ニコニコ大百科

>>569
割りと哲学者ってこれでドや顔するけど、
科学の役に立つ立たないは哲学が役に立つ立たないと関係なく無いか？

哲学者って質問にマトモに答えられん奴らばかりなイメージ

検証する、探究する、と口では言うけど、じゃあどうする、が全く語れない感じ

まんまこれ哲学系で起きてることじゃないか！？
と理気二元論の概要知った動画にこのタグついてて草生える

京アニを麻薬の売人以下と論じた哲学教授純丘曜彰を風化させてはいけない

>>573
この人は死んだ人間を侮辱したのもひどかったけど一番見苦しいのは言い訳してた記事だな
あれは京アニのこと言ってたんじゃありませんってなんかよくわかんないこと言ってたし

よく分からないというより言い訳になってない言い訳だな
「京アニは麻薬の売人以下だ！」→「あれは京アニの悪口ではない」

まぁ哲学の世界では正しいんじゃねーの？
文系の学問なんかエライ先生の感想文が正しい世界だし

>>571
＞科学の役に立つ立たないは哲学が役に立つ立たないと関係なく無いか？

いや、すっごい関係があるから言ってるの。
だって「科学とは何か」はカール・ポパーを筆頭とした科学哲学者が設定したことだから。
科学が役に立ってるなら必然的に科学の土台を作った哲学が役に立っているし、哲学が役に立たないなら、「何でお前は哲学者が提唱した再現性、普遍性、検証可能性を備えた科学に価値見出してるの？」って質問に答えないといけない。

>>576
正直ピンとこない説明やな……
それで言うなら哲学は検証可能性とか普遍性とか再現性を重視してなきゃおかしいはずだけど、
実際の哲学者ってなんかいろんなもんに屁理屈こねて難癖つけてるだけじゃん？一昔前前のビジネス雑誌とかで持ち上げられてたりコラム書いてたりするようなの見る限り感想文という印象しか正直……

そもそも重視してたわけでもないのに、
要素を元にしてるから～云々って言い分が通るなら、
「今の地図とは全然比べ物にならない酷い出来だけど大航海時代に想像で書かれたカリブ海の地図は、これを元にして冒険して今の地図ができたので役に立つと言える！」ってことにならん？


まあ上までの質問が分かりづらければこう言ってもいいかも
「再現性普遍性検証可能性は科学においても使われてるが、じゃあ再現性普遍性検証可能性は哲学であるのか？」とね
俺としては以前どっかで聞いた、「探究する行いが、手段が洗練され名前がついて分かれていく中余り物として残ったのが哲学」って表現がしっくりきてるから、「料理の仕方もわからん食材が食える(役に立つ)訳無いわな」って思ってるけど

>>570
結局この手の議論は「役に立つとはどういうことか」という議論に終着するんだよな
悲しいことに、まさにそれは哲学に他ならないのだけど
「哲学は役に立たない」と主張するためには哲学をせざるを得ないという矛盾

要するに、それを自覚できるか出来ないかの問題なんだよな
「無知の知」を提唱したソクラテスさんの偉大さが良く分かるよ

>>577
そっちのいう感想文的な哲学者からは批判されてるけど実験哲学という領域はあったりする
これは「哲学者は自分の感想でこれこれは正しいっていうけど実際普通の人に聞いてみたらどうなの？」みたいなのから始まった分野で
一般人を集めて哲学の疑問をぶつけて答えを集計して分析みたいなことをしてる
その結果を元に一体どんな状況でその答えは変わるのか？とか結果を哲学に応用できないか？みたいなことを議論してる
まあこれで普遍性や再現性が担保されてるかどうかはよくわからんし
「これって哲学じゃなくて心理学とかそこらへんじゃね？」みたいに言われたらまあそうだねとしか言いようがないけどあくまで参考に
http://www.nikkei-science.com/201202_082.html
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9F%E9%A8%93%E5%93%B2%E5%AD%A6

