ニコニコ大百科

少女漫画を少年（青年）漫画が圧倒していく契機となったのはAKIRAの存在かなぁとも思う

大友克洋のAKIRAの何が凄いって週刊漫画であれだけの絵を描いてしまったということ
それ以降の少年（青年）漫画は大量のアシスタントを雇って緻密に描き込むスタイルに変わったらしい
（少年ジャンプのろくでなしブルース等）

大量のアシスタントを雇うには大量の原稿料が必要で、
それは漫画誌の大量発行が前提となる形態だと思います（少年マンガ誌うん百万部時代）

少女漫画はそういう形態を作れなかったのかなぁと思います

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>>180
なんやかんや言われつつも、少年漫画がどんどん女性の読者や作者を受け入れる方向に舵を切ったのに対し、少女漫画は読者はもちろん作者すらも男性を排除していったからねえ・・・
その差じゃないすか？
昔はあの手塚治虫とかも連載持ってたが、今仮に尾田栄一郎なんかがフリーになったところで獲得に動く編集がいるとはとても思えん

現にレディースも自主規制が緩かったってだけで構図は変わらず、一度崩れ出すと少女漫画以上のペースで淘汰されてった
今残ってんのなんてそれこそ女性向けエロ漫画みたいな作品ばっかだし、内容もお察し
典型的なディストピアの成り立ちだよ

>>181
もっとも、一時期原住民が軽く引くレベルで女性読者の取り込みに走ってたガンガンあたりの中堅青年漫画の現状を思えば、少子化以上のペースで女性読者の総数自体が減ってるとは言えそうなんだよな
まあ既読無視でいじめとか言ってる今時のJCJK見てたら、おちおち漫画なんか読んでる暇は無いってのもわからんでもないが

>>179
原動力は感情でも、そこにもっともらしい論理を塗り固めた上で男性だけに当たるよう的確に投げ付けて来てるからな
相応の準備をして迎え討たんと振り払えないだろうなと

殆どの少女漫画は見た目で誰が悪役か誰が善人かすぐわかるってすげえな
歌舞伎の世界かよ

メロディは真っ当なレディースでは？と思ったけどアレ少女マンガ誌なんだな

>>177
一応マーガレットが1988年まで週刊だったらしい。
それでも誰も追随しなかった(したけど消えた？)んだからあんまり週刊と少女マンガは相性良くなかったんだろうなぁって気がする。

あと話変わるけど少女マンガはSF作品減ったなぁ
少女マンガのSFは少年マンガのものとはまた違う趣で好きなんだけど
描ける作家がいないのか、雑誌社がそれは売れないと突っぱねるのか……

>>178
それはつまり少女が変身してバトルして悪党を倒す物語を何故東映より先に少女漫画で
作れなかったのか？という事？一応少女漫画原作のセーラームーンが受けたからこそ
プリキュアがあると思うんだけどね、まああのヒットはアニメのおかげというのはわかるが
なんにせよセーラームーンの後追いで変身バトル物はそれ程増えはしなかった
あったとしても恋愛要素を多分に含んだ者でプリキュアみたいに友情バトルメインのものは
そう出てこなかったという事でいいかな

恋愛ものだと優しい奴が当て馬で俺様な奴とヒロインがくっつきがちなの何でなんだろうな

優しい奴とくっつくと安牌過ぎて物語になりづらいからじゃないかな？
尖ってる奴との恋愛の方が波乱があるし刺激のある展開に出来る、読者もそれを求める
実在すると厄介だけど見るだけなら自分に災いかからんしね

男の俺には少女漫画ってギャグ漫画に見えるんだけど、女性からしたら少年漫画ってどう見えるもんなの？

ワシの中で少女漫画といえばスケバン刑事とデザートローズだな

>>178
バトルが描きたい女作者は少年漫画行って男主人公かくし
男作者が描く女主人公はエロ、オタ、男勝りになりがちだし
男児アニメを作ってきた人達がガチで女児アニメに向き合うって形でしか生まれないものだったんだろううね

>>189
幼馴染ヒロインがまけがちなのと同じだろうな

>>192
＞バトルが描きたい女作者は少年漫画行って男主人公かくし
プリキュア以前ならwings、あすか、Gファンタジー、ゼロサムもあるだろ(後者２誌はまだ少女漫画の認識がなかったかもしれないが)

『バトルが描きたい女性作家が少年マンガに行った』と言うより
『バトルは描きたい、けどラブロマンスは描きたく無い（描けない）』女性作家が少年マンガ行ったんじゃないかと思う

