ニコニコ大百科

人を殺してしまった罪の意識から逃避する為に初めた裁きだもんな
それがインターネットでキラだ因果応報だと崇められるようになって増長した結果あんな末路を辿ったけど

よくこんな主人公で少年漫画を描けたと思う、無論良い意味で
性格がだいぶ悪くなった第二部でも「心優しい人間の為の世界」という理想は捨てていない
過去含め徹底して犯罪を絶対に許さない魅上に苦言を呈して軌道修正を図っている
「怠け者の粛清は""まだ早すぎる""」って怖いことも言い出してるけど

こいつの殺人には情状酌量の余地があるから名前書かなくてOKとか結局ライト個人の判断による私刑
それ以前に自分の身に危険が及べば平気で殺している
最後の惨めな死に方の通り極悪人なのは間違いない
でも法律じゃカバーしきれていない被害者の感情に寄り添おうとしているから憎みきれない
映画版夜神親子の「法じゃもう救えない世の中」「正しくあろうとした人間の努力の積み重ねが法律」のやり取りは秀逸だと思う

夜神月は植松聖でもあり長谷川豊でもある

ライトは結局は『非常に能力の高い普通の青年』だったのだなあと。
Lと違ってその精神性は普通の青年。
普通の人間が強大な力を手に入れたらどうなるか？
これに尽きると思う。

>>601
個人的にジャンプ他作品の主人公で
月が原に近い結末を迎え、ドラマ版見たいに周辺が火事になって
月がフリーザ見たいに命乞いしたら
月を助けようとするジャンプキャラクターはどれ位居るんだろうな？
一応月は悪人を裁いていたし不可抗力が全く無い訳でも無い
だからと言って自分に危険が及んだ人物を全てノートで殺してきた事は擁護出来ないが
フリーザやジャギのような根っからの悪人とも違う
少なくとも梧空は助けるだろうけど
個人的に気になるのはケンシロウだけど
ケンはライガとフウガのように、たとえ自分を殺そうとした相手でも
真の悪人ではないと見抜くと、殺さずに助ける場合があるから
展開が読めないんだよな

>>603
なまじ頭がべらぼうに良くて、その上父と同じ職を目指そうと思うほどに正義感が強かったのがアカンかったな
ただ月のやったことを1から10まで共感できなくとも、3や4までなら理解できてしまう人って少なくないんじゃないかなあ

>>603
そのLから月の精神はすでに神の域に達しているって評されてたけどね
本当に普通の人間ならデスノートを使い続けることすらできないと思うぞ
それ考えるとミサもかなりあれだけど・・

その辺はデスノートの怖さっていうのもあるのかな
記憶を失った月は、自分が殺せる力を持ったとして、それで犯罪者を裁いて世界を変えるなんてするだろうか？って思ってるんだよな

思ってはいても実際にやるなんて考えられなかったようなやつが
デスノートを拾って、使っていくことによってそういう風に変わっていったんじゃないかな

最初に試すように人を何人か殺してしまったからそれを正当化するためにあんなことをやりだしたんだろうね
ニアもノートに負けたって表現してたし思い上がった神様気取りだったんだな

ただ誰でもあんな風に歪めるわけではないと思う
月だからこそあそこまでいっちまったんだろうな

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>>605でも言われてる通り、動機自体には共感できるところもある。
自分もデスノートみたいな力を手にしたら道を踏み外さない自信がない。

が、同時にキラの道に走った時点で最終的に死ぬか、それと同等の罰は避けられないキャラクターだろうなとも思う。
彼自身が殺した「自分の身勝手で他人を殺す人殺し」と同じ道に足を踏み入れてしまっては…

世界を支配するために必要な「ある種の黒さ」がないのも不幸
リンドLテイラーの時点でLの挑発に加担したテレビ関係者に大規模な報復措置をぶちかましたり、警察を上から順に粛清する等各方面を黙らせる措置はいくらでも思いつくが、罪からの逃避がメインである月はネット等での称賛の声を失うのが怖くてそれはできなかった

続編読み切りだと別のデスノート使いがこの人殺しって言われただけで発狂して自殺したし
やっぱり何だかんだ言って精神力もとんでもなかったと見るのが妥当だろう
まあ人間の2%は人殺しをなんとも思わないなんて統計も有るみたいだが

