戦闘機
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ななしのよっしん
2015/10/25(日) 17:28:18 ID: NJikd38Re6
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>>238への返答を書いてて問題を正確に特定できてないな、と自分でも思った。
X-47Bのような第二世代(?)の無人機は、確かに、ちょっとした命令を受ければ、後は自動で目標を攻撃するだろうし、空母への自動離着陸、自動空中給油能力、低空監視能力も持ちあわせると言われている。
現用のMQ-1でも、運航そのものは自動化されているのは確かで、必要な時だけ人の手を介在するけども、X-47Bのような近い将来の無人攻撃機は、この介在をもっと少なくするのは確かだ。
ただ、無人戦闘機を考える上での問題は「戦闘機」が担当する任務や求められる能力の特質にあると思う。
戦闘機には、無人攻撃機をはじめとする経空脅威の排除が求められるので、単に事前にプログラム化された任務を遂行するだけでは十分ではない場合もあるんじゃないかな。
例えば、ジャミングを受けた時点で、戦闘機は脅威の水準を判断する必要に迫られる。差し迫った脅威なら、回避行動をとったり、最悪任務の継続を諦めて帰還しなきゃいけないだろうけど、大して脅威も高くないのにそうしていては差し障りがある。この辺りの「判断」をするAIを作るのが大変なんじゃないかな -
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238
2015/10/28(水) 00:21:22 ID: TClpSiiJJx
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ななしのよっしん
2015/11/01(日) 15:46:27 ID: i8qdbL2HYr
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ななしのよっしん
2015/11/01(日) 15:51:36 ID: 0Hijhcao7x
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ななしのよっしん
2015/11/01(日) 16:51:02 ID: WpPFaC/EWE
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ななしのよっしん
2015/12/05(土) 00:04:00 ID: THORFxks/F
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ななしのよっしん
2015/12/05(土) 21:19:38 ID: U5PceU1eJ+
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ななしのよっしん
2016/01/03(日) 10:15:55 ID: i8qdbL2HYr
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2016/01/03(日) 11:43:00 ID: U5PceU1eJ+
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ななしのよっしん
2016/01/03(日) 16:04:55 ID: i8qdbL2HYr
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チェスや将棋は『二人零和有限確定完全情報ゲーム』だ(ノゲノラで覚えた)。プレイヤーはゲーム版の中の情報を知り尽くしており、可能な手の組み合わせが有限で、そしてプレイヤーは二人しかいない。
だが空戦は違う。機体の姿勢、燃料量、武装重量、気流、レーダー波や天気、早期警戒機、敵地であれば地対空ミサイルや対空砲への対処も迫られる。この全ての情報を完全に把握することは全くできず、そして可能な手の組み合わせは無限大と言ってもいい。プレイヤーが1対1になる状況はまず存在しない。
何より違うのが「長考」が許されないという点。チェスや将棋は一ターンごとに分単位の考察が可能だが、空中戦は一秒でも判断が遅れれば粉々に吹き飛ぶ世界。処理の遅れは致命的だよ。 -
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ななしのよっしん
2016/01/03(日) 16:29:32 ID: 0Hijhcao7x
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ななしのよっしん
2016/01/08(金) 12:06:47 ID: by+ifWa2jC
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2016/01/08(金) 16:44:16 ID: U5PceU1eJ+
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ななしのよっしん
2016/01/14(木) 18:38:04 ID: NJikd38Re6
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ななしのよっしん
2016/01/14(木) 19:01:17 ID: 0Hijhcao7x
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256
ななしのよっしん
2016/01/14(木) 19:04:59 ID: NJikd38Re6
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敢えて言えば、「一定のデータ、指針に基づく単純な分析判断能力」が最大の曲者。現在の情報技術ではこれが出来ない。
訓練されたパイロットなら、任務に対する大局観のようなものがあるので、ある状況に直面する時(例えば警報音を聞いた時)、新しく監視・情勢判断のループを回し始めることなく特定の手順をとることもできる。
ところが、AIにこれをやらせるには、以下の3つのどれかしかなく、現実には最後の一つしかない。
(1)大局観を備えるAIを作る。
最善の選択肢だが、もはや士官要らずになるだろう。
(2)任務毎にパラメーターを変更する。
短時間で任務と情勢を解釈しパラメーターを変更する技術者が必要。飛行中に更新する場合、通信環境やセキュリティの問題もある。
(3)考えうる全ての状況に対応する。
現状の選択であり、最悪の選択肢。
例えば警報が作動した場合、全ての観測データを取得・更新し、膨大なロジックパターンを解かなければならない(新しくOOをはじめなければならない)。
その間にプログラムに規定された変化が新たに生じれば、また新しいOOをはじめることになる。結果、OO-OO-OOスタックに陥りかねない。 -
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ななしのよっしん
2016/01/14(木) 19:18:23 ID: NJikd38Re6
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258
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2016/01/14(木) 22:05:36 ID: U5PceU1eJ+
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ちょっと誤解があるかもしれないので釈明を。
私が考えている方向ではAIは個々の機体(UAV)ではなく、後方の指揮管制機にある程度以上の戦術用パワーAIを搭載することを想定しています(もしかしたら、戦技用のAIはUAVにも必要かも)。
そのAIが隷下の機体を有機的に連携させて戦闘させることを想定しています(なので、チェスや将棋のAIを母型として想定した訳です)。
また、この様にAIに無人機を操作させる場合の利点としては、
1.機体構造以外にGについて考慮しなくてもよい。
2.必要とあれば、機体を破棄する(盾や大型ミサイルとしての利用も含む)事が躊躇いなくできる。
という点があるのではないかと考えています。
勿論、機体間の連絡に使う信号のセキュリティー問題など、解決すべきものは多々ありますが、戦闘機が向かうべき方向としては、間違っていないのではないかと考えています。 -
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ななしのよっしん
2016/01/15(金) 14:40:52 ID: 0Hijhcao7x
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賢い駒ではなく賢い指し手欲しいってこと?
