ニコニコ大百科

最近、手塚治虫展行って来た。印刷と本物とじゃ印象が全然違うのな。
今さらだけど「こんなに絵ぇ上手かったの！？」ってなったわ。

子供のころ親が借りてきた「ユニコ」は怖くて泣いたな・・・
今見ると敵役の方に感情移入してしまう。切ない

さくらももこ先生がある本で週間漫画を4本も抱えていて(しかもそれを40年続けた)描いた量だけではなく内容の完成度と言ったら人間業じゃないって執筆してた
ほんと凄すぎる。凄い通り越して笑ってしまう

ブッダ・火の鳥・アドルフに告ぐ・どろろは、昔に図書館で読んだ。

ロストワールド(新聞版)は起承転結の無い4コマ漫画の先駆けかもね
ストーリー4コマとかいうタイプのやつ。

マイナーどころでは鳥人大系やシュマリもいい

>>274
鳥人大系はヤバすぎだよね。
あれ子供が読んだら確実にトラウマになるよ。
あれが40年前の漫画だとは信じられない。
なんかもう凄すぎて笑いが出てくる。

どろろは、手塚先生が自分のマンガに興味を示さずに楳図かずおとかに
ハマってた息子（手塚眞）のために描いたんじゃなかったっけ？
そんなことが文庫版の巻末エッセイに書いてあったような気がするけど、いま手元にないから確認できない

なんというか「似た物から類推する人工知能を構築する実験」のサンプルとして、
手塚漫画を全部コンピュータにぶち込んだ場合、
コンピュータに“何か”が降り、漫画を描き始めても不思議じゃない。
え？生命の石が必要？それじゃ残念ながら打ち切りになるな。

「人間ども集まれ！」と「上を下へのジレッタ」が最高に好きなんだけど知名度がなさすぎて泣ける。

隠れすぎた名作だと思う。
まず内容が他の手塚治虫作品と違いすぎてビビる。
手塚治虫の絵柄って苦手なんだよねーって言う人に是非読ませてあげたい。
手塚治虫の本領発揮って感じがする。
あれ1960年代の漫画なんだぜ・・・。あの内容で

映像化されてないのは内容がドギツイからかな？鳥人大系と合わせて今の時代に映像化して欲しい。

小学校の図書室に火の鳥とかブラックジャックとかおいてあったけど、見た目とは裏腹に難しい作品なのに、小学生の頃の自分でも面白いと思った。でも間違いなく物語の核となる部分は理解してなかったんだよな。
今思えばなんで小学生の自分でも面白いと思えたんだろうか。

手塚治虫が漫画の中で書いたもので、現実になったことたくさんあるんだよなぁ
当時ゲーム機なんて存在していなかったのに、携帯ゲーム機で一緒に遊ぶ子供の描写とか未来を見通していたとしか思えないようなことが彼の漫画にはたくさんある

どうでもいいことかもしれないが、彼は左側の思想だったからネットが発達した現代だと色々と批判されたかもしれない
この人はあの時代に生まれてほんと良かったと思う

>>280
でもこの時代に生まれても批判されつつも同じ仕事しそうで怖いｗｗｗ

この人のマンガは確かに凄いけど、「娯楽的な意味」では面白くないと思ってしまう。「火の鳥」もそうだけど未来や科学へのアンチテーゼがすごくて、怖く感じる。ロボットの集団自殺もアトムやドラえもんなどのようなロボットが現実のものになりつつある現代への警告にも思える。

火の鳥が新しい地球と新しい人類に期待をこめるシーンも深い。

>>282
娯楽性って何かって話にもなっちゃうが、
確かにハリウッド的な大衆娯楽とは縁遠いな。
小説で言うならラノベじゃなくてＳＦ文学に近いんだし。

>>282
お前は火の鳥とかぐらいしか読んだことないだろｗ
火の鳥に娯楽性を求めるなよｗギャグ漫画じゃないんだからさ
ドン・ドラキュラはギャグ漫画で面白いぞ。
手塚治虫はデビューは4コマ漫画家だし4コマ漫画がかなり笑える。
あとペックスばんざいはヤバイぞｗチンポコをペットとして育てる話しで今じゃ発禁ものだぞ

