ニコニコ大百科

序盤に出てきた動物園から脱走したライオンが人間を次々と殺して｢俺はこんな弱い生き物に飼われていたのか。｣って言ってたけど、偶々檻から逃げられただけで、人間の知恵、努力には所詮勝てないということがわかってないんだよなあ･･･
言うなればこのライオンは勉強不足の寄生生物そのもの。
寄生生物で取り分け頭の悪いAに殺されたのは皮肉。

今月のアフタヌーンに掲載されてた寄生獣最終特集読んだ
『ババ後悔す』が老婆に寄生しちゃったパラサイトの話
そんで『由良の門を』が田宮良子の娘、由良の話
二作が好対照を成していて共に凄かったんだけど…
『由良の門を』は少女漫画の神、萩尾望都大先生の作ってのもあって圧巻
由良の巧みな心理描写を連ねて到達するラストシーンもさる事ながら、もってきた題材に「まさか寄生獣でこう来たか！」とびっくりしたわ
いやー…とにかく読んでみてほしい、凄い

最初に出てきた　ぱふぁ　ってなるパラサイトってさ
後藤なんじゃね？
変形の形に決まりはないと思うけどあの変形は後藤以外しなかったからそう思った

数年前に海でミギーにそっくりな貝生物を見たんだが調べてもそれらしい情報が出てこない。ミギーってモデルになった生物とかそういうの明らかになってる？

>>1414
ミギーのモデルについては分からないが、君の言う貝が何なのかには心当たりがある。
「マガキガイ」や「クモガイ」あたりの、ソデボラ科の巻貝の生体だと思う。
ダメな人にとっては少々グロいかもしれないから、画像検索の際は気を付けて。

>>1415
ああ、調べたらどうやらマガキガイのようだ。長年の疑問が解決してスッキリしたよ、ありがとう！
もうちょい鋭い鎌みたいな触手だった気もするけど数年前だしあやふやだから多分気のせいだろう。

>>1416
画像検索じゃ少々わかりにくいかもしれないが、マガキガイは
殻の蓋（サザエの口塞いでるあの丸っこいやつ）が細長く尖った形状をしていて、
それを杖のように海底に引っかけて移動する。

おそらく貝の軟体部分と、そこにくっついた尖った蓋が合わさって「鎌のような触手」のように見えたのだと思う。

>>1417
ふむふむ…。それでか。手を出したら触手で攻撃してきたから驚いたぜ。
改めて見ても要所要所ミギーに似てる気がする。特に目が。

>>1418
寄生獣とは関係ない話になるけど、あまり海で見知らぬ貝には不用意に触らないようにな。
マガキガイならさして害はないけど、似たような形した貝には手を出すと猛毒の針で攻撃してくるものもいる。
もちろん海で見る貝は無害な奴がほとんどだけど、
万が一そんな物騒な奴をうっかり手に取ったら、誇張抜きで命を落としかねない。

>>1419

アンボイナ貝とかそういうの？あれは恐ろしい…。まあ下手に触らないようにするよ。

結構前の漫画と思ってスルーしてたけどクッソ面白かったわ
今ありふれてる凡百な量産型クソエログロ漫画との格の違いを見せつけられた気がする

原作は一切のムダがなく、本当にきれいに完結させているよなー
他にも色々好きな作品はあるけど、全体を通しての完成度では自分的にはNo1だわ
でもあの世界観で、別キャラクター、別時間軸での話はぜひ読んでみたい
パラサイトが駆逐されているわけでもないし、いろんなキャラクターによるいろんな話が作れると思うんだよなあ

人間の非道さや醜さといったものに触れた作品だったにも関わらず、新一くんが特に人間に絶望していないってのがいいんだよな。ありふれた「人間はダメだ！」って形の結論で終わらない所が。
読んだ人に希望を与える正統派な仕立てのマンガだ

原作で動物園から脱走したライオンがAに殺されるシーン好きなんだけどアニメだとカットされたんだよね
実写映画のほうは見てないけどカットされてる？
もしそのシーンがあるなら実写も見てみたい