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ななしのよっしん
2016/01/15(金) 19:35:09 ID: NJikd38Re6
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根本的に、今日の戦闘機とは全く異なる機材とシステムを提案しているんじゃないかと思わなくもなかったり。
指揮管制機から無人機を遠隔操作するのであれば、その無人機自体がある種の(再利用可能な)巡航ミサイルみたいなもんでしょう。
で、指揮管制機はミサイルを直接は載せないミサイルキャリアーみたいなもんでは?
いずれにせよ、既存の戦闘機とは全く異なるような新しいシステムに総取り替えして戦闘機としての任務を行わせるとなれば、物凄いコストがかかるということが予想され、その方向に発展していく上での障害になるだろうし、
何よりも、指揮管制機に強力なAIを搭載する場合、先に挙げられたようなAIを巡る課題は回避できないし、通信の問題もクリアしなければならない。
賢い駒(パイロットの無人化)か、賢い指し手(部隊の無人化)か、という違いはあれど、結局のところ、賢い指し手は賢い駒を先に実現して、その上ではじめて実現できるものでは? -
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2016/01/15(金) 22:42:15 ID: U5PceU1eJ+
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この表現で正しいのか確信は持てないのですが、イージスシステムを高度化させたものというイメージです。
イージス艦でいえば、個々の武装に機動力を与えて、本体に接触する前に遠隔指示された兵装が対象に攻撃を加える感じでしょうか。空戦で似たものを探すとするならば、AEW+F-14+AIM-54がやろうとしたことが近いでしょうか。
戦闘用航空機のトレンドがUAVに傾きつつある昨今、システムの方向性としては、十分考え得るものではないかと思います。また、コスト面では戦闘機パイロットを育成する費用を考えると、かなり安上がりになるのではないかと思います。
あと、賢い駒と賢い指し手という問題については、賢い指し手のほうがより必要性が高いと考えています。 -
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ななしのよっしん
2016/01/16(土) 19:43:24 ID: 0Hijhcao7x
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263
ななしのよっしん
2016/01/17(日) 23:56:30 ID: i8qdbL2HYr
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264
ななしのよっしん
2016/01/19(火) 19:41:49 ID: NJikd38Re6
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まぁ賢い指し手型だろうと、賢い駒型だろうと、通信と(無人機の)管制が弱点なのは変わらないですけどね。ただ、機体相互にデータを送り合う中で集合知を作り出せれば、管制に関する弱点は和らぐかと。
個人的には、賢い駒だろうと賢い指し手だろうと、戦闘機にまつわる任務への人工知能の適合に関する技術的な難易度や課題をもっと精細に議論すべきだと思いますし、人工知能を前提とした交戦システムの変革に興味があります。
あと、>>261でパイロットの育成費用に触れていますが、実のところパイロットの金銭的コストは強調されすぎるきらいがあり、機体そのものの価格の方がずっと高いですし、人件費に占めるパイロットに起因する費用も決して大半を占めるものでもないかと。
ただ、一概に言って、パイロットの育成期間は、機体の製造期間よりも長い。従って、非常に強度の高い武力衝突で有人戦闘機が互いに消耗させあった後に、(それが優れた交戦システムであれば)無人戦闘システムの大きな機会が生まれるように思います。
その上では、経済全体における(より高度な、特に機械制御の分野における)人工知能の利用拡大や深化も極めて重要な要因になるかな、と -
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ななしのよっしん
2016/01/19(火) 19:48:55 ID: 0Hijhcao7x
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ななしのよっしん
2016/01/19(火) 20:14:42 ID: NJikd38Re6
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>>265
「精度」という観点でヒトを見たことはありませんでした。
そう考えると、素晴らしい人工知能を生み出せれば、「精度」ならぬパフォーマンスの問題も(高いレベルで)平準化されて、その点でも無人戦闘システムは素晴らしいと言えますな。
ただ、いつ、どのような形で実現されるのかが問題なわけで。戦間期、(航空機の重要性は誰もが認めるところだったが)独立空軍を巡り、(特にイギリスで)戦略爆撃理論が先行しすぎてお粗末な状況に陥ったようになるのでは困ります。
確か、空軍の費用対効果で見れば、戦略爆撃や近接航空支援よりも、阻止攻撃の方が高く、更に言えばそれらの前提になる航空優勢とそれを実現するための航空撃滅戦の決定的な重要性は(そして戦闘機の重要性は)確かなものかと。
また、平準化の観点から言っても、単一の指し手が一つのハコモノに入っている必要は、技術的要請以外には、特にないのではないかと思います。
いずれにせよ、無人戦闘機が導入されなければ有人戦闘機は淘汰されない、というものでもないというのがミソですね(まぁその場合、この記事は将来悲しいことになっちゃいますけど) -
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267
ななしのよっしん
2016/01/19(火) 22:45:50 ID: i8qdbL2HYr
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268
ななしのよっしん
2016/01/19(火) 22:55:26 ID: 0Hijhcao7x
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ななしのよっしん
2016/01/20(水) 08:25:26 ID: i8qdbL2HYr
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ななしのよっしん
2016/01/20(水) 11:06:29 ID: /mwNzSg+6j
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