ニコニコ大百科

脱盟浪士は現代から見ると可哀想だけど、武士として特権受けてた面もあるからね。「普段威張ってる癖に」
とはなるだろう。まぁ、現代でもたまに落ちぶれる上級国民見て溜飲を下げる点は、変わらないと言えば
変わらないけど。

>>52
後ろから切りつけたということに関して外聞が悪いのは浅野内匠頭じゃないか？
だから正面から切りつけたということにしたんだろう
実際は老人相手に背後から不意打ちで襲い掛かって３～４回切りつけた挙句仕留められなかったって事だから
だから声をかけてから切りつけ、切りつけた回数も２回で押さえつけられたって事にしたんだろう

>>62
全然見当違いじゃない？
>>切りつけた回数も２回で押さえつけられたって事にしたんだろう
っていうけどそれは何を根拠に？
先に出した栗崎道有記録を根拠に言ってるなら栗崎が浅野を庇ってそういう事をしたという根拠を提示して欲しい
栗崎道有記録の内容で言えば栗崎は法を曲げるようなことをして吉良に奉仕してるんだけど

こんなバカな浅野に忠義尽くせる人って凄い
本当に

「どっちもどっちでした」的な解釈の忠臣蔵作品ってあるのでしょうか

何を言われたか知らんが殿中で刃物振り回す奴は馬鹿殿だとしか思えない

概要にもあるが、実際に起きた赤穂浪士事件と読み物の忠臣蔵は完全に分けて考えるべきだよね
後者は読み物として大好きなんだが前者とごっちゃになってgdgdな扱いをされるのは悲しい

>>67
いや実際の事件が大本にあるし、その後の吉良家や討ち入り不参加家臣への世間の仕打ちを考えれば切り分けろ、って無理でしょ
むしろ実態を伴わない世間の評や創作は必ずどこかしら現実に何らかの影響を持つものだって方が理解しやすいけど

こういう歴史物フィクションで前提となる史実が注目されるのは、フィクションの方が飽きられたことに根本原因があることが多い
年末の定番とか言われて大量に作りすぎだったんよ

創作物だとループする浅野内匠頭が主人公のやつが面白かったな。
刃傷後から切腹までを繰り返しながらなぜ自分が刃傷をしてしまったのか、本当に自分が刃傷をしでかしたのか悩む小説。

小説家になろうで読んだ吉良が討ち入りの日を死にもどりでループするのが面白かった。

祭事にブチ切れて刃物振り回すようなキチの仇を取りに死にに行くとかバカじゃねーの？
忠犬蔵に改名したら？

手塚治虫原案のアニメーション作品にわんわん忠臣蔵って言うのがある。

結局、浅野がちょっとあれな人だったのが全ての原因なんじゃないかと思うんだよね
吉良からしたらなんでワシが斬られなきゃなんねーんだよというところだろうし、大石ら浪士たちからしても仇討ちしなかったらしなかったで文句言われんだからしょーがねーじゃんという感じだったのでは

よく言われるように不平武士の対処をちゃんとしない綱吉がアホ
たまった不満が爆発してテロが起きただけで、吉良や浅野はあまり関係ない

浅野さんもとりあえず仇は取ってもらえるだけの人徳はあったし
吉良さんもとりあえずぶった斬られるくらいの恨みはもらってたんだろう

大石と吉良が遠い親戚関係ってのをどっかで見たな
吉良と上杉のつながりは有名だけども、大石との関係は知らんかったから驚きだった

上野介「そうだ、僕が吉良だ」

>>75
赤穂浪士の討ち入りは幕府のお家再興却下への抗議が目的であって、浅野への忠義も吉良本人にそこまで思うところもなかった的な話は聞いたことあるな。
上司の過失で無職になってしまった赤穂浪士たちがどこかに発散したくなる気持ちも全くわからんでもない。

>>77
大石のはとこが吉良の義母（岳母）の実家に養子入りしてる。まぁ、大石家と縁戚と言うより、
大石家縁戚で有名となった進藤家が、実は吉良家とも遠縁だったと言うのが真相。

あ、ごめん。養子入りしたのはとこじゃなくて、いとこおじだった。

この前後関係や心情を考慮せずに赤穂浪士が全て悪い！　悪！　って断定で決めつけて叩く風潮はなんだろうな？
そのくせどんな理由があれど問題行動の発端である吉良はすべてにおいて可哀想な被害者として重宝するし、そりゃ銀魂の高杉とかが責められないまま主人公たちと馴れ合ってしまうわなって思うわ、現在日本的に

>>82
そもそも吉良に非が無くて完全に被害者だった可能性が知られるようになったからじゃないかな？
浅野の吉良に対する遺恨が具体的に何なのかはっきりせず浅野の逆恨みの可能性がでてきて吉良が討たれるべき悪人という前提が崩れた

ソース付きで吉良は横柄な人物で恨みを買ってたって部分を無視するよな忠臣蔵アンチは
なぜか吉良は被害者って可能性だけを断定して

忠臣蔵は炎上マーケティングの元祖

元禄赤穂事件は当時から有名になり過ぎて当時の記録もバイアスが排除できないから浅野の真意は藪の中
現代的感覚からすればお上の裁定に不服だからと言って私刑に及ぶことは支持されないし福沢諭吉も学問のすゝめで批判してるし当時の制度からしても仇討ちに正当性が有ったか疑問
まあ昔もてはやされた反動もあるんだろうけど史実の元禄赤穂事件が一般に知られるようになって吉良が言われてるほど悪人じゃなかったのが赤穂浪士の評価が下がった一因だと思う

実は違った系の理論は自分はわかってるアピールに都合よく利用されるものなのよ
ここで忠臣蔵批判してる連中が実際どれだけ資料に触れたか怪しいものだ

>>59>>60
ソースは？

そうか？　むしろ日本の異常すぎる実は可哀想な悪マンセー理論が蔓延しすぎてて肝心の赤穂浪士が擁護されてる話とか聞いたことないんだが
誰も彼も口を開けば吉良が正しい吉良は名君、テレビですらそれだぞ

「美しい話」として人気な作品に対して反発して悪いとこ上げ連ねて扱き下ろす人が出てきたリ、どっちも悪いとこがあったみたいな図式にしようとするのは、人の習性というかなんというか。そしてそういう見方をする作品は、あまりそういうのに詳しくない一般大衆の間では目新しいものとして流行になりやすい。

ヒーロー物に反発してダークヒーローやアンチヒーロー、グリム＆グリッティが流行ったように、忠臣蔵も丁度そういう時期なんだろう。多分、また時間が経ったらそれも飽きられて今まで通りの勧善懲悪でシンプルな忠臣蔵に戻ると思う。あくまで話のメインは赤穂浪士の忠義だし。