ニコニコ大百科

>>58
原作の小説(H・G・ウェルズ版)だと、匿ってくれた神父が火星人を「神の使いが迎えにきた！」って精神錯乱して飛び出したその隙に逃げたってシーンなのよ
さすがにアウトな描写だったのか変更されたわけで

今日借りて見てみたんだが、「大阪が何体か倒したらしい」って台詞で飲んでた缶コーヒー吹き出したわ。大阪での戦闘は映えるだろうなー、天守閣とか

ただの宇宙空間戦闘の話の場所が欲しい……

まだ人類史上一度も宇宙空間戦闘が実際に起こったことないからしょうがないな…

>>64
でも実際に起こしたらどうなるのかすげー気になる。

デブリがばら撒かれまくってすぐに戦闘できなくなるね
だからどっちかの陣営が自爆弾ばら撒いて戦闘予想エリアで
爆発させるだけでよおおっぽどの対弾・耐衝撃機構がなければ
侵略どころか行動すらできなくなるだろう
この辺はプラネテス読めば分かり易いかも

2005年版なぁ
宇宙でも(そもそもかなり前から地球に潜んでた)戦争でもない登場人物はネジが緩みまくりラストはなんか向こうが勝手に死んで「地球は地球人の物だ」という謎のプロパガンダで終わる
典型的な映像だけの作品としか言えない

つーか先住民族のどーのこーの言ってるけど、これの設定的に地球人類より奴らの方が先住民にならんかコレ

原作だと蒸気ブルドーザーに感銘を受けたウェルズ氏が、それを発達したようなモノを火星人が操ってる描写がある。
曰く「ﾌｳﾌｳ言って木陰で休んでる火星人より、機械の方が生物らしかった」

53年版が時代考えると意外と良く出来てるわ
スターウォーズ以前のSF映画は地位が低かったのもあって駄作多いけど
これは特撮部分が優れてるのもあって50年代の作品としては頭一つ抜けてる

2005年版は原作の舞台を見事に現代に移した名作だと思うのだが、どうにもラストの評判が悪い。あのラストを変えてしまったらそもそも宇宙戦争である必要が無くなってしまうだろうに何を頓珍漢な事を言っているのだろうか。

まぁ派手なアクションとか期待していた人にとっては宇宙人があっさり倒されてしまって肩透かしに感じてしまったのかもしれんね
個人的には登場人物に頭イカれたやつらが多いのが気になったが

スピルバーグって所でプライベート・ライアンやジュラシックパークめいた激しいVFXや壮大な演出を、「宇宙戦争」ってタイトルでインディペンデンスデイとかスターウォーズめいたレーザーﾋﾞｭﾝﾋﾞｭﾝバトルアクションを期待していた人からすれば
映画のあの顛末は「は？」ってなるのは仕方ないとは思う。自分もそうなった。でも「宇宙人は地球の生物に勝てても環境に勝てない」っていう生々しい着地点はスピルバーグ好みだし、色々理系な知識やＳＦをかじってから見ると感慨深く受け止められる。
それに、こう「地球環境に勝てない宇宙人」像はしっかりパシフィック・リムに活かされたりとやっぱりこの作品が後年の宇宙人描写に寄与した部分は大きいんだよな

2000年代に「宇宙戦争〇〇〇〇」←〇に適当な年代とかが入るタイトルの映画がいくつかあったな。
当時は特撮の代わりにＣＧが使えるようになったから、宇宙生物っぽい何かと戦うゲーム画面みたいなＢ級映画だけど。
実際には、原題は「THE WAR OF～」とは全く関係の無いもので、日本でソフト販売するために「宇宙戦争」と邦題を付けただけなんだろうけど。

1898年当時、市民が考えていた軍事の情勢が垣間見えて面白い。
航空機による着弾観測がないために砲の射程が短く、砲は直接照準するものというのがある種常識みたいになっているのだろう。砲兵はトライポッドから毒ガスの反撃を直接受けるような近距離で戦っている。一方で陸戦兵器が装甲されているという発想もないためか、野砲の射撃を受けたトライポッドはあっさり破壊されてしまう。
海戦でも現在から見れば色物の衝角艦が活躍。

ほんの10年ちょっと後にはこんなものではない地獄を見ることに。

よくサンダー・チャイルドが衝角駆逐艦とか書かれてるけど…
翻訳が間違ってて実際にはTorpedo-ramであり水雷衝角艦という珍兵器な。

>>67
いやいや、乗り物だけ先に送り込んで
奴らはずっと地球外に居たのだから先住民になならんだろ
ちゃんと見たのか？

コミック版宇宙戦争読んだが、サンダーチャイルドの活躍シーンが燃え燃えにござった

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スレの初期に横山信義の宇宙戦争1941の話題が出てたけど、自分的に好きな宇宙戦争続編ネタは、伊吹秀明（氷山空母を撃沈せよの作者）のマルス1938。時代設定は1916〜1938。なお出版は2000年だから、2005年映画版の上映以前である。

ウィキペディアにソース付きで詳しく解説されてるけど、「ラジオドラマが本物のニュースと勘違いされた」って話は実はガセだよ
新聞記事もそもそも存在しないらしい
大衆の煽動を象徴する逸話のはずが、実はこの逸話こそ我々を騙くらかしていたという皮肉な話

しかしこの記事見てると、「作者が謝罪した」「騒動に満足していた」「キレて意趣返しを行った」とか、全くのガセネタにありもしない尾ひれがどんどん付いてるのね…
この件って子供向けの学習教材にも載りまくってるし、ここまで広がったデマってそうそう無いよな

執筆されてから126年以上経過した未来でゲーム化されるだなんて作者は夢にも思うまい・・・

異星人撃退方法が地球固有の菌、ウィルスという今や王道ネタの一つとなったプロット
「大阪じゃあ２体打ち落としたんだ。日本人に出来て俺達に出来ないはずはねえ」
（原文：Somehow they killed a few of these things
in Osaka. That's what I heard. You telling
me the Japanese can figure it out but
we can't?）
という映画版のセリフの汎用性の高さ

更に１２６年以上経過した未来でもネタとして残ってそう

3001年終局への旅で究極マシンモノリス大明神様を撃退するのもコンピュータウィルスなあたり
ほんとにありえんのかよ感もひっくるめて偉大なアイディアだよね…

書き忘れた
大阪でトライポッドを撃退できたのは、
「日本人は（アニメとか特撮で）怪獣とかロボットと戦いなれてるから撃退できた」
スピルバーグ監督だから冗談半分だろうけどｗ

戊辰戦争とどっちが凄いかな

大阪で何体かやったの話、大阪の不潔なところに踏み入って細菌に感染してやられたと原作から察することもできるけど、だとしたらガンジス川やらに突っ込んでそうなインドでも撃破されてそうなもんだから、パニック状態の流言飛語なんだろうなぁって思っている。