ニコニコ大百科

1936年ごろに海軍でもレーダーについて検討されたみたいだが、当時は自身から電波を発する点が気がかりでノクトビジョンの方の研究が推進されていたみたいだ。
1939年ごろに赤外線を使用した見張り装置の研究遅延から電波を用いた見張り装置の研究が始まって、その後は射撃用レーダーの機能が注目されていたらしい。

仮に酸素魚雷や46サンチ砲の開発予算や大和型戦艦の建造費やドック拡張予算をすべてきり捨ててでもレーダー開発に予算とエンジニア全振りしたとしてどの程度の成果が出せてたもんかね？

レーダとか基礎技術が成ってないと金注いでもあんまり発展しないやろ
そこに大金ぶち込むより戦争回避と経済周りに突っ込んだほうが長期的に見て明らかに当該技術の発展につながると思われ

陸は将校が超絶無能で下士官以下はそれなりに勇猛で並以上の能力のやつもいたイメージだけど海は上から下まで絶妙に満遍なく無能で臆病だったイメージが強い

>>333
それが上手くいかなかったから大陸にでて戦争やらかすことになったんじゃないのか？

現存艦隊主義ってのがあってさ、船ってのは実際にぶつける兵器じゃなくて
置いとく兵器なんだよね、イタリアのアドリア海に浮いてただけの艦隊とかも
そうだけど、どうしてもそういうのは臆病というかなんで戦わなかったんだーみたいな
ふうに見えるんだよなー、結果論なんだけどね

>>336
結果論と言うか運用実態が見えてないだけだな、現存主義以前の問題だし
イタリア海軍を例に出したけどあの国、開戦当初から燃料事情がカッツカツだ
元々備蓄燃料が1年分も無く、しかも短期決戦を図ろうと初期にはかなり積極的に主力艦隊を動かしてたので
（これを見透かした英海軍は、あまり語られないがこの頃伊海軍相手に割と逃げてる）
本気で燃料が枯渇してじきに動けなくなってしまった。
見通しが甘かったのもあるが、ちょび髭が燃料供給の約束してたせい（勿論供給の余裕は無かった）

日本海軍も実は同様に、艦隊は早い段階から深刻な燃料不足に陥っていた。
「なんでや大油田地帯抑えたやろ！」って思うじゃろ？
あほかと思うけど油田があっても内地や泊地に油を運ぶ輸送船が無かったんだぞ
くっそあほかと思うけど、一大根拠地のトラック泊地には輸送船どころかタンクもまともになくて
どの道燃料事情で動かせない戦艦大和の燃料タンクを泊地のタンク替わりに使う始末よ

>>337
一応連合軍の通商破壊が本格化する前は、開戦1年が175万バーレル、2年1,600万バーレル、3年3,000万バーレルと、開戦当初の企画院の予想需給計画を上回る生産実績を挙げたんじゃなかったっけ？
連合軍がパレンバン油田の重要性を理解して精製施設を破壊しておけば1年で戦争終わってたのに、無傷で明け渡してんだから馬鹿はお互い様よ
もちろん30年代初期から南方輸送の計画を準備してなかった日本が愚かなのは否定せんけど

>>338
うん、だから「生産実績は」上手く行ってるよ？こっちが言ってる日本の問題は「輸送実績」だ
開戦前に算出された原油輸送所要量は月々約４０万リットルだが、
これを達成できた時期は17年後半から18年半ばのうち数カ月でギリギリ達成した程度。
米通商破壊が本格化する前ですら達成できてないのは、戦前の時点で明らかなタンカー不足を看過したのと
それより頭悪いのが縄張り争いで効率が落ちた事だな。
軍統合機関が無い結果、油田地帯とタンカーの割り当てで揉め
陸軍が油田地帯、海軍がタンカーを手放さないから輸送が滞ると言う情けない事態になっていた。

>連合軍がパレンバン油田の重要性を理解して
いや、普通にやってたが…当時の英米軍はバレンバンを破壊しようと製油所を放火してたぞ
日本の空挺奇襲作戦が綺麗に決まって無かったら普通に破壊出来てるよ
製油施設をほぼ無傷で占領できたのに生かせない日本と比べてお互い様と言うには聊か以上に厳しいな

