ニコニコ大百科

せっかくマトモなゴジラが公開されて世界を席巻してるんだから、
辛気臭い言い争いはやめようぜ……

前回のアメリカ版ゴジラ以降、
「怪獣は日本の文化、外人には理解できない」みたいな思想が広まったが、
調べてみると、海外にも怪獣映画はかなり輸出されてるし、それに触れる機会も充実してたみたいなんだよな。
ギレルモ監督、ギャレス監督は言うに及ばす、スティーヴン・キングの小説でもラドンについてやたら詳細に描写されてたし。

怪獣を一番過小評価してるのは、案外日本人だったりしてな

いや、前回のゴジラは元々監督がゴジラを作る気がなかっただけだから
あの人は別の作品を作りたかったけどお金が出ないから利用しただけだな

マグロのアレに対する文句も「つまんない」じゃなくて「こんなんゴジラじゃねえ」だったらしいからな
向こうは向こうで“怪獣もの”に対する支持層が存在したことは想像に難くない

「怪獣」と「クリーチャー（モンスター）」の違いって何？みたいな話が時折話題に上がるのを見かけるけど、個人的には「量より質」で向かってくるのが怪獣、「質より量」で向かってくるのがクリーチャーなんじゃないかなと思う
勿論なんとなくの感覚だけど…

メビウス以降のサドラは怪獣じゃなくてクリーチャーだったんだよ！

正直言って「怪獣」の概念はウルトラシリーズのおかげで最早なんでもござれだよな

ゴジラ的なTHE怪獣なもの
クローバーフィールドやパシフィック・リムよりよっぽどクリーチャーなもの
それ以外の最早生物かも疑わしい形態のもの
惑星サイズなど規格外の大きさのもの
人身大およびそれ未満の大きさのもの
野生のもの
侵略用に操られるもしくは人工的に生産されたもの
着ぐるみのもの
フルCGのもの
全て「怪獣」として存在してる

なんかdeviantARTでよく『NEMESIS』という怪獣が出てくるんだけど、あっちでは有名なのかな?
↓これがその『NEMESIS』という怪獣の画像の一つだけど､知っている人はいないかな?
http://www.deviantart.com/art/Project-Nemesis-poster-356499184

>>128
そのページのリンクをたどったら、どうも海外の作家の怪獣小説らしい
http://www.amazon.com/dp/0988672510/

レビュー点数が高いし続編も出てるみたいだからそこそこ人気あるんじゃないかなぁ
http://www.amazon.com/dp/0988672561/

ウルトラマンＡで怪獣を超える存在として超獣が生まれた
ウルトラマンタロウで超獣を超える存在として大怪獣が生まれた

あの頃の円谷は全力でヤケクソしてたような希ガス

宇宙大怪獣とか宇宙超怪獣なんかの肩書きがたまらんのよ
ゴジラの肩書きは水爆大怪獣が一番好きだ

>>131
ゴジラの肩書きはどう考えても怪獣王だろ

>>132
初代ゴジラのポスターみよか？

ゴジラを端的に表す異名としては「水爆大怪獣」のほうが合ってるよな
「怪獣王」は怪獣作品が増産されていく中でその始祖として与えられた一種の称号で
もうちょい特殊な呼称だと個人的には思っている

まぁ怪獣王が一般的になって以降の作品じゃ誕生に水爆が関わってるのか分からんのも多いが

ウルトラマンの四次元怪獣ブルトンみたいに、無機物にしか見えない巨大モンスターも「怪獣」としてカテゴライズされてるのは興味深い

ゴジラとか見てていつも思うんだが、どうして怪獣が
日本に攻めているときに周辺諸国も一緒に攻めてこないんだろう？
自衛隊が怪獣対策でてんやわんやでなおかつ怪獣によって大損害を
受けているんだから多少はやりやすいと思うんだけど

震災のとき、どっか周辺各国が攻めてきたか？

>>136
84ゴジラの様に米ソの介入とかはそれに近い感じじゃないかな？
ゴジラがいるからとしても、一国の国の首都に核をブチ込ませろとか
その後も日本政府に介入する満々としか思えない

あのシーンは核兵器批判、すなわち核武装してる超大国批判のシーンだから
そんな深い意図はないと思う
ゴジラが地上にいる限りアメリカにとってもソ連にとっても天敵で厄介で恐ろしいのは実際確かだし
（核武装国で原発先進国だからなおさら）

