ニコニコ大百科

実際には未経験でプレゼン資料作ったりサイト立ち上げたり、偏差値20底上げして帰って着たり
スペックは帆高も相当高い
気弱そうに見えるだけで相手の為にと決めた時の決断力はピカ一だしな

>>930
帆高の場合、好意と責任感の両方から、全力で陽菜の目線で一緒に寄り添って物を考える
そして、本気で困って右往左往してる時には具体的に提案をするし、先導して手を引っ張る
だからこそ陽菜もベタ惚れだったから

背負い込みがちな陽菜の気質からして、帆高くらい聖人ムーブで動けないとガッチリ噛み合わん

帆高は一見気弱そうに見えて実際は>>932な人たらし
女のウインドウショッピングにも何時間でも全力で付き合えるタイプ
瀧は残念な所も結構あるが、そこも含めて昔気質の男感はある

いやぁ、瀧くんは確かにええ男だけど喧嘩っ早いクセして弱かったり、入れ替わった先の女の子の胸揉みしだいたり、それなりに残念だぞ(そこが人間臭いからいいんだけど)

それに、帆高くんをウジウジナヨナヨな印象って劇中の行動見てたのかな？
自分の判断で拳銃掻っ払って、チンピラや現職警官に突きつけて、衆人環視の中、山手線の線路上を突っ走った…ここ最近のアニメ映画では一番ブッ飛んでると思うが。

てか、そう考えてみると「非モテの聖典」とかレッテル貼りされてる新海誠の作品主人公が非常に男気を持った好キャラなのは何というか時代が一周回った感あるな。

帆高は電車内とか陽菜が困ってる時にはすっぱり決断したり
相方が居る時は自分が何とかせにゃと思って決断力発揮するタイプだからウジウジとはむしろ真逆だな

でも実際のところ友人とかに感想聞いてみると結構ウジウジした奴と思われがちっぽい傾向はある
アムロとかシンジ君がそういう扱いされてたけど後に再評価された流れと似てるかな
それと同時にアニメに限らずキャラって作中の行動よりも見た目や表層の態度で評価されがちで勿体なく思う

>>936
少し垂れ気味の優しげな目元とかその辺の大人し気な雰囲気が理由だろうな

夜明け告げるルーのうた「すき！すき！すき！」
未来のミライ「おいしい！おいしい!おいしい!」
「あめ!あめ!あめ!」←今ココ

今まで音響とか特に拘り無かったが、音に拘ってる映画の円盤を
しょぼい環境で観ると劇場とこうも違うとは思わなかった
まともな周辺機器の重要性を教えてくれた作品だった

あんまり表立ってお勧めできるような状況ではないが、今なら君の名は。とまとめて映画館で見られるところ多いよ...新作映画がないからね
しかしまぁ、今見ると「世界の形を決定的に変えてしまったんだ」が重くのしかかるなぁ

永続的な雨が都市を水没させたこと、感染症が人の生活と社会を変容させたこと。
君の名は。が9年前の震災という過去を考えた作品だったが、天気の子は未来を見透したとはね。

そして人間、案外順応しちゃうもんだって所もな

作中で神主にも言われてる通り、晴れ女の力と言うのはあくまで
自分の体を天と一体にした上で「人々の願いを収束させて天に届けて影響を及ぼす」
というものだからな

「晴れなきゃ厳しい。生きていけない」と思ってる人間が大勢居れば
その影響を受けて陽菜の体にも変化が生じるし晴れ女としての力も発揮するが、
「あれ？案外晴れなくても生きていけるもんだな」「雨も悪くない」と思う人間が増えると、
その願いのエネルギーの大して集まらずに晴れに変えるだけの力にはならなくなる

