ニコニコ大百科

俺に合った法の国に行く

>>209
そうは言ってももう後には戻れないんだよなあ
民衆にはもう国民意識が根付いちゃってたし、工業化が進む世界で旧態然とした制度が生き残れる余地もなし

人工国家の寿命は、おおざっぱに言って、人間よりもちょっと短いくらい

ソ連は70年保たなかった
日本は、76年目、かな？

荒っぽい、必然性もない、無理矢理な作り方の割には、よくここまで保ったほうかも

ソ連が死亡したボキシングデーが近付くたびに考える

明治維新から考えると100年以上は経ってる

>>212
グローバル化が進む世界では、
旧態然とした国家と国民意識が生き残ろうとする程に負け組になるんだよなぁ

中国もアメリカも負け組だったとは知らなかった
国民どころか部族意識しかないアフガニスタンやソマリアは勝ち組だな
あの辺は誰でも実力さえあれば何もかも総取りできる素晴らしい社会だ

そら何か国語も話せてどこでも認められる才能あるエリート様には国家なんて足枷としか思えんかもしれんが、そうじゃない多数派庶民層には国家って必要なんで…

>>216
おそらくそういうことではないだろうな。部族主義が国家主義というより大きな同族意識に駆逐されていったように、国民意識もより大きな同族意識に駆逐されていくということだろう。それが何なのかはわからないが。

現代にまだ「国家」が存在する意味があるとしたら

「個々の貧困と、突発の災害から、どれだけ国民を守れるか救えるか」

を他国と競う程度だと思うんだけど、税金絞り集めてこの体たらく、「国」ってもんが存在する意味がほとんど見出せない

他人の多様な個性だったり、嫌いな他人を受け入れられないのが人間の本質だからやっぱ国家っていう巨大集団を統治するシステムは合ってないなあと

気が合う集団だけで構成されていくような小さい集り、超小国が乱立するような感じの小規模統治が人間的にはあってるわ

結局大規模統治になると反発する勢力が大きくなりすぎて、力でねじ伏せるとかいう横暴な手段しか取れないもんね

反発する人たちはその人達だけで小個国を作ればいいし、サークル自体を小国にする感じで個人の国を簡単に作れるようになれば人生楽しいのにね

都市国家は大昔に試されて大国路線に潰されたけどね

意見の違うちっちゃい国並べたら戦争始まるんよ

>>216
中華人民共和国は今後分からないけど、アメリカ合衆国の場合は、現代まで残ったグローバル支配が出来る帝国としての地位が確立された超大国として、国家としては成功例でもあり例外的だと思う。

多くの国家で生活する国民の場合、ナショナリズムは経済問題だけでいうとグローバル化への適応力が落ちるという意味で足枷になる。
勿論帝国の言葉である英語学習したところで、帝国になれるわけでも追いつけるわけでもないのだけど、グローバリゼーションの競争に乗れる点では一歩進めるし、祖国からアメリカへ移民すれば文字通り帝国の一員にはなれる。

その点日本はこれまた例外的に祖国語を持ちつつ、アメリカほどではなくても経済力を持てた稀有な存在だけど、EUほど独自の経済圏もないから、アメリカに同化できる人／できない人で階層分化が激しくなる一方だと思う。

中国の場合は、比較的独自の経済圏を作れるパワーはあるけど、それでも唯一の超大国と呼ぶには人口減少局面に入ってしまったし移民どころか他国へ流出しているから、長期的には「普通の国家」に落ち着くように見える。

今の世の中だと、SNSで主張した内容が一定の支持を得るとあっという間に全世界に広まり、
その全世界でも支持されると国際世論として世界を動かす
昔に比べれば、国家に出来る事なんてちっぽけなもんだ
だが今のところ、軍事力とその究極的発動権の国連常任理事国だけは国家が握って強みにしている

アメリカでもブラジルでもそのネット世論に後押しされた暴徒が国の機関を襲ったけど普通に軍や警察に鎮圧されておしまいでしたね

そのネット世論とやらは、一定の支持を得て全世界に広まるとこぐらいまではできてたけど、
その全世界の支持を得るのには明らかに失敗している。アノンなんて嘲笑のネタじゃないか
支持が広がらないネット世論が暴徒と化して国の機関を襲ったところで、軍や警察で鎮圧余裕

ついでに言うと、仮に全世界の支持を得たとしても、暴徒と化して国家機関を襲う戦略はあまり得策ではない
なんせ相変わらず軍事力は国家が独占しているからね
それよりもデモやネットデモで、政府に次の選挙が危ういと思わせると方がずっと得策
温暖化阻止運動はそっちで成功し、列強や国連を動かし、有力企業も脱炭素をセールスする

単にロビー活動の延長でしかないじゃん
結局は国が法律や予算組む権限握ってるのは変わらないんだし

まあ、法律や予算を組む権限を代表者に委任するのは当たり前だからな。ネット見てる連中も暇じゃない
重要なのは、そこで成立する法律や予算が誰の意向に従って決まっているかという事でしょ

あと温暖化防止運動はネット言論とかよりも学者とかの論文の方がメインじゃなかったか?

