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窓際行って……始皇帝

お、始皇帝の項目出来た

しかし、焚書坑儒は思いっきり非難されてるけど実は焚書の方は漢代に入っても続けられたというこのオチｗ

良くも悪くも覇気横溢の始皇帝だが、
万里の長城の強化は、皇帝を称しつつも
「自身の勢力範囲はここまで」であることを
認めたということでもあるわけか。

始皇帝ですらそうであったことを考慮すると、
長城を遥か超えて北夷を征伐した永楽帝は規格外の皇帝だ

なんでそこで永楽帝なんだよ。永楽帝はオイラートに５度戦って戦果は今ひとつだったじゃないか。そこに来るべき名前は衛青と霍去病擁する漢武帝だろ。それか唐太宗か。

オイラートじゃなくてモンゴルだった

五度の遠征のうち、二度成果を上げたのは今一つとは言えないと思う。
残りは敵に遭遇できなかっただけだし。

始皇帝最大の功績はやっぱ言語・車輪・度量衡の統一だろうな
文化圏・商業圏の統一がもっと遅れてたら中国って欧州みたいに
文化・商業面で一応まとまりつつ複数の国家が並立する状態になってたんじゃないか

光栄の三國志シリーズだといにしえ武将としておなじみだけど、あっという間に滅んだ国の長なのに政治100なの？　って昔は不思議だった。
でも今になって始皇帝の功績を調べてみたら、度量衡や言語の統一等、”今まで誰もできなかった事”を成し遂げた人なんだと知って納得できた。

>>4
天子「みずから」親征して、一時は中華に君臨したあのモンゴルを蹴散らすあたりが気宇壮大と感じた。

軍人タイプの英雄でも、皇帝即位後は自重して、宮中にどっしり構え、外征には家臣を派遣するスタイルに変容することが非常に多い。

永楽帝のモンゴル遠征は老年期に始めた事業で、しかも最後の遠征の帰還途上で陣没。まさに馬上天下を取った英雄だ。

しかもカール12世やリチャード1世のような、軍事偏重で国を傾ける視野狭窄タイプでもなく、卓越した政治手腕も併せ持っており、歴代中華皇帝と比べても稀有な存在で、初めて皇帝を名乗った人間に負けない個性を持っていると感じる。

歴代の漢人皇帝の中で自ら万里の長城を越えた事があるのは永楽帝だけって結構意外な事実だよな

本人が外征なんて道楽できる程中国は狭くないって事でしょ
本人が外征できるためには政治的基盤が磐石で皇帝が居なくても確実に作動する政治システムが確立され皇帝自身が直卒できる大規模な近衛兵団を持ってないといけないわけだし

始皇帝自身の評価は別として、

「初めの皇帝」

これほど唯一無二な存在はないよな

始皇帝自身は胡亥以後に第二皇帝、第三って続けたかったみたいだけど、
秦代がすぐ終わったから結果的に始皇帝の称号は絶大な重みがある

李斯の記事がないのが残念だな。李斯は名宰相だろう。

呂不韋「」

>>2>>8
初めてやったことだから反発が大きすぎてすぐに滅んじゃったけど、やったことそのものは結構な部分漢王朝でも引き継いでるからなぁ……このあたり「天に逆らい、民を虐げる」とか非難しておきながら、その産物である大運河がなければ首都維持できなかったであろう唐王朝とかにも通じるが。

秦の領土は実はウィキペの地図だと長江以南の一部の街道を除外してスカスカだったりするんだよな

あの時代は面ではなく点と点の繋がりこそが実効支配領域じゃなかったっけ

どうせ川沿いでなければ人は住めないし
熊やら虎やら賊やらが跋扈してても俺のりょーどでええんよ

>>2
亀だけど、挟書律があるのと焚書が行われるのはまた違うと思うんだよなぁ
前漢初期(というより初代劉邦の時代)は秦の時代の役人を雇わざるを得ないので、法律もそのままにしたって話だと思う。
法律で大事なのは運用ですよ

大人物ではあろうけど天下維持には向かなかった人。
…なんて思ってたら、アニオタwikiでできた記事が異様な完成度を誇っていて腰を抜かした。

削除しました

>>20
とどめさしたの馬鹿の人だからなぁ
後継者ちゃんと決めて、それを補佐する人材もいたのにああなるんだから、歴史はほんと恐ろしい

それまで神話と地続きだった部族社会から官僚制を始めとしたシステムで中華世界を天理から人理に移行させたようなイメージ

あと本名が贏政ってなんか違和感覚える
贏が姓なのはその通りだけど、李斯とか白起とか蒙恬とか王翦とか他の人物はみんな氏＋諱なのになんで始皇帝だけ姓＋諱が通例になってるんだろう？
秦王政は趙氏だから合わせるなら趙政になるけど
身分で言うなら楚王も氏＋諱だし、斉王も田氏だし、燕は燕王＋諱だし

始皇帝って本場中国人には魏延レベルで嫌われてて、そんな始皇帝をかっこよくかいてるせいでキングダムは駄作扱いされてるって聞いたんだが？

代わりにfateで肉塊と化してるからノーカン

>>24
中国は「民に政治の存在を意識させない政治が良い政治」って言うから対極にある始皇帝が嫌われるのは納得
ただその一方で始皇帝の中華的イデオロギーやシステムに（現在もなお）思い切り影響を受けている一面もある
なんか井戸を掘った人間を罵りつつ残った井戸は都合よく利用してる感じｗ

>>23
>他の人物はみんな氏＋諱なのになんで始皇帝だけ姓＋諱が通例になってるんだろう？

同姓の一族がたくさんいて呼び分けが必要だから氏を持つんじゃないの

>>23
>李斯とか白起とか蒙恬とか王翦とか他の人物はみんな氏＋諱なのになんで始皇帝だけ姓＋諱が通例になってるんだろう？

古代中国では姓と氏は別物であり、大ざっぱに言うと姓は王侯貴族が名乗り氏はそれ以外となります。
これは周王朝に由来するものですが、戦国の世で下克上が進むうちに身分等の上下関係が曖昧になってゆき、それに従い姓と氏の区別もなくなって、最終的には王族のみが姓を名乗り、氏はそれ以外となります。
始皇帝の父親の荘襄王は嬴異人（または嬴子楚）です。従って始皇帝も嬴政と呼ばれます。

>>24
映画「HERO」での孤独で聡明なカリスマ像を見るに中国でも充分再評価されてると思うけどなぁ・・・
香港との合作とはいえ。

ヒトラーみたいに中二病患者が逆張り的に評価する感じじゃないの