ニコニコ大百科

理想の王子様役を演じ続けるために理想のお姫様役が欲しかっただけだからね
わがままなカエルの王子さまはお姫さまに愛想尽かされて、一生哀れな姿で過ごすのでした、おしまい

ウテナはおとぎ話のアンチテーゼというより、理想に夢中になって現実逃避してる人に対する「でもいいの？ホントにそれで？」という監督からの問いかけなんだよな
監督自身がアキオのように理想に夢中になってる人間なのと、ウテナとアンシーの結末も所詮は理想の話でしかないという矛盾を抱えた問いではあるが

>>301
監督とアキオが同じに見えるのか。アキオみたいな人間が何を作っても世間は一時的に騙されることはあれ、誰もこんな長期間に渡ってついてこないと思うけどね。
ウテナとアンシーの結末は理想の話では有っても現実に無い訳じゃないんだよな。あそこまで他人同士が分かり合う信頼し合う大事にし合うのってのが難しいってだけでね。
あれが世間一般で叶わないもの矛盾として捉えられているとしたら、みんな人生諦め過ぎじゃない？
人生諦めると楽になるじゃなくて、鈍感になるだけ。

dアニメストアで舞台版（新しい方）を見て来た
アンシーが良かった。真紅のドレスはやっぱ映えるね

>>302
いうて幾原邦彦自身が理想を掲げて世界に打ちのめされている自分を投影してる言うてるしなぁ
理想は現実では絶対ありえない叶わないとも、現実にないから矛盾してるとも言ってないでしょ
理想的な話で「理想に生きるって正しい？」って主張したら矛盾してるでしょって話で
あと、矛盾してるのが悪いことだとも言うつもりはないぞ
二律背反を上手く盛り込んでるのがウテナのいいところだし

＞いうて幾原邦彦自身が理想を掲げて世界に打ちのめされている自分を投影してる言うてるしなぁ
それって幾原さんのその部分だけでしょ。一部だけみてこれが幾原さんだって言われてもね。もし、アキオ通りの人ならウテナ作った時点で止まってしまって新しい作品を作ることなんてないでしょ

＞理想は現実では絶対ありえない叶わないとも、現実にないから矛盾してるとも言ってないでしょ
ここは私の勘違いでしたね

＞理想的な話で「理想に生きるって正しい？」って主張したら矛盾してるでしょって話で
理想＝現実逃避にしてる時点でおかしくない？アキオの理想は現実逃避の夢想でしょ、叶える気なんてない。
「現実逃避して生きるのって正しい？」という問いかけに対して現実を見て自分の思いを叶える（真摯に理想を求める）って答えなら矛盾しないでしょ

おそらく>>301に関して思い違いをしているのだろうからひとつづつ訂正していく。
＞監督自身がアキオのように理想に夢中になってる人間
「～～のように」は比喩の修飾語で、監督＝アキオとはならない。
「薔薇は血のように赤い花」は「薔薇と血が同じ」にはならない。

＞理想に夢中になって現実逃避してる人
「理想に夢中になる/そして/現実逃避している/人」という表現は理想＝現実逃避ではなく理想∩現実逃避。
理想＝現実逃避と表現するなら「理想に夢中になる/人/は/現実逃避している」という文になる。

そしてウテナとアンシーの結末は理想というのは、
「他人同士がわかり合うこと」ではなく、作品そのものがアニメという非現実であり理想のお話だということ。
最終話予告でのウテナの「どうせアニメでしょ」という台詞は、理想の否定だけではなく少女革命ウテナという作品に対するメタとしても成り立つよねって話。
あのセリフ聞いて心の中でツッコミ入れなかった？「いや、ウテナってアニメじゃん」って。

＞「～～のように」は比喩の修飾語で、監督＝アキオとはならない。
そこだけじゃなくて前の文脈”理想に夢中になって現実逃避してる人に対する「でもいいの？ホントにそれで？」という監督からの問いかけ”から
矛盾に繋ぐから同一視してるよねって話なんだけど。
監督＝アキオでないなら、矛盾にもならないでしょ。

＞理想∩現実逃避　　＞「理想に夢中になる/そして/現実逃避している/人」という表現は理想＝現実逃避ではなく理想∩現実逃避。
↑それなら共通部分じゃないところから物語が作られていれば、矛盾にならないじゃん。
監督の”理想∩現実逃避”の部分だけで作品が作られているわけではないんだから。

＞作品そのものがアニメという非現実であり理想のお話だということ。
それ言い出したら全ての創作が理想のお話でしか無いわけで、そんな当たり前のことにわざわざツッコんでたの？
作品内容全然関係ないじゃん。