真剣なメッセージが込められてるのと娯楽性って別に両立しないもんじゃないと思うんだが…
火の鳥を読んで女体に興奮したっていいじゃないか。

>>284
娯楽性を求めているという意味で書き込んだんじゃないんだ。すまない。
確かに彼のマンガはコンビニで火の鳥を読んだくらいだけど、あなたの書き込みを読むと手塚治虫ってメッセージ性の強い作品だけじゃないんだって思ったよ。
悟空の大冒険という作品もあるしね。

この方には是非、PCとネットを使える時代まで生きていて欲しかった。
勉強熱心だったそうだし、頭の良い人だから、すぐに使いこなすようになったろう。
漫画描くのにPCを使うか判らないが、色々と面白いことをしてくれそうだ。

確実に老害扱いで碌でもない事になってたと思うぞ。

だね。
過去のエピソード見ても、普通に第一線で活躍してた漫画家さん達の事叩いて回ってそうだし。

>>289
お禿と一緒で、才能のある人には嫉妬しちゃうのよ

老害扱いされてても、描いてる漫画が面白ければ
まあ、いいんじゃないかと思うけど(生前もそんな感じか？)

ビデオの録画もできなかったらしいから
現代まで生きててもPCで作画は無理な気がするが
しかし本人も80まで漫画家やりたかったなら
もっと身体を大事にしてほしかった

>>291
老害ではないだろ。
口だけ出したり影響力駆使して好き勝手やるでもなく、生涯現役で作品でもって後進と勝負する場に身を置いてきたのだから。

細かい部分なんだが

＞子供達に読ませたくない名作

の書き方がちょっと引っかかるんだが。
「「奇子」は4歳から27歳まで近親相姦を行いながら女の子を部屋に閉じ込める生涯を描いたもので～」ってこれだと４歳からそういう事を、みたいな風にも受け取れちゃうし、
きりひと讃歌に至っては人間てんぷらなんて主題となんら関係ないギミックの一つだろう。インモラルや残酷表現なら火の鳥なんかだって相当あると思うんだが部分だけ取り出して「子供に見せられない」ってのはどうかなと。子供向け大人向けで読者分けなかったのがえらい、て後ろにあるのにさ。

>>293
あれ？奇子って何歳から近親相姦受けてたっけ？

>>294
初潮は始まってたはず

手塚治虫が嫌いな人もぜひ、グリンゴやネオ・ファウストやルードウィヒ・Bを読んで欲しい。

・・・あれ胃癌の最中病院のベットで死に行く途中で描いたんだぜ・・・
モルヒネを打ちながら限界まで描きつづけたんだぜ・・・
自分が医師免許を持っているから担当の医者の言うことはあまり聞かず無理をしまくった・・・

人間って死に行く最中でも面白い漫画描けるんだなあって衝撃を受けたよ・・・。
結果、未完で終わっちゃうんだけど最後のページがほぼ下書きでなんか読むと泣けてくる。

しかも本人は『私の最高傑作は今描いてるやつですよ』って言ってたからよっぽど自信があったんだろうな・・・。

子供の頃はW３を子供向けだと思って全く読まなかったんだけど
大人になってから読んで衝撃を受けた。
最終回までの展開が凄すぎてビックリしたよ。
１９６０年代の漫画じゃないよアレ！
凄すぎるよ！
当時の子供はラストの展開で驚いて一気に初めから読み返したらしいけど、子供の頃に読みたかった。

グリンゴがどういう結末を迎えるはずだったのか気になって仕方ない
クライマックス直前で終わってて
東京村の村長の息子とか特効薬持って失踪した鬼外とか伏線残しすぎる
草相撲5人抜きの力士表(大烈の下)に「締切」がいるのは笑ったｗ

＞「手塚治虫はこういう漫画を描く」という定義付けができないため

でも、あえて言えば「変身」を描いていると思う
あと変身に繋がるけど「異形の人類」みたいなのも多く出るね
異形の者たちをめぐるドラマとか、生涯のテーマだったんじゃないかな
ジレッタは手塚作品と気づかないくらい作風を変えている、というけど
あの空腹だと美人になるという変身を見るとやはり手塚治虫の作品らしいと思う
そういう点で言えば、「アドルフに告ぐ」のほうが手塚っぽくない印象
漫画っぽい遊びを減らしたリアルな作品にしたかったんだろうけど

>>299
俺が手塚作品に惹かれるのはそれかな(主にケモノ的なもので)