ニコニコ大百科

記事編集乙です。
泰造の部長リスペクトが好きだったんだけど、途中からそういうのがなくなって寂しかった。

記事が出来てたｗｗｗ
最終回は当時小学生だったけど泣いたわ・・・

>>1
部長を尊敬してはいるけど美味しいとこ取りで出世しちゃう
みたいな関係が絶妙だったんだよね
元々がパワハラネタだから泰造まで悪意が剥き出しになってからはちょっと笑えなかった
でもやっぱラストのアルマゲドンはよかった

コントにマジレスするのは無粋なのは理解してるが、
小須田部長に対する扱いは見てて笑うと同時に心痛くなる。
それくらい酷すぎる。

コントじゃなきゃやってられないぐらいのレベルだよアレは。

何処かのコメントにあったけど、これをトラウマコントと言ってる方の話が興味深かった（コメント抜粋）

・会社や社会の歯車として、また一家庭の中では大なり小なり報われる人もいるけど、小須田部長は自分の夢の中でしか報われなかった

・決して家庭を省みなかったわけではなかったのに、仕事ではちょっと、うっかり余計な事したけど、必ず家族を思っていた。なのに、妻や娘は女という武器を使って、それぞれ成り上がった末に好き放題、元部下の原田は上司を利用して出世、さらに娘と不倫関係、尊敬や敬意を持つフリをして裏切り続けた

・挙げ句の果てには、世界から最後まで駒として使い潰され、勝手に美談に仕立て上げられて死んでいった

・凄く笑える超人サラリーマンのコントだけど、自分の幻想の中だけで報われ、報われない現実というラストがリアル過ぎて、感動のラストと銘打ってたけど、悲しすぎて笑えないラスト

こういう風に考えるとコントというよりは世にも奇妙な物語に見えてくるのが末恐ろしいよ

子どもの頃に見ていたから最後の宇宙に益江とエミリが現れた展開に「？？？」だったけど、改めて考えると小須田部長が最期に見た幻だったと思うとマジで報われん

一応、最終回で益江は後ろめたそうに顔を逸らしており、エミリも原田との間に生まれた息子の名前に小須田部長の名前から一文字（ただし、名前は”義”一から一文字取って”ギルバート”）取って名付けるけど、じゃあ最後くらいは声を聞かせても良かったと思うわ

というか第三章に至っては無茶ぶりというか、単なる私怨よりも口封じやスケープゴートに切り替わってるのも恐ろしいし、これが会社に居場所しかなく、忠義を尽くした末の使い捨てと考えれば、彼は何処にも救われる場所なんてなかったかもね

ぶっちゃけ、異世界転生されても可笑しくない

・抜群の行動力（ニューヨークに建設予定のテーマパークの用地確保のためスラム街に、現地住民の説得など）
・孤独に耐える耐性（北海道開発事業部土壌調査課利尻支部、北大西洋海底に沈むタイタニックの発見引き上げ任務など）
・悪運（ハワイのキラウエア火山の観測所の博士、戦争状態にあるアラブ某国に親善大使など）
・幻想（うそ）を現実（まこと）にする程度の能力（存在するかどうかもわからないピンクのペンギンやアトランティス大陸の発見、白鯨の捕獲、ドラキュラ伯爵と交渉）
・並外れた体力（エベレストで標高を1m高くする、第二章ではタイガースに選手として派遣されリーグ優勝に導き、買収された日本相撲協会に力士として派遣され、アンヌ山の名で第68代横綱、少林寺を小林寺に変更するために少林寺のトップに立つ、太平洋で発見された浅瀬に立って自らが日本国領土、日本に向け発射されたICBM受け止め任務を成功）
・空を飛べる

下手ななろう主人公より、恐ろしいスペックの持ち主だよ。『便利屋斎藤さん、異世界に行く』と同じく異世界でも普通に暮らしていけると思う

無茶ぶりを全て成功させては来たが結局何一つ報われず死んだ…
どこか命の危険のない所で負けていればあるいは自分にはサラリーマン以外の道がいくらでもあることに気づけたかもしれない…