>>607
ノートは人を操れて、寿命もある程度操作出来る
正直一般人がデスノート手に入れたら
「俺は神に選ばれた」って考える人はそれなりに居ると思うんだよね。
死神からノートの仕様聞かされ、ノートで人を裁く事に飽きたら
ノートの所有権放棄して生きれば良い話
現実的に考えるとノート持ってる人間が捕まる筈無いし
仮に犯人を捕まえてもノートの仕様をどう世間に説明するかという問題も出てくるはず

ノートに名前を書けば人を殺せる何て、ノートの力で何度か集団公開処刑でもしない限り、世間は信じるはず無い
ノートの力が世間体に明らかになったらそれはそれで問題になる筈

リンドLテイラー殺したのは煽り耐性のなさゆえではあるけどまあ無理もないよなって感じた
人を殺しちゃったから髪になるしかねぇって時に、警察のさらに上の立場みたいな人から悪人って断言されたら冷静さは飛んじゃうだろう
それに、もし煽り耐性が高かったとしてもあそこでLを裁けば世間への影響は莫大だろうし、あの時点で超能力での殺人に対策取ってるわけないだろって思っちゃうのはかなり妥当だよな
俺も書くわ

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結局合計で何人くらい殺したんだろ
一億人くらいかな

月本人が直接ノートに名前書いて殺したのは多く見積もってもせいぜい1万人行くか行かないかってとこだろうけど、月の思想にあてられたミサミサや魅上を始めとするキラ信者達が間接的に殺害した人数も含めればまぁ1億は行くんじゃね。本人が認知してるかどうかに関わらず。
例えばミサミサに関して言えば、キラ事件が起ころうが起こるまいが彼女はデスノートを所有する運命にあったわけだけど、極論月があんなノートの使い方しなければミサミサは家族の仇とってハイ終わり、だった可能性が高いと思うし。

デスノートは人を殺せても犯罪行為をした人物の特定は出来ないので、結局の所警察の捜査能力に依存しているｗ

未解決事件の犯人は裁きようが無いわけで

開き直ってるようで開き直らずに言い訳してるよなコイツ。
「俺は悪人だよ！だから殺人を犯してる!殺したい奴に犯罪者が多いだけ」
じゃなくて
「俺は善人だ!だから悪人を殺してる！」
って言ってるからな。

こういう所が人間味といえば人間味。

いずれの作品においてもデスノートを使いたくなる気持ちは理解できても、使うことを肯定してはいけないという訓戒になっているはずなのに、それを望む声は後を絶たない。

「それでは話が続きません」とはいえ、仮に偽Ｌの挑発にも乗らず、
崇拝者も相手にせず、裁きに徹していれば全く別モノになっていたのだろうか…？

それはもう話が続かないを通り越して
ある意味機械的に裁き続けるだけの本編以上の化物だと思うぞ
完全に人間じゃねえ
真に神の境地と言われればそうかもしれんが

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>>621-622
そんな何も面白くない機械人間にリュークがいつまでもデスノートを持たせておく訳が無いし、さっさと名前書かれて終了
夜神月の物語は一言にまとめるとリュークの暇潰しだという事を忘れちゃイカン

>>620
使ってはいけないっていうメッセージ性は自分は感じなかったかな
強いて言えばデスノートという名前書いただけで人を殺せる便利なアイテムを使っても他の銃やナイフを使った殺人と何も変わらないってのは一貫して最後まで描かれてたと思う
だから普通の人間は罪悪感からも結局は逃げられない

使わなければ済むというだけじゃなくて死神に目をつけられるってある意味リミットがあるから
一概に「願望を叶える便利アイテムを手に入れたら？」というもしも話では語れないと思う

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最近原作読み直して思ったけど月ってキラとしての自分をどこまで客観視できてたんだろ
新世界の神だ、なんて言ってる割りにキラを裕福で純粋な子供なんて言ってるし意外と的を射てる答えではある、まぁ大人は私利私欲にノートを使うから汚いなんて考えてるからいい意味で純粋って思ってるんだろうが（Lはきっと幼稚って意味で捉えてる）

実際心のどこかでキラのやってることは幼稚な神様気取りって独善的って気づいてそうな感じがするんだよなぁ・・

月かっこいいけど腐にはあんまり人気でないんだな 顔芸で萌えないのか いくら小畑氏が神で絵が上手くても男性が描くイケメンはどこか違うんだろうか

別に人気ないわけではないだろう
ただ、デザイン的にクセがなさすぎて普通
クセだらけのＬの方が2次元キャラとしては好かれやすいんじゃないか