ニコニコ大百科

比較対象がヒトラーてのはどうかと
中華の統一思想とか漢字とか度量衡とか、
いまだに残る東アジア圏への影響力を考えれば
正直日本で過小評価されすぎだと思う。

ヒトラーと始皇帝はじめ歴史の偉人の違いって戦争に勝ったか負けたかだけだと思う

むしろアジと民衆扇動でのし上がった戦争ははっきり言ってヘタクソなヒトラーのどこに始皇帝との類似点を見出してるのか頭切り開いて見てみたいわ
ゲーム化したら正反対の傾向の能力値になるはずだが…

ヒトラーと始皇帝が似てるんじゃなくて
ヒトラーを持ち上げてる人と始皇帝を持ち上げてる人が似てるの
どっちも「否定的な評価をされてる人物をあえて高評価する俺かっけー！」っていう捻くれボーイに愛されてる

何か個人的には「世界史上トップ３に入る異常者・変質者」としか思えないけどなあ
まあ本人はそれで『上等』だろうけど

「わずか10歳で秦王に」→13歳。

「焚書坑儒」→焚書と坑儒は関係のない別の事件。しかも時系列的には焚書が先で、不正方士（役人）が処刑されたのはその一年後。本項目だと逆になっている。

「匈奴には歯が立たなかった」→蒙恬が匈奴を北に駆逐し、始皇帝と蒙恬の存命中は匈奴は再進出できなかった（史記・秦始皇本紀、匈奴列伝）。普通に圧倒している。歯が立たなかったのは漢帝国のほう。

「水銀を妙薬として服用していた」→水銀なんて呑んでない。それは唐朝後期の憲宗(14代)・穆宗(15代)・武宗(18代)・宣宗(19代)の話。葬られた墓に水銀の流れる河川を作ったという話はあるし、始皇帝陵の調査で内部に大量の水銀があることはわかっているが、史書には「呑んだ」などとは書かれていない。

「建設するための負担は民衆に重く伸し掛り」→実際には不正役人や犯罪者だけが課せられ、しかも現地では給金保障・官費での食事選択アリ（ただしその分給料は減る）、開墾成功すれば罪を免じ、賦税労役の免除や爵位の下賜などが与えられていた。


肯定するにも否定するにも、まずは史記の「秦始皇本紀」ぐらいは読むべきだ。

個人的には「優秀ゆえに人に物事を任すことが出来ず、優秀ゆえにその死と共に体制が瓦解した」イメージ。
生い立ちゆえにあまり人を頼ることをしなかった、信じることをしなかったって可能性も多分にあるだろうけど（親族や自分側と思われる人間には何かあっても意外と甘い裁定だったりと、人並みには情はあったんだろうけども）。
あるいは「俺にできることがなんでお前ら出来ないんだ」って感じで結果的に周りに厳しくなる、優秀だけど自己評価の低い人間にありがちなタイプだったのかもw

始皇帝時代には優秀な人材も多かったけどな。
趙高が軒並み粛清してぶち壊したけど。

遺言通り長男が継いでたらなあ
始皇帝に物申せる人物(家族だから当たり前かもしれんが)だし名君になれそう

秦始皇本紀や蒙恬列伝によると、始皇帝は事前に蒙毅・蒙恬に後事を託している。
蒙毅は始皇帝の最側近として重用され、常に同じ車に乗り、様々な枢機・相談にあずかった。
蒙恬は将軍であり、囚人を監督して長城を作るという刑務・行政、要は実務を担当していた。もちろん軍務にも長ける。
趙高は「李斯を追い落として蒙恬が丞相になる」といった。つまり蒙毅や蒙恬なら丞相としてよく扶蘇を補佐できたはずだ。理論面でも実務面でも。
扶蘇も蒙恬を通じて軍権を握り、蒙毅と呼応して政治的な立場も固められる。もちろん、李斯をそのまま使い続けられる。
始皇帝は少なくとも、扶蘇・蒙毅・蒙恬・李斯を残して、後を託している。
決して後を託せる人が少なかったとは言えない。

趙高が皆殺しにして胡亥がぶち壊しただけだ。

佐藤信弥の新刊で紹介されていた「趙正書」を確認したら、病にかかった秦王趙正(始皇帝)が涙を流すシーンがあってのけぞった。田辺わさびの小説より違和感あるぞ。
これが史実かどうかについて研究者さん達がすごく慎重な態度(というか「趙正書の背景になっている作者の思想や歴史認識を研究しよう」という主張)を取っているのも納得。

アホな儒家共をしっかり皆殺しにして本も焼かなかったのが最大の罪

う～んなんかやっぱり「静かな笑みを浮かべながら子犬や子猫を何匹もミンチになるまで釘バット振り下ろせる人間」という印象しかないんだよなあ・・・
今のヤングジャンプの漫画では福本漫画の悪役が更に輪をかけて狂ったような表情してるけどｗ

>>43
……あんた、織田信長の記事でも似たような事書いてなかった？

扶蘇が継いでれば秦は長持ちしたのかな？

あれはもう誰が継ごうと各地方を抑えきれなかったと思う

法家を基軸にしたのに
結局は傑物たる始皇帝が死んだことで秦が滅びたのは皮肉としか言いようがないな

後世ぼろクソに叩かれてる万里の長城建設だけど
調べて見ると長城は秦が統一して0から作ったものじゃなくて
北方にあった長城を繋げただけだから金はたいしてかかってないじゃ
それと国境地帯に防衛線を築くのはどこ時代、どの国もやってるから
長城建設は当たり前じゃないの

>>46
扶蘇は民衆から人気あったから駄目とも言い切れないかも
しかし反乱で名前使われるとかどんだけ人気あったんだよｗ

扶蘇はかわいそうな死に方をしたから同情されて民衆に人気出たタイプだと思う
日本だと義経みたいな
義経は自業自得なとこもあるけど

FGOの外伝小説でモンスター化させたのが中国で大炎上して
ライターが直々なかったことにしてたのみると、
やっぱ中国だとすごい尊敬されてるんだなーって思った

そもそも、始皇帝は亡くなるのが早すぎた。
後、20年は生きて長男の扶蘇がスムーズに相続したら、秦は普通に２００年続いてた。

調べりゃ調べるだけ有能すぎて怖くなってくるぞ始皇帝
なろう小説ばりに現代人が逆行したって言われても信じかけるレベル
紀元前の人間とはとても思えん

秦が長持ちするには始皇帝死後に趙高もしくはそれに代わる奸臣が台頭するかどうかにかかっていると思う
それに始皇帝が長生きしたら民衆に負担がかかることに変わりはなくなるから逆に滅亡を早める可能性があるのでは？

呉楚七国の乱の時の漢とどこで差がついたのだろう。民衆の支持？七国の人材不足？

民衆の支持じゃない
文帝は善政を敷いてたからね。
郡国制がやっと中央集権制になりえた瞬間だよ

>>51
日本で置き換えるなら古代の天皇陛下を色物キャラで出すようなもんか

FGOって何でもアリなようで天皇だけはタブー視してるからそれを基準に考えればコーラン侮辱されて切れる外人の気持ちもわかるかも

誰と明言されてないならよく出てきますけどね。御門とか。架空の存在ならセーフ。

崇徳とか後白河あたりは案外フリー素材
秀吉による天皇暗殺未遂をNHKで流したアニメもあったりする

安徳天皇も伝奇の設定に使うのにすげえ魅力的だな