学者には票もカネもないからな
国際世論が関心を持ち味方につかないと何もできない

アフガニスタンがゲリラ程度のタリバンに莫大な援助をアメリカから20年もらっても勝てずに上から下まで国民意識を持たずみっともなく崩壊したのに対してウクライナは国民国家として一丸となって質量共に上回るロシア軍にアレだけ善戦できてる以上、国民国家の意義は揺るがないし再認識させられたと思う
まぁソ連時代からの過酷な統治があの国民意識と国民国家意識を醸成、形成したのは皮肉だけど
冷戦後にグローバル化だの多国籍企業だのが偉そうにできた時代は終わってまた国家同士の覇権がぶつかる時代では

＞また国家同士の覇権がぶつかる時代
だが歴史上に、国家と国家がタイマンでぶつかる時代なんて無かったんだよな
七年戦争、ナポレオン戦争、世界大戦、どれも多数の諸国がグローバルな利害で結びついて争った

>>232
報道を毎日見ているが、ウクライナもアフガンも基本構造は変わらず。政府の抑圧の差のように思う。アフガン政府の方が（宗派、民族問題があるにせよ）ゆるい国家だった。
アフガンにパンジシールがあるように、ウクライナにはド人共、ル人共があり
2014年からは政府の統治を受け付けていない（ドンバス戦争）。

ウクライナ全土を見てもソ連崩壊から2013年頃までは親ロシア派とユーロマイダン派で拮抗し、
今年（2023年）になっても親ロシア派は占領政策に協力したり、ウクライナの兵器やインフラ設備の位置、稼働の有無を報告。
インターネットにおいてもＶＰＮほか通信を偽装して情報工作を継続している。
（逆にド人共、ル人共は逆にウクライナ政府に協力する者を逮捕する状態。）

グローバル化終焉も海運の混乱（造船、貨物、入港などすべてがマヒしていた）につけこんで
扇動されていた面が強く
機能を取り戻して価格が戻った（下落した）運輸の中で元に戻っていくと思える。

アフガンが国家としてすら形を成していなかったのは確かだけど、
ウクライナは単なる国民国家としての力だけで勝っているのではない
国際NGOや国連機関という第三者の調査により自らがロシアの被害者である事を証明し、
その事実を元にG7、NATO、多国籍企業から軍事的経済的援助をグローバルに集め、
単なる面積は最大の国民国家に過ぎないロシアを追い詰める
ウクライナは昨今で最も強力にグローバリズムを活用している国の一つだ

ウクライナは西側援助がなければ戦争には負けてはいただろうがロシアの占領後にパルチザンが組織的に動くくらいにはナショナリズムが普及してロシアとは違うという意識を持ってたと思う
外の力で奮戦してるのは否定しないが従属的な要素に思う

>>221
肥大化しすぎた国家のソ連は自壊したがな

プラトンの昔から国家があったわけではない。当時はギリシャやトルコなんて国はない
あったのは多数の都市と軍閥だけ
現在でいう国家が出来たのは近世、作ったのは各地の絶対主義の国王たち
民族とか宗教とかの諸矛盾はそのままにとにかく作った
だからそれら矛盾に悩まされる欧州やアフリカではEUやAUが国家の権限を吸収しつつある
まだ国際機関はあまりに非力だから、ウクライナが勝つにはもちろん国家が先ず動くしかない
ただ、今後の未来永劫国家が世界を動かすかというと、懐疑的に評価している

財務省も日銀も初動が遅すぎた。

国はそれでも最後は何とかなるが、貧しい国民は、一日円の回復が遅れれば、取り返しのつかない貧困の底を踏み破る日に一日近付く

いったい誰のための国家か
国家のための国家では戦前と変わらない

個人を救わない国家など存在する価値がない

>>239
個人をいちいち救うって国家の私物化じゃ無いですかやだ～