1943年度が原油生産787.7万ＫＬ、日本本土への持ち込み230.2万KL、このほかに日本には持ち込まず南方で消費、損失した分が557.6万ＫＬ。海軍が南方で消費した分を考慮すれば、日本へ持ち込めた230.2万ＫＬと言う数値は、決して少なくはないんだけどな

開戦時の日本のタンカー保有量は111隻58万トン。このうち1万トン以上の大型タンカーの多くは海軍に徴用され艦艇の給油に使用。小型タンカーは外洋航行が困難なため、1万トン前後の（原油1万～1万2千トン積載）タンカーが日本への輸送に使われており、概ね25万トン程度の船腹量
1万トン級タンカー1隻がが日本－インドネシア間を年10回往復して持ち込めるのは10～12万トン、25隻（25万トン）で年250～300万トンだから、230.2万ＫＬ（重さにすると300万トン弱）はほぼフル稼働だし。

1941年12月の開戦までに、大和、武蔵その他の軍備をあきらめてタンカーと護衛艦艇を大量に整備するとともに、内地に多くの石油貯蔵タンクを増設。開戦後に奪取した油田・製油所からせっせと内地に石油を運んで貯蔵すれば良かったんだけどなあ...

>>340
細かく数字乗っけたって結論が何となくで「決して少なくないんじゃ」だったら意味無いぞ？
決して少なくないって民需用船腹量25万ｔから考えれば多い、と言う事なんだろうけど
少なくとも戦争遂行から考えれば
これが米の通商破壊がまともに機能してない頃の最盛期の数字とすればまったくもって少ないが。
先に示した約40万キロリットルってのは必要量であって達成できたらいいなぁ、と言う数字じゃないからな
達成しなかった分はその分だけ本土の生産が止まる事を意味する
25万ｔがフル稼働してコレなんだから、ようは船腹量が初っ端からまったく足りない事は
始めっから分かってた筈の事なんだよ

何がアレって、それでバンバン優良タンカー持って行った海軍が、
ろくにタンカー等の輸送船舶を大事にしなかった事だな

うるちゃーい、戦力を護衛の為に抜いたら艦隊決戦ができなくなっちゃうじゃないか、天皇のバスタブだから大丈夫と思ったんだよ、実際に中盤までは潜水艦の魚雷なんてゴミだったんだからよかったんだよ(小並感)。
まあ海軍は戦前は短期決戦思考なんだからタンカーより戦闘艦を優先しても不思議ではない。
…ポストと見栄張ってた事実と戦中のグダグダな泥縄式開発・生産と運用体制は無視で

米潜の魚雷で花魁の簪wなーんて遊んでる状況で
軌道に乗った最盛期にちょろっとだけ輸送目標達成ってどう考えてもヤバい
始めっから米潜がまともに戦えていたらあんなレベルじゃ済まなかったって事だし
てかそうやって一方的に優良タンカー持って行った海軍ですら>>337みたく
「タンカー全然足らねぇ、泊地だけでも足らねぇ」とか言ってたのが現実だしやっぱりヤバい

>>342
短期決戦志向なのはしょうがないにしても、そんな補給体制なのに
戦略目標も曖昧なままにズルズルとガナルカナルまで戦線伸ばしたのはダメなんじゃないかと
てかＦＳ作戦自体が42年7月に中止が決定してるのに、結局43年いっぱいまでソロモン諸島に
居座って限界まで消耗しちゃってる辺り、補給が弱い自覚が無さ過ぎるんだよ

ガナルカナルとかトラックあたりは地図見ただけで補給体制を維持しながら戦争するとか無理ゲーだと思うよねぇ。
つーか陸軍の本土守るために朝鮮をぶんどる(大陸側で戦争する為だからわかる)→朝鮮を守るために満州をぶんどる(???)と、海軍の絶対国防圏外のソロモン諸島にこだわったりとか見てると安全マージンが欲しいんだろうけど目的と手段が逆転してませんかねぇ…といつも思う。

