ニコニコ大百科

真祖はそもそもの民間伝承ではほとんど例が無いので、吸血鬼における真祖という概念はほぼ近世以降の創作だが。
なので各創作者が好き勝手に設定作ってるからちゃんと書くって言っても何書くんだ？って話に。
仮に書くなら「現代の創作において真祖という吸血鬼の元となった存在が設定される事があるが、中世までの吸血鬼伝承においてこのような存在があることは稀であり、後世に創作された要素である。」程度か。

>>240
個人的に、真祖（神祖）はかなり局所的な用語という印象だが・・・。
古典的な吸血鬼小説の流れを汲む作品ではまず目にしたことがない。

真祖って名称はたぶんジュブナイル・ライトノベル系列で日本のサブカル界に広がった用語なんだと思う。
対訳と思しい True Ancestor で調べても出てくるのは日本の作品ばかり。
一応 Original Vampire とか First Vampire だと国外の作品もヒットするが、例はかなり限定的。

>>240は4月1日に書き込まれたからネタかも・・・

まぁマジに考えると、真祖と呼べるようなものは居るのか？　ヴァンパイア（vampire）がカインの末裔だという話はあるが、どうもキリスト教徒による後付け設定っぽい（怪物グレンデルがカインの末裔だという設定と同じく）。信仰や宗教から離れて民俗学で考えてみる。『吸血鬼伝承　生ける死体の民俗学』の134-135ページによると、吸血鬼は大きく四つに分類される。
> 「吸血鬼」名称の四系統
> ①vampir/upir系
> ②vukodlak系　語源は「狼の毛」＝「人狼」
> ③strigoi系　語源は古代ローマの怪鳥ストリクス strix で、鳥の姿に化けた魔女とも
> ④moroi系　語源は「夢魔」を意味するスラヴ語モーラ mora
> つまり①を除いて、人狼・魔女・夢魔という邪悪な霊能者の名称を転用していることがわかる。

こうして見ると吸血鬼の真祖は、ざっと「狼の毛」＝「人狼」、ストリクス strix、モーラ mora辺りになるのではないかと。

バスタードのダイ・アモンも吸血鬼だったな。
正直ただのサブキャラだから、一覧に入れていいものやらわからん。
プレミアムの人、アリだと思ったら追加しといてください。

ちなみに↑のキャラがやってた
「ニンニクと十字架！」「それは吸血鬼の恐れるモノでは世界一ィィィィ！！」
→「なーんちゃって！　そんなものはききませんよ！！」
の流れに当時吹いた。

なんとなく関連項目に■■を加えたくなった。

ケロロ軍曹で「弱点多すぎ」と突っ込まれていて深く納得したw

幽霊城のドボチョン一家のドラキュラも…
入れて欲しいような…
南さんのしゃべくりがたまらんのだが…

弱点大杉って言うけどこの位弱点無いと長所の方が厄介すぎて手に負えんくなるぞ

それは最近の超絶強化されたヴァンパイアの見すぎ。

不老不死
人間を自分の仲間に出来る(人間側の強い奴とか偉い奴吸血鬼にされたらピンチ)
身体能力は基本人間以上
人並みの知能が有る
見た目は人間そっくり(上記と合わせて人間の作った武器を人間以上にうまく使える上に目立った事をしなければ人間世界に溶け込める)
霧とか蝙蝠になれる(最近のはこれが無い場合が多いよね)
これだけあれば十二分に厄介

正直偽名を使う時に生前の名前に縛られるとか水の上を渡れないとか招かれないと人の家に入れないとかの謎弱点も含めてそのくらい弱点無いと一匹いたら普通に人間の世界阿鼻叫喚に出来るじゃん

最近のは弱点無かった事にされてたり強力魔法使えたりでカタログスペックだけパワーアップしてる代わりに変なプライドから来る慢心やなんかで「超強い魔法使い」みたいなキャラになってるけど

まぁ圧倒的に強い力を持ってるけど弱点さえつけばただの人にでも殺せる弱さを持ってるのが吸血鬼の魅力みたいなもんだし

>見た目は人間そっくり

これ一つで相当厄介だからな。凶行の証拠を呈示できなければ合法的に退治することすらできん。
ひっきょう、ハンターは貴族をはじめとした体制派権力者か、法を外れた日の目を見れないアウトローかのどちらかである必要が生じてくる。

