ニコニコ大百科

好きな作品なんだけどあんまり話題に挙がらない……

テレビやレンタル店で、何度も何度も借りてるよ
ふとある時、見たくなる作品だよなぁ

ブルーレイ発売したな

話が進撃の巨人とどこか似てると思った

侵略(でいいのか？)系統のものに何でも進撃って言うの止めようね

・・・個人的には、「あの時代だから」できた映画だと思ってる。
東京の方は知らんけど、こっちは２０年で変わったからなぁ…

開発をやめてくれって横断幕残して駅前はバス広場になったし、
広かった空地にはショッピングモールが出来た。
おまけに、この季節に蚊も飛んでないんだぞ？

エアコンの室外機に絡む蔓草と格闘したり、家に入ってきたミツバチに騒いでた頃が懐かしいよ…

作品ではああいう感じのラストになってしまったけど、現実では結構多数の(化けられない)狸たちがどっこい元気に東京で生きていたり、ヨーロッパに至っては外来種として侵入した狸たちが狐を追い出すわ人間を迷惑がらせるわで勢力を広げているとか

>>4が何を言っているのか分からない

これって狸を人に置き換えるとまんま強大な征服者に対抗しようとした原住民なんだと気付く
土地を奪われ、抗おうとするが敵わず、シャーマニズム（ばけがく）も否定され、敵側の社会に溶け込むしか生きる道は無いと諦める者と最後まで抗い続ける者で意見が分かれていき、最後には社会に溶け込んだ少数がひっそり生きていく…

人間も皆たぬきだよ

ちょっと感想読んで回ってみたが人によって取り方がいっぱいある映画でびっくりしたわ
普通に狸なんでしんでまうん？くらいにしかみてなかった
でもジブリで一番好きなんだよね
ある程度年いってからみるとなんかわからんがぐっとくるわ

>>4
似ていない。
似ていないが、もしもの話しなら影響を受けたのは進撃の巨人の方だろう。
ま、進撃の巨人はマヴラブの影響を受けてるからそんな事はないが。

もうちょっと大人になってからもう一度見てみよう。
違う感想が生まれるはずだ。

この映画、全共闘左翼の青春回顧録にしか見えなかった。作業員を殺すのを思想のためと正当化したり、闘争路線の違いで内ゲバになったり。そう考えると「狸たちは、まだこっそりいるのです」ってＥＤはすげえコワいと思うｗ

狸たちから見れば多摩の開発は自分たちの住家奪われるかどうか、つまり自分たちが生きるか死ぬかの瀬戸際なわけで。（狸たちが陽気なのであまりそう感じないけど）
親のすね齧りながら勉強もせずにゲバ棒振り回してた連中と比較してやるなよ。

でもあのEDだと狸たち（狐も）は人に化けて人間社会に溶け込み、今も生活してるんだよな。
俺らが気付いてないだけで実はかなりの人間が既に狸の血を引いてるのかもな。
そう考えるとちょいと怖いな。

狸と人間は異種族なんだから、狸が邪魔な人間殺してもええやん。
その逆も然り。

>>7
地方都市とかだと河原とか畑付近でよく見かけるな。
駅近くに死骸あったのを見たときは活動範囲の広さに驚いたわ
ぶっちゃけ都市部は、保健所出てこない限り、捕獲されてリンチされないだろうし
田舎より住みやすいんだろうなあ…って思う

>>14
化けられるとは言っても所詮は狸やし、人とは混血しないだろう
ラストの盆踊りのときみたいに、連絡とりあいつつ、たまに寄り合い行って
ついでにそこを出会いの場として、続いていってるってイメージが個人的にある

>>15
別にそれでも構わないが、力の差を考えろよってことだ。…へたすりゃ全滅するぞ

山の開発に狸たちが反発
↓
様々な手段を駆使して抵抗する
↓
が、人間側は屈せず逆に利用する場面も
↓
人間には勝てなかったよ…
↓
人間の環境に適応して生きていく

展開をざっくりまとめるとこんな感じか
どのアニメもそうだけど、歳を重ねてから見ると
見方がだいぶ変わってくるもんだな

現実じゃ奥多摩も過疎だし、そもそも都市部への集中が進んで
全国の田舎は過疎や廃村で狸が住みやすそうな場所が
どんどん増えてるんだよなぁ。

人間も増えすぎたしそろそろ減る時期に入ってるんだろ
ちょっとスパンが長いだけで人間だって自然の一部だよ

狸にまつわる童謡や伝承や慣用句があちこちに散りばめられていてそういう目線で見るのも楽しい

タイトルやパッと見は明るい作品かと思いきや、内容は結構シリアスであるギャップがある

確かに狸を全共闘世代とダブらせてみると、ほんとそっくりだよなあと思ったり。

>>14
全共闘とかそんな狭い世代の話でなく（そう捉えるのも自由だけど）>>9も言ってるが
人類史に普遍的に当てはまる話だと思う

あんまり話題にならないけど、野々村真が良い味出してる
タレント声優って批判されがちだけど、ちゃんとハマってる。

これ出ている落語家の面々が凄すぎる。この前亡くなった桂米朝に、古今亭志ん朝、柳家小さん、桂文枝（三枝の師匠）と錚々たる面子。

タレント声優起用で浮いている所がほとんどないアニメと言ったらこれとジブリ版「となりの山田くん」くらいかな
山田君の方はハマりすぎのおかげでTVアニメ「ののちゃん」に違和感感じたほど

こっちでは終盤の狐は福澤アナってはっきりしすぎだが役にハマってたし問題なし

高畑勲は声の起用はタレント重視がスタジオの決まりでもやっぱりこだわるのかな？かぐや姫まだ見てないけど

火垂るの墓程鬱にはならないけど、この映画もまた救いが無いよな…

この映画いいよね
シリアス分もあるし

ところでこれ、中盤あたりに出産された主人公の子ダヌキどうなったんだ……？
なんかあの子ダヌキと遊んでいるシーン以降出た記憶ないんだけど

>>23
少なくとも権太はじめとした過激派の描写は全共闘世代をモチーフにしていると思う
ただそういう具体的なものをモチーフにして突き詰めて細部を描きこんでいるからこそ
そのままなら荒唐無稽な狸と人間の対立が、普遍的な物語にまで高められているているのだろう