211 ななしのよっしん
2017/07/14(金) 06:40:41 ID: 2xzBe49uyV
>>202>>205
袁傪子「食べないで下さい!」
徴子「食べないよ!」
こうですか?
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212 ななしのよっしん
2017/10/23(月) 18:09:11 ID: mip7LMdJw7
江守徹さんの朗読を聞いた時に、構成や文章の完成度と『人間失格』に似たきつい内容とか、こんなに凄い小説だったんだと思ったな。
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213 ななしのよっしん
2017/10/24(火) 04:10:46 ID: vgWpqomEOd
分らぬ。全く何事も々には判わからぬ

この文が何故か授業で習った時からずっと頭に残ってたな



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214 ななしのよっしん
2017/11/12(日) 01:16:31 ID: pPM0/5EE/9
当時教科書の1教材みたいな感じでスルーしちゃってたけど、めて読むといい作品だなと感じる。

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215 ななしのよっしん
2017/11/25(土) 15:08:29 ID: IBoix5XdqV
ネットの発達で凄い人が可視化されまくってる今の時勢を考えると色々思う所があるなぁ。
というか才があれば成功できるわけじゃないんだよね・・・
むしろ成功してる人見てると才ってよりも、モチベとか行動とか欲望とかが先行してるイメージで、ただひたすら仕事クオリティを追いめる職人肌的な天才って細々とやってるイメージだなぁ。
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216 ななしのよっしん
2017/12/18(月) 22:09:11 ID: YlKIxR+yO7
臆病な自尊心とか、尊大な羞恥心とか、現代に言えば
くだらないプライドなんだろうな
自覚するところはあるが、これを手放すのは難しい
下手をすれば東大入試とか法試験とかより難しいと思う
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217 ななしのよっしん
2018/02/02(金) 13:24:42 ID: HNaD5io5JK
「自分以上に有能人間と関わると、自分に才などないとわかってしまう恐れがある。自尊心が傷つけられるかもしれない。それは嫌だ。」
「でも、自分は周囲の人間よりは有能なはずだ、お前らとは違う。そういう凡人どもと同じ職に就くなど絶対に嫌だ。」

高校生の時はよく分からなかったけど、色々挫折経験した今ならよく分かるなあ徴の気持ち
「優秀だ」とか周りから褒められてきた人間が、変な欲やプライドに囚われてリスクマネジメント失敗するとそうなっちゃうんだよね。
まあ皮にも「名を100年後も残す」という彼の望みはいそう(『徴』『人虎伝』基準ならとうにっている)のが救いだね
もっとも「としての」名ではないわけだけれどね笑


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218 ななしのよっしん
2018/02/11(日) 22:21:41 ID: qWaeEsUiHQ
現役学生の時にこの本を読んで、自分の心を全て見透かされたような気持ち悪さがあったのを今でもはっきり覚えてる
これがきっかけで厨二病が治ったはいるんじゃないだろうか
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219 ななしのよっしん
2018/03/04(日) 20:40:17 ID: c47u8utGNq
な生まれ(皇族の血縁者)で柄も良く
科挙において最難関とされる進士科に合格するほどの学才があり
作に関しても「素質は第一流」と評される実を有していたのに
結局は詩人として大成できずに全キャリアを棒に振ったクソザコナメクジ徴くん好き
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220 ななしのTNOK
2018/04/03(火) 11:43:19 ID: Ex4Qt1gpCY
【速報】
https://twitter.com/jidan_no_jouken/status/980990853010276352exit
隴西の徴は博学才穎、宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自ら恃むところ頗る厚く、疲れからか、不幸にも塗りの高級に追突してしまう。後輩をかばいすべての責任を負った三浦に対し、暴力団が言い渡した示談の条件とは…。
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221 ななしのよっしん
2018/11/12(月) 09:42:08 ID: IsWRhoyVFN
今だからこそわかる。この短編小説の味の深さ…
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222 名無し
2018/11/23(金) 21:40:04 ID: +5Kng2QrEF
でも徴って10代半ばで科挙の最難関に合格した、天才中の天才だろ?
彼の言う臆病な自尊心とか尊大な羞恥心って、凡人の考える下らないプライドとかと同レベルのものじゃない気がするな
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223 ななしのよっしん
2018/11/23(金) 21:43:53 ID: hzATehX2zm
レベルというか大きさは全然違うがベクトルというか方向性は同じものを凡人も感じてると思う
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224 ななしのよっしん
2018/12/28(金) 03:15:26 ID: z/1EzoUDaR
>>219
これだけ好条件がってたのに破れる=Vやねん!級の悲劇
そらショックで野生の虎になるのもしゃーないわ
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225 ななしのよっしん
2019/01/11(金) 11:43:58 ID: KsXhGr8YQZ
足るを知るって大事なんだなと思った
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226 ななしのよっしん
2019/01/21(月) 21:53:20 ID: 9SkP6l7swg
小説凡人が共感できる内容を大に書くものだから共感していいんだよ
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227 ななしのよっしん
2019/01/21(月) 21:59:33 ID: mvnTUm71dZ
小説を書いてると、この作品の文章のクオリティの高さを痛感する
こんな文章を書けるようになりたい
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228 ななしのよっしん
2019/01/28(月) 17:37:26 ID: 7Cb34z+l72
>>224
でもショックで虎化するとか強猛虎魂を感じるやん
徴は阪神ファンの鑑ですわ
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229 ななしのよっしん
2019/03/06(水) 22:58:58 ID: tue9M52N0r
>>213
>分らぬ。全く何事も々には判らぬ。