そしてアメリカとソ連のやり方じゃあゴジラはますます元気になるばかりであの二大国の愚か者どもに任せていたら
人類はそのまま世界中の核を食らってまき散らすゴジラで滅びるルートを歩む所だった

>>136
１．周辺諸国も同じように被害受けるかもしれないからそれに備えなければいけない

２．攻めやすいだろうけど国際批判がマッハ。国連組織の本部とかあるし

３．ゴジラのせいで陸自が全滅とかいう状況になっても海自と空自と在日米軍さえ健在なら日本は戦える

４．メーサー兵器とかスーパーXとかメカゴジラとか持ってるから


さぁ好きな理由をどうぞ！

俺は>>136の言ってることはSFとしてなかなか面白いと思うぞ。
ただ他の人の言ってるように、この場合は開戦に至らない理由が多すぎて、もし戦争になるのなら、それなりの理由を劇中で説明しておく必要があるとも思う。
そういう映画は今のところないけど、たとえば日本が戦争の真っ最中のときに怪獣が現れたら、間違いなく攻め込んでくるだろう。その場合も怪獣が去ってからの話になるだろうけどな

>>135
ああ見えてブルトンにも感情みたいなモノが垣間見えるんだよな
ただ感情はあるんだろうけど何考えていいのか分からないってだけ

こういう性格がある怪獣っていうのはすごく魅力的

とりあえず4月ごろに記事で来てた
ウルトラ怪獣擬人化計画

外国版ゴジラは怪獣ってもんをまるでわかってないよ
泣き叫ぶ市民ばっか写ってたが、実際怪獣が出たらみんな大盛り上がりで観戦するんだよ、特に日本の特撮はプロレスが元だしな。
怪獣とはディストピアを破壊する存在。自殺者が多い日本だからこそ社会を暴力的に破壊してくれる存在を心の底で望んでいる
実際に怪獣による破壊が革命や主権奪取のきっかけになる話もある、ゴジラなら核廃絶だな

いやさすがに、自分のマンションがぶち壊されてる時に盛り上がって観戦はきつくねーか？
俺は自信ないぜ……

観測史上最大級のハリケーンが来た街で、ハリケーン到来歓迎会開いて家の中でドンチャン騒ぎしてた若者達が
家ごと吹っ飛ばされて死んじゃいました☆って事件を思い出したｗｗｗ
そういう人間が一定数いるのは否定しないけど、それが大多数って思うのはいくらなんでも無茶だろｗ

それに、喜んでる人間はゴジラ＝破壊の使者だとすぐに認識しているって事になる訳で
市民全員大盛り上がりなんてやられたらメタ視点臭すぎて萎えると思うわ。そういうのはスクリーンで観戦してる人の役目であってほしい

市民が嘆いてるシーンもっと短くしてその分怪獣映せよ！って主張なら分からんでもないけどなー

つーか、日本のゴジラ映画にそんな要素ねぇだろ……
初代ゴジラなんてかなり沈痛な被害者の様子が描かれてるし、
ヒーロー路線のゴジラを応援する事はあっても、街破壊されて喜んだ奴とか、
VSモスラの土建会社社長くらいしかいなくね？

一応キングコング対ゴジラは怪獣観戦物って要素があったような・・・ちゃんと見てないからうろ覚えなんだが
ただ、安全な場所から見てる人間だからこそ出来るのが「観戦」であって、巻き込まれた市民がそれやっちゃうのは狂ってね？と思う
狂った社会に焦点当てるなら怪獣映画じゃなくてディストピアものってジャンルになってしまうよ

もちろんスクリーン越しの人間なら楽しみ方は自由だけどな。街破壊にカタルシス感じたり、映画に込められたメッセージを考えるのは製作者から見て嬉しい事だと思う
ゴジラのゲームにも街破壊に焦点置いたのあったし

>>lv224489379

海外に限らず日本の本家ゴジラだって、世相や流行、作り手の個性や予算状況で
作品ごとにテーマもメッセージもイメージも雰囲気もコロコロ変わるのになあ。
怪獣≒ディストピアの破壊者とか物知り顔で勝手に定義されても「おまえは何を言っているんだ」としか。

つーか「怪獣が出たら大盛り上がりで観戦」だの「社会を暴力的に破壊する存在を心の底で望んでいる」だの
自分の真っ赤な左寄り厨二妄想を怪獣のアイコンに押し付けてるだけじゃねーか。
結局、誰よりも『怪獣ってもんをまるでわかってない』のは>>144自身だったっていうｗ