ニコニコ大百科

破棄はともかく、王子の浮気は許せないと言いながら同性の友達は一人もいないのに異性のお友達(相手から恋愛感情あり)をはべらしたり、男子禁制の場所にただの友人や従者の異性を呼ぶタイプの悪役令嬢は何を考えているのだろうとは思う
そんなら王子が愛妾の1人も作っても構うまいに
そこまで来るともうハーレクインの世界だけど

特定の作品への言及ならともかく、ジャンルに対しておまいう案件挙げてってもあんま意味ないでしょ

特に投稿サイトベースだと素人が多数を占めてるんだから、下を見れば矛盾なんてキリないよ

悪役令嬢物の歴史とか元ネタ考察とかの奴は一度は読んどけ
何年も前のやつだけど大抵の疑問には答えてる
というか最近生まれたジャンルでなく何年も前にブームになってて同然王道も逆張りも亜種もツッコミも出まくってるから相当斬新でかつ説得力のあること言わないとまたその話かってなるぞ
今この議論（？）されてることもまたかとしか‥

>>868
あーいや、その三ついずれかには必ず該当する、って前提ね

>>850
ってより男爵令嬢と結婚したくなったから、
いじめてた悪役令嬢は尚更許せんｷﾘｯなんでは？
好きになったからといって結婚したくなるのが理解できないってのなら、
それは価値観の違いなんではー、ぐらい

ヘンリー８世は２代目王妃アン・ブーリン処刑してまで？して、
ナイト位階級のジェーン・シーモアを妃にしてるし、うん

乙女ゲームを利用した話作りって、
　行動選択によって思うがままに未来の筋書きを
　変更できる大なり小なりの強制力がある世界
って点で採用されてて、それを使って現状を変えたり、
予定されてない変更は強制力で戻されたり、
って演出するための装置だよね？
実際の乙女ゲームにあるかなんてのはどうでも良くて

時系列が予め分かってる創作物への転生ものってのは、
もっと昔からあったよな？多分

俺も滅茶苦茶やりまくってるわけではないが
終わってるクソゲーならまだしもそこそこ名の知れた乙女ゲームって結構シナリオいい奴多いけど
この悪役令嬢ものというのにその要素を見いだせるものにまだあったことない


あと、これ一応オンラインゲームでもないソロの乙女ゲームという設定なのに、ゲームである必要性がある物語がない
空想の知らん乙女ゲームに転移して設定もふんわりしてゲーム要素もないなら普通に貴族に転移するのとどうかわりがあるんや？

乙女ゲーに限らずサウンドノベルや恋愛シミュがゲームである必然性ってルート分岐だろ
乙女ゲーで言うなら攻略対象が複数いてルート次第でそのどれとも結ばれうる

恋愛漫画の世界に転生するパターンだと本来のルートは一本だし本命は一人であとは当て馬、悪役令嬢の末路も確定済みだが
ゲームの世界に転生したらバッドエンド含めて複数のルートがあるし複数の本命候補が存在する、ヒロインがどのルート選ぶかで悪役令嬢の運命も変わったりする

普通に異世界に転生した場合そもそもルートが存在しないので破滅の運命が待つ悪役令嬢ものとはちょっと毛色が変わると思われる

>>877
あくまでそれも乙女ゲームの範疇に入るという暗黙の了解上でだけど、
戦闘RPGタイプのように一本道だったりソシャゲとして大筋に分岐概念がなかったり、
あってもかなり限定的って場合もある

例えば『悪役令嬢の中の人』。
肝はアイテムによる好感度操作が可能なゲームを舞台として、
ゲーム中のヒロイン役がそれまでの状況をひっくり返してくる
(というのがプロローグ)
これ自体がテンプレであるんだけど、お話の描写とテンポで読ませる作品

なにがしかのゲーム要素が少しでもあって、
それを作中で活かせてれば良いんじゃねレベルよね
もちろん全く活かしてない短編もごまんとあるけど、
それは共通設定を使って導入を軽くしてるだけって感じ

〇〇である必要性がない、△△と変わりない、って逆も言えるからな

冗長になったり違和感を生んだりしてその作品がウケてない、っていうレベルならまだしも、概念として定着して人気作も多数輩出してるジャンルに対して言っても「作者や読者の趣味やで」って返すだけで終わる話になる

>>877
>>878
>>879

あー
じゃあ、あれかワイが乙女ゲームという字面を既存の乙女ゲームと混同してただけで
これは乙女ゲーム要素を入れますよとか乙女ゲーム的趣向を用いますよとかゲーム世界に入ったというエッセンスがとかじゃなく
なろうのVRMMO的なそういうジャンルタグの一環で、そもそも普通の乙女ゲームと切り離して考えないとだめなのか

いや、最近ニコニコで強制力がやばいみたいな漫画読んだんだけど
個人的には強制力によってルート分岐みたいなあらがえない要素をなんとかしていくシュタゲ的な展開になるのかなと思ったら
キャラの株下げて掘り下げなかったからなんだこれと思ったのよ

強制力、エグい、ニコニコ、なんだこれ
……花壇の呪い……うっ頭が

>>880
> そもそも普通の乙女ゲームと切り離して考えないとだめなのか
と、思う

女性向け・恋愛・攻略対象、というキーワードがあって、なんらかのゲームらしい、というのなら乙女ゲームってことで！みたいな緩い了解のはず
それこそ戦略SLGモノまであったりするｗ

