ニコニコ大百科

太陽編も忘れないでくれよ
ストーリーだけで考えたら鳳凰編より好きだ

18禁アニメの元祖でもあるんだぜ

作中でのメタ発言やパロ系ネタの先駆者でもあるんだぜ

ちなみにアトムの決して重ならない髪型描写はドラゴンボール他で
受け継がれている

>>204
>>206に補足
プライムローズはストーリー的にはSF&古代ロマン&チャンバラ活劇な感じで燃え系に入りそうだけど、ヒロインの格好とかがね・・・
しかもこの人の書くヒロイン、何か娘さんにいつも似てて、このプライムローズでもやっぱ似てて、娘さんすごーく嫌だったって語ってたよw

汚いもの、むごいもの、おぞましいもの、あさましいもの、あとエロいもの、そう言ったものにも果敢に挑戦するって意味では芸術だけど、単に「現実から邪魔なものを除いて綺麗に描いてる」って意味での芸術とは全く違うと思うんだが。

記事中の「冒険漫画の先駆け（ 宝島）」って「新宝島」のことかね？
だったら「新宝島」に直したほうがいいんじゃないか

絵下手か？この人、昆虫の絵とか凄まじく上手いんだが

初めて手塚治虫の本を読んだのがコンビニで立ち読みした
ヒトデの謎？だっけか
それがメッチャ印象に残ってる

>>216
これを簡略化(デフォルメ)という

手塚治虫の凄さってビートルズと同じような事でしょ
だから漫画の神とか言われるんでしょ、しかも当時大卒で漫画家やってたのがインパクトになったらしいね
漫画を確立させた創始者なんだから、今の感覚で絵が下手とか言うのはお門違いすぎて、批判にならない
そりゃ鳥山明とか大友克洋とかと比べたら下手だろうよ
オレはこの人の漫画読んだことないけど、ストーリー的にはどうなの？今の感覚で読んで稚拙だったりするの？
ていうかスゴイ数の漫画書いてるよね、駄作と名作で分けたらどんな割合なんだろう、とてもじゃないが全部読むのは無理だろうし
オレはそこが気になるね、絵よりも。

火の鳥復活篇読め

>>219
まあ、西部劇で勿論ただ撃ち合いして終わりなシナリオのへったくれもないものもあるけど
世代関係なく知られてる作品ってのは当時で考えれば頭一つ抜けてるのが多い。
リボンの騎士とかはアニメの方が知られてるけど
原作の方の心理描写とかキャラクター設定、世界観が半端ないからね。

手塚は46年から89年まで漫画を発表してんのに、「漫画の第一人者止まりの人」と捉えられてたりするのがおかしいと思う。
「戦後漫画の第一人者で昔の人なんだから、今の進歩した漫画と比べたら大したことない」って理屈はわかるが、「戦後漫画は手塚から進歩してきた」というのは手塚自身にも言える。

絵もストーリーも初期と後期じゃ手塚は全然違うわけで、初期もディズニー系タッチとして完成した上手さの絵だし、後期のアドルフに告ぐは今から見ても整った上手い絵になってる(そりゃ大友や鳥山ほどじゃないが)。

ストーリーについて言えば晩年の「陽だまりの樹」なんて今の水準からしてもレベルの高い長編ストーリーだと思う。

＞駄作と名作で分けたらどんな割合なんだろう

手塚は駄作というより、失敗作が多いと感じる
ダメな点が目立つけど、駄作と切り捨てるには惜しい魅力がある作品が多い。

>>219
絵が下手かどうかは好みの問題もあるし評価分かれるけど、デフォルメはマジ上手かったよ。
内蔵とか、写真みたいに描くなら今の方が上手い人いるけど、簡略化して描くのは結構難しい。
あと、正直不謹慎な言い方になるけど、病気で顔面に異常があるのに萌えるヒロイン描ける人ってそうはいないと思う。病気を描き切っているか、医学的に正しいかって言うと微妙な所もあるけど…

と言う訳で、これから読むならブラックジャックおすすめ。基本1話完結だからどこからでも読めるし、比較的どの話も安定してる。
ただ、医学漫画と思って読むとちょっとね・・・そもそもご本人、人間の内面に突っ込んだドラマを描くイチ手段として医者を出したに過ぎないらしいから。

連投失礼
>>219
既出だけど昆虫の絵とかは凄いぞ。子どもの頃に描いた絵で既に図鑑の細密画レベル。
作中に登場するデフォルメした絵でもやぱり凄い。個人的には蛾がエロくて好きだった。

