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悪法呼ばわりされてる生類憐れみの令はとても良い法律なんだよ説からいくとどうして死んだら無くなってしもうたん

再評価するのはいいけど過度な持ち上げになりやすいのは嫌だよな
劉禅なんてその頂点

>>1
現代視点の良い法律と江戸時代の人視点の良い法律は別だろうから無くなるのも仕方ないね

生類憐みの令は捨て子禁止令や病人保護等綱吉死後も継続した項目はあるので6代将軍以後も良いとこどりをしてより当時の現状に即した形にした。6代将軍が速攻で廃止したのは、現状にそぐわない、民草からも評判の悪い、財政圧迫激しい箇所。
ただ、再評価主義で綱吉や生類憐みの令を持ち上げる現代の風潮は江戸時代の町民が受けた辛苦を現在の国民も受ける可能性にもつながる。
既に廃案にされてしまったが問題点も多かった人権擁護法案や、動物愛護の促進で畜産動物の待遇保護の法律も出来かねない。例えば養鶏のケージ飼育が欧州の様に撤廃されたら物価の優等生の卵の価格が値上がりするのは必至。
辛苦を舐めるのは国民だがそれでもアニマルウェルフェアを進めるのかという問題。
江戸中期の昔話と他人事ではいられなくなる。

ゴミ袋とプラスプーン有料化が令和の生類憐みの令とか言われて草
まあ、確かに精神は良いんだろうがそれで被害を食うのは一般人と言う点で似たり寄ったりだな。

ルイ14世とほぼ同時代を生きた人
あっちよりはずっとマシだけどね綱吉

綱吉本人は気分屋だし名君とはちょっと評価しにくいのも確かだかまブレーンの柳沢は中々有能ではないかな

なんだがんだ元禄時代から家光の頃まで色濃く残った戦国的な気風も消えて行く訳だし 忠臣蔵こと赤穂事件もこの気風の転換の狭間に起きた出来事だからね

>>3-5
江戸時代の人といっても武士と町民では全く利害が異なる
評判が悪い、辛苦というのは江戸時代の誰にとってだったのかは考える必要がある

生類憐れみは言い尽くされてる通りで今更言うまでもなく捨て子も見つけた奴が育てろじゃ知らんふりするのが当たり前だろがとか自分で気づく事もなかったあたりやっぱりバカ殿ですわこいつ
ションベン公方以下っす
てか平均身長の低かった時代とはいえ130cmもないとか本当にガイジのバカ殿だったのかも

学生の頃は生類憐みの令とか馬鹿じゃんって思ってたけど江戸初期の気風を刷新することの重要性を今は評価してる
別に綱吉の時代を知らなくても現代でアメリカが建国精神云々で銃やらアンチワクチンやら格差是正を進められないの見たら時代の精神を築くって重要だと思えると思うんだけどなぁ

名君とは言い難いけど日本史を変えた人物の一人とは思う

娘と息子を溺愛してて特に娘に対しては溺愛のあまり鶴字法度したり嫁に行かせた後も里帰りさせまくってたりしてるから溺愛してる子供たちが死んでもう死とかそういうの大嫌いなんだろうなとは思う

「捨て子や病人、老人は保護しろ」「無闇に動物を食べたり虐待するな」「病気の原因になるから無闇に捨てたり餌をやるな」等々、現代人から見たらごく当たり前のこと言ってるんだよね。これがなかったら現代日本でも犬や猫の肉が食卓に上がってた可能性もあるらしいし。
まぁ当時の人々には「自分の生活もあるのに、なんで弱者にそんな気を使わなきゃならんねん！」と大不評だったらしいが。
あと「最近なんか良くないことが多いから、生き物大切にして徳を上げたろ！」って目論見もあったとかなかったとか

捨て子も姥捨ても当時だとなぁ・・・
現代からみても遠い遠い未来に家畜の犠牲が必要ない完全栄養食が開発されれば動物食べるの禁止とかになるかもしれん

戦時だと暗君かもしれないけど太平の世であって賢君の部類だと思う

北の方でごたごたしてるから雷帝からスターリンまでのおさらいしたけど、どのような形であれ血を流す量が多い指導者は尊ばれるんだよね
もし17世紀の綱吉の時代が力強い開発独裁型だったら多分、江戸時代の町人文化と民間の資本蓄積も大成しなかったかもしれない
戦国の気風を長い在位と好景気が変えた。テクノクラートである大老との距離が遠ざかったのも後世の政治的に◎
独裁者がポンポン生まれるほかのアジア諸国と違って日本の政治史において独裁者と形容する人物が誕生しにくい気風がこの時代辺りから作られたと思う

柳沢吉保や荻原重秀もそうだけど、新井白石のネガキャンが最近までのマイナスイメージを決定づけてしまったのは大きいと思う

ここで生類憐れみの令を肯定的に評価している人は処罰のあり方については何も思わないくちなのか？

史料で確認されているものだけでも（判例の参考にとして一部記録されているものだけでも）
閉門・入牢（そのまま牢死する者も多数）・追放・流罪・切腹・扶持の召し上げなど
100を超える過刑（これも史料として残る一部過ぎない）が令の施行中行われ続けていたわけで
これを苛政と言わずして何を苛政というのかというレベルだと思う

徳川光圀（水戸黄門）が生類憐みの令に対し精神性を認めながらも
批判的なのは、このバランスの悪さが主な理由だし

思わん口やなぁ

フランス革命で百万人が死んだからと言ってフランス革命を否定する奴は少ないだろ、そうならちょっと潔癖症、比喩的に童貞臭い
歴史の転換期じゃ往々にして血は流れたしそうやって現代がある。なんなら２度の世界大戦で１億ほど死んだけどその結果、今があって自分含め現代があるだけで愛せるわ

上に挙げた革命と大戦っていう無秩序からの合意よりかはちゃんと法を作ったうえでやってる分、有情
続く幕末までの１５０年の平和の礎ができたと思えば首が５桁飛んでも大丈夫と思うけど視点が大局すぎて見方がおかしいとツッコまれればそうだろうなとは思ってる

「弱者保護までは先進的な試みだった」「行き過ぎた動物保護は民衆の生活を苦しめた大失政」が妥当な評価
「一部が正しいから必要のない部分がどんなに劣悪でも総合的にプラス」なんてことはあり得ない
当時の批判が誇張を含む可能性はあるが将軍の代替わりも待たず2か月で殆ど改められたという事実は相当やぞ

黒船来航の前に変な事言いだす奴が現れたのがいい予行練習になったかもしれない。民衆が苦しんだとしても外国に植民地にされるとかよりは被害なんて軽微なもの。

良くも悪くも時代を先取りしすぎた人だったのかもね

今の熊の駆除についてのお話を綱吉公に聞いてみたい

イーロンマスクのTwitter私物化を見ると、生類憐みの令が脳裏に浮かぶ