ニコニコ大百科

冷戦後の世界では再注目されるようになるのではないかと思うのだが

沖縄とか見る限り、地理から入ってきた人間と政治から入ってきた人間の間には深くて広い溝がある感。
極論すれば資源確保のためには原住民の排除は当然の選択という事になってしまうからな。

地理も政治も住民を無視したりはしないぞ

全体主義者は別だが

沖縄の場合は単に中国が日米同盟を弱体化するためにいろんな工作を仕掛けてるだけで、
地理と政治みたいな哲学的で高尚な問題ではない

>>3
無視はしないけど、利害が対立するようなら最終的には力づくでご退場願うほかないよねっていう。
逆に地理側に立つならば、一部反対派が辺野古で「そんなことをすれば海が汚染されるぞ!」と主張する事も何ら異常ではない。実際人の手で地理条件が変えられようとしているのだから。
まあ、これも専門が都市系なら興味の対象は「基地が移動する事で辺野古や普天間の街がどう変わっていくか」になるので、地理学者も決して一枚岩じゃないけど。

>>4
中国が東南海方面の海路を確保するために沖縄を必要とし、そのために工作を仕掛ける。まさに地理と政治の問題じゃないか。見事な仕事だと関心はするがどこもおかしくはない。
地政学はそうした争いを自明視して研究するための学問だろう。

>>5
「最終的な」手段ではあるかもしれないが「当然の選択」ではないと言いたい
日本語のニュアンスに食い違いがあるようならこれ以上は続けないけど

>>az4492444386

紛争ってガチで地理がそこまで絡んでることって少なくない？
「地政学的リスク」は単に「政治的リスク」に言い換えた方が良いような気が

地政学って何かしらの具体的な根拠に基づいた話じゃないから
テキトーに聞き流すならいいけど、本気で信じちゃ駄目だよ

「それってあなたの感想ですよね？何かデータとかあるんですか？」で論破される与太話にしかなってない

地政学における議論は全部が水掛け論だから正直、学問のレベルに達してるとはいえない

地政学の範疇は曖昧だけど、それを元にした考えは充分成熟しているわ
地政学自体が曖昧だから｢地政学の根拠｣って言ってもどこまでかわからないけど、それを元にした著書のどれもデータに基づいて書かれているもの
地政学の範囲、定義が曖昧だから人によって解釈も違うのよ。だからこの記事で言われている定義が絶対正しいって訳じゃないわ
そもそも地政学リスクって言葉と地政学自体は分けて考えるべきよ

>地政学の範囲、定義が曖昧だから人によって解釈も違うのよ。
↑この一文だけで地政学の考えが全く成熟してないって分かる…分からない？

それと、地政学が具体的な根拠に基づいてないってのは、実験の回数が少なすぎるって意味
対照実験すらできないってのは、いくらなんでも科学としてエビデンスレベルが低すぎる

地政学って言葉が口から出た時点で、そいつはもう大したこと言っちゃあいないから、テキトーにスルーする
地政学っていうのはそういう単語

自然科学と社会科学の違いがあんまりよく分かってないのは伝わってきた

そもそもの始まりである「ハートランドを制する者は世界を制する」からして、あそこが重要だというより、「内陸部に大国ができちゃうとイギリスとしてはちょっとやりにくいよね」みたいな内容に、商売的な理由から扇動的なキャッチコピーを付けたって感じだしなぁ

英米学派？の地政学は、地理的要素については、むしろあまりにも単純化しすぎてるように思うし、国際関係論の立場から見ると、（単純化されまくった）地理という要素を入れることで理論を複雑化して説明力を落としてるように見える
地域の政治的リスクを地政学的リスクと呼ぶのは確かになんか変というか、いやそもそも地政学なる言葉に（グレート・ゲームとか冷戦とかみたいに）キャッチーな響きがある以上避けられないものなのかと、ニュースとかでこの言葉を見る度に感想に困ってしまう

疑似科学

ぶっちゃけ地政学に限らず、社会科学全般が本来は科学を名乗っていいものじゃない

>>13とか>>14も語尾が「感じだしなぁ」とか「見える」になっちゃってるし、
社会科学なんて反証可能性を無視した感想文なんだから科学の単語を外してほしい
経済学ですら反証可能性とか再現性を突っ込まれれば厳しいだろうに

