ニコニコ大百科

島津家に反豊臣派は多くまた義久自身も秀吉のことをあまりよく思っていなかったから、親豊臣派の伊集院忠棟と長寿院盛淳のことがあまり好きでなかったらしい。
伊集院忠棟殺害事件の首謀者の可能性も高い。

義久が無能扱いっていうのは納得行かないな
あと、家臣団の欄に「上原尚近」も入れてほしい

今年の大河ドラマで20年ぶりの
時代劇への登場。官兵衛を主役に
据えてるとはいえ、まさか
出演するとは思わなんだ・・・・

※29
島津氏の初代の惟任忠久は元々近衛家（嫡流が途絶えた後、摂政関白始め
公家の高官を独占した藤原氏の分家）の被官で、
たまたま母が頼朝の乳母の娘だったために、職を辞して頼朝の軍に参加したが
（そのため頼朝にとっては本物の兄弟よりよほど信用できる家族同然だった）
それ自体が万一のことを考えて頼朝にも接近しておきたかった近衛家の意向
だったという話もある

だいたい島津の姓の元になった島津荘自体が近衛家の荘園であるとか
江戸時代にも密貿易の舞台にもなった薩摩の港（坊津）も元々近衛家のもので
島津から近衛家にずっと坊津の収益の分前が送られていたとか
公家社会トップの近衛家と島津の関係はやたらに深くて時に黒い

>>33
義弘が脳筋海賊大名みたいな見た目でﾜﾗﾀwww

義弘の項目でも思ったがどんだけ編集者 島津嫌いなんだよw

むしろ島津愛を感じるが

某ゲームでは、「絶世の美女だけどポンコツ」ってキャラだったな

島津好きだからあんまdisりたくないんだが
島津の政治は八公二民の重税悪政だよ
政治力過大すぎない？

三成が派遣されてからは多少よくなったみたいだけど。

>>39
好きな一族・武将をメーカーが贔屓するのはまだ問題無いと思う。
史実の話になっても最強だの軍神だのチートだの評してると「？」ってなるけど。

>>39
当時日本で主流というか肝心要だった稲作が、シラス台地のせいで広範囲で壊滅的だったという背景もあるからなぁ…
戦国～江戸の頃は他の作物(さつまいもとかは中期以降)や漁業、果樹園栽培で現代みたいに代用できる時代でもないし、島津以外の誰が薩隅の統治者でも重税不可避だったと思う

次男「また占いかよ」

薩摩は作物が育ちにくい反面、島津家じゃ豚を歩く野菜と称して
戦国時代から好んで食べていたらしい、島津家の兵がやたらと屈強なのは
当時の日本人じゃ珍しいくらい肉食を好んでだからって説ね。

島津の徴税が鬼なのは何より武士の数が多いのが問題だろ
伊集院とか歳久とか粛清したくらいじゃ減らない庶流や一門、帰農しない下級武士らが専業農業従事者に比べて多すぎる
ただおかげで幕末に強大な軍事力を持つことに繋がるという

この人で大河やってほしい
というか九州三国志と庄内の乱から関ヶ原戦後処理までを政治ドラマとして見たい

>>43
逸話としてはユニークで面白いんだけどね、島津精兵のイメージは
明治以降に軍部要職を占めた薩摩出身者による祖先の称揚がほとんどだから

牧畜は一般的には農業よりも難しいし、食料は中国地方から買ってたんだと思うよ

島津氏の九州統一についてだけど本拠地の鹿児島の生産性（桜島の噴火）と補給線を考えると
どのような展開を辿っても維持できたか疑問符がつかない
（信長が機内に進出しない、畿内統一が大幅に遅れる等）
一時期九州北部の所有目指していた毛利の存在もあるし

仮に鹿児島を本拠地にしたまま九州統一を維持しようと思ったら
桜島が100年以上噴火しない等のifが必要になってきそうだが

ただ相手が毛利のみなら現在の熊本県・宮崎県辺りまで完全に所有する事はそう難しくは無いとは思うが

つーか中央の勢力が中国だけでなく四国も傘下にしたら九州勢が壊滅するのは時間の問題じゃないか
生産力も人口もケタ違いな上に侵略経路がめちゃくちゃ増える

桜島の噴火と鹿児島へ降り積もる火山灰の事考えると
島津氏の失敗は戦国期に桜島噴火の影響の少ない霧山への本拠地移転を行わなかった事じゃないかと思えてきたんだよね。
（霧山への本拠地移転は江戸時代初期～幕末にかけて計画だけあった）
霧山へ本拠地を移していたら
九州全土は無理でも肥後南部や日向全域を永続的に所有する事も現実的になるはず
関ケ原以後も所有出来たかは置いとくとして