作中、頻出する「自分」「が」に対し、「々」は希少。ほとんど出ない。

孤独な自意識を題とする小説として、実に「らしい」構成だが、
希少な「々」をなぜここで徴が、中島が使用したか、気になる。

「自己」と「他者」をとかく対的・対立的に捉えたがる、狷介なはずの自意識が
ここでは、彼を一体として認識したがっている。
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230 ななしのよっしん
2019/04/16(火) 23:33:36 ID: qC9gDbkTVf
文章奇麗だよなあ。

>>224
>>228
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231 ななしのよっしん
2019/05/11(土) 19:56:39 ID: 0y9BuAzMfT
学生時代の国語教科書の内容とかほとんど忘れているのに,中島の「山月記」と「名人伝」だけは20年以上たった今も鮮明に覚えてるわ。
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232 ななしのよっしん
2019/05/28(火) 22:24:38 ID: 0Ve41Fm+hB
>>222
試験の性質としては一種国家公務員試験に近いけど
一種国家公務員試験や法試験よりよっぽど難しいからなぁ
スーパーエリートですわ



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233 ななしのよっしん
2019/07/23(火) 21:56:14 ID: +uM/nRsjhD
徴が役人を見下したのは、唐代(特に、徴が生きていた「宝の末期」あたりまで)の中華社会ってまだ貴族閥がしくて、厳密な意味での「等な試験」ではなかったからなんですよ
当時の科挙二次試験まであったんですが、実際には合格後に「吏部試」っていう三次試験もありました
これがくせ者で、字の上手さとか、法律知識とか役人に必要なスキルめられるのですが、中には「威厳があるかどうか」みたいな曖昧な評価基準もありました
せっかく科挙に合格出来てもこの試験をパスしないと中央省庁には勤められない訳で、この制度が唐代に賄賂なんかが横行する原因になりました
(本当の意味で等になるのは、貴族が落ちてくる北時代以降になります)
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234 ななしのよっしん
2019/07/23(火) 22:02:16 ID: +uM/nRsjhD
徴は口下手、プライドも高い人ですから、おそらく吏部試には合格出来なかった可性が高いでしょう。彼が中央の官僚になれず、地方に下って「お前らなんかと一緒に仕事する羽になるなんて…」って言いたくなる理由も、なんとなく分かる気がします。
※ちなみに、徴の様な「もて余された科挙受験者」の中には、彼と同じく役人をやめて詩人に転向する人が数多くいました。同時代に生きていた、あの李白もその中の一人です。(は進士をしてましたが及第出来ませんでしたし、李白はそもそも民族か怪しく科挙自体受けていない可性がありますが)
彼らは進士科を受験する時点での勉強をしてますし(というか、この賦試験が最難関で、進士科とそれより合格ラインが緩い明経科とを分けるになっていました)、当時は空前ブームでしたので、そちらの方がお金を稼げる可性があったのです
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235 ななしのよっしん
2019/07/23(火) 22:10:29 ID: +uM/nRsjhD
結局、徴は詩人としては名を残せず虎になってしまう訳ですが、「山月記」の大元ネタにあたる「宣室志」(「人虎伝」も、これを元にしています)では、彼は妻子を食べさせる為にパトロン探しのに出ます
した江南地域では徴の名はよく知られており(役人だった頃の赴任地でもありました)、行く先々で施しを受けています。彼が虎になったのは、金銀財貨を持って妻子の元へ帰る途中の話でした

「宣室志」と「人虎伝」「山月記」が大きく異なるのは、「宣室」では徴が虎になった理由が明確でないことです
山月記」は皆さん高校で習った通り。「人虎伝」では、彼は後浮気して、それが旦那にバレそうになった為に放火して逃走した、その報いとされていますが、「宣室志」はそういった記述がありません
そしてもう一つ、「山月記」では彼のは袁に「確かに素晴らしいが、いまひとつ物足りない」と評されているのに対し、「宣室志」「人虎伝」では、徴のは手放しで称賛されている事です

何故中島が、「山月記」においてこの様なアレンジを加えたのかは、よく分かりません(単純に、読み物としての面さを考えた結果かもしれませんが)
ただ、徴の話が生まれた時代と、その後の作品群とでは、「徴」という人物の像が少し変わったんだな、というのはお分かり頂けるかと思います
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236 ななしのよっしん
2019/07/24(水) 13:55:14 ID: WTwd8U1E7e
明治日本だと貴族って概念は薄いかもしれないしなぁ
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237 ななしのよっしん
2019/07/24(水) 13:57:00 ID: WTwd8U1E7e
ごめん1942年か。生まれは明治時代だけど
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238 削除しました
削除しました ID: tBGEHV1UFN
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239 ななしのよっしん
2019/08/25(日) 10:52:39 ID: zCS5En/cAG
高校生の時はやたら徴に共感していたけど、自分に虎になれる程の才はかったと最近になって気づいた。せいぜい、良くてくらい。本当はくらいにはなりたかった。…でもそれくらいで良いんだよね。
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240 ななしのよっしん
2019/09/23(月) 16:57:00 ID: RGQZyUNT4D
人に触れればべてしまう
才を試せば思い知る
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