単にバトル少女マンガってだけなら同じなかよしにもセーラムーンにレイアース、他誌なら少女革命ウテナとかある。

ただみんな主軸にラブロマンスが絡んでくるから、プリキュアほど割り切って少年マンガ張りのバトル路線行ったのは確かにここが初めてって感じがする。

ラブロマンスもそうだけど、少年漫画のアクションモノだと「実は主人公の父親は強い戦士だった」とかでげんなりすることがよくあるけど、少女漫画のアクションモノだとふし遊みたいに努力量が生存率に比例したり、Xや最遊記みたいに宿命がはっきりしていたりと説得力の強いものが多いと思う

少女漫画というとちゃおはホラー。
花とゆめはレディースコミック。
なかよしは男でもある意味楽しめる。
って印象がある。一時期のなかよしにハマるオタクが多かったのもあるけど

萩尾望都の後継ってしばらく出てこなかったけど、今は市川春子と九井諒子がいるからマジで少女漫画に関しては良い感じの波が来てるんだよね。両者から影響を受けた漫画も出始めてるし新しい少女漫画のヌーベルバーグが本格的に始まるかもしれん。注目ポイントとしては二人ともビデオゲーム文化からの影響が強いって事だな。

>>197
ただその二人どっちも少女漫画レーベルでは書いてないあたりかつては少女漫画でやったら
SFやファンタジーのジャンルは漫画の多様化と共に少女漫画でじゃない雑誌に行っちゃったんだな

少女漫画で鍛えてないヒョロ腕なのに喧嘩最強とか、全然勉強して無いのに全国模試1位みたいな
努力しないでも秀才なキャラが受けるのか気持ち悪いと男から言われていた答えが面白かった
女性は男性に生物の本能として優れた遺伝子を求める、努力せずに優秀というのは努力による増強無く
素の遺伝子の優秀であるという証であるという事、頑張らずに最強の方が努力の末に最強より
遺伝子的には勝ってるという事、頑張るキャラが好かれる事もあるがそういうキャラはあくまで
母性的な母親目線で見て可愛げがあって好きという事が多く恋愛対象としての人気ではないという

>>199
分からなくはないが少年漫画が骨太主人公から今のタイプへの変遷とか途中で父親も実力者の展開とかあるから少女漫画だけの問題ではないような気がするんだが(前者はライトノベルでもある傾向だし)

>>200
むしろ遺伝子的に言えば昔ながらの屈強骨太主人公の方が優位なんですけどね（生物的には）
父親や血筋が優秀は確かにあるけど少年漫画はそれが主人公に、少女漫画の場合は恋愛相手に
なのが違いですね、男は優秀な遺伝子を持つ存在になりたい生まれたい、女性は優秀な遺伝子から選ばれたい
というそれぞれの願望の違いが出てるね
あと少女漫画だと元カノ出たりヤリチン男が人気出たりするのも多数の異性からモテる男＝優秀遺伝子の証
ってなるから人気が出やすいが少年漫画だと忌避されがちだな、これは処女厨とかじゃなく
男性は生物の作り上托卵を恐れるから他の男の存在を警戒するものなんだよな
ただその意識の違いはラブコメになるとズレが出てくるんですよねえ少年漫画だと
少女漫画は恋愛がメインだしそのままの形式で行けるんですが、少年漫画ラブコメでその形式のままやるとズレが出る
少年漫画の主人公が叩かれがちだったり人気出ないのもそれが原因かな、編集がもっと上手くやれたらいいんだが…

デブスに転生した元一般人がやるだけで痩せる呼吸法をゲーム知識だけで師匠なしに一発成功させたり、旅先で意味もなく集団から外れて食べるだけで世界最強になれる薬草を偶然見つけたり、
食べ歩きして一人で怒っていたら何故かスラム街に迷い込んで偶然居合わせたヒーローに助けてもらうとか、
つまらない少女漫画はやりたいシチュエーション以外、ご都合主義の過程の部分がとにかく雑

>>199-202
なろう系と少女漫画、相性が良い説

>>202
なろう系じゃなくて少女漫画にそんなのあんの？ちょっと興味あるな…

さあ、女の子ちょっと高いとこから落ちるんだ
イケメンが受け止めて笑ってくれるぞ

このジャンルも身分モノ転生モノに染まってる

少女漫画の実質的創始者であり日本の「かわいい」のルーツである松本かつぢにもっと注目が集まって欲しい
手塚治虫がやった事は松本かつぢがだいたいやってる

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まぁなろうのルーツよな少女漫画

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ってシンデレラや白雪姫がルーツじゃないの