ニコニコ大百科

昭和の政治学で国家は永遠に不滅です呑気に構えるのはいいが、
リアル政治は待ってくれない
グローバル化の進展で国民国家は崩壊し
EUを抜けたら今度はTPPに入らないと生き残れないというこの世界

国民国家化が進んだ現代だと中世見たいに君主婚姻とかで大連合組んで統一とか
他国を征服して巨大化とか出来ないのかね・・・
アフリカや中東のどこか見たいに多民族或いは多宗教地域が独立して独立前よりも悲惨な事になったケースが多いし
中東欧はオーストリア帝国がそれなりの規模で存続した方が国家間のバランスが取れていただろうし

多宗教地域の独立後の混乱を防ぐ事考えれば
ソ連や現代中国のやっている宗教否定する政策は決して間違いでもないんだよな・・・
逆にユーゴなんて之やらなかったから宗教紛争激化したし

EUがまさしくそれ（汎ヨーロッパ主義、ハーバーマス『デモクラシーか民主主義か』とか）だったし、15年前くらい（鳩山政権のとき）には東アジア共同体構想も盛り上がってたよ。今は「帝国」の時代ということを言ってる人（田中明彦『新しい中世』、水野和夫『閉じていく帝国と逆説の21世紀経済』）もいるよね。あとカリフ制復活を主張してる中田考とかもｗ
国民国家を存立させているナショナリズム（民族と政治的単位を一致させる思想や運動ーーアーネスト・ゲルナー『民族とナショナリズム』）に対する批判なら現代の政治哲学者は大体やってる。
この辺は東欧革命・ソ連崩壊時の民族自決のときにだいぶ問題になったが、今はナショナリズムを消極的にも肯定するのはリベラル・ナショナリズム（中島岳志）とか言ってる反貧困論壇（上野千鶴子みたいな福祉国家を守るために移民受け入れに反対する人）と、国際政治学者か。

リベラルナショナリズムとかの左翼反グローバリズムって要するに左翼老人病だよなあ
自分達が属してきた思想の急進性に耐え切れず、潔い転向や自己批判もできない富裕リベラルの寝言というか

変えられないのは競争中毒だからですね
勝利への執着の無い人間だけが、己を顧みることができます

多くの人は、反省しているんじゃなくて、反省したふりをしているだけです
だから、不祥事が起こって、責任取らせて謝罪賠償させて首を挿げ替えても、大して体質が改善しないのは当たり前ですね

で、利権者はもちろん、国家を取り仕切るのは、大抵が競走中毒の人です
そうでない人は、その座に着く前に淘汰されてしまします

日本社会に移民を受け入れて維持できる余裕がないというのはただの事実
ID: wOsUwjAsRIは、差別意識を吸い込み雇用と福祉の湧いて出る四次元ポケットでも
持っているつもりなのだろうか？

国家は未だにそれぞれ独立して政治してんのに経済だけが世界規模で繋がってるところにあらゆる歪が生まれてるんだよなあ。
解決策としては反グローバリズムを推して国単位の経済に戻すか、世界規模の政府を作るっていうどちらかなんだろうけど、どっちも現実的でないのが厳しいところだな。

>>186
困難である事が理想を否定する事にはならない、というのが理想主義者にとって最低限の矜持でしょ
現実の追認だけでいいならさっさと左翼なんぞ辞めて転向してしまえばよろしい

四次元ポケットに祈りを捧げてれば左翼になれるなら、
のび太くんも苦労しないぜ

国単位の経済は無理。有史以来、シルクロードや海の道を通じて繋がってきた経済を断ち切る方法はない
世界政府も今は無理。だが、国家の枠を超えた共同体は既に存在する
EU、NATO、一路一帯、アフリカ連合などね
結局は現世界で勝ち残りたければ、どんな国とどんな共同体を組織するかに懸かっている

それ間違うとどうなるかってのは80年くらい前に経験しましたねぇ

共同体？知るかこっちゃやらなきゃやられるんじゃ撃つぞｺﾞﾙｧ
とミャンマー軍事革命政府の皆さんが言ってた

国を超えた共同体は崩れ去ると思います
現状でそれを実現したのはEUくらいでしょうが…
（NATOはただの軍事協力でしょう）

共同体というのは支えあいの関係です
単なる貿易関係ですと相手を支えるという発想はなく、それゆえに共同体たりえません

貨幣制度の統一などで共同体として発足したEUですが、
互いに支えあう姿勢を持たない共同体がどうなるかというと、
すなわちこれ崩壊です

EUの場合は末端の国から経済的疲弊が起きて体制が揺らいでいますが、これは当然の帰結に思います
彼らはなぜ自分の国が他の国を支えなければいけないのかと思っているのでしょう

共同体ったって、EUの在り方が正解かはまだ曖昧だ
軍事面だけの同盟もあれば、有利な条件の貿易協定だけというのもある
確かなのは、そうした国際協定抜きでは米中すら生き残れないこと