悪役令嬢ものを見て認識が変わったのは政略結婚に関してかな。

それまで政略結婚＝愛の無い形だけの結婚＝悪い物と思ってたけど
政略結婚にも政略結婚なりに家と家の付き合いとか共同事業的な意味があったり
それを違えてしまった場合のデメリットや何かが悪役令嬢ものには良く描かれていて
政略結婚に対する認識は大きく変わった。

善役令嬢ってないの？っておもったがただの女版アイアンマンやバットマンになるだけだな

王侯貴族や名家のご令嬢って時点で基本そんな悪人は居ないから、普通に善人として振舞うならわざわざ「善役」とは冠さないし、ヒーローみたいに戦うなら「武闘派令嬢」とか「魔術チート令嬢」みたいな特性を冠する呼び方になる

それこそ一番広く使われてるのは「聖女」だね
偽聖女モノも含めて悪役令嬢と絡めやすいんだろうな

悪役令嬢＝乙女ゲームじゃないんだけどな
多いというのは事実だけど
悪役令嬢後宮物語は転移転生のない普通のヨーロッパ風の異世界で謙虚も白豚も少女漫画世界
モブを主人公にする流れと転生設定と乙女ゲーム世界の融合の魔合体‥

>>885
悪役聖女と言うジャンルもあるな。
聖女としては本物なんだけど、その力で好き放題したりとかする。

ヒロインや王子様にとって都合が悪ければそれだけで悪役令嬢なので、「ヒロインのマナー違反を咎める」程度のことで卑劣な悪行扱いだったり、「私利私欲のために権力を乱用する王子様を嗜める」等のことをすれば稀代の大悪党扱いよ

揶揄されるなろう系に比べてたらこのジャンルにはなろうアンチくんたちはゲロ甘よなぁ
内容見る限りダブスタでしかないと思うが

これもなろうのテンプレそのもので典型的ななろう系じゃんか
どこで争おうとしてんだよ

書籍化ブーム始まった頃とかスマホアニメ化の頃とか、過去何度か全力で叩く流れやったのに結局市場に定着されて、「この展開なろう系じゃんw」ぐらいの茶化しは兎も角ガチの叩きは引くわーって風潮になってきて

悪役令嬢等の女性向け作品がニコニコ等の男性向けコミュニティで目立ちだしたのが、そういう風にアンチの勢い落ちてきてからってだけでは

最近見た奴で一応ゲームとほぼ同じな世界らしいが
黒幕がいい気になってる悪役サイドの転生者に
（ゲームの知識で私を救ったと思い込んでるゲス転生者め）
とか内心思ってたが、本人も転生者じゃないのに実は
自分らの世界がモデルになってるゲーム（物語）があつって理解してる現地キャラって珍しい？

割合的には少ないけど概念として珍しくはないって感じ

「主人公にも『ゲーム世界に転生した』という荒唐無稽な秘密を話せるほど親しい相手が出来た」っていう、分かりやすい恋愛・親愛展開とセットになりがちなので

王道もメタ作品も出まくってるんで大抵の事はやりつくされてる
ありきたりなものでは注目されないってわかってると変わった設定出すだろうし
こうなのはおかしいと思っても掲示板でしたり顔で指摘せずにそれを踏まえた設定の話を書いたり
まだやってないことも多いだろうがすでにやりまくってるのもやはり事実

悪役令嬢に限らなければ転生転移物としては、
　創作物世界に入り込んだと思ってたら
　実は創作物世界から現実世界に転生転移して
　創作物世界に戻ってきたと判明する
ってパターンは割りと大いに方かな
SFだとありふれてる方に入るし

結局は転生転移ネタをどこまで真っ向から扱うか次第

大いに方→多い方

「異世界転生」や「ＶＲＭＭＯ」といった広いテーマが流行るのは分かるんだけど、「悪役令嬢」って狭いテーマのように見えるからそれが一大ジャンルを築き上げてるのって感覚的に不思議なんだよね
でも実際は大いに流行ってるからなにかすごく惹きつけるものがあるんだろうな

ちなみに俺は悪役令嬢ものは二つしか読んだことないけど、作品としては面白かったけどジャンルとしてはあまりピンとはこなかった
というより、結局最初のシチュエーションしか規定してないからその後は単純に作者の技量次第というか……
追放復讐、婚約破棄ものにも言えることだけども

二次創作から一次創作になったことでフォーマットが曖昧化した転生ものに対し、架空原作・より具体な序盤目標を再度付与してやることで書きやすく読みやすくした、って流れではあると思う

目指すものが比較的曖昧だったIFもの・アフターものに対して、キャラの死やバッドエンドを回避したり、キャラと仲良くなったりと、主軸が分かりやすくなった転生オリ主もの、つまり御先祖と同じところに落ち着いた形なのが面白い

ヒロインに生まれ変わった方は「アタリ引いた。ヒロインだから何やっても許される」とか思い込んでるが、実体はそれに頼り切ってるクズでチートが無かったり有限の課金アイテム便り、真のチートは資質に恵まれまくってるだけじゃなく研磨を絶やさない悪役令嬢側だったってのも見るな

そりゃまあヒロインのあるあるはともかく、悪役ポジのライバルがハイスペ令嬢ってのは、昭和のうちに王道になってたからなあ
本項で紹介されている『お嬢さまとお呼び！』('91)でも、そういうハイスペ令嬢がベースになってる
(ためし読みだけでも資料的価値あるのでは)