＞監督自身がアキオのように理想に夢中になってる人間なのと、ウテナとアンシーの結末も所詮は理想の話でしかないという矛盾を抱えた問いではあるが
なんか余計な記述ばっかりしてないで、ここで言ってる矛盾ていうのが何を指してるのかはっきり説明してくれない？
作品が非現実で理想だから矛盾なんて話がしたいんなら、”監督自身がアキオのように～”とかウテナとアンシーの結末も所詮～”なんて記述いらないと思うんだけど。

＞理想的な話で「理想に生きるって正しい？」って主張したら矛盾してるでしょって話で
これも何を矛盾と言っているのか不明。　＞”理想に夢中になって現実逃避してる人に対する「でもいいの？ホントにそれで？」という監督からの問いかけなんだよな”
←先に書いてたここと同じ意味で「理想に生きるって正しい？」って使ってるんじゃないの？
だったら矛盾はしないし、違うなら”「理想に生きるって正しい？」って主張”←これは誰が主張しているの？∩とかでそういう意味には特定されないとかどうでもいいから、あなたが何を主張したいのか？言葉の一つ一つが何を指して言っているのか前後の文脈とかも考えてはっきり書いてくれない？
理想って言葉も監督の理想なのか、アキオの理想なのか、ウテナの理想なのか、創作の事を理想と言ってるのか、はっきりしてくれない？
意味が全然違うんだからさ

>>307
なぜそんなに「矛盾」という表現に拘るのか知らないけど、正直こちらはそこはすっごくどうでもいい部分なんだよね
矛盾しているという意見が間違ってると思うならそれでいいんじゃない？

ぶっちゃけZDVynYHnYFは否定がしたいだけで理解したいと思ってないでしょ？
そんな人に「はっきり説明しろ！」と言われても、余程のお人好しか使命感のある人以外は応じないと思う

自分の好きなよく作り込まれてる矛盾など感じない作品に、簡単に矛盾とか言われたら拘るでしょ
”監督自身がアキオのように理想に夢中になってる人間なのと、ウテナとアンシーの結末も所詮は理想の話でしかないという矛盾を抱えた問いではあるが”
↑あなたはすっごくどうでもいい程度の考えでこの一文を書いたんだろうけど、”所詮は理想”という言葉も合わせて、あれだけ作り込まれた作品を随分軽く見られたようにしか思えなかった
自分の大好きな作品でこの一文を置き換えてみたら、少しは気持ちが分かるんじゃない？
否定したいってのは有るだろうね
ただそれだけならあなたみたいに短文で相手馬鹿にして終わってるよ
”余程のお人好しか使命感のある人以外は応じない”には書いてる時点で分かってたけど
要はあなたは軽い気持ちで感想書いただけで特に意味は無くて、それに対して面倒くさい人である私が突っかかったってだけだね

>>309
少女革命ウテナのテーマは「完璧な物事に囚われず、現実と向き合おう、人と分かり合おう」だと思ってるけど
あなたは少女革命ウテナは矛盾のない完璧なものだと執着して他人と分かり合おうという心を持てないんだね
作品への考え方の違いと言ってしまえばそれだけだけどね

>>310
これ以上会話がしたいなら、最初の書き込みで何が言いたかったのかはっきりしてくれない？
矛盾がない＝完璧ではないよね。∩云々と主張してた割には随分強引だね。それは他人と分かり合おうという心から出てる言葉なの？
その言葉はウテナという作品に矛盾が有るとあなたが主張していることになる訳だけど、理由が”創作＝理想でしかない”からとかいう、どんな創作でも当てはまるようなことしか言ってないけど。
ウテナのテーマは「完璧な物事に囚われず、現実と向き合おう、人と分かり合おう」ではないだろうね。”完璧な物事に囚われず”って何を指しているの？
過去の理想に囚われた人ならいたけど、あの理想は別に完璧と表すものではないだろうし、暁生は作中で壁として存在していてメインでもないしテーマでも無いと思うけど。
あの作品に完璧なものなんて有った？
”現実と向き合おう、人と分かり合おう”っていうのも、物凄く広義で言えばそうなのかもだけど、メインのウテナとアンシーとそれぞれテーマを持ったデュエリストとそんな話だった？
みんなそれぞれの革命について語られていなかったっけ？「完璧な物事に囚われず、現実と向き合おう、人と分かり合おう」が仮にテーマだったとして、それで革命される登場人物いる？
作品に絡めて否定したかっただけ？そのくらい言ってることが雑な気がするよ。
理想・矛盾・二律背反とか使ってる言葉がどれも何を指しているのかふわふわして大雑把で説明もされないし、これ以上言葉のやりとりをしたいと思えないよ。