実験哲学についての英語wikiも面白い
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Experimental_philosophy
特に性格によって哲学にどんな答えを出すのか変わっちゃうよねみたいな記述は興味深い
性格って基本遺伝だから世代によって哲学者が出す結論って変わるよねとか

>>577
別におかしくないよ、科学哲学者のやることは科学とは何かを考えることであり科学的手法を追求することじゃない。
「反証可能性がないものは科学ではない」は自然科学の基礎で、複雑性分野では危ういものの、まだ通用するものだが、哲学領域なら「『反証可能性がないものは科学ではない』というテーゼには反証可能性がないので科学ではないのでないか」という疑念に対して答える必要がある。
印象だけで語られても困るし、「数学者は実生活の役に立たない穀潰し」レベルのこと言ってることを自覚すべきだと思う。

＞カリブ海の地図
いや、そっから現実のカリブ海探索によってイメージ上のカリブ海からガンガン修正が加わって正確な地図になってくんで普通に役に立ってるんすけど。
プトレマイオスもヨハネス・ケプラーも誤った観測結果に基づいてるから天文学に貢献してないのか？

>>581
一応補足
反証可能性がどうのって言ってるけど
現在の科学哲学者で科学かそうでないかの線引きに反証可能性を使う人はほとんどいないよ
詳しくは「疑似科学と科学の哲学」って本にある
大まかに反証可能性の問題点を知りたいならこれもいいと思う
http://www.union-services.com/sst/sst%20data/8_5.pdf

>>569
>>科学が哲学と違って役に立っているというソースを出してくれ
政界のソースなら、経産省と文科省とか
https://bit.ly/2VQNTba
数理資本主義の時代～数学パワーが世界を変える～

https://bit.ly/2Bpj2cc
数学力の低下は国力の低下すら招いてしまうのだという危機感を抱いていた経済産業省と文部科学省は、3月26日に『数理資本主義の時代～数学パワーが世界を変える～』という報告書を取りまとめた。
報告書では「はじめに」として、世界ではIT機器の爆発的な普及やAI、ビッグデータの活用によりデジタル革命が進んでいることを指摘している。
以下のような強い表現で訴えている。“この第四次産業革命を主導し、さらにその限界すら超えて先へと進むために、どうしても欠かすことのできない科学が、3つある。それは、第一に数学、第二に数学、そして第三に数学である！”
お役所が作成した報告書にしては、いささか煽動的な表現だといえるが、それほど強調したいところなのだとわかる。

内閣府いわく、社会的原動力は科学技術
https://bit.ly/2MoTBxI
科学技術イノベーションは経済再生の原動力であり、科学技術イノベーション政策を強力に推進し、諸外国における政策動向の変化などの環境変化も生じつつある中で、我が国を「世界で最もイノベーションに適した国」としていくことが、今、最も必要とされています。

辞書・事典だと「科学」とは、技術との結びつきが強く「人間，社会のための応用面に重点をおくもの」でもある
https://bit.ly/2oHnPDj
『世界大百科事典 第２版』
しぜんかがく【自然科学 natural science】
とくに自然科学と断らない場合でも，現在通常は〈科学〉と同義である。自然についての体系的な知識を指すが，とくに人文科学，社会科学と対比させるときに用いられることが多い。

『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』
自然科学 しぜんかがく
自然現象を対象とする科学。
物理学，化学，生物学，天文学，地質学などに分類される。さらに，工学，農学，医学など自然の現象，概念，法則を基礎として人間，社会のための応用面に重点をおくものも，自然科学に含まれる。

>>569
https://bit.ly/35Hztid
『世界大百科事典 第２版』
かがくぎじゅつ【科学技術】
科学および技術の総称。
科学の発達により，電気･電子分野にみられるように新しい科学的知見から新技術が生み出されるようになり，またそれらの技術の進歩，問題の解決のため高度の科学知見が不可欠となった。

Googleニュースだと「"科学"　"役立つ"」で約147,000件、「"科学"　"役に立つ"」で約38,600件の記事がヒットする
http://ur0.work/Y7Tf　http://ur0.work/QUKS