>>341
だから大和型建造費、ドッグ拡張費、46cm砲開発費、酸素魚雷その他もろもろの軍備切り捨てて、ソナー開発と内地の石油貯蔵タンク増設。松型駆逐艦と優良タンカーの量産に全振りしろって最後に付け加えたんだけどなあ
仮にミッドウェー直後からガダルカナルいかずにマリアナの防御固めたとしてもエンタープライズとホーネットが健在な以上別の場所で南太平洋海戦みたいなのが起こってただろうし
そもそもそんな合理的な判断できるならとっくに大陸利権折半してるしなあ

>>345
「（輸送量は）決して少なくないんじゃ」と噛み合ってないからスルーせざるを得なかっただけなんだけどなあ
大和建造中止なんて、「絶対確実にまったくこれっぽっちも足りない」と言う認識ですら多分無理な位だし

>エンタープライズとホーネットが健在な以上別の場所で
日本側が防備を固めた島嶼の近辺での海戦になれば格段に有利になるけどな（史実はその逆が多い位だし）
当時の日本のアレな所の一つがちょっと頭小突かれると前進一択になる短絡さってのもあるね

（なんで自分へのレスに4d3dZbfGq1が回答してんだろう）

酔っぱらいながら脊椎反射レスしてしまったんだ・・・アホすぎて済まん

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自衛隊は海外でもJIEITAIで通せばいいのにな
なんで他国の言語に合わせてやる必要があるのか

>>350
そりゃ世界の共通言語が英語だしJIEITAIじゃ日本語話者以外には通じないからなあ
まあ英語が事実上の国際語の地位を占めてるのが気に食わないのはわかるが、文句を言っても始まらない

まあJapan navyだと海軍と言う意味も含むので、Japan Maritime Self Defence Forceのほうが自衛隊を指し示す英語としては適切だな。

THIS IS JAPAN NAVY

>>350>>351
英語圏がどうとか関係無いし、
正式名称どうたらなんて無視して他国軍隊名なんてどこも国+軍位にしか捉えないぞ

日本だって天下の英語圏であるイギリス軍の正式名称が
「アームド・フォーシズ・オブ・ザ・クラウン（Armed Forces of the Crown）」だなんて
誰も意識しないでイギリス軍って呼ぶだろ？
ましてや「ベイグン」なんて呼称アメリカからすりゃ「はぁ？」だろう。

近場の国についても韓国軍は本来「大韓民国国軍」だったりするが、言い辛いしまず使わないな
ましてや台湾軍とか正式名称で「中華民国国軍」とか呼ぶとお隣からクレームが来たりする

ようは「JIEITAI」だって他国からすればそんなどうでもいい名前の一つでしか無いって事だ

中国語官話発音だと自衛と自慰が同音だって話、いつ聞いても笑う。

>>353
そりゃ英語「圏」は関係しないだろうなこの人たち英語が広く普及している言葉だってことしか言っていないし。
それに日本の場合は戦前と戦後で分けないといけないからより別の呼称をしないといけないだろうしな。

Kaijo Jietaiとかでよくない？
固有名詞は音訳でいいでしょ
必要に応じて;A Japanese Naval Serviceとか添える感じで

自衛隊の海外向け名称なんてここで幾ら議論しても完全に無駄だけどね
国会じゃないんだから

無意味こそがニコニコだろ

そういった英語でもjieitaiと言わせるというのは無理だろうね
上手くいったとしても金閣寺(kinkakuji temple)よろしくjieitai forseって呼ばれるだけだな
forseなんて色んな意味あるんだから別に一般の解釈に従わずに個人で自衛の力とか思ってればいいよ

>>359
まあ訳すときのややこしいのはセルフディフェンスだしそこは良くね
今はもう定着しちゃってるから仕方ないっちゃ仕方ないんだが、自衛隊はジエイタイという固有名詞で無理やり訳してセルフ・ディフェンス・フォースと当てるのはやっぱり違和感があるんじゃないかと
翻訳の質は当時の防衛庁の中の人の英語力の問題だと思うが