もちろん、そんな複雑さに嫌気がさして軍政を敷き、
ハハッ民主主義なんかいらねぇや、、経済もいらねぇ、世界なんか怖くねェ！って国もあるだろう

だが資源のない日本がそれをやっても、経済大国日本から、かつての経済大国レバノン、そして崩壊国家へと転落していくだけ

>>189
俺の立場はマルクス的な左翼を通った人間なら通すべき信義（国家死滅）があるし
それを放棄するのであればきちんと大好きな「自己批判」をした上で転向しなさいってだけのこと

それに対して実現性云々の持論を展開するのは全くの見当違い、明後日の方向に球を投げても取らんぞ

一応言っとくとNATOとEUを並べる様な駄法螺を語られても反応に困るし、リスボン条約も知らないで話してるだろ？
自分が知ってる用語や枠組を並べても賢く見えるという訳じゃないし、むしろ逆だから注意しとけ

あと「四次元ポケット」「四次元ポケット」と大して上手くもない幼稚な喩えを繰り返すな、こっちが恥ずかしいわ

>>195
＞俺の立場はマルクス的な左翼を通った人間なら通すべき信義（国家死滅）があるし
マルクスには興味も共感もねえな。国家死滅なぞ誰が自由や平等を守るんだ？で終わる
自然権を持った個人が契約によって国家を形成するロックらの社会契約説の方がよほどマシ

ただ、国民国家はもう自由や平等を守る仕組みとしても賞味期限切れなのね
複数の国家をまとめた意思決定と、よりローカルな地方自治の重要性が増している
マルクスだのリスボンだの知ってる用語を四次元ポケットに詰め込むより実態を見ては？

EUの在り方が正解かどうかはまだ曖昧というのはその通りだと思います
少々過激な表現でEUは崩壊すると>>193で書いてしまいましたが、
確たる証拠があるといより私的な予想に過ぎませんので、そこは言い過ぎだったと思います

協定抜きで生き残れないというのは日本の戦国時代もそうでしょうね
しかし協定を結んだ国同士は仲間というわけでも共同体というわけでも無かったと思います
時限的な協定だったり時に裏切りに近い行動もあったのではなかったでしょうか？

EUは明確な政治機構があるからGAFAのような強大な多国籍企業にも交渉力があるし
欧州各地に燻る民族問題を地方分権と欧州議会への発言権で弱めるのにも良い
ただ、英国のように脱退一つで大騒ぎになるからな
場合によっては時限的な協定や裏切りが容易な方が利点があるのかもしれんということ
共同体という言い方が引っかかるなら、共同体や協定とかと呼んでもいいが

>>197
結局マルクスもリスボン条約も知らないで共同体がどうたら、左翼がどうたら、EUがどうたらって
お話になってるんですねえ…あ、ロックとかも詳しく知らないの丸わかりなんで頑張らなくてもいいっすよ大先生

場末の掲示板で無知自慢の与太話に俺は付き合わないし、お互いの時間の無駄なんで返答不要ね
君はしょーもない国際情勢論ゴッコに時間を使わず、「人生」というもっと大切な「実態」と向き合いなさいな

言論だって立派な人生だろ？
無知自慢じゃなくて、偉ぶりたいだけだろ？
>>200が向き合わせたいのは、人生じゃなくて奴隷の間違いじゃないのか？

EUでもなんでもそうだが
強い者に権限を与えると
一度できた強弱関係が隷属関係や反乱を招くよ
弱者目線だと難癖付けて足を引っ張りたがる
そもそも、全て競争が根底にあるからこんなことになるのだ

>>202
結局、競争のない国家は全て駄目になったな
コーランが他の法律体系との競争から保護されてしまったイスラム国家は現代に適応出来てない
マルクス主義を他の思想との競争から保護してしまった共産国家は次々と破綻し、
生き残った中国は政府は競争から保護され貧民のみ競争を強いられる見るも無惨な格差社会だ

欧州連合もまた、参加と脱退のどちらが有益かという競争の中で成立している
競争に勝って有能を証明できないなら、国家の首脳など任せられないのだ

インフラやら治安やら経済やら何から何まで国家という共同体の恩恵に頭まで浸かりきっておきながら国家や共同体そのものを否定するバカって何考えてるんだろ
そんなにマッドマックスみたいな世界で生きたいか？
マッドマックスもイモータンジョーが集団を統率してるから実際は完全な無秩序無限闘争というわけでもないんだけど

衣食住すべて親に依存してるくせに
「親なんてくだらねえ」と粋がってる不良みたいなもんだ

親と違って国家は破壊してより自分の有利なように変えてしまうことができるので・・・

>>205
その例えだと「いつまでも国に甘えんじゃねえ！」という新自由主義とか「国なんていらねえ自立してやる！」というリバタリアニズムに行き着くのでNG

国家と民族はクソヤバい新興宗教だと思ってる

第一次大戦で、「国家っていいアイデアじゃなかったんじゃ」って思う人いなかったのかな

無理無理
支配者階級にはこの上なく都合がいいシステムだし
万が一解体で来たところでなんだかんだで数こそ力だからまた人々の集合体が肥大化して国家になるわ