科学と哲学が対立しているというソースは、>>546-549や>>468で既出
ポール・ディラックやフランシス・クリックとかの科学者が哲学をボロクソ言ってるあれ

>>583-584
色々出してくれたけど、まず定量的じゃないという批判にはどう答える？
例えば、Googleニュースで何万件以上ヒットしたら役に立っていることになって、何万件以下なら役に立ってないことになるんだ？

>>583->>584
いくら権威ある辞書や権威ある団体・人が主張していたところでそれが正しいってことにはならんのよ
いわゆる権威に訴える論証っていうやつだね
直接的な根拠で批判しないと結局なんの意味もないと思うよ
あと>>585のような的を得た指摘も参照すべきだね

>>585-586
「100の職業で利用する数学」という表データ（>>468）は、定量的じゃないんかい
https://tabsoft.co/2NzJmFS

他に定量と言うならまぁ、このスレで色々主張されてる「科学哲学者」や「実験哲学」について
Googleニュースで「"科学哲学者"」と検索したら、約126件ヒット
http://urx.blue/YxUL
「"実験哲学"」だと8件ヒット
http://urx.blue/X0cQ

科学と哲学とで報道を比較すると、哲学はそもそも報道で言及や評価される量が少ないね

とりあえず、もっと正確な定量的データや統計的根拠があるなら出してくれ

>>587
google検索の記事数が科学が役に立つことの論拠にならないのは
まず第一にその場合必ずしも科学が役に立つという主張の記事が出てくるわけではないということ
例えばこの記事
https://www.excite.co.jp/news/article/Ssnp_20191015173114/
この記事は「"科学" and "役に立つ"」でニュース検索すれば出てくるものだが科学が役に立つと全く関係がない
なんでこの記事が引っかかったのかというと多分
「「悪魔のおにぎり」3品の販売1個につき0.5円を、極域科学振興募金に寄付する」
と
「このカテゴリーについて
経済、株式、仕事、自動車、金融、消費などビジネスでも役に立つ最新経済情報をお届け中。」
の中の「科学」と「役に立つ」に反応したから
そして第二に例え科学が役に立つという主張をしていてもその主張が必ずしも正しいとは限らないということ
第三に逆にヒットする記事数が少ないとしてもそれが正しいとか間違ってるとかは言えないってところ
記事数が少ないってのはそこまでネットのマスコミで注目されてないってだけしか意味しないわけで

あと別にこっちも科学が役に立たないとは思ってないし役に立つと思ってるけど記事数は論拠にはならないと思うよ
論拠をあげるなら医療の進歩でガン死亡率が減ってることとかで十分だと思うよ
https://www.buzzfeed.com/jp/seiichirokuchiki/gan-nenji-2017

>>587
あと一応言っておくけど>>587でいきなり>>468で挙げた根拠を出すのは不自然だと思うよ
そういうのは>>583->>584で出しておくべきであって
別にその記事が間違ってあるわけじゃないけど
まるで君のレスを全て見てきた前提で議論を進められても困るって話

定量的・・・？

>>578「無知の知」を提唱したソクラテス
>>579哲学者J. ノーブ、ウィキペディア

このあたりも定量的じゃないだろ。
哲学者の名前を見せたり、哲学的文章を貼ったりして論拠とするのは、権威に訴える論証じゃないのか。
数量を定めた証拠がない。

>>590
別にこっちは>>579で実験哲学が正しいとも言ってないしノーブがどうのこうのなんてのも一言も言ってないんだけど...
一体こっちが>>579で何を論証したって言うんだ

>>590
もしも実験哲学という領域の存在について疑ってるの？
あくまで実験哲学という領域が存在すると証明するなら定量的うんぬん言わなくても
実験哲学と名を冠する論文を一つ上げればそれで済む話
一応実験哲学の研究論文40個を集めた論文のリンクを貼っておく
https://www.zora.uzh.ch/id/eprint/160900/1/Kneer_EstimatingTheReproducibilityOf_2018.pdf
というか科学が役に立つかどうかに記事数を持ってくることの話と実験哲学がどうのって話は明らかに論点が違う