>>222
この人は駄作とか失敗作って言うより、貪欲にチャレンジし過ぎた気がする。しょっぱなのアイデアは良いんだし、何かこう、上手く補ってくれる様なスタッフと組めれば傑作になったのになーって作品がかなりある。
まあ「当たって砕けた」のを「失敗作」と言う訳だけど。何か惜しいなー本当に。

削除しました

金を得るために漫画描いてたんじゃなくて、漫画が描きたいから漫画描いてたって感じの人だもんな。
同じタイプの漫画家ってちょっと思いつかない。

一種の強迫観念だったかもね。
戦後まもない漫画界でトップランナーになった経験のせいで、
自分はとにかく第一線で漫画書かなきゃならないという。
ただ、だいたい60年代以降の手塚は第一線で活躍してたけど、
一番には居なかった、だから一番目指してファイト燃やしてたとか。
例えば連載時の人気は、BJよりもがきデカの方が上だったらしい。

晩年にはその時々の人気よりも、後世に残ることが大事じゃないかと
考えてたようだけど、BJというロングセラーはその通りの作品になったかも。

ブッダはあまり好きではないのだけど、ブッダが死後
「わたしの教えは、後世まで語り継がれるのでしょうか？」的なことをブラフマンに訊いているシーンとか
そういう考えが出ていると見ていいのかも

>>219
今の感覚で読んでも、かなり感動・興味深い作品たくさんあるよ
個人的には長編なら火の鳥、短編ならアポロの歌や奇子はかなり面白いと思った

画力の方も、聞いた話じゃかなりあったらしいし、
AKIRAの作者に、あなたの絵は私でも描けるといって、実際にAKIRAの絵のタッチでかいてみせたらしいよ

そんな事もあるから、簡単に手塚に画力はないっていうのは軽率だろうよ

アイディアだって、今読んでも奇抜なものばっかだし、
唯一欠点なのは、”説教くさい”作品や重苦しい作品が多い事くらいだと思う

肝臓がんで亡くなったと聞いたが

実は「奇抜」ではなく、
既存の神話、演劇のストーリーラインを上手くアレンジしたり、再構成したりしているのがかなりある。
この辺はセンス云々じゃなく、教養の部分だったとは思うが。

何を書くにしても
愛とは？人間とは？生とは？死とは？人生とは？
みたいな、いつの時代、世界のどこの国にも通じる
本質的なテーマしか書かなかった。
いや書けなかったのかもしれない。
それが世代を超えて、いつまでも残ると
言われる原因でもあると思う。
失敗するとやけに消化不良で
面白くなりそうだけど、なんだこりゃ？
みたいな作品になってしまったりするが

何気に藤子・F・不二雄が漫画を描くきっかけだったりするらしいね。
手塚治虫のSF漫画（題名は忘れた）で今まで１コマで表現していた従来の漫画をコマをわって擬音付きで表現したのが衝撃的だったとか。

何気にって･･･。
あの世代の漫画家のほとんどが手塚チルドレンなのは常識だろ。
とくにトキワ荘の人たちは直弟子みたいなもんだし。
ちなみに衝撃を受けた作品は「新宝島」。

戦後の漫画界で手塚の影響を受けてなくて、かつ大メジャーなのは水木しげるかな。
あと漫画家ではないけど、手塚とはべつの流れで漫画界に一時代を築いた人としては梶原一騎。

手塚の異能振りは彼が書いた漫画の入門書を読めばわかる
技術はともかくストーリー制作の方法とか常人じゃ再現不可能だろ
スティーブン・キングの小説の書き方みたいだ

週刊少年チャンピオン掲載の手塚の超人ぶりを描いた漫画が面白かったな
泥臭くて狂気すら感じる神様がよかった

バケモノじみた知識量だわこの人。
古今東西の古典や神話を全部知ってるんじゃないかと思えるくらい。
更にそれを漫画に落とし込む手法がメチャクチャ上手い。

偉人関係とかの伝記とか色々読んでたしなぁ。
好奇心旺盛だと思う

主人公が死んで終わりなのは少年探偵ロック・ホームじゃなくて
ロック冒険記では？

それにしても凄い人だよ
バンパイヤの続き描いて欲しかったな

手塚先生の漫画大好きだし偉大な漫画家と思ってるけどさ
>手塚治虫の先駆けたこと

これちょっと今決めるのおかしくないか？
明治～戦前、戦中にも勿論漫画ってあったわけだしさ
有名なのでもロボット物だとタンクタンクローとか、冒険物は冒険ダン吉
動物漫画の先駆けは超有名なのらくろとかあるじゃん
手塚先生もすげえ漫画オタクで漫画をかなり読みまくってたというエピソードがあるし
第一のらくろの大ファンだしさ
決定しちゃうというのはちょっとどうかなと思うんだ