>>12
自然科学と社会科学の違いを教えてやろうか？
自然科学は科学だけど、社会科学は科学じゃない

言ったもん勝ちみたいな分野だしな
こういう考えもあるよね程度にとどめといた方がよさそうに思う
これを信じて政策進められるのは正直怖い

地政学という概念自体、国際政治が上手くいかないことを地理のせいにしてしまえ、という感じがあるからなあ
「隣の民主国家より地球の裏の圧制国家の方が仲良くできる」というのが大原則になってるような理論だし

>>16
>>16
経済学ですらってか経済学が一番社会科学の悪い面揃ってるからな
まだ地政学のほうが経済を説明できてるとは思う
地政学的に日本で石油自給するのは不可能だとか

自然科学ほど精密じゃないが、いま実際に人間や社会が動いてる以上は必要なんでねぇ
立派な理論ができないからいまは理屈抜きでテキトーに政治や外交やって待っててね、それで滅んだ場合は知らんなんてわけにはいかんのですよ

政治地理学というのもあるんですよね
Political geographyとGeopoliticsですか

地政学の問題は、国際情勢や民族、イデオロギーの観点が抜け落ちてることだと思う。

その辺抜かして何を語れるんですかね・・・
もう単体の地理学政治学も成り立たなそう

地理か政治どっちかの話しかしてないのに決め台詞か何かのように「地政学的には〜」って言ってる奴なら定期的に見るけど

例えば採れる作物、魚、気候その他条件によってペルシャ湾の北側（イラン方面）と南側（アラビア半島）の住民が宿命的に対立せざるを得ない環境下にある・・・なんてことは無いよね

>22
国際情勢や民族、イデオロギーが否応なしに地理的な制約を受ける、っていうのが地政学の根本的な主張だし、経済学の根本的主張も難しい微分方程式なわけじゃなくて、国際情勢や民族、イデオロギーが否応なしに金銭的制約を受けるというものだと個人的に理解

人間が影響を受けないものがあるのかって話ではあるよな

海辺の近くに住んでいれば、塩害があるんで農作物を育てるのは不利だし、
普通に考えれば海で魚を取る比重が他の地域より重くなっていくだろう
すると船の技術が発展するだろうし、文化なんかも海が中心になるだろう
（海辺の神社では恵比寿を祭ることが多かったり）

もう少し大きな地理で考えると、大陸国家は人の往来が大規模になるだろうし、
そのために多民族化や、民族同士が争いを行わないためのやり取りが成立するだろう
あるいは、他の民族を滅ぼすための闘争が激化するだろう

古代国家がギリシアの多神教から一神教に変化していったことを考えると、
どうも人間は多様な文化は許容できない生き物だったのだろうと思える

地政学はどれもこれも結果論だ。道具としての実用性がない。今後は人口統計学や物理ベース系生物学の時代よ。文系は社会的地位がどうであれ、これからの学問には不向きだ。
政治学の基礎として手堅いポリティカルコンパスでさえ、定義に人為的な価値感を用いたせいで、診断クイズの内容と分類を毎年変えるはめになってる。科学ならば内容ではなく形態で定義すべきよ。
政治右派→多産多死環境への適応・依存度
政治左派→少産少死環境への適応・依存度
経済右派→物的解決傾向=問題解決能力・非典型性
経済左派→人的解決傾向=価値観共有能力・典型性

道具として地理要因を考慮した外交提言が出来るなら、
統計学だろうが生物学だろうが何ガクを名乗っても良いよ

「ポップ地政学」本の掲載地図批判
主に高校地理レベルでの内容の誤りについて
近藤暁夫（愛知大学）
https://taweb.aichi-u.ac.jp/geogr/20180322AkioKondo.pdf

掲載地図の誤りにみる『防衛白書』の資料的価値と防衛省の地理的知識―『平成29 年版　日本の防衛―防衛白書―』を中心に―
https://aichiu.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=9208&item_no=1&page_id=13&block_id=17

都合が悪いのか、地政学を語る人たちはこれに触れないよね
「地図が明らかに間違っている」「地政学」を自衛隊含めてみんなやらかしているわけだ
奥山真司の本は検討されてないが彼はどうなのかね
戦国武将とか三国志とか好きな主に男向けエンタメとしてやってるだけってことだよね
ナチスだって半可通の地政学でドイツを破滅に導いたんじゃないかなあ

意識高い系が使いたがりな言葉
私見ですが