科学が役に立つ、哲学が役に立つってどういう意味なの？

>>593
「科学が役に立つ、哲学が役に立つ」ことが「科学的に証明できる」かどうかを今検証してる。
まず「科学が役に立つことを科学的に証明」することに挑戦中。

>>587
「100の職業で利用する数学」は『この数学，いったいいつ使うことになるの』(Hal Saunders, 1986)がソースだが、Hal Saundersの調査方法は科学的なものであったの？

役に立つというのがどういう意味なのか詰める必要は無いの？
学問はアーツから離れれば離れるほど自己目的的な発展が主眼になって、具体的にどう利用するかみたいな話にはあまり関心を払わないイメージなんだけど。
健全な基礎研究ってそういうものじゃない？
VL1VQ7GtrEの主張に沿うなら世間の人々がどれだけ役に立つと考えているかアンケートバトルに見えるけどそれで良いのかなと思って。

>>588
>>別にこっちも科学が役に立たないとは思ってないし役に立つと思ってる
それじゃこっちが言うことはほとんどないような…

>>589
表データへのリンク（>>468）は、既に>>584の末尾に貼ってあるはずだよね
リンクを見落としたのか、リンクを見たけどリンク先は見なかったのか、分からんけど

>>590
学科の整理分類が進んだ現代では、哲学はいわゆる「権威に訴える論証」じゃね
数値やデータで定量的な調査研究をしている例外もあるかもしれんが

>>595
「100の職業で利用する数学」は基本的に、哲学者の発言や哲学の本よりは定量的だろう
もっと厳密に定量的で科学的なデータとか、「100の職業で利用する哲学」みたいな定量的データがあるなら教えてくれ

>>596
役に立つとか有効とかいう評価は、政府評価とか辞事典評価（>>583-584）とか色々あるんじゃないの
社会調査（「アンケートバトル」？）からも、役に立つか否かの社会的評価が分かるわけで

>>学問はアーツから離れれば離れるほど自己目的的な発展が主眼になって、具体的にどう利用するかみたいな話にはあまり関心を払わないイメージなんだけど。
どういう意味で「アーツ」「自己目的的」と言ってるのかよくわからんが、ソースは？　事典には「人間，社会のための応用面に重点をおくものも，自然科学に含まれる」（>>583）とあるけど

事典がソースとして不足なら、「学問はアーツから離れれば（ｒｙあまり関心を払わない」と裏付けている定量的データや科学的研究を出してくんね？

>>597
いや、話ずらしたらあかんよ。
こっちは哲学の話はしてない。
今の論題は「科学が役に立つことを科学的に証明できるか」だよ。
(Hal Saunders, 1986)は定量的「だろう」という根拠を提示しない君の推測では「(Hal Saunders, 1986)の調査が定量的である」の証明にならない、科学的じゃない。

別に、誰かに向かって直接言うわけではないけど
ニコニコで記事の掲示板は、誰かが記事内容から外れた書き込みすると、運営からルール違反と判断されて
その書き込みにレスした書き込みごとまとめて削除されたりするから
「哲学」の掲示板では、「哲学」の話をしたほうがいいよね
せめて「哲学と科学」「哲学と理数系」の話とか

前の>>498から何度も言ってるように、
「100の職業で利用する数学」という表データはあるが
「100の職業で利用する哲学」的なデータは見つからなかったし、このスレで訊いても誰も知らないようだった
でもそういうデータとか、定量的・科学的にもっと精密な研究とかがあるんだったら出してくれ、って話

んじゃあ、もうちょいとこっちの仮説を。
「科学が役に立つことを科学的に証明する」ことが出来なければ、「哲学的な証明ならば科学が役に立つことを証明できる」という前提に今俺は立っている。
故に哲学は関係ある。

さて、もう一度聞くけど。
「(Hal Saunders, 1986)の調査が定量的である」という根拠は？