

偽装結婚や戸籍制度の変更に伴う費用の問題がありますが、前者は異性間の婚姻関係においても起こりうるものですし、後者はそもそも同性婚の代替案であるパートナーシップ認定のような別の公的証明法が並立する状態では結局かかる費用が変わらないという指摘があります
それどころか、戸籍とは別に同性間の公的なパートナー関係を管理する仕組みを一から作り出すことの方が高くつくという試算も可能で、コストの面からの反論はほぼ事実婚関係しか認めないと言っているのと変わりませんね

前述の通り、事実婚関係と婚姻関係では社会においての取り扱われ方が全く異なるので、事実婚で満足しろという意見には反対する人間が多いという実情があります

>>5505
ありがとうです。事実婚では社会的に不満があることがよく分かりました。
ただ自由恋愛というものは、あくまで男女間の結婚事情に他者干渉をすべきでないという考え方だと思います。
同性でもいいという解釈は広げすぎだと感じます。

mDbJE4YVTZさんが同性愛者なのか分かりませんが、もしそうであれば
同性愛者になった経緯を知りたいです。
生まれつきなのか、なにかのきっかけで同性愛に目覚めたのか。
また異性愛者なのであれば、同性愛者についてどう思われているかを知りたいです。
最初から同性愛者に対して同性婚を認めるべきと思われていたのか、
なにかの理由で考え方が変わったのか。

込み入った話ですみません。

>>55056
私は同性愛者ではありませんが、もともと同性愛者も含めた少数者の尊重や多様性の重視の意識があったので、主張としては自然に受け止められるものとして考えています
特に同性愛者は歴史的にかなり厳しい環境に置かれていたことを学ぶと、なおさら昨今の性的異常者とのレッテルを平然と投げかけられるような状況に耐えがたいものを感じるので、そこに生まれる理不尽というものを解消するために何か行動したいという意志を持っています

同性婚への理解については前に渋谷区が全国に先駆けて同性パートナーシップ証明を交付したニュースで実情を知ったことが契機ですね
あの辺りで結婚制度の社会的意義や同性と異性で制度を区分することの不合理性を知り、同性婚は認められてもよいのではないかとの考えを抱くようになりました

そこまでして結婚に執着しなくてもいいんじゃねーの？と思う
昔ほど結婚に価値を感じる人が減ってるみたいだし

そりゃ節税のためでしょ

>>5495
十数年以内の話なら、俺も同性婚が認められることは“ほぼ無い”と思う。
（50年後とか100年後とかはもう予想のしようも無いけど）
ただ、同性婚が現行憲法下では憲法違反になるかというとそうとも言い切れないんじゃなかな。
もちろん「憲法違反であるという意見もある」のは分かるけど、
その辺は自衛隊違憲論や、少し前の平和安全法制とかと同じで、
憲法を改正したい人や法案に反対する人が調度良い理由付けとして
違憲論を持ち出しているに過ぎないと思うし、
平和安全法制の例を見れば明らかなように、
憲法学者が違憲論を唱えたところで法律の制定及び運用は出来てしまう。

>>5507
>もともと同性愛者も含めた少数者の尊重や多様性の重視の意識があったので

同性婚を認める考えの源流は「少数者の尊重や多様性の重視」ということですね。
もともと、とありますので生まれてから特に意識の変化はなかったと捉えられます
小さい頃からそのような教育環境にあったのでしょう。

同性愛者を「少数者」とくくられていますが、具体的になにをもって少数者と思われていますか？
彼らの考え方が少数派だからですか？
それとも彼らの身体的特徴・生まれついての境遇が少数派だからでしょうか？

少数者は一般的に社会的弱者（障害者・寡婦・少数民族・在日外国人・被差別部落など）と同義になると思います。
そういった方たちに対する意識と同じように、同性愛者を尊重されているのでしょうか？

>>5508
とりあえず死に目には立ち会えないし、自分の資産を相続させることはできない
こういうのは近親者にのみ許された特権なので

>>5511
前者に関しては、性的指向という観点から見れば明らかに異性愛指向と比べて少数者でしょう

後者に関しては、確かに少数者という点では共通しているため、どれも等しく尊重する必要があるという基本的な考えはあります
しかし、歴史も状況も異なるそれらの問題に関しては切り分けて考える必要があると考えているので、同性愛のことを語る場においてそのように相対化によって別の少数者を持ち出すことは、失礼ですが不誠実なものではないかと存じます
よほどの関連性がない限り、突然議論に関係ないと思われる論点を差し挟むのは場の混乱に繋がりかねませんので

>>5513
「前者」というのは同性愛者、「後者」は私の示した社会的弱者を指されていますか？
なぜこのような質問をしているかというと、mDbJE4YVTZさんが同性愛者含めた彼らを
ひとくくりに「少数派」と呼ばれているためです。

社会的少数派＝弱者とされている方々には共通した理由があります。
それは、本人が望んでもおらずに生まれつき又は社会的経済的に
そういう境遇・立場にあることです。
しかし彼らも多数派と同様の生活をおくれるようにするべきです。
そのためにできるだけその障壁を取り除こうとするのがバリアフリーであり、
少数派尊重の具体的取り組みになります。

>>5513つづき
同性愛者に対して同性婚を認めることもそのバリアフリーのひとつと私は思っています。
となると、同性愛者が望まなく同性愛者となったのか、望んでなったのかが焦点になると思います。

日本において多数派には男女の結婚観が根付いており、一つの文化となります。
その文化を否定させるためには、それなりの合理的理由が不可欠と思います。
生まれつき性的指向が違う、それは合理的理由になり得ると思います。
しかし、自ら望んで同性愛者になった人に対して同性婚を認めることには疑問を感じます。

>>5515
>同性愛者が望まなく同性愛者となったのか、望んでなったのかが焦点になる

私はこの理屈にちょっと賛成できませんね
同性愛的指向の傾向にはやはりスペクトラムがあるものであって、区別困難なケースもありますし、それをもって全体的な制度が否定されても良いとは思えません

同性婚を認めたら日本の結婚文化を否定したことになるというのはちょっと言い過ぎじゃね？
別に同性婚が認められても異性と結婚したい人はこれまで通り異性と結婚出来る訳だし。

そうやって博愛精神を強要して文化を蝕んでいくんだよなあ

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>>5516
>同性愛的指向の傾向にはやはりスペクトラムがあるものであって、区別困難なケースもありますし、

同性愛が生まれつきなのか後天的なものかについては、私は生まれつきと思います。
そして物理的・肉体的にも異性愛者とは異なっていると思います。
違いは脳にあります。ですので脳の調査を調べることではっきりと区別することはできます。
実際にスウェーデンで研究が行われています。

ちなみに顔つきだけで同性愛者かどうか判断することもある程度可能のようです。
技術の発展が同性愛者への正しい理解を推し進めていると感じました。