人間否定のようでそうでない作品
大きなわかりやすいことでなく、まず自分の周囲から始めてみようという気にさせられる

あとがきで言ってたように自ら選んだテーマに対して
だんだん自分自身がそれに異を唱えたくなった天邪鬼根性と
元々短期連載の予定がいつの間にか全十巻の長期化したことが
全面的に良い方に作用した結果生まれた名作なんだろう。

誰かが言ってたけど連載を通じた作者自身の成長が最も色濃く現れてるあたりも面白さの原因だと思う。

新一の胸の穴の正体ついて「母親を殺された/殺したことよりも“母親に一度殺された”ことが最大最悪のトラウマになってる」という考察を読んだときは目から鱗だった。
新一の無意識下では「冷酷で恐ろしい子殺しの母」「旅行から帰ってこない優しい母」という矛盾が同居していたのだ、と。

これ言われるまで全然気づかなかったわ
読み方が浅かったなあ

ネオ寄生獣読んだ
面白いものもあったけど全体的に言えば、こういう企画のさじ加減の難しさについて考えさせられた
ただのパロディ（というか原作シーンのちょっとひねった再現）に終始したり、自分の作風に無造作にパラサイト寄生させてるだけの作品はどうもなんというか

萩尾望都、皆川亮二、植芝理一は自分の作風と寄生獣という作品の融合が上手くいっていたと思う
PEACH-PITはパロディをやりきって寄生獣ワールドを解体したから逆に好印象だった

>>1428
つまり昔の「ネオデビルマン」の寄生獣版みたいなもんだな

よく考えたら弾丸の熱で寄生部分の細胞は変質しないのか？
火や酸が効くなら熱もマズイだろ

>>1430
火は熱が効くわけじゃなくて本能的にぎょっとするからだし、
酸はとっさに体内に巻き込んだから細胞間の連携が絶たれて狂っちゃったわけだし、
銃弾の熱程度じゃなんともないでしょ

あくまで2017年３月時点でだけどJunkPutty兄貴も「今まで見たアニメの中で最高」と評してるくらいアニメも評価が高い。音楽とか演出とか１００点満点とは言えないけどもよくあそこまで原作の魅力をきっちり再現できたなと思うよ。

>>1432
言っちゃうけど寄生獣のテーマをぶち壊すほど改悪してるアニメをそこまで評価するとか
あなたもJunkPuttyって人もまともに見てたのか疑問に思うよ

寄生獣のテーマって何ぞや？それをぶち壊したアニメの改悪ってどこぞや？

テーマを壊したわけではないが
攻撃を捌くのに最低限必要な太さがあるとか
探偵に正体を見られたときミギーが分離して斬りかかったが重さが足りないといった感じに細かい描写があったが
子供を助けるために車を止めるシーンは明らかにおかしい
新一にそんな重さはないし新一の骨格もあの衝撃に耐えられない

細けえよ

確かに面白いが正直神格化されすぎてなんか萎えた

作風自体が結構右往左往した割りに奇跡的とも呼べるレベルで話がきれいに畳まれた辺りが本当にすごい。
そしてそれをあとがきでぶっちゃける辺りもすごい。あとがきまで含めて名作なんて聞いた事無い。

中だるみがほぼ無いところが名作たる所以だと思う
脇役のキャラクター、エピソードも印象的で胸に残る

あと何故か主要人物に草野が入ってることに笑ったｗ
もっと紹介するべきキャラいるやろ

>>1434
原作厨としてはアニメ１話の車を止めるシーンが一番の改悪
「寄生されていない部分は元の動物の器官を流用してる」ってアニメでも説明してる癖に、突っ込んでくる車を新一の体で正面から受け止めるとか訳の解らない事をしてるんだよ。生身の人間がそんな事したら死ぬわ
「どんなに強力でもあくまで生物にすぎない」って所が寄生獣を語る上で欠かせないテーマだと思ってる