弱点のない吸血鬼がいかに厄介かは、近代吸血鬼小説の原点ポリドリ著『吸血鬼』が既にそうだったりする。
吸血鬼ルスヴン卿にはさして強力な超能力はないが、目立った弱点もないおかげで主人公側は手も足も出ずに完敗してしまう。
弱点のない吸血鬼は触れられない幽霊と一緒。対処のしようがない。

ところでヴァンパイアと吸血鬼で別に記事があるけど、統合したほうがいいんじゃないの？

彼岸島最終回・・・？
全人類吸血鬼化計画完了・・・？

トゥルーブラッドっていう海外ドラマだったかな
人種として吸血鬼の存在が認められていて、迫害を受けながらも意外とたくさん潜んでいたり
やっぱり超人的な強さや超能力を持ってたり
彼らのために食用の人工血液がコンビニで販売されてたり
そういう世界観いい・・・よくない？

心臓に杭を刺されたら死ぬ←わかる
日光や日に弱い←まぁわかる
豆などの小さいものを数えずにはいられない←は？

>>256
コンテクストを確認すればわかるけど、要は死者が墓場から出てこないようにするための呪的措置（結界）で、
河川や敷居（境界）を自由に越えられないというのと同種の悪霊の特徴。
ヘンゼルとグレーテル等の民話にある「パンくずの道しるべ」の概念とおそらく通底するものがある。

>>255
海外ドラマ色々とネットで調べてたんだけど偶然そのドラマ知ってその設定良いなって思った

>>256
むしろ心臓に杭が一番の突っ込みどころじゃないのか
それ吸血鬼だけの弱点じゃねーだろって言うか誰でも死ぬだろ

吸血鬼って流水が弱点と書いてあるけどもし突然にわか雨に降られたりしたらどうなるんだろう？
脱力したりするのか、ただれるのか、溶けるのか・・・どうなるんだろう

>>259
普通の人間が死ぬような方法では殺せないけど心臓に杭ぶっ刺せば殺せるってことじゃないの

プラム（ノーゲーム・ノーライフ）もいていいかと。お願いします

設定定義がガバガバになりがちなのは仕方がない

羽瀬川小鳩がおらんやと！あんちゃーん！

モデルはモンゴル人という説は既出?
・異教徒なのでキリスト教の権威に弱い(ことにしておきたい)
・馬に乗っているので流水を越えることができない
・塩分補給と結束を示すためにウシの血を飲む風習あり(牛耳るの語源)
元軍への恐怖が産んだ怪物だとかいう話は聞いたことがある。

十字架弱点は確かに最近ないかも。
例えば30デイズ・ナイトの吸血鬼も弱点は日光のみなので極夜の期間を狙ってアラスカの田舎町を襲撃してた。
だいぶ昔なら、どんなに立派な十字架でも信仰が伴わないと吸血鬼に効かないが信仰心があれば木の枝による十字印でも吸血鬼を即死させるって映画を見た覚えが。

>>265
どれもこじつけ過ぎて俗説の域を出ないと思う。「狂犬病が～」とかいうのもそうだけど。

「水を渡れない」とかの特徴は、ドラキュラ等あくまで現代のフィクションがピックアップしたから今有名になって残ってるだけの、伝承の吸血鬼がかつて持っていた数限りない特徴の内の一つに過ぎない。
「血を飲む」にしても、はっきり『血液』を直に吸うようになったのすら実はフィクション発。伝承の吸血鬼はもっと漠然とした「精気を奪う」と表現した方が雰囲気として当たってる。「幽霊に憑かれたので元気がなくなって死ぬ」とかそんなレベルのことでしかなかった。

吸血鬼が血液を吸うようになったのは、近代西洋医学で気質や伝染病との関連から血液が注目されるようになったからってのが直接の理由。
流水を渡れないのは、大本は魔物が境界を自由に越えられないのが起源なんだろうけど、それが現代まで特徴として残ってるのはドラキュラというお話を作る上で便利だったからってだけ。

関連動画の荒木先生に吹いたw

魚強っっ！！！

何の作品か忘れたけど、他人の家には招かれないと入れないっていう設定を見たことがある。