今日BD観たけどやっぱり最高だったわ。
ニコ生とかでやってくれないかな。君の名はもそうだけどコメントありで見たい。

ニコ生じゃあんまりそういうのやらないな・・・。

>>943
この指摘、示唆ってただ天気それ自体だけではないと思うんだよな。
同じ様なことは昨夏の公開当初でも論じられてたけど、「晴れていること、快晴ピーカンでいる空、天候」を健全なこと、とするとそれに対する人柱である陽菜は「大丈夫」である事への必要な犠牲であって、かたや自分がそうなるのは嫌だと。
晴れに対するエネルギーも世の中に属する全員がそうなって欲しいと願う一方で、何処か自分らがそれを当然の様に享受できると他人事に思っている。

「支配者も神もどこか他人顔　だけど本当は分かっているはず
勇気や希望や絆とかの魔法　使い道もなくオトナは眼を背ける」
主題歌であるRADWIMPSの『愛にできることはまだあるかい』の1メロにこうある様に「こうあるべき」に対して主体性を喪った観念が現実を歪めてしまう事を描いた点にあって、昨秋10億ドル叩き出した『ジョーカー』にしてもそうだが、作品の背後にある示唆は相当に重いと思う。

この作品の雨自体、環境のみならず制度等も含めた抑圧の暗喩でもあるからな

>>944
>>sm36935282

コメントしながら一緒に見ようぜ。

君の名は。もあるよ
>>sm31638792

警察が謎にヘイト役になったのが気になったな
それ以外は面白かったけど

転び公妨とかやけにリアルな感あったが、
大人としては真面目に仕事しているだけだが歯車がズレていく的な意味で良い味出してる役割だったよ
高井にしても、単純に呆れてると言うんでもなく、同情はするが抱えきれないから勘弁してくれって感じの
若さが隠しきれないが苛立ちだけでも無い感じとか

メインキャラが全体的にアングラ側の人間だからな
ある意味普通の奴らとは相性悪い
帆高→家出浮浪者予備軍
陽菜師匠→親なし孤児風俗落ち予備軍
須賀→インチキ雑誌記者、ブラック企業とすら言えない会社もどき
夏美→上記に寄生

有限会社という時点で実は長年踏ん張ってる企業だったりする
まあ明日花が死んで須賀が堕ちかけた影響であの有様だったが

地上波でやるとしたらいつくらいになるっけ
そもそもバニラとかラブホでやるのかね

大体は地上波流すとしたら年末とかその辺だな

>>934
目を覚まさない女の子を手作りの飛行機に乗せて戦場に突っ込むのも相当アグレッシブだと思う

>>949-950
警官の優秀さをやたら神聖視してるのは居るよな
逮捕術の質はともかく、洒落にならない逃走劇とか割としょっちゅうあるのが現実だが

警察の所為だけでもないが現実でも民間人からの拳銃摘発何百件も出てたりするしね
大抵は剣道柔道有段者だから真正面から殴り掛かったらほぼ確実に制圧されるけど、
不規則生活と激務で疲弊してるのもあって持久力あるかは全く別の問題だし

しかし、廃ビルで陽菜が戻ってきたのが良く分からない。
とか言ってる人間が案外居るのが分からない

足音の響き方からして結構近くで立ち止まってるから拳銃を投げ捨てて反省してるのも聞こえるし、
何より「遊ぶ金欲しさで訳の分からない職に手を出す人間だ」なんて誤解されるのは嫌。
って心理は簡単に分かると思うんだがね

帆高が拳銃を撃った後に真っ先に帆高を助け起こしてる辺りからも
軽率な行為に対する嫌悪感はあっても帆高自身に対しては
好意的なのは見て取れるというね

その後の帆高くんの発砲を陽菜さんが責めた描写も、キャラの主体性と作中世界の中立性を担保する上でとても重要だとしか思えないけどな。
2人の関係を見ても「折角助けたのに横柄な女だ」だの「銃撃つガキを英雄扱いとか犯罪者予備軍」だとか言ってる人もいたけど、なんと薄っぺらい印象論か。

…思えば、終盤の衆人環視の中で線路上走ったり、社会常識に照らして発砲咎めたり、やっぱセカイ系でセカイ系を否定している作品でもあるんだな。