やらないCarがよくネタにされるけどあれ運転はどうやってるのか気になる
マニュアル車っぽいのは分かるんだけどATでしか運転したことないからどう動いてるかがいまいちピンとこない

ボンネットに乗ったままでも勝手に加速してくれる車だもんな

あの車は地面から生えてくる代物だぞ

全話見てきた
バンクでも世界を革命と言い続けていたから最後に革命されたものを知って見事に騙されたよ
確かに「少女革命」だ　

そして随所の学園ハンサムと振り切れた七実には笑わせてもらったわ
中盤の黒薔薇会の重苦しい告解に対して終盤の世界の果てのやらないcarはずるい

一気に見たせいかもしれんけど
あの大量に刺さる剣のように、登場人物一人ひとりの残酷な内面の一部をしっかり描写してて見てて本当につらかった（ギャグ回はすごく癒やされた）
自分は降り注ぐ剣を受けてなお巣立っていったウテナとアンシーほど強くはなれないとわかって余計つらくなった

劇場版含めて見たが、まさかランニングデュエルの先駆けみたいな展開が起きるとは思わなかった

けど、TVアニメ版がバッドエンドだった分劇場版の終わり方はグッと来る物がある

TV版がバッドエンドって、いやバッドじゃないだろ
そりゃウテナとアンシーが二人で学園を出ていく劇場版と比べればビターな結末だけど
ウテナは学園の外の世界にはじき出されただけだし、雑誌のイラストかなんかで再開した二人が描かれたみたいだし

暁生に勝って王子様になっても、王子とお姫様というシステムは変わらず暁生の二の舞になるだけだった
仮に暁生が改心してウテナの代わりに消えても、アンシーが暁生を見つけて王子様システムが再開されるだけ

あんなめちゃくちゃいいBGMで決着ついたのにバッドエンドなわけない

あの剣は「いい歳して王子様とかお姫様とかバカじゃないの？」という現実からの非難の比喩で
ウテナは現実を受け入れただけだから鳳学園という夢見人の世界から存在が消えただけで普通に生きてる
普通の女の子になったウテナとアンシーが現実の世界で再会を誓うっていうトゥルーエンド

テレビ版のアンシーの旅立ちは感動的だけど
少しさみしいから劇場版があって良かったよ

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御影も最初から最後まで暁生の掌の上で用済みとばかりに卒業させられて一見救いがないけど結果的に学園の外に出られたのは良いことだったんだろうな
本物の馬宮を思い出せて嬉しそうだったし

ウテナ一挙が来るとは思わなんだ……
一気に観るのは大変だろうが終盤からエンディングへ到るカタルシスを味わうならこれが一番良い形かもな

削除しました

劇場版はあったけど、今になっても直接の続編はない事で作品の格を保ってるよなあ

リメイクするにしても今は長期アニメの枠自体が減ってきてるしウテナの声優さんも既に亡くなってるから難しそうだ…
二十年前だからこそ許された描写や通じた比喩もあるし
やるとしたら声優陣全とっかえ&今の時代に合わせて再構築するくらいしないと却ってファンの反感買いそう

ピンドラから入ってタイムシフトでみたが最高だった
いつの間にか暁生みたいな大人になってた自分には中高校生のころに見たかった作品だった

暁生のピーターパン症候群みたいなコメで思ったんだけど
ラノベ主人公や作品作家にも云える事なんだろうと思った
作家がそうしたくなくても出版編集がそうさせたいのかもしれない

ピンドラ見てからウテナ見た。
ウテナは自分が生まれる前の作品だったから、古典的な気分で見てたけども、
たった10数年でこんなに世相が変わるなんてなぁ、と軽く絶望した。
少女革命から二十年経って、さらざんまいへと、テーマ的にどうつながるのだろうか？

一回見れば満足の作品かな
一応昔にキッズステーションで全話見たんだけど
エヴァンゲリオン同様にこのように伏線などわかりにくさをやったテーマが売れやすいのかなって

やっぱり王子様にあこがれるあまり王子様になったらしいけど
そもそも異世界とかじゃなくて現実世界の作品だから
王子を待ち続けてる部分に違和感あるしそこら辺説明なかったな
ピングドラムとユリ熊はきちんと伏線とテーマあったけど
王子にあこがれるから王子になる部分、やっぱ意味不明だったかなぁ