※49
島津は日向発祥とは言え初代忠久が守護に任じられて以来薩摩守護職だったからね。今川了俊に反発した時、一時的に守護職取り上げられたけど薩摩の支配そのものは譲ったことがない
島津＝薩摩ってのは内外ともに認識されているから、梅北一揆の処罰で親豊臣の義弘を薩摩太守に反豊臣の義久を大隅太守にしたのもその証拠の一つ
そんな認識の中で大隅の国分に本拠を移すのは先例主義の武家では難しい。幕末斉彬が国分への首都移転を計画するが江戸時代という長期安定政権下での薩日隅の三州太守って認識転化と大名権力の絶対化、幕末の艦砲射撃に対する不安でやっと大義名分が揃い始めたレベル
戦国時代だと不可能だったろうね

>>50
なんか之見ると、島津って本気で九州統一を目指していたのか疑問に思ってくるわ・・・
精々「統一できたらラッキー」位にしか思ってなかったとか
仮信長や秀吉の統一事業が10年以上遅れて一時的に島津が九州の大部分支配しても毛利家が漁夫の利得て九州北部（博多とか大分とか）所有しまう可能性もあった気がする
上にも書いたが薩摩・大隅・日向・肥後南部の永続所有なら可能だろうけど

毛利家の九州北部支配に関しては元就は一時期、博多の支配権目指していたからあり得ないはなしでもないはず

義久と歳久は仲がいいって聞いたけど
義弘に対しても朝鮮に遠征ているときに日本で待機してた義久が
義弘が具合を悪くしたと聞けば寺に札を収めたり祈祷の依頼をしたり
国元のトラブルを直接耳に入れないよう忠恒に書状送ってたりしてて
いい兄貴してたのに驚いた

島津家自体がかなりスロースターターだったというか、薩摩独立心の強い国衆だらけで対応に四苦八苦、一族内での内輪もめや序列に苦労したり義弘～家久らの仲も結構ギスギス、対外勢力も当然強豪揃い　結構普通の大名並みに苦労してる
大友とはそこそこ仲良かった？そうだがカンボジアの貿易船の処遇(大友家のが薩摩に難破して抑留。中々返還されなかった）問題とか交易権の争いが伊東家倒した辺りから段々関係悪化加速して本格的にぶつかったとかどうとか

島津は外交上手いこの人が長生きしてくれたのがホント幸運だった
外交で苦しめられた秀吉に比べたら
家康なんて外交じゃ何倍もやりやすかっただろうしな

秀吉にくっそあれこれ介入されかけたからな。兄弟分断やら石田三成＋三成と仲良しの伊集院らを介して太閤検地の知行配当に口出しされて混乱したり忠恒への家督継承も文句言われてでガッタガタだったし
豊臣への外交は弟の義弘が基本的に担当だったから義弘は親豊臣で義久は一貫してアンチ気味というかそんな感じ
近衛前久（朝廷のトップ格）とも懇意で庄内の乱の収拾を家康に協力してもらったところもあるから穏当に済むのも割と妥当なのよね

信長の野望の島津家プレイは義久がいくら強くても内城から一歩も出陣させない移動もさせないようにしてるわ
義弘や家久に戦やらせて天下統一目指すようにしてる

と言うか島津でマトモに内政出来るのが日新斎と貴久以外じゃ
義久と伊集院くらいしかおらんから後方でお留守番して内政に専念しがちなんだよなあ

この人戦場で実際に刀や槍で戦ったことあるの？
いっつも実際の殺し合いは弟や家臣に任せてるイメージだけど

肝付兼続との戦いで大隅庄内間の要衝である廻城奪回の為に出陣、日向の真幸院攻略の為に＆北郷家・豊州島津支援も兼ねて三之山城攻めで出陣（米良重方・矩重兄弟に攻めあぐねて撤退したが）天正四年の高原城攻めとか三州統一するまでの過程ならちょくちょく自ら出陣してる

関ヶ原前後の外交で領地守り抜いて、唯一家康に勝った男と言って良いだろうな
秀吉の嫌らしい外交に比べたら家康は外交力劣るのは確かだが
島津義久の真価は内政力でも統率力でも